八ヶ岳 絶景のニュウ、麦草峠から天狗岳周回

2017年05月29日(月) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,001m
• 下り: 992m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:27

6:21 麦草峠 駐車場
6:25 6:26 麦草ヒュッテ
6:37 6:38 白駒の奥庭
6:55 7:07 白駒の池
7:09 7:11 白駒荘
8:12 8:37 ニュウ
9:27 9:27 見晴らし台
9:31 9:32 中山峠
10:15 10:17 天狗の鼻
10:19 10:25 東天狗岳
10:37 10:45 天狗岳
11:03 11:04 東天狗岳
11:06 11:06 天狗の鼻
11:42 11:42 中山峠
11:45 11:46 黒百合ヒュッテ
11:50 11:51 中山峠
12:11 12:11 中山
12:15 12:19 中山展望台
12:50 12:56 高見石小屋
13:10 13:10 丸山
13:42 13:44 麦草ヒュッテ
13:48 13:48 麦草峠 駐車場
13:48 ゴール地点

天候

快晴　徐々に春霞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道299号メルヘン街道、麦草峠の無料駐車場（30台可）に車をとめてそこから出発しました。
この駐車場には無料で利用できる公衆トイレもあります。
私は茅野側からアクセスしましたが、佐久側には白駒池駐車場（有料500円）もあり150台駐められるようです。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありません。
標高の高い樹林帯の中は残雪がしっかりと残っています。
天狗岳の登りにも残雪がありキックステップで登り下ししました。

写真

5/29 6:22

麦草峠の無料駐車場です。
無料で利用できるトイレもあります。

5/29 6:25

麦草峠
麦草ヒュッテの前にこの標識は設置されています。

5/29 6:26

麦草ヒュッテ

5/29 6:30

麦草ヒュッテから白駒池目指して出発。鹿防護柵を越えて振り返っています。
向こうに見えるのは茶臼山です。

5/29 6:34

気持ちの良い林の中を歩いています。

5/29 6:42

やがて苔むした樹林帯のハイキングコースに変わります。
この辺りは黒曜の森だそうです。
行く先々の森の中に「黒曜の森」のように標識が建てられていて名前が標されています。
合わせてそこに自生する苔の解説もあります。

5/29 6:46

気持ちよく開けた場所に出ました。
まるで庭園のようだと思いました。
しばらく行くと「白駒の奥庭」という標識があります。
納得です。

5/29 7:03

白駒池
白駒荘付近から目的のコースからは外れて池に沿って青苔荘方面に向かって歩いてみました。

5/29 7:10

白駒荘

5/29 7:27

白駒湿原

5/29 7:42

「ニュー中山」をWEB検索すると、〇○県にあるマンションがヒットする。
「ニュウ（乳）」であってNEWではないのだ。
「中山」は別の山なので、間に「・」を入れるべきだ(笑)
受け狙いとしか思えない！！

5/29 7:43

こちらも「に　う」・・・やはり受け狙いに違いない(笑)

5/29 8:03

「NEW中山峠」・・勘弁してくれ(笑)

5/29 8:14

ようやく尾根を登り切り、左手にニュウへ最後の登り。
稜線に出たところで次の写真と同じように富士山がいきなり目に飛び込んでくる。感動のあまり、足場の悪い石に足をかけ、見事に滑って横倒しに転んだ。　それでも「凄〜い！」と富士山の景色を称える言葉しか出てこなかった。

5/29 8:26

山頂からの富士山！
こんなに眺めのいい山だなんて知らなかった！
登ってよかった！

5/29 8:26

奥に見えるのは左に硫黄岳、右が今日これから向かう東天狗岳と天狗岳（西天狗岳）。
手前に見えるのはどうやら稲子岳。

5/29 8:27

北アルプス
槍・穂高連峰がはっきり見えています。

5/29 8:27

先ほど通ってきた白駒池が見えます。
その奥には茶臼山や縞枯山、北横岳、大岳、蓼科山が見えているはずですが、重なっていてよくわからないです。

5/29 8:27

浅間山と黒斑山かな

5/29 8:28

遠くに霞んで見えるのはおそらく谷川岳、平ヶ岳、至仏山、白根山、男体山あたりだと思います。

5/29 8:28

奥中央は赤久縄山

5/29 8:28

中央に御座山（おぐらさん）
手前に見えてる岩はニュウ山頂のもの

5/29 8:29

左から国師ヶ岳、朝日岳、金峰山

5/29 8:29

国師ヶ岳、朝日岳、金峰山そして富士山

5/29 8:49

ニュウ山頂を過ぎて少し進んだ稜線からの硫黄岳と天狗岳

5/29 9:06

硫黄岳の爆裂火口

5/29 9:06

東天狗岳

5/29 9:16

標高が2,400mを越えると残雪が多くなります。
締まっているので滑らないように注意しながらツボ足で進みます。

5/29 9:27

途中の「見晴らし台」からの東天狗岳と天狗岳

5/29 9:54

東天狗岳登りの一部にはこんな残雪があります。
滑り止めは使わず登ります。

5/29 10:23

東天狗岳山頂に到着

5/29 10:23

東天狗岳山頂から奥に赤岳、中岳、阿弥陀岳
手前に硫黄岳、さらに手前に根石岳です。

5/29 10:23

東天狗岳山頂から望む天狗岳（西天狗岳）

5/29 10:33

さあこれから天狗岳の残雪に取り掛かろうとしたとき、足元にきてさえずってくれたイワヒバリです。

5/29 10:38

天狗岳山頂、向こうに赤岳

5/29 10:39

天狗岳山頂から東天狗岳

5/29 12:15

中山展望台です。
中山山頂から少し離れた位置にあります。
広々とした大岩ゴロゴロの場所です。

5/29 12:15

中山展望台から蓼科山
残念ながら春霞がだいぶひどい状態です。

5/29 12:17

中山展望台から先ほどまでいた天狗岳、東天狗岳です。

5/29 13:09

丸山山頂
眺望全くありません。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ70 パナソニック

感想

Q_B

今日登った山のうち山名のニュウは漢字では「乳」と書くようです。
今日の一番の目的地でした。
まだ登ったことが無かったのです。

麦草峠（2,120m）から登りましたが、白駒池やニュウだけでは物足りなさがあり、ただのハイキングになっちゃいそう。
そこで天狗岳も合わせて登ることにしました。

ニュウではいきなり富士山の姿を観て感動しました。
北アルプス始め360度の眺望も見事です。
この日は、時間とともに春霞がかかるようになり、遠望が望めなくなったこともあり、最初にニュウでの絶景に間に合ったことは何よりでした。

天狗岳はこの一年で4回目になりますが、毎回異なる登山口からのアプローチになります。
八ヶ岳では赤岳の6回に次いで多い回数です。
最初が唐沢鉱泉、次が桜平で赤岳往復して根石岳からの縦走、冬山は渋の湯から、登るたびに新しい表情を見せてくれています。

今日登った山は他に中山と丸山という地味な名前の山たちです。
中山は山頂に眺望はないものの中山展望台からの景色は秀逸です。
残念ながら丸山は山頂からの眺望が無く、ただ下山のための経由地でした。

白駒の池は今回ごく一部しか見ていません。
付近の白駒の庭園や原生林と併せてハイキングするのもいいかと思いました。