金峰山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
備考 | グランドシートを忘れた しゃもじを忘れた |
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感想
3月下旬、栃木の某事故の前の話ですが山岳部の活動として雪の積もる金峰山に登ってきました。奥秩父の山は初めてです。
1日目はバスで学校から登山口まで行き、富士見平小屋まで登りました。カケスが顔を出してくれて嬉しかったのですが、そこでテントを張り...グランドシートを忘れてしまいました(笑)
浸水がなかったのは幸いでしたが、ゴミ袋を持っていなかったらザックがとんでもないことになっていましたね((´д`))
因みにその日の夕食は塩なべ、翌日の夕食は豚骨なべでした〜
ウィンナー1袋をハシボソガラスに食い尽くされるハプニングもありました( ̄▽ ̄;)
翌日は4時半起床で6時に出発の予定でしたが、皆のアイゼンの装着不備で3~40分のロスをしてしまいました…。反省しなければと思います。金峰山山頂に着いたのは12時近くでした。
山頂ではホットドッグの予定でしたが、防風版を立てても火が着かずコールドドッグ状態で食べることになりました。寒すぎてそんなことは気にもなりませんでしたが。
五条岩はガイドブックでよく目にしていましたが改めて生で凄い迫力ですね。安全と時間の都合で登りはしなかったのでいずれリベンジしたいです(´∇`)
下山中はほぼほぼ尻もちをついての滑走状態でした(笑) ホシガラスも見れて満足です。
夜の出来事ですが、先輩がトイレに行った際に青とオレンジの人魂を見たそうです。僕自身オカルトは好きですが富士見平小屋に吊るしてある(?)ランプも青とオレンジだったので正直信じていません(笑) 夜は瑞牆山の心霊体験を調べてガクブルしながら眠りに着きました。
3日目の朝、薄々分かってはいましたが体調不良者が数人出たので瑞牆山は中止となりました。数年間行ってみたいという思いがあった上に交通費も馬鹿にならないのでかなり残念でした。これで喜ぶ割合が多いうちの山岳部も少し悲しいです...
それでも楽しかったことに変わりはないです。
良い経験にもなりました。
帰りは(たぶん)双葉パーキングエリアでたこ焼きを食べました。名物とのことでしたが正直聞いたことないです...無知なだけだったらすいません(o´Д`)
この合宿の後に栃木の事故がありショックを受けました。同じ山好きの高校生が亡くなって色々と思うこともあります。
「あれは人災だ」、「雪山は禁止にすべき」という世間の声や「危ないからこその講習会」、「何も知らない人に制限されたくない」という内側からの声を見聞きして複雑な気持ちになりました。
自分は『死ぬつもりは絶対に無いが賭けてもいい』という気持ちで登山をやっていますが、あくまでも部活なのでそうであってはならないのですがテキトーな気持ちでやっている人もいます(残念のことに上にも書いた通り、かなり身近にも)。
事故の話はこれくらいで収めておきますが、軽い気持ちで自然に足を踏み入れてはならないなということを今回の合宿も含めて痛感しました。今後も部活や個人で様々な山に登るつもりでいますがそのことは心に留めておきたいと思います。
あ、富士山遠かったですけど綺麗でしたよ
( -`ω-)b
実は初日から「リボンちゃん」と名付けて雪玉を固めていました。途中何度か他の部員に命を狙われたものの、最終日まで守り抜きペグを打てる硬さにまでなりました。落としてもピッケルで刃を入れても割れない程にです。そんなリボンちゃんと別れるのはとても辛いものがありました。たった3日間とは言えど大事にしてきた存在...。持ち帰ることも考えましたが、彼女が消えゆく姿は見るべきではないと考え、彼女が生まれた地に残していくことにしました。今もあの場所で待ってくれているのでしょうか...
※実話ですが茶番です。
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