薬師岳(かろうじて富士山も見えた)


- GPS
- 08:45
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,714m
コースタイム
08:00 太郎小屋前
10:25 山頂
11:04 下山開始
11:35 薬師小屋前
12:27 五光岩ベンチ
14:15 登山口
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の焼岳から折立に移動し、そこで車中泊を決行しました。
それ用に持っていたシュラフは夏の低山でしか通用しないもので、夜半に寒さで目が覚めてしまいました。
フリースや厚手の靴下を着込んでもほとんど効果なく、起床予定の4時すぎまで覚醒と半覚醒を繰り返すような感じでした。
多少、寝不足気味で予定時刻を迎えたのですが、まだまだ登山初心者にとってここはロングコース。
不安を抱えながらも出発することとなりました。
日帰りするしかない状況だったので、とりあえず6時間歩いてメドが立たなければ潔く引き返すという条件での出発。
最初の樹林帯をガシガシと登っていきます。
最初はまだ標高もそれほどでなく、運動による発熱もあって暑いくらい。
順調に高度を稼いでいき、確か40分ほどで三角点までたどり着いたと思います。
ここのベンチで休憩しようとしていたのですが、霜が降りていて座ることもできません。
突っ立っていても仕方ないので、早々に歩き再開です。
そうこうしているうちに樹林帯を抜けて、展望の開けた道に出ました。
気持ちのいい場所なんですが、このあたりから太郎平まではずいぶん歩きづらい思いをしましたね。
それでも気持ちのいい天気で楽しく(でも体はしんどく)登れました。
途中、登山道わきにある池塘が完全に凍りついていました。
駐車場の寒さにも合点がいきますね(´Д`)
そこからしばらく歩くと太郎平。
想像より早く着けたのでここからはゆったりペース。
眺めを楽しみつつ頂上に向かいます。
営業の終了している薬師小屋の前を通って最期のひと登り。
次薬師への登りはかなりこたえるものでした。
でも、そこからはほぼ水平。ほどなく薬師岳頂上に到着。
360°の大展望です。
槍穂の山並み、剱や立山、鷲羽に水晶、黒部五郎やその奥の乗鞍岳。
遠くには白山らしき頂も見えました。
途中、出会った人にうっすらと富士山も見えたよ、と教えられたとおり、何とかその姿も拝むことができました。
ちなみにこのときは登頂から下山にいたるまで山頂を独り占め(^^)
現在(2011年6月)に至るまで、登山者の多い山でこんなことはあと1度しか経験していません。
大変な贅沢を味わいました。
十分に景色を堪能し、少しガスの上がってくる様子がうかがえたので下山開始。
下り方が甘かったので膝に痛みを覚えてしまいましたが、大満足の山行となりました。
この山は景色だけでなくて、途中の歩きも楽しいですね。
絶対にまた登りに来るぞ、と思わせてくれる山でした。
次は花の咲いている季節に訪れたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する