初心者が残雪期の燕岳に登る



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 36m
コースタイム
第2ベンチ 5時50分着
第3ベンチ 6時20分着
富士見ベンチ 6時52分着
合戦小屋 7時25分着 〔大休止〕 8時10分発
燕山荘 9時20分着 → 9時30分発
燕岳 10時6分到着
→ 10時15分発
燕山荘 10時40分到着 昼食休憩
→ 11時35分出発
合戦小屋12時24分
第2ベンチ13時15分
第1ベンチ13時35分
中房温泉登山口 13時55分
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※中房温泉駐車場の設定住所 長野県安曇野市有明中房7226 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉第1駐車場から燕岳の合戦尾根日帰りピストンです。登山届は中房温泉登山口にある登山指導所の小屋にポストがあります。今年は残雪が少し多いようで第三ベンチより残雪があり、合戦小屋にて軽アイゼンを装着しました。危険個所は合戦小屋より下では特になし。合戦小屋より上部は少し急な雪渓を登りますので滑落注意です。 午後の下山では雪がグズグズに溶けており軽アイゼンは必要ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 燕山荘にて缶コーヒー\300とオリジナル手ぬぐい\1100を購入。下山後は中房温泉登山口目の前の日帰り温泉にて入浴 \700 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
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写真
装備
備考 | 残雪が多く日差しの照り返しがすごいです。下山後の温泉で顔と首がしみました。日焼け対策を万全に。 |
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感想
快晴の燕岳登山でした。去年の10月にノリで登山を連れて行った3人も半年で山男になったので残雪期の北アルプスに行く計画が立ちました。早めに集合して中房の駐車場で仮眠してから登る予定でしたが、深夜トークが止まらず無睡眠で朝を迎えました。1つだけ気になったのは、深夜の駐車場はほとんどの方が車中泊をしていると思います。しかしほとんどの車がハイビームのまま駐車場に入ってきます。せめて前照灯は下向きにして駐車場に入ることをお願いしたいです。
この時期の合戦尾根は春、夏、冬と景色の変化を楽しめます。登山を開始してすぐは初夏を感じさせられる新緑の森。木々が太陽に照らされて本当に美しいです。そして第3ベンチを過ぎると残雪が現れはじめ気温も少し落ちてきます。合戦小屋を過ぎるとあたり一帯は雪山へと変化します。また景色も広がりはじめ登山のつらさを忘れさせてくれます。アイゼンは雪山経験のある方は必要ないレベルまで雪解けがすすんでいます。しかし当日の気温そして8割以上の方がアイゼンをつけていましたので安全のため軽アイゼン程度の持参は必要だと考えます。燕山荘につくと燕岳・穂高連峰・後立山連邦・富士山がきれいに見えました。燕山荘から山頂までは登山道に雪はほとんどないのでアイゼン不要です。風が思ったよりも強く寒さを感じました。山頂では単独行のかたに撮影をお願いして快く撮っていただきました。下山する時刻のころには気温上昇により雪が溶けてやわらかくアイゼンは不要でした。早く温泉に入りたいの一心で下山開始です。第三ベンチまでは雪道なので慎重に歩きます。読者モデルもどきは体幹が弱く何度もしりもちをつくので後を歩かれるのがおっかなかったです。第2ベンチを過ぎればもう少しで下山完了です。気を抜くとどんな登山道でも事故が起こるので最後まで気は抜きません。中房温泉の泉質は少しぬるぬるでザ・温泉って感じでした。登山口前の日帰り温泉はボディーソープ・シャンプー・コンディショナーがありとてもよかったです。露天風呂のみなので悪天候時は入れないとおもいます。片道4時間のドライブ、帰りは全員寝て運転している自分ももってかれそうだったので中央道原PAで1時間ほど仮眠、そのあとはノンストップで帰路へ至りました。初北アルプスの三人も完全に北アルプスに魅了されたようで行った甲斐がありました。これからもたくさん山に登りたいと改めて思えた山行でした。
今の時期は特にみなさん残雪について疑問があるかと思います。燕岳については参考になればと思い投稿させていただきました。ご質問等お気軽にお問合せください。
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