鈴鹿山系線つなぎ山行（鞍掛峠から鈴北岳・御池岳・頭蛇ヶ平周遊）

2017年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 08:09
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,364m
• 下り: 1,382m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:06

距離 16.0km 登り 1,377m 下り 1,383m

4:07 鞍掛トンネル東登山口
4:30 4:31 鞍掛峠
5:40 5:41 鈴北岳
5:50 日本庭園
6:25 御池岳
6:35 天狗の鼻
6:39 7:16 ボタンブチ
7:19 7:21 天狗の鼻
7:28 7:31 御池岳
7:46 御池岳・鈴北岳分岐
8:07 天ケ平（カタクリ峠）
8:34 冷川岳
8:43 白瀬峠
9:02 9:03 頭陀ヶ平
9:20 9:21 白瀬峠
10:59 11:00 天ケ平（カタクリ峠）
11:19 11:21 長命水
11:32 11:33 コグルミ谷・タテ谷分岐
11:46 11:48 コグルミ谷登山口
12:13 鞍掛トンネル東登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●駐車場：前夜23時過ぎに簡易パーキング藤原場駐車場到着。駐車車両2台。
●朝3時半頃に鞍掛峠東登山口駐車場に移動。駐車車両2台。12：00頃帰ってきたときには帰った車もあり7台。車両ロータリースペースはほぼ満車。路上駐車多数。

コース状況／危険箇所等

●登山ポスト：鞍掛峠東登山口の登山口に有。
●登山口にトイレなし
●鞍掛峠東登山口〜鈴北岳
　歩きやすいのですが、はじめから急登が続きます。アプリ版山と高原地図では、駐車場から峠まで10分とありますが、20分は必要です。峠に出ると展望のある稜線歩きが続きとても心地よいコースです。

●鈴北岳〜御池岳〜ボタンブチ
　苗場山と同じくここもテーブル台地になっていて、テーブルの上にのってしまえば快適な高原歩きになります。彦根の街並み、琵琶湖、御在所へのびる鈴鹿山系の稜線とロケーションも抜群です。

●御池岳〜白船峠〜頭蛇ヶ平
　2年前に藤原岳-頭蛇ヶ平を周遊したので、今回の目的はこのラインとつなげること。山と高原地図ではこのコース春に花多いと記載あるので期待していたのですが、少し時期が遅かったのか少ない印象でした。白瀬峠から頭蛇ヶ平までコースタイム15分とありますが、もう少しかかると見たほうがいいです。

●頭蛇ヶ平〜真の谷〜コグルミ谷〜鞍掛峠東登山口
　破線コースの真の谷コース。マーキングも不明瞭で、御池岳近くは急斜面の不安定な足場が多いです。何より沢を1時間歩くコースなのでヒルが怖いところです。
コースタイム1時間ですがここも1時間以上かかると見たほうがいいです。
　リスとヒルで有名なコグルミ谷。どちらにも遭遇することはありませんでした。

その他周辺情報

●下山後の温泉＆甘味：阿下喜温泉あじさいの湯￥650
http://ajisainosato.com/
（レストランも併設しているので食事もできます）

写真

5/20 4:04

午前4時。気温は16℃。鞍掛トンネル手前の登山口からスタート

5/20 4:05

熊がラジオと熊鈴持ってます。お嬢さんの落とし物？

5/20 4:05

まずは短い鉄橋を渡ります

5/20 4:05

登山ポストで登山届を出します

5/20 4:15

電線がなければ発砲しますので要注意！？

5/20 4:23

薄明がはじまりました。鞍掛峠までは急登。

5/20 4:24

暗い夜道に月を見るとほっとします

5/20 4:30

暗闇のマムシグサ

5/20 4:32

夜中のミツバツツジ

5/20 4:42

東の空が赤くなってきました

5/20 4:49

ご来光。暗い時間から歩いてきたからこそ感じるこの安堵感。

5/20 4:50

新しい朝がきた希望の朝だ

5/20 4:51

オレンジ色の神々しい光景

5/20 4:54

あたたかい朝日がどんどん景色全体に広がります

5/20 4:58

登山道も柔らかい色に

5/20 5:03

朝日のあたる登山道

5/20 4:53

鮮やかな緑とのオレンジのグラデーション。カエデが多いので秋の赤みに期待。

5/20 5:01

中里ダム

5/20 5:07

細いわらび

5/20 5:08

空母のようなテーブルランド（南北3km東西数百m）上部に出ました。ただただ広いです。

5/20 5:12

青空とミツバツツジ

5/20 5:12

テーブルランドから見る朝日

5/20 5:14

バイケイソウが増えてきました

5/20 5:15

マムシグサ、よく見るとミズバショウに少し似てます

5/20 5:16

今日の最終目的地頭蛇ヶ平への稜線

5/20 5:19

ホオジロ

5/20 5:20

ホオジロ

5/20 5:21

タチツボスミレ

5/20 5:21

マムシグサの葉っぱタケコプター

5/20 5:22

ニョイスミレ

5/20 5:22

ヤマハタザオ

5/20 5:23

鈴北岳への気持ちのいい稜線歩き

5/20 5:27

オオカメノキ

5/20 5:32

琵琶湖が見えます。黄砂でかすんでますが・・・。

5/20 5:34

振り返ると歩いてきた稜線

5/20 5:40

鈴北岳到着！

5/20 5:43

日本庭園

5/20 5:45

日本庭園

5/20 5:47

輝くコケの森

5/20 5:54

池塘

5/20 5:59

イブキハタザオ

5/20 6:03

ネコノメソウ

5/20 6:09

コバノミミナグサ

5/20 6:11

バイケイソウでいっぱい。当たり年にはすごい光景になりそう。

5/20 6:11

鹿に何度も遭遇。こちらの様子をうかがっています。

5/20 6:22

御池岳に到着！

5/20 6:23

タチツボスミレ

5/20 6:23

ネコノメソウ

5/20 6:24

滋賀、三重の低山は道迷い遭難多発地帯

5/20 6:30

タチツボスミレ

5/20 6:32

群生するとオヤマノエンドウっぽく見えます

5/20 6:35

ボタンブチへの稜線

5/20 6:35

見えた！

5/20 6:41

ボタンブチに到着！

5/20 7:03

御在所岳の頂上ドームも見えます

5/20 7:04

御在所岳、国見岳、釈迦ヶ岳

お湯を沸かしてのんびりくつろぎます

5/20 7:12

目の前には鈴鹿山系の大パノラマ

5/20 7:05

凍らせてきたグループフルーツゼリー。シャリシャリ感がいいです。

5/20 7:14

ヒガラ（何かくわえています）

5/20 7:15

ヒガラ（どんどん近づいてきます）

5/20 7:30

御池岳に戻ってきました

5/20 7:31

ニリンソウ

5/20 7:34

ヤマエンゴサク

5/20 7:37

ニリンソウ

5/20 7:38

ニリンソウ

5/20 7:56

キランソウ

5/20 8:21

イワカガミ多いです

5/20 8:57

頭蛇ヶ平の目印の2つの鉄塔が見えてきました

5/20 8:58

鉄塔真下からのアングル

5/20 8:58

中里ダムが近くに見えます

5/20 9:03

頭蛇ヶ平に到着！これで藤原岳までつながりました。

5/20 9:09

木和田尾下山コースの入口。頂上での下山案内表示がなく見つけづらいです。鈴鹿山系はこのケースが多いです。

5/20 9:19

破線コースの真の谷で戻ります

5/20 9:41

沢沿いを登ります

5/20 9:38

コガネムシ

5/20 9:51

沢の水と苔が綺麗です

5/20 9:53

タチツボスミレ

5/20 9:59

コバノミミナグサ

5/20 10:00

タニギキョウ

5/20 10:00

コバノミミナグサ

5/20 10:01

タニギキョウ

5/20 10:01

ムラサキケマン

5/20 10:02

ヤマルリソウ

5/20 10:02

コバノミミナグサ

5/20 10:02

ヤマルリソウ

5/20 10:02

ヤマルリソウ

5/20 10:18

ニリンソウ

5/20 10:18

ニリンソウ

5/20 10:45

御池岳方面からの真の谷への分岐。谷が狭く荒れて虫も多いので分かりにくいです

5/20 11:02

カタクリの葉

5/20 11:03

輝く緑

5/20 11:14

湧き水の長命水。家でのコーヒー用に1リットルお持ち帰り。

5/20 11:18

ミヤマハコベ

5/20 11:21

ヤマブキソウ

5/20 11:22

ミヤマハコベ

5/20 11:23

ムラサキケマン

5/20 11:36

輝く緑

5/20 11:45

登山口の車道、ガードレールが見えました

5/20 11:48

ゴクルミ谷登山口に到着

5/20 11:46

熊遭遇事故発生したようです

5/20 11:47

クルマムグラ

5/20 11:47

キランソウ

5/20 11:48

20分の車道歩きで戻ります。気温26℃。5月なのに全国で30℃超えの真夏日ニュース

5/20 11:52

満開のフジ

5/20 12:05

コンロンソウ

5/20 12:09

ヘビイチゴ

5/20 12:25

オオジシバリ

5/20 14:03

カツとじ定食\1,040@阿下喜温泉（疲労回復にとんかつは良いですよ〜、アツアツで美味しかったです！）

5/20 14:19

抹茶ミルク金時\480@阿下喜温泉（やっぱり下山後は大好きな甘味）

撮影機器：

HDR-CX170 SONY

PENTAX K-30 PENTAX

PENTAX Optio W90 PENTAX

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

感想

Jinbei

♪鈴鹿山系線つなぎ山行（鞍掛峠から鈴北岳・御池岳・頭蛇ヶ平周遊）♪

　先週に引き続き鈴鹿山系線つなぎの山歩き。今回は北部の鞍掛峠からスタート。線をつなげるために頭蛇ヶ平まで歩くことにする。今週は天気も良さそうだ。

　このエリア、山ビルが多いところなので、出発前に「蛭さがりのジョニー」を靴に吹きかけてから歩き始める。
　だいぶ日の出が早くなってきたので、歩き出すとすぐに薄明るくなりライトはいらなくなる。

　鈴北岳を経てボタンブチまでは会う人もほとんどなく静かな山歩き。ボタンブチでは景色を眺めながらお湯を沸かして朝食タイム。こんなまったりとした山歩きも楽しいんだよね〜。小鳥もすぐ近くまでやってきて元気に鳴いてくれる。

　ボタンブチからは一旦御池岳に戻り白船峠を経て頭蛇ヶ平へ。しばらく眺めを楽しんだ後今度は白船峠から「山と高原地図」では破線になっているルートを歩きカタクリ峠を目指す。

　この破線ルート、しばらくはペンキマークやテープなどがあるが、その後は踏み跡程度の箇所を方向を確認しながら歩くことになる。カエルの鳴き声が響く山中を歩くこと約一時間、御池岳からの分岐点に合流した。なんだ、8合目標識のところに出るんだ〜。確かに「真の谷」とはあるのだが・・・、ちょっと分かりにくいかな？

　ここからはコグルミ谷で下山。途中長命水で帰宅後のコーヒー用に水を汲み、リスに会えることを期待しながら下るが、残念ながら今日はリスには会えなかった・・・。コグルミ谷出合からは鞍掛峠の駐車場までアスファルト道路歩き。暑かった！
　
　車に戻ってヒルがついていないかを確認し一安心。ジョニーは効果があったのかな？それともしばらく晴天が続いていたのでヒルもお休みだったのかも？

　これで鞍掛峠から藤原岳まで線がつながった。まだまだ線つなぎの山歩きは続く。