ユニークな山名に惹かれて「博士山」（東北100名山）

2017年05月19日(金) [日帰り]

• GPS: 03:10
• 距離: 6.7km
• 登り: 869m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:06

距離 6.7km 登り 869m 下り 869m

11:43 道海泣き尾根登山口
11:46 水場
12:35 近洞寺コース分岐
12:55 12:56 社峰
13:08 13:19 博士山
13:30 13:31 社峰
13:46 13:47 近洞寺コース分岐
13:56 近洞寺山
14:37 近洞寺尾根登山口
14:49 道海泣き尾根登山口

標準CTの75％程度のペース

天候

晴れ〜♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道海泣き尾根登山口近くの登山用駐車場を利用。
大きな駐車場が整備され、50台は駐車可能なスペースがある。
なお、近洞寺尾根登山口周辺には、登山用の駐車場はない。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：3.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の人数：1人程度】


◆博士山の山開きは、毎年、5月の第3日曜日。今年は、5月21日（日）ということなので、本日は、登山口までの案内標識が設置されていたり、駐車場や登山道の整備がされて歩きやすかった。

◆登山道の残雪は、社峰から山頂までの稜線にだけ残っており、数か所で残雪の上を歩く。急勾配でないため、危険性は無く、簡易アイゼンも不要で良いだろう。

◆道海泣き尾根コースは、比較的急登であるため、一般的に道海泣き尾根を登り、下山は、近洞寺尾根を利用して周回する場合が多い。

◆道海泣き尾根コースは、急登であるため、ロープ設置区間が数か所ある。すべて補助的なものなので、ロープを使用しないで普通に登れるが、下りで利用する場合は、注意しながら下山した方が良い。

◆近洞寺尾根コースは、危険性のある箇所はなく、単調な登山道が続く。全区間で樹林帯の中を歩くので、眺望はない。

◆山頂の周囲は、樹木が若干あるので、それほど眺望は良くない。むしろ、社峰周辺の登山道の北側は開けた場所が多いので、山頂より眺望を楽しむことができる。

写真

5/19 11:44

では、道海泣き尾根登山口から出発。

5/19 11:49

淡い新緑に癒されるね〜

5/19 11:52

登山道の整備も良く道形は明瞭だが、要所にはこんな標識もあった。

5/19 11:58

この辺りから急登になる。
急登部はロープが設置されているが、補助的なものなので、上りは特に使用しなくても普通に登れる。

5/19 12:00

了解です（笑）

5/19 12:05

特に危険性は無い2連の梯子。

5/19 12:11

タムシバの白が青空に映えていい感じ。

5/19 12:18

標高が高くなるとショウジョウバカマも咲いていた。

5/19 12:22

このルートでロープ設置個所は、10箇所ほど。
下りは、使った方がいいかも。

5/19 12:23

しなくなげ洞門。
中には入れないようだ。

5/19 12:25

イワナシ。

5/19 12:31

山頂の稜線が見えてきた。

5/19 12:37

分岐点に到着。

5/19 12:38

分岐点から尾根に沿って山頂を目指す。

5/19 12:39

お〜、北西側には、飯豊が一望。

5/19 12:40

では、稜線に沿って登っていこう。

5/19 12:43

稜線の北側は、やや断崖になっているが、登山道は広く危険性はない。

5/19 12:50

まずは、社峰に登る。

5/19 12:53

再び飯豊を眺める。
ここからの眺望が一番良かった。

5/19 12:58

社峰を通過すると、ようやく山頂の頂を確認することができた。

5/19 12:59

これまで登山道に残雪は無かったが、ここで20m区間ほど雪の上を歩く。

5/19 13:05

山頂直下は、登山道でも普通に登れるが、尾根の左側の雪に乗ることもできる。

5/19 13:09

山頂直下。
登山道にも残雪があるが、特に支障はなかった。

5/19 13:10

博士山の山頂に到着。

5/19 13:11

山頂の標柱も何となく趣があるような気がする。

5/19 13:11

お〜、一等三角点なんだね〜

5/19 13:13

山頂から北側の磐梯山と吾妻連峰を眺める。
南斜面は雪が少ないね〜

5/19 13:13

山頂から北西側の飯豊連峰を眺める。
山頂は、やや樹木があるため、それほど眺望は良くなかった。

5/19 13:14

山頂は、こんな感じ。
スペースは10人程度で一杯になりそう。

5/19 13:14

山頂から南東側の那須連峰を眺める。

5/19 13:24

では、下山しよう。
山頂直下は、普通に登山道で下れるが、北側の残雪を歩いた。

5/19 13:32

急に轟音が響き、自衛隊機2機が上空を通り過ぎていく。
恐らくF-4EJ(改) のようだ。

5/19 13:35

何度も飯豊を撮ってしまう。
今年は久しぶりに登ろうかな〜

5/19 13:46

登山道から磐梯山会津若松市街を眺める。
山頂よりも登山道からの眺望が良い。

5/19 13:49

分岐に戻ってきた。
下山は、近洞寺尾根コースを使って周回する。

5/19 13:50

下山ルートでも緩やかなアップダウンはありそう。

5/19 13:58

近洞寺跡を通過。
ここから駐車場まで1時間30分と書かれていた。

5/19 14:11

単調な尾根を下っていく。

5/19 14:25

手書きの矢印も良いね〜

5/19 14:32

ミヤマカタバミ。

5/19 14:35

最後は小沢に沿って進む。

5/19 14:36

ミミナグサ。

5/19 14:37

スミレさん。

5/19 14:40

近洞寺尾根登山口に到着。

5/19 14:45

立派な車道（林道）を15分ほど歩いて、道海泣き尾根登山口に戻る。
歩いてきた稜線が、正面に見えた。

5/19 14:51

道海泣き尾根登山口に到着。
車は、登山道の近くに止めたが、そのすぐ下に非常に大きい駐車場が整備されていた。
お疲れさまでした！

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

Joker

本日は、以前から名前が気になっていた東北100名山の「博士山」に登ることにしました。
「博士」の語源は、大和朝廷が東北の民を治めるときの太刀を携帯させる侍（太刀佩かせ侍）の「佩かせ」が「博士」となったという説があるらしいですが、なんとも風変りの山名で、興味が注がれますね〜

ちょうど、次の日曜が博士山の山開きということで、本日は、駐車場や登山道の整備も良く、淡い新緑の山と澄んだ五月晴れを満喫しながら歩くことができました。
登山道は、ロープが設置された急登があるものの、それほど危険性がないので、誰でも登ることのできるルートです。
登山道から北側の眺望が良いので、飯豊連峰や磐梯山等が見渡せ、更に、気持ちの良い涼しい風を感じながらの春の山歩き、良かったです。

また、思った以上に虫が少なく、特に虫対策をしなくても快適に過ごすことができました。
なんで、虫が少ないんでしょうね〜？？