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記録ID: 1152982
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

初心者が残雪期の燕岳に登る

2017年05月27日(土) [日帰り]
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alpengluehen その他4人
GPS
--:--
距離
4.7km
登り
1,342m
下り
36m

コースタイム

中房温泉登山口 4時50分出発
第2ベンチ 5時50分着
第3ベンチ 6時20分着
富士見ベンチ 6時52分着
合戦小屋 7時25分着 〔大休止〕 8時10分発
燕山荘 9時20分着 → 9時30分発
燕岳 10時6分到着 
→ 10時15分発
燕山荘 10時40分到着 昼食休憩
→ 11時35分出発
合戦小屋12時24分
第2ベンチ13時15分
第1ベンチ13時35分
中房温泉登山口 13時55分

天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京都内を午後9時に出発、八ヶ岳PAと梓川SAにて休憩のち豊科ICには午前1時頃到着。豊科IC付近にはマクドナルド・その他コンビニなどあり。ICから中房温泉駐車場まではカーナビ通りで到着可能。道路は7人乗りワゴン車でも問題なしの舗装路、カーブは少し多い。中房温泉第1駐車場には午前2時到着、半分ぐらいは空いていました。
※中房温泉駐車場の設定住所 長野県安曇野市有明中房7226
コース状況/
危険箇所等
中房温泉第1駐車場から燕岳の合戦尾根日帰りピストンです。登山届は中房温泉登山口にある登山指導所の小屋にポストがあります。今年は残雪が少し多いようで第三ベンチより残雪があり、合戦小屋にて軽アイゼンを装着しました。危険個所は合戦小屋より下では特になし。合戦小屋より上部は少し急な雪渓を登りますので滑落注意です。
午後の下山では雪がグズグズに溶けており軽アイゼンは必要ありませんでした。
その他周辺情報 燕山荘にて缶コーヒー\300とオリジナル手ぬぐい\1100を購入。下山後は中房温泉登山口目の前の日帰り温泉にて入浴 \700
予約できる山小屋
中房温泉登山口
八ヶ岳SAにて小休止です。
八ヶ岳SAにて小休止です。
車で仮眠する予定でしたが話が盛り上がり一睡もできず、、
車で仮眠する予定でしたが話が盛り上がり一睡もできず、、
こちらの登山相談所にて登山届を提出できます。係員はいませんでした。
こちらの登山相談所にて登山届を提出できます。係員はいませんでした。
登山口前にある祠に安全登山を祈願し出発です。
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登山口前にある祠に安全登山を祈願し出発です。
5時前から登山開始です。
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5時前から登山開始です。
登山開始直後から綺麗な森が広がります。
登山開始直後から綺麗な森が広がります。
山深さを感じます
山深さを感じます
もう少ししたら西丹沢に行かなきゃいけないことを思い出す〔これはシロヤシオでない〕
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もう少ししたら西丹沢に行かなきゃいけないことを思い出す〔これはシロヤシオでない〕
天然のオブジェ??何かの彫刻だと思いました
天然のオブジェ??何かの彫刻だと思いました
何かの動物にしか見えない
何かの動物にしか見えない
北アルプス三大急登の合戦尾根は最初から急登です
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北アルプス三大急登の合戦尾根は最初から急登です
綺麗に整備された登山道が続きます
綺麗に整備された登山道が続きます
第1ベンチは30分ほどで到着なのでスルーです
第1ベンチは30分ほどで到着なのでスルーです
第1ベンチには水場への分岐があります。少し遠そうです
第1ベンチには水場への分岐があります。少し遠そうです
特に変化のない樹林帯の中第2ベンチに到着です
特に変化のない樹林帯の中第2ベンチに到着です
整備され初心者に優しい登山道
整備され初心者に優しい登山道
第3ベンチを過ぎると残雪がでてきました
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第3ベンチを過ぎると残雪がでてきました
赤布がところどころにあり道を迷うことはありません
赤布がところどころにあり道を迷うことはありません
頼もしい登山経験者
頼もしい登山経験者
初北アルプスのカリスマ読書モデルもどきin合戦尾根
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初北アルプスのカリスマ読書モデルもどきin合戦尾根
合戦小屋に到着です。登山初心者の初北アルプスの3人うち1人は麦茶じじい
合戦小屋に到着です。登山初心者の初北アルプスの3人うち1人は麦茶じじい
合戦小屋、ここからは安全をとって軽アイゼンを装着します
合戦小屋、ここからは安全をとって軽アイゼンを装着します
丹沢・奥多摩で鍛え登山6回目にしては頑張ってます
丹沢・奥多摩で鍛え登山6回目にしては頑張ってます
楽しい雪道歩きです
楽しい雪道歩きです
本当はへとへとなのにカメラ向けると元気になります。背後にじじい。
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本当はへとへとなのにカメラ向けると元気になります。背後にじじい。
テンションの上がる雪の登り
テンションの上がる雪の登り
赤布、トーレス、雪質、天気すべて完璧です。寝不足で眠くなってくる。
赤布、トーレス、雪質、天気すべて完璧です。寝不足で眠くなってくる。
いい傾斜になってきました。初心者がんばれ
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いい傾斜になってきました。初心者がんばれ
でも踏み外すと止まれない道
でも踏み外すと止まれない道
燕岳が見えてきたーー
燕岳が見えてきたーー
背景には雲海が広がります
背景には雲海が広がります
アイゼンとストックでバランスをとって転ばないように
アイゼンとストックでバランスをとって転ばないように
この時期ならではのかなり気持ちの良い道です。
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この時期ならではのかなり気持ちの良い道です。
大天井岳と槍ヶ岳、自分も登山始めたころは「おてんしょう」なんて読めなかったな〜
大天井岳と槍ヶ岳、自分も登山始めたころは「おてんしょう」なんて読めなかったな〜
燕山荘に到着です。「ここがつばくろさんそう?」の質問にはあえてツッコミを入れませんでした。
燕山荘に到着です。「ここがつばくろさんそう?」の質問にはあえてツッコミを入れませんでした。
おなじみの燕岳と標識です
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おなじみの燕岳と標識です
せめて槍ヶ岳くらいまで縦走したいなー
せめて槍ヶ岳くらいまで縦走したいなー
初北アルプスの三人には夏にここから槍ヶ岳までの縦走をおすすめしました
初北アルプスの三人には夏にここから槍ヶ岳までの縦走をおすすめしました
おなじみの写真、はよ山頂にいけ!
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おなじみの写真、はよ山頂にいけ!
あまりに眠いのでカフェイン注入です。300円なりー安い安い。
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あまりに眠いのでカフェイン注入です。300円なりー安い安い。
山頂へ向かいます。風が強い
山頂へ向かいます。風が強い
イルカちゃんと槍ヶ岳。隊員たちはみな特に興味なしの模様。
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イルカちゃんと槍ヶ岳。隊員たちはみな特に興味なしの模様。
目の前が燕岳山頂です。自分も思ったより疲れてます。
目の前が燕岳山頂です。自分も思ったより疲れてます。
燕岳登頂です!
山頂はだれもいないので自撮りで記念撮影
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山頂はだれもいないので自撮りで記念撮影
後立山連邦の峰々
後立山連邦の峰々
「小槍のうーえで♪」の話をすると登りたいと言ってました。ぜひ登ってほしいですね・・・
「小槍のうーえで♪」の話をすると登りたいと言ってました。ぜひ登ってほしいですね・・・
だらだら山頂にいると単独の方が登頂されました。そして記念撮影していただきました。
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だらだら山頂にいると単独の方が登頂されました。そして記念撮影していただきました。
今年の夏は奥の左の三角形〔前穂〕から右のとんがり〔槍ヶ岳〕まで縦走するんだーって言ったら信じてもらえませんでした。
今年の夏は奥の左の三角形〔前穂〕から右のとんがり〔槍ヶ岳〕まで縦走するんだーって言ったら信じてもらえませんでした。
初北アルプスの二人は景色にたそがれています
初北アルプスの二人は景色にたそがれています
名残惜しいですが下山開始です
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名残惜しいですが下山開始です
めがね岩です。天然の美術館!
めがね岩です。天然の美術館!
燕岳からの奥穂は見た目の特徴がなくて残念。
燕岳からの奥穂は見た目の特徴がなくて残念。
ほんとに登山はやめれない!
ほんとに登山はやめれない!
帰りのイルカ岩はガン無視です
帰りのイルカ岩はガン無視です
燕岳を振り返る。こんな天気なのでライチョウには会えず
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燕岳を振り返る。こんな天気なのでライチョウには会えず
燕山荘のテラスベンチで昼食です。
燕山荘のテラスベンチで昼食です。
燕岳と後立山
最小限荷物の経験者と大天井、奥穂、中岳、大喰岳、槍ヶ岳
最小限荷物の経験者と大天井、奥穂、中岳、大喰岳、槍ヶ岳
下山開始です。大天井方面に行きたがってます
下山開始です。大天井方面に行きたがってます
絶景を見ながらの下山
絶景を見ながらの下山
合戦小屋からの雲海
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合戦小屋からの雲海
高速下山の始まりです
高速下山の始まりです
最後まで集中!
中房温泉に到着です。お疲れ様
中房温泉に到着です。お疲れ様
登山口前の日帰り温泉に入浴、読モもお疲れの様子です。
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登山口前の日帰り温泉に入浴、読モもお疲れの様子です。
風呂出はコーラ
さっぱりーです。じじいは長風呂
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さっぱりーです。じじいは長風呂
帰り道の道路でサルの群れに遭遇!
帰り道の道路でサルの群れに遭遇!
登山後に毎回寄っている蕎麦屋へ立ち寄り
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登山後に毎回寄っている蕎麦屋へ立ち寄り

装備

備考 残雪が多く日差しの照り返しがすごいです。下山後の温泉で顔と首がしみました。日焼け対策を万全に。

感想

快晴の燕岳登山でした。去年の10月にノリで登山を連れて行った3人も半年で山男になったので残雪期の北アルプスに行く計画が立ちました。早めに集合して中房の駐車場で仮眠してから登る予定でしたが、深夜トークが止まらず無睡眠で朝を迎えました。1つだけ気になったのは、深夜の駐車場はほとんどの方が車中泊をしていると思います。しかしほとんどの車がハイビームのまま駐車場に入ってきます。せめて前照灯は下向きにして駐車場に入ることをお願いしたいです。
この時期の合戦尾根は春、夏、冬と景色の変化を楽しめます。登山を開始してすぐは初夏を感じさせられる新緑の森。木々が太陽に照らされて本当に美しいです。そして第3ベンチを過ぎると残雪が現れはじめ気温も少し落ちてきます。合戦小屋を過ぎるとあたり一帯は雪山へと変化します。また景色も広がりはじめ登山のつらさを忘れさせてくれます。アイゼンは雪山経験のある方は必要ないレベルまで雪解けがすすんでいます。しかし当日の気温そして8割以上の方がアイゼンをつけていましたので安全のため軽アイゼン程度の持参は必要だと考えます。燕山荘につくと燕岳・穂高連峰・後立山連邦・富士山がきれいに見えました。燕山荘から山頂までは登山道に雪はほとんどないのでアイゼン不要です。風が思ったよりも強く寒さを感じました。山頂では単独行のかたに撮影をお願いして快く撮っていただきました。下山する時刻のころには気温上昇により雪が溶けてやわらかくアイゼンは不要でした。早く温泉に入りたいの一心で下山開始です。第三ベンチまでは雪道なので慎重に歩きます。読者モデルもどきは体幹が弱く何度もしりもちをつくので後を歩かれるのがおっかなかったです。第2ベンチを過ぎればもう少しで下山完了です。気を抜くとどんな登山道でも事故が起こるので最後まで気は抜きません。中房温泉の泉質は少しぬるぬるでザ・温泉って感じでした。登山口前の日帰り温泉はボディーソープ・シャンプー・コンディショナーがありとてもよかったです。露天風呂のみなので悪天候時は入れないとおもいます。片道4時間のドライブ、帰りは全員寝て運転している自分ももってかれそうだったので中央道原PAで1時間ほど仮眠、そのあとはノンストップで帰路へ至りました。初北アルプスの三人も完全に北アルプスに魅了されたようで行った甲斐がありました。これからもたくさん山に登りたいと改めて思えた山行でした。
今の時期は特にみなさん残雪について疑問があるかと思います。燕岳については参考になればと思い投稿させていただきました。ご質問等お気軽にお問合せください。

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燕岳(中房温泉から往復)
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2/5
体力レベル
3/5

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