記録ID: 1152724
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ハイキング
東海
五蛇池山
2017年05月28日(日) [日帰り]
fujisky
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 901m
- 下り
- 902m
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日帰り
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:10
6:40
90分
駐車場
8:10
0:00
70分
廃棄林道終点
9:20
0:00
120分
尾根取り付き点
13:20
13:40
50分
尾根取り付き点
14:30
0:00
80分
廃棄林道終点
15:50
駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大藪漕ぎを覚悟していったが、廃道になった林道は踏み跡もはっきりしており、登山道としては普通の感じで、意外と歩きやすかった。林道奥の川沿いのコースも河岸段丘上にわずかな踏み跡はある。無い所はわずかで、そこは河床を歩く。標高800m付近から取りつく尾根も標高900m付近までは、注意してみれば赤符もあるし踏み跡も残っている。その辺りより上部は東側の谷に降りて、谷筋を登るようであり、登りきった所が最低鞍部になっている。鞍部から山頂までも注意すれば踏み跡は判るが、中藪程度の草木がかぶさっている。 |
| その他周辺情報 | 途中の国道303号沿いには道の駅や温泉などもある。 |
写真
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林道のゲート前広場に6:30分に到着。すでに一台の車が止まっていた。
ゲートを抜け、舗装道路を300mほど登ってくると、蕎麦粒山を案内する看板があった。しかし、五蛇池山についての案内は無い。
ここで鋭角に右に折れて、廃道になった林道の坂道に入る。草ぼうぼうかと思っていたが、踏み跡のしっかりした普通の登山道である。
二つ目の折れ点。写真中央のススキの右に明瞭な坂道の踏み跡があるが、こちらではない。進む方向はススキの左方向で、ここも左へ鋭角に折れる。
5/28 6:57
二つ目の折れ点。写真中央のススキの右に明瞭な坂道の踏み跡があるが、こちらではない。進む方向はススキの左方向で、ここも左へ鋭角に折れる。
林道ルートはこんな感じで、踏み跡は明瞭であり、それほどの藪ではない。比較的歩きやすい普通の登山道である。
振り返り見た林道崩壊地。足元はしっかりしており、ロープも付いている。高巻するようなロープも見えるが、勾配がきつくてかえって危険そうである。
5/28 7:05
振り返り見た林道崩壊地。足元はしっかりしており、ロープも付いている。高巻するようなロープも見えるが、勾配がきつくてかえって危険そうである。
林道に倒れた枯れススキは踏み砕かれており、ある程度の人数の人が歩かれているようである。
林道に崩壊地は何箇所もあるが、ほとんどは半分か1/3の幅は残っており、登山道としては特に支障はない。
イタドリの群落。しかし、これは食べても美味しくない種類のようである。
谷の押し出し地の残雪。雪崩などで多くの雪が堆積していたようである。
水量は少なく、足を滑らさないように注意すれば、渡渉は容易である。杖やストックがあると安心である。
五蛇池山と蕎麦粒山への登山道が分岐する辺りの谷の合流点。ここは上流に向かって左へ行く。有名なタンネの会の黄色プレートは登りでは見逃した。
5/28 8:37
五蛇池山と蕎麦粒山への登山道が分岐する辺りの谷の合流点。ここは上流に向かって左へ行く。有名なタンネの会の黄色プレートは登りでは見逃した。
川岸の赤符に従って右岸（左）へ渡る。ここまでは主に左岸を歩いて来たたが、ここからは主に右岸を歩く。道が消えて歩けないところは川へ降りる。
5/28 8:52
川岸の赤符に従って右岸（左）へ渡る。ここまでは主に左岸を歩いて来たたが、ここからは主に右岸を歩く。道が消えて歩けないところは川へ降りる。
川沿いのかすかな踏み跡。川岸に段丘の平坦地があるところは探せば踏み跡が残っている。
倒木に巻かれた古い赤符を発見。ルートが間違っていないので一安心。
どなたかが枝折りされたマーキング。折口が新しく、最近折った感じである。
標高約800mの沢分岐点。ここで中央の尾根に取りつくのが正しいルートのようである。
先の沢分岐点から右に約10m進むと、左側に中央尾根に登る踏み跡がある。踏み跡は比較的はっきりしている。
木に掴まってよじ登るような急斜面であるが、かすかな踏み跡があり、所々に赤符も付いている。
途中で右の沢へトラバースしようとしたら、小熊の鳴き声のような声がし、熊鈴を鳴らしても動かないので、母熊が帰ってきたら大変と、藪をこいで直登し、最低鞍部より50mほど高い位置に出た。
5/28 10:29
途中で右の沢へトラバースしようとしたら、小熊の鳴き声のような声がし、熊鈴を鳴らしても動かないので、母熊が帰ってきたら大変と、藪をこいで直登し、最低鞍部より50mほど高い位置に出た。
鞍部を通って進むと二重山稜の谷に降りるところに長い赤符が付いている。斜面を5,6m降りる。
すぐ右手に五蛇池があるが、池と言うよりは水溜りで、水は少なかった。
山頂への道は、二重山稜を横断して対岸の急斜面を登る。わづかに踏み跡がある。
山頂広場は2畳ほどで、見通しは良くない。周囲を見ると黄色い3本の巻き符が付けてあった。
山名版はかなり朽ちている。どなたか、次に登られる方に作っていただけるとよいが・・・？
山頂付近の踏み跡の様子。木や笹が被っているが踏み跡は残っている。
最低鞍部に付いていた赤符。帰りはここから入って谷を降り、途中から右にトラバースして登りの尾根に戻る。
帰り道で、この有名な案内板を見つけた。右岸側の3mぐらいの高い所に吊るしてあった。帰りはここで右岸から左岸へ渡る。
踏みつけそうになった蛇が残雪の脇に逃げて固まっていた。暖かくなって出て来たのに、冷たい雪でびっくりしたのかもしれない。
マムシを見かけた。良く見ると特徴的なまだら模様が写っている。五蛇池山だから蛇もいろいろいるようだ。
撮影機器：
感想
五蛇池山は「岐阜県の山」にも載っているので登りたいと思っていた。しかし、以前蕎麦粒山で会った人から、すごい急斜面で危険だからロープがあった方が良い・・・とのアドバイスをいただいていた。また、かなりの藪山とのヤマレコ記録などもあるので、行こうかゆくまいか・・・と迷っていた。しかし、歳も歳だし、迷っていると行けなくなるので、ついに駅前アルプスで7�弌�20mのロープを買って出かける決心をした。
行ってみた感想であるが、ある程度踏み跡もあるし、それほど激しい藪ではなく、思ったより普通の山であった。持って行ったロープも使わずじまいであった。
標高950m辺りで聞いた、熊の子のような鳴き声にはびっくりした。熊鈴を激しく鳴らしても逃げないので、熊の巣があるのかも？母熊が戻ったら大変・・・と考えてルートを変えて遠回りし、笹薮の中を直登することになってかなりしんどかった。
なにはともあれ、憧れの「五蛇池山」の山名版を見て、無事下山で来て良かったよかった！
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