ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1141251
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北ノ俣岳・赤木岳(飛越新道から)

2017年05月16日(火) 〜 2017年05月17日(水)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
20:01
距離
33.3km
登り
2,105m
下り
2,103m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:37
休憩
0:08
合計
7:45
5:48
109
和佐府橋
7:37
7:39
176
10:35
10:35
86
12:01
12:07
86
2日目
山行
10:31
休憩
1:05
合計
11:36
5:36
158
8:14
8:14
10
8:24
8:30
36
9:06
9:08
60
10:08
10:08
26
10:34
10:34
50
11:24
12:19
45
13:04
13:04
54
13:58
13:58
103
15:41
15:43
89
17:12
和佐府橋
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和佐府橋付近に駐車。
コース状況/
危険箇所等
<和佐府橋〜飛越新道登山口>
この区間はアスファルトの林道。往路では落石が多く散乱していた(パンクしそう・・・)けど、下山時に落石等の除去作業をされて落石は取り除かれていた(!)和佐府橋には立ち入り禁止の看板はまだあるけど、登山口手前500m程のデブリ以外は問題なく通行できる。飛越新道登山口では、登山届および下山届を提出(勿論、仮設トイレなし)。

<飛越新道登山口〜北ノ俣避難小屋>
登山道は融雪が進み、基本的にノートレース。電線付近(1590m)を通過した直後の斜面でアイゼンを履いたけど、往路は寺地山から避難小屋の急斜面の以外はツボ足でもなんとかなりそう。復路はアイゼン未使用。特に復路は尾根の曲がる所(ジャンクションピーク)で道迷いしやすい。

<北ノ俣避難小屋>
水場は入口近く。トイレは小屋裏にある。入口前の階段は壊れていてちょっと危険。
内部は10人程度という規模で床に傾斜があるので、寝床は選びたいところ。。

<避難小屋〜北ノ俣岳〜赤木岳>
2400mまでは踏み抜きもあるけど(登山道の上だと胸まで落ちることも)、ほとんどがサクサクと歩きやすい斜面。2400mより上部は稜線まで基本は夏道。雪が残っている箇所も数か所あるので、アイゼンの再装着をするかは雪面を見て判断。稜線は雪道と夏道のミックス。稜線の雪はひざ下までいくところも多いのでツライ(距離は短いのでワカンを持参するかは悩む)。

携帯電話の電波は寺地山付近。2400m前後以降で拾った。しばらく繋がって圏外ってパターンが多かった。
その他周辺情報 <前泊>
道の駅スカイドーム神岡
http://www.skydome.jp/
<下山後温泉>
ひらゆの森
http://www.hirayunomori.co.jp/spa01.html
和佐府橋からスタート。
2017年05月16日 05:49撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 5:49
和佐府橋からスタート。
林道で残っている雪はここだけ。
2017年05月16日 07:13撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 7:13
林道で残っている雪はここだけ。
6kmかけて登山口に到着。。
2017年05月16日 07:33撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 7:33
6kmかけて登山口に到着。。
序盤は雪もなく。
2017年05月16日 07:43撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 7:43
序盤は雪もなく。
電線を過ぎたあたりから雪が出てくる。
2017年05月16日 08:08撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 8:08
電線を過ぎたあたりから雪が出てくる。
GWも終わり、トレースはほぼ消えた。
2017年05月16日 09:26撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 9:26
GWも終わり、トレースはほぼ消えた。
テープや看板も時々あるけど少ない。尾根をひたすら上がっていく。
2017年05月16日 10:07撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 10:07
テープや看板も時々あるけど少ない。尾根をひたすら上がっていく。
開けた場所も多い。
2017年05月16日 10:46撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 10:46
開けた場所も多い。
寺地山を過ぎると北ノ俣岳を正面に。。。雲に隠れなければ見える。
2017年05月16日 12:01撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 12:01
寺地山を過ぎると北ノ俣岳を正面に。。。雲に隠れなければ見える。
寺地山から避難小屋への下りはリッジ状と夏道が混じっていて歩きにくい。
2017年05月16日 12:19撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/16 12:19
寺地山から避難小屋への下りはリッジ状と夏道が混じっていて歩きにくい。
尾根から少し下ったところに北ノ俣避難小屋を見つけた。
2017年05月16日 13:30撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 13:30
尾根から少し下ったところに北ノ俣避難小屋を見つけた。
今日は貸し切り。
2017年05月16日 13:33撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/16 13:33
今日は貸し切り。
小さいけどトイレ付き。水場も入口そばにあって便利。
2017年05月16日 13:35撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/16 13:35
小さいけどトイレ付き。水場も入口そばにあって便利。
夕方には一帯をガスが覆った。
2017年05月16日 16:45撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/16 16:45
夕方には一帯をガスが覆った。
翌日。上部は雲が残っている。
2017年05月17日 05:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 5:39
翌日。上部は雲が残っている。
ここから斜度があがる。
2017年05月17日 06:51撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 6:51
ここから斜度があがる。
2400mより上部は夏道。
2017年05月17日 07:38撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 7:38
2400mより上部は夏道。
神岡新道分岐から薬師岳。GWに登ってみたい。
2017年05月17日 08:03撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
4
5/17 8:03
神岡新道分岐から薬師岳。GWに登ってみたい。
神岡新道分岐からは、いよいよ北アの稜線歩き。
2017年05月17日 08:03撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 8:03
神岡新道分岐からは、いよいよ北アの稜線歩き。
北ノ俣岳に到着。
2017年05月17日 08:24撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/17 8:24
北ノ俣岳に到着。
北ノ俣岳からの薬師岳。
2017年05月17日 08:26撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 8:26
北ノ俣岳からの薬師岳。
北ノ俣岳からの黒部源流域。黒部川源流域が北アルプスでも一番好きなエリア。
2017年05月17日 08:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/17 8:25
北ノ俣岳からの黒部源流域。黒部川源流域が北アルプスでも一番好きなエリア。
北ノ俣岳からの黒部五郎岳。こっちは雲が多いな。
2017年05月17日 08:24撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 8:24
北ノ俣岳からの黒部五郎岳。こっちは雲が多いな。
稜線は夏道と雪道が混じってる。
2017年05月17日 08:55撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 8:55
稜線は夏道と雪道が混じってる。
景色はいいけど。雪道はツボ足が地味にきつい。景色はいいけど。
2017年05月17日 08:55撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 8:55
景色はいいけど。雪道はツボ足が地味にきつい。景色はいいけど。
赤木岳に到着。あと3時間で小屋に戻ることを考えて、今回はここまで。
2017年05月17日 09:08撮影 by  iPhone SE, Apple
1
5/17 9:08
赤木岳に到着。あと3時間で小屋に戻ることを考えて、今回はここまで。
黒部五郎岳。
2017年05月17日 09:18撮影 by  iPhone SE, Apple
1
5/17 9:18
黒部五郎岳。
手前は赤木平。歩いてみたいなぁ。
2017年05月17日 09:58撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/17 9:58
手前は赤木平。歩いてみたいなぁ。
もう黒部五郎岳が見えなくなってきた。
2017年05月17日 10:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 10:25
もう黒部五郎岳が見えなくなってきた。
稜線を降りる。
2017年05月17日 10:37撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 10:37
稜線を降りる。
アイゼンをサクサク効かせて降りる。
2017年05月17日 11:13撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 11:13
アイゼンをサクサク効かせて降りる。
稜線はガスに。雨が降る前に高度を下げよう。
2017年05月17日 12:21撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 12:21
稜線はガスに。雨が降る前に高度を下げよう。
避難小屋から先はアイゼンを履かず。
2017年05月17日 13:42撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 13:42
避難小屋から先はアイゼンを履かず。
登山口に到着。雨が降り出す前に降りることが出来た。
2017年05月17日 15:42撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 15:42
登山口に到着。雨が降り出す前に降りることが出来た。
和佐府橋に到着。車移動を始めて降り出した。
2017年05月17日 17:11撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/17 17:11
和佐府橋に到着。車移動を始めて降り出した。

装備

個人装備
GPS・地図(1) ファーストエイド・リペア類(1) 着替え・予備グローブ(1) ダウン・目出し帽(1) 保存食・行動食・水(1) サングラス(1) ヘッデン(1) グローブ(1) テントマット(1) シュラフ(1) 火器・食器(1) ガス(1) ビニール袋(2) ストック・ピッケル(1) アイゼン(1) シェルター(1)
備考 ・ソーヤーミニ(浄水器)付属のパウチ(0.5L)が水漏れしていてザック内がびしょ濡れに。。傷みやすいのかな。当面は、いろはすペットをメインボトルにしよう。
・自立式のテントを持って行ってたら稜線泊も良かったかも。
・プリンミクスは牛乳で溶かなくても十分旨い。また作ろう。
・雨具はパンツはハードシェルのゴアだったけど、上半身はBDのInduction Shellと傘(EuroSCHIRM)という組み合わせ。強風予報ではなかったし予報降水量も10mm以下だったので、対応できたと思うけど、連泊をあきらめた理由のひとつとなった。。。

感想

残雪期の北アルプス。今期は立山から北部。焼岳から南部を楽しんだので、今回は最深部狙いで飛越新道からのピストンで行ってきた。当初計画では2泊3日で黒部五郎岳を考えていたけど、2日目午後以降が雪・雨予報となったので手前の赤木岳までの1泊2日で行ってきた。

このコースは林道を含めガッツリ歩くコース。雪は朝は絞まっていて、日中はグズグズ。初日は森林限界にある避難小屋まで。翌日がこの山行のハイライト。神岡新道分岐まで登り、稜線歩きを赤木岳まで楽しむ。南部は曇りがちなのは残念だったけど、風は弱く視界もクリア。ひさしぶりの黒部源流域は、眺めているだけでワクワクしてしまう。午後からは雪・雨予報なので、朝9時には折り返したけど満足の展望だった。復路は、南から徐々に雲が沸いて笠・黒五と隠れていくのを見ながら、逃げるように下山。当初の目的地とした黒部五郎岳は無雪期に登ったことがあるけど、その時も山頂からの展望はなし。今回も無理して行っても間に合ったか微妙なくずれ方だった。

アプローチの不便さを考えると新穂高や折立を起点にしたくなる気持ちはわかった。でも、積雪期の黒部源流域を眺められるのはいい。何か所か幕営適地も見つけることができたので、またチャレンジしたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1446人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら