高尾山北尾根，非一般道（高尾山域3時間トレーニング＃11）

2017年05月23日(火) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 10.5km
• 登り: 877m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:52

9:51 高尾山口駅
10:27 0:00 霞台
10:50 0:00 ４号路といろはの森ルート出合
11:10 0:00 日影沢林道からの北尾根取り付き
11:47 12:08 高尾山
12:46 0:00 霞台
13:02 0:00 金比羅台
13:43 高尾山口駅

・高尾山北尾根の直登ルートは超入門バリ。踏み跡は面白みがないくらい明瞭。しかも短いのであっという間に終わる。
・ただし，初心者がトライする場合は登りルートに限定し，経験者がセコンドを歩くと良い。
・このルートで迷うようであればバリはやめた方が良い。
・山での鉄則：迷ったらわかるところまで戻る。

・金毘羅台から尾根伝いに高尾山口へ下るルートは踏み跡があり，歩けば歩けるが面白くない。この季節，すでにブッシュが濃くなり，労力を強いられる。二度歩くルートではない。超マニアに向け。

・今日は北尾根が狙いだったので一般道の写真はほとんどない。おまけにメインの北尾根では期待が外れたので，全体を通じて写真を撮らなかった。

・14000歩／10.5km（75cm／歩）
累積標高差1195m（Kashimir3D），荷5 kg

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

高尾山口9:47下車
高尾山口13:49乗車

なお，高尾山北尾根下の取り付きまでは，高尾山口からでなく，高尾駅北口から小仏行き京王バスに乗車し，日影で下車し，日影沢林道を登り，キャンプ場のところで左折するアプローチが近い。バスは午前中，毎時12分始発。ただし，北尾根ルートは一般道ではないので自己責任。

コース状況／危険箇所等

・高尾山口駅から東京高尾病院前を抜ける霞台までの通称「上級者コース」とさらに2号路（北）は特記無し。
・2号路（北）から4号路への入り口には，倒木につき立ち入り禁止とあったが，歩いてみると倒木はどっしりと座り，下を多数の人がくぐり抜けた跡がついており，何も問題ない。ただ，この山にくる人の中には想像を絶することをする人もいるので，管理者としては警告を発したという事実を残さざるを得なかったと思われる。
・4号路，および4号路からいろはの森コース経由で日影沢林道までは特記無し。
・日影沢林道から入る高尾山北尾根はガイドブックにない非一般道なので自己責任路だが，非常によく踏まれているので登りルート（約35分）として使う分には，少し山慣れていれば迷いようがない。下降に使う場合はヤマレコにも道迷いの記録が散見されるので，基本的ルートファインディングの目が必要。
・高尾山頂から3号路，南2号路，霞台，1号路を経由して金毘羅台までは特記無し。
・金毘羅台から高尾山口駅方向の尾根を忠実にたどるルートは藪が激しい非一般道。歩けば歩けるが，ただそれだけのこと。最後はトレースを外れ，墓地に出た。もう一度逆にたどればもう少しスムーズだが，いくつもの倒木が道をふさぎ，この季節は藪が濃く，労多くして展望もなく，規模が小さいので達成感もない。おすすめしたくないルート。もう通ることはないだろう。

写真

5/23 10:41

4号路途中で気になった踏み跡。蛇滝のある沢に下降すると思われるが，その先がどうなっているかは不明。

5/23 11:10

北尾根に入ったところの踏まれ具合。明瞭。尾根の取り付きの写真は撮らなかったので他のヤマレコを参照。

5/23 11:10

どこも大体こんな感じ。毎日何人も歩いている様子。クモの巣など張ってなかった。

5/23 11:24

こうして見ると，北尾根はこの近辺で最も良く歩かれている非一般道の一つであろう

5/23 12:31

3号路途中の掲示

5/23 12:31

3号路途中の掲示。ずいぶん広い道。

5/23 13:41

金毘羅台（右上方向）から藪尾根を下りて出てきた墓地。墓地の右端に出た。写真の左のくぼんだ谷が1号路。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR850 カシオ

装備

個人装備

アプローチシューズ パイルソックス コンプレッションタイツ・シャツ カッターシャツ ジーンズ カッパ 傘 作業手袋 25Lザック スポーツドリンク500×2 アンパン カレーパン コッペパン 首掛けタオル カイデン ツエルト ヤマレコMap

感想

ken13

・これで高尾山・景信山周辺の気になるルートを今年前半で一通り歩き終えた。
・高尾山域3時間トレーニングと称して歩き始めたが，単に歩くだけでは飽き足らず，つい，一般道を外れることが多かった。山の規模が小さいので，何をやっても困ることはなかった。プチチャレンジのゲレンデとしていろいろなことができると感じた。
・当初はJR高尾駅北口から小仏行きのバスを使い，小下沢周辺の尾根を歩いたが，バスが混雑する上，一般乗客への迷惑が気になるのと，午前中は1時間に1本しかないのでそれに時間が縛られる不便もあり，最近は行き当たりばったりで利用できる京王線の高尾山口からばかり歩くようになった。トレーニングなのでとりあえず霞台まで「上級者コース」と書かれているルートを登り，蛇滝へ下りたり日影まで下りてまた登り返せば，バスを利用せずとも北側山域の登り下りを楽しめる。今日も日影のキャンプサイト近くまで下りて北尾根を登った。そんなわけで予定の3時間に収まらないことが多かったが，4時間にはならないよう努めた。疲れが残らない限度がそのあたりなので。
・歳を重ねるにつれ，高い山に登れなくなっても，人のいない静かな道を選べば手軽に歩けるこの山域の良さを感じている。何しろ，新宿から53分，381円で行けるなんてすばらしい。この金額ではちょっとしゃれた店ではコーヒーも飲めない。
・しかし，やはり，丹沢や2000m級の山々のヤマレコを見るにつけ，2月の雪の加入道山を最後に少し深い山から遠ざかっているので，いろいろ歩きたくなってきた。