栗駒山・ミヤマキンバイ開花調査

2017年05月18日(木) [日帰り]

• GPS: 01:24
• 距離: 7.0km
• 登り: 508m
• 下り: 493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:21
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:25

4:53 いわかがみ平
5:28 5:28 中央・東栗駒コース合流地点
5:33 5:37 栗駒山
5:39 5:39 中央・東栗駒コース合流地点
5:43 5:43 東栗駒分岐
5:54 5:54 東栗駒山
6:18 東栗駒コース登山口

残雪を利用しましたが、なるべく夏道に忠実に歩いています

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険はありませんが、今後の融雪により踏み抜きに注意が必要です。
栗駒山頂直下の残雪は、融雪とともに危機感が高まりますので、なるべくなら軽アイゼンを持ちましょう。

写真

朝のイワカガミ平駐車場
駐車場の面積の半分くらいは雪の下です。

ショウジョウバカマ
歩き始めてすぐに出会えます。

鬼首方面
外輪山がきれいに見えています。

1km地点のちょっと手前より
朝焼けの時間帯は、ピンク色できれいなんです。

中央展望台(石畳終了地点)より
この場所は「平場(ひらば)」「ダルミ」と呼ばれることがありますが、正式な名称はありません。

栗駒山頂直下
早朝は雪が固めですが、天気がよければ緩んできます。
とはいえ、念のため軽アイゼンを持つとよいでしょう。
だんだん雪がとけて、夏道が中途半端に出てくる頃が一番危険です。
過去に、夏山開き当日に滑落事故もありましたのでご注意を。

虚空蔵山
今、きれいに形作られている駒姿(雪形)のお尻の部分です。

新湯沢源頭部を望む
栗駒草原とも呼ばれていて、雪景色だけではなく、グリーンシーズン、紅葉時期ともに美しい景観です。

焼石連峰
今日は岩手山、八幡平方面、早池峰もくっきり見えました。

栗駒山頂
風もなく気持ちの良い朝です。

山頂広場
次の日曜日には、この場所にたくさんの人が集まりますね。

天馬尾根
奥に見えるのは鳥海山。

さて、東栗駒コースへ行きますよ。
融雪とともに夏道が中途半端に出てきますので、下りやすれ違いに十分ご注意を。

ちょっと振り返る
この辺りから円錐型に見える栗駒山頂が凜々しくて好きです。

新湯沢源頭部
まだ滑れます。

スキーしたい人向けの画像
山開き滑走はそこそこの距離がとれそうです。

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイ

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ

イワウチワ

感想

cafemonte

昨日の朝は、栗駒山が雲に隠れていました。
今朝は、4時前にはしっかり、くっきり栗駒山が見えています。

昨年は、カレンダーの都合で夏山開きが理論上一番はやい5月15日でした。
今年は、6日遅い5月21日が栗駒山の夏山開きで、イワカガミ平と須川高原で安全祈願祭が行われます。
双方での交流事業があるわけではないので、それぞれ別々に、時間もあわせずに開催されます。
一関市長がイワカガミ平から須川への登山にチャレンジした昨年。
先月誕生した栗原市の新市長はどうするでしょうか…

この時期から楽しみにしているのが、東栗駒山に咲くミヤマキンバイ。
栗駒山中では東栗駒山の尾根にしか咲かない花で、満開になると一面黄色の道に変わります。
それはもう、足の踏み場もないほどに咲きます。
近年の傾向として、5月下旬から見頃を迎えます。
今年は、5月18日時点で1割未満の開花状況なので、最後の土日くらいには十分見頃だと思います。
他の花も目立たない時期、目立たない場所だけに存在感のあるミヤマキンバイだらけのお花畑は一見の価値あり。

ミヤマキンバイが終わりを告げる頃、雪もずいぶんとけている頃。
私の中で、栗駒山を代表する花と位置づけているヒナザクラの季節がやってきます。
雪が消えた場所から咲き始め、雪が遅くまで残る場所は盛夏を過ぎても咲きます。
どの山で見るヒナザクラより、栗駒山で見るヒナザクラが大好きです。