皇海山〜近くて遠い山

2017年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 8.5km
• 登り: 992m
• 下り: 981m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:59
• 合計: 4:55

6:39 皇海橋
7:46 7:58 不動沢のコル
8:37 8:39 皇海山
9:07 9:07 不動沢のコル
9:39 10:10 鋸山
10:29 10:38 不動沢のコル
11:28 11:33 皇海橋
11:34 ゴール地点

天候

曇のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

栗原川林道通行可能です。駐車場は皇海橋の前後に有り相当数置けると思います。
駐車場にトイレ（水洗きれい）あり。
登山届けは設置のノートに記入する形式。

コース状況／危険箇所等

【全般】
不動沢コースは全般に導標も完備しており迷う心配のないハイキングコースです。
但し、沢沿いのコースで何度か徒渉（飛び石で簡単に渡れます）も有りますので、雨天で増水の心配が有るときは止めておいた方が無難です。
不動沢のコルから鋸山のコースは滑りやすいザレ場の急斜面が有りますので注意が必要です。

【栗原川林道の状態】
沼田インターから国道120号線を進み吹割の滝の手前で標識に従って右折し林道に入ります。
分岐点には全てわかりやすい標識が有りますので、迷うことはないと思います。
最初は舗装されていますが途中から砂利道となります。
比較的整備状態は良く極端に車高が低くなければ普通車でも大丈夫です。
但し、路上の落石や倒木に注意して低速で走ることをお勧めします。(林道区間1時間が目安です）
登山者の車の他に林道ツーリングのバイクが沢山いますので注意が必要です。
車のすれ違いは出来ませんので、常に待避場所を考えておいた方が良いと思います。
駐車場は皇海橋の前後に有ります。

写真

5/28 6:26

日曜日の朝6時過ぎ。駐車場にはまだ余裕が有ります。

5/28 6:36

皇海橋を渡った先が登山口です。

5/28 6:39

良い感じの樹林帯を登ってゆきます。

5/28 6:42

ここから山道となります。

5/28 6:45

最初の徒渉ポイント。水量は多くなく飛び石が有りますので余裕で渡れます。

5/28 7:00

こんな感じの徒渉が何度か有ります。

5/28 7:00

沢沿いの道は涼しくて快適。

5/28 7:12

基本的にずっと沢沿いです。沢を離れてガレ場に進む踏み跡も有りますが、ついて行かないよう注意してください。

5/28 7:38

水量が減り涸れ沢になってくると稜線はもうすぐです。

5/28 7:51

最後の急登を終えると不動沢のコルが見えてきます。

5/28 8:05

コルから北に向かうと皇海山、南に向かうと鋸山です。皇海山に向かって少し進むと残雪が有ります。

5/28 8:13

原生林に霧がかかり良い感じです。なんだか奥秩父に来たようです。

5/28 8:36

この「剱」が現れると山頂直下です。

5/28 8:37

あっという間に皇海山山頂。下から2時間足らずでした。
展望も無く疲れても居ないため写真を撮ってすぐに出発しました。

5/28 8:38

山頂標識、その2。

5/28 8:40

「剱」まで降りてくると急速に天気が良くなりました。

5/28 9:06

不動沢のコルまで戻ってきました。これから向かう鋸山がよく見えます。

5/28 9:17

近づくと山頂は相当「尖って」います。

5/28 9:27

途中きれいにシャクナゲが咲いてました。雪山ばかり歩いていましたが季節は進んでいます。

5/28 9:51

途中滑りやすいザレ場を超えて山頂へ。
ちょうど天気も良くなりさっき登った皇海山がよく見えます。

5/28 9:51

皇海山の右には日光白根山がみえています。

5/28 10:06

下山します。滑りやすいザレ場に頼りない虎ロープが下がっています。これに命を託してはダメです。自分の手足で降りましょう。

5/28 10:06

皇海山を眺めながら下山しました。

撮影機器：

D5300 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

yamaya1127

いまいち評判の良くない皇海山。
私も20年以上行っていませんでした。
私の今年のテーマとして、「普段登っていない山に登ろう！」を掲げていますので、久々に行って見ました。

結果は思っていたよりずっと良い山でした。
悪評高い栗原川林道も距離は長いものの、それほどの悪路では有りませんでした。
不動沢コースは距離も短く涼しい沢沿いのコースで快適そのもの、皇海山山頂は展望はよくありませんが、すぐ近くの鋸山に登れば展望も開け、ここは2山をセットにして楽しみたい所だと思いました。
シャクナゲもきれいに咲いていて、なんだか奥秩父に来た様で懐かしい思いに浸れました。

ただちょっと短くて物足りないコースでしたので、次回はクラッシックルートの銀山平から訪れてみようかなと思いました。