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Yamareco

記録ID: 1158088
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

念丈岳、奥念丈岳(?) 〜 From 鳩打峠 To 高森山登山口 〜

2017年06月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:59
距離
18.8km
登り
1,954m
下り
2,011m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:11
休憩
0:47
合計
11:58
距離 18.8km 登り 1,954m 下り 2,021m
5:33
89
7:02
15
8:33
8:47
36
9:23
57
10:20
10:31
100
12:11
12:18
75
13:33
13:44
53
14:37
14:39
85
16:04
28
16:32
13
16:45
45
17:31
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇自家用車を高森山登山口脇のスペースに駐車。
・駐車(?)スペースには、大きな車でなければ、2台ほど駐車可能。林道わきのスペースにも、大きな車でなければ1台は駐車可能。
◇高森山登山口で地元の方に声をかけていただき、鳩打峠まで車に同乗させていただきました。
コース状況/
危険箇所等
【鳩打峠→烏帽子岳】
◆よく整備された登山道です。飯島ルートと合流してからは一部急登区間があります。
◆鳩打峠から烏帽子岳までを10等分に区切り、現在地を示す標識(「〇/10」)が設置されています。
◆烏帽子岩手前には、それなりのレベルの岩場があります。岩場を登り慣れていれば「なんてことない」レベルだと思いますが、初めて岩場を登る場合は少し戸惑うかもしれません。滑りやすい岩質ではなく、すっぽ抜けるような岩もありません。手掛かりや足掛かりがそれなりにあります。滑細いお助け鎖や針金もありますが、頼り過ぎない方がいいでしょう。岩場が苦手な方は岩場を迂回するルートを通行できます。
【烏帽子岳→念丈岳】
◆よく整備された登山道で、歩きやすい道が続きます。非常に濃い踏み跡が続いています。
【念丈岳⇔奥念丈岳】
◆藪漕ぎが必要なルートです。ルート部分は一度笹などが刈られているため、道なき道を行く藪漕ぎではありませんが、かなり大変です。この区間を往復する場合、(藪漕ぎにに慣れている方は別ですが、)鳩打峠から烏帽子岳に登るくらいの労力は使います。
◆肌を露出していると笹で肌が傷つくので、長袖、手袋やサングラスを着用していた方がいいでしょう。肌が敏感な方は顔を覆うものがあった方がいいかもしれません。
◆辿るべきルートは基本尾根筋で、ルート部分は下刈されているので、道迷いの危険性という点では、それほど難しいルートではありません。もっとも、ルートを正確に辿るとなると難しい所も多いので、ルートを外しても、道迷いさえしなければいいと割り切ったほうがいいでしょう。獣道などに惑わされ、ルートを外してしまった場合は、尾根の中央に戻り周囲を見渡せば、目印のピンクテープ(又は赤布)や、笹が少しへこんで見えるルート部分が見つかるはずです。
◆メインルートから奥念丈岳方面に向かう場合、入り口がハイマツとシャクナゲに覆われており、非常にてこずりますが、10mほど歩けば突破できます。
◆基本、笹薮漕ぎとなります。笹丈がある所では、胸丈以上になり、しかも登りでは笹が逆目となるため、笹の抵抗で非常に進みにくい所があります。プールで平泳ぎした方が早く進める程度の抵抗力がありました。
◆傾斜が急な斜面では笹の根で滑るのでスリップ注意です。両手をフリーにして笹を掴みながら登り下りすることをおススメします。
◆それほど多くはありませんが、倒木トラップがあるので注意。調子に乗ってサクサク下っていると、倒木に躓いたり、脛を打ちます。
【念丈岳→高森山登山口】
◆よく整備されている登山道です。土のクッションが効いていて歩きやすい道です。
◆念丈岳からの下りは傾斜が急な斜面があるので、スリップ注意です。
◆念丈岳から本高森山までの区間は標識こそありませんが、登山道であることを示すピンクテープが木に付けられています。踏み跡がはっきり分かるため、道迷いする恐れは低いでしょう。2158mピーク付近は少し笹が伸びていました。
◆前高森山方面と高森山登山口との分岐点は、前高森山方面の標識しかないので、少し注意が必要です。標識が示す通り、登り返す道が前高森山方面に向かう道です。標識がない下り気味のトラバース路が登山口への下山路となります。
その他周辺情報 ☆信州まつかわ温泉清流苑で入浴&食事。
・大人400円。
・カルキ泉です。
鳩打峠からスタート。
地元の4人パーティーと小八郎岳分岐点までご一緒させていただきました。
鳩打峠からスタート。
地元の4人パーティーと小八郎岳分岐点までご一緒させていただきました。
登山口脇に設置してある念丈岳登山ルートの案内図。
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登山口脇に設置してある念丈岳登山ルートの案内図。
今回は小八郎岳には登らず、トラバースルートを歩きました。
ここからは歩いたことのある道です。
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今回は小八郎岳には登らず、トラバースルートを歩きました。
ここからは歩いたことのある道です。
新緑の林を抜けていく。
3月頭に登った際は、雪化粧していたため、雰囲気がだいぶ異なります。
新緑の林を抜けていく。
3月頭に登った際は、雪化粧していたため、雰囲気がだいぶ異なります。
ムラサキヤシオツツジ
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ムラサキヤシオツツジ
烏帽子岳をセキナギの下の縁から望む。
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烏帽子岳をセキナギの下の縁から望む。
飯島ルートとの合流点まで登ってきました。
ここで少し休憩。
飯島ルートとの合流点まで登ってきました。
ここで少し休憩。
イワカガミ
積雪期に大苦戦したトラバース区間も、雪がなければ楽々歩行できます。
積雪期に大苦戦したトラバース区間も、雪がなければ楽々歩行できます。
セキナギを覗き込んでみた。
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セキナギを覗き込んでみた。
セキナギの上の縁から南アルプス方面を望む。
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セキナギの上の縁から南アルプス方面を望む。
急登区間もあります。
急登区間もあります。
今回も烏帽子岩コースで登ります。
今回も烏帽子岩コースで登ります。
一つ目の岩場を登ります。
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一つ目の岩場を登ります。
この岩場を登ると烏帽子岩の上に出ます。
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この岩場を登ると烏帽子岩の上に出ます。
お助け鎖も設置されてはいます。
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お助け鎖も設置されてはいます。
烏帽子岩から登ってきた岩場を見下ろす。
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烏帽子岩から登ってきた岩場を見下ろす。
烏帽子岩から見た南アルプス方面。
甲斐駒ヶ岳から上河内岳まで見えています。
南アルプス方面は烏帽子岳よりも烏帽子岩からの方が眺望が優れています。
ただ、岩の上は広くはないので、ゆっくりはできません。
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烏帽子岩から見た南アルプス方面。
甲斐駒ヶ岳から上河内岳まで見えています。
南アルプス方面は烏帽子岳よりも烏帽子岩からの方が眺望が優れています。
ただ、岩の上は広くはないので、ゆっくりはできません。
聖岳より南側の眺望。
聖岳より南側の眺望。
烏帽子岩を下り、一登りすると…
烏帽子岩を下り、一登りすると…
烏帽子岳に到着です。
貸し切りの山頂でゆっくりしました。
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烏帽子岳に到着です。
貸し切りの山頂でゆっくりしました。
池ノ平山
本高森山から念丈岳にかけて。
恵那山や安平路山も奥に見えています。
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本高森山から念丈岳にかけて。
恵那山や安平路山も奥に見えています。
恵那山を拡大。
本高森山よりさらに南
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本高森山よりさらに南
南駒ヶ岳方面
南駒ヶ岳方面を拡大。
空木岳も山頂がちょこんと見えています。
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南駒ヶ岳方面を拡大。
空木岳も山頂がちょこんと見えています。
池山尾根が綺麗に見えます。
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池山尾根が綺麗に見えます。
八ヶ岳を拡大。
ゆっくり景色を楽しんだので、先に進みます。
ここからは未踏区間です。
ゆっくり景色を楽しんだので、先に進みます。
ここからは未踏区間です。
一つ先の小ピークから烏帽子岳を振り返る。
一つ先の小ピークから烏帽子岳を振り返る。
雰囲気の良い歩きやすい道が続きます。
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雰囲気の良い歩きやすい道が続きます。
尾根筋の道を歩きます。
尾根筋の道を歩きます。
苔むして良い雰囲気。
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苔むして良い雰囲気。
バイカオウレン
青空が近くなってきた。
青空が近くなってきた。
開けた場所に出ました。
開けた場所に出ました。
池ノ平山の山頂のようです。
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池ノ平山の山頂のようです。
南駒ヶ岳方面の眺望が少しあります。
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南駒ヶ岳方面の眺望が少しあります。
池ノ平山で進行方向が少し変わります。
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池ノ平山で進行方向が少し変わります。
ショウジョウバカマ。
もう元気がない。
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ショウジョウバカマ。
もう元気がない。
白樺の古木。
ハイマツが混じるようになってきました。
ハイマツが混じるようになってきました。
ミツバオウレン
木々の間から見た南越百山と越百山。
木々の間から見た南越百山と越百山。
南越百山と越百山を拡大。
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南越百山と越百山を拡大。
念丈岳が近づいてきました。
念丈岳が近づいてきました。
念丈岳と奥念丈岳。
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念丈岳と奥念丈岳。
奥念丈岳。
確固としたピークには見えません。
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奥念丈岳。
確固としたピークには見えません。
池ノ平山方面を振り返る。
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池ノ平山方面を振り返る。
念丈岳まであと少しです。
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念丈岳まであと少しです。
奥念丈岳から南越百山まで
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奥念丈岳から南越百山まで
南越百山と南駒ヶ岳
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南越百山と南駒ヶ岳
念丈岳に到着!
展望を楽しみながら、ゆっくりと休憩しました。
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念丈岳に到着!
展望を楽しみながら、ゆっくりと休憩しました。
南アルプスがバッチリ楽しめます。
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南アルプスがバッチリ楽しめます。
悪沢岳より南
安平路山
中央アルプス主稜線。
奥に御嶽山が見えています。
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中央アルプス主稜線。
奥に御嶽山が見えています。
御嶽山を拡大。
雲に覆われがちですが、白山も見えました。
雲に覆われがちですが、白山も見えました。
時間があるので、奥念丈岳に向かうことにしました。
烏帽子岳方面に少し戻った所から奥念丈岳を目指します。
入口はハイマツとシャクナゲに覆われていました。
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時間があるので、奥念丈岳に向かうことにしました。
烏帽子岳方面に少し戻った所から奥念丈岳を目指します。
入口はハイマツとシャクナゲに覆われていました。
ルートであることを示すピンクテープが一定間隔で貼られています。
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ルートであることを示すピンクテープが一定間隔で貼られています。
所々笹丈が短く、歩きやすい所もありますが、歩きやすい区間は長くは続きません。
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所々笹丈が短く、歩きやすい所もありますが、歩きやすい区間は長くは続きません。
雪が残っている所もちょこちょこありました。
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雪が残っている所もちょこちょこありました。
遠目にはとても気持ち良の良さそうな斜面に見えます。
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遠目にはとても気持ち良の良さそうな斜面に見えます。
実際は藪漕ぎを強いられる手強い斜面です。
登りは笹が逆目になり、非常に疲れます。
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実際は藪漕ぎを強いられる手強い斜面です。
登りは笹が逆目になり、非常に疲れます。
途中で引き返そうかと何度考えたことか…。
眺めは良いので、周りの景色を見て気分転換をしながら、歩きました。
画像は、遠くに見えた八ヶ岳。
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途中で引き返そうかと何度考えたことか…。
眺めは良いので、周りの景色を見て気分転換をしながら、歩きました。
画像は、遠くに見えた八ヶ岳。
標高2210m付近の平坦地にある池。
奥念丈岳へはこの池の左手(南側)を通過します。
この池前後の区間は獣道があったりで、ルートを辿るのが難しい区間です。
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標高2210m付近の平坦地にある池。
奥念丈岳へはこの池の左手(南側)を通過します。
この池前後の区間は獣道があったりで、ルートを辿るのが難しい区間です。
周囲を観察すれば、ピンクテープなどの目印が見つかります。
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周囲を観察すれば、ピンクテープなどの目印が見つかります。
踏み跡がはっきりした所に出ると、これで藪漕ぎが終わりかな、と期待してしまいます。
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踏み跡がはっきりした所に出ると、これで藪漕ぎが終わりかな、と期待してしまいます。
そんな期待は裏切られ、笹原の海を泳ぎます。
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そんな期待は裏切られ、笹原の海を泳ぎます。
目線で写真を撮るとこんな感じ。
笹葉で顔が傷だらけになりました。
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目線で写真を撮るとこんな感じ。
笹葉で顔が傷だらけになりました。
奥念丈岳山頂手前の笹丈が短い斜面から見る景色は絶景です。
池ノ平山から念丈岳にかけて。
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奥念丈岳山頂手前の笹丈が短い斜面から見る景色は絶景です。
池ノ平山から念丈岳にかけて。
念丈岳より南。
念丈岳の稜線の奥に南アルプス主稜線が見える、味わい深い風景です。
ここまで苦労して来た甲斐がありました!
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念丈岳より南。
念丈岳の稜線の奥に南アルプス主稜線が見える、味わい深い風景です。
ここまで苦労して来た甲斐がありました!
奥念丈岳到着。
展望なし…。
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奥念丈岳到着。
展望なし…。
山頂標識は横倒しになっていました。
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山頂標識は横倒しになっていました。
少し北側に歩いてみた。
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少し北側に歩いてみた。
少し南側に歩いてみた。
この辺りの主稜線を通るルートは、「破線ルート」というより、「廃道」と言った方が正確な気がします。
木枝や笹が刈り払われ、整備されない限り、歩く気にはなれません。
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少し南側に歩いてみた。
この辺りの主稜線を通るルートは、「破線ルート」というより、「廃道」と言った方が正確な気がします。
木枝や笹が刈り払われ、整備されない限り、歩く気にはなれません。
山頂からの展望はなく、残念でしたが、山頂手前から眺められる風景はやはり素晴らしい!
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山頂からの展望はなく、残念でしたが、山頂手前から眺められる風景はやはり素晴らしい!
念丈岳に戻ります。
少しへこんでいる所が下笹が刈られているルート部分です。
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念丈岳に戻ります。
少しへこんでいる所が下笹が刈られているルート部分です。
念丈岳から本高森山への稜線と中央アルプスの主稜線に囲まれた谷も美しい。
念丈岳から奥念丈岳にかけては、見ごたえあるヴューポイントも結構あるんですけどね…。
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念丈岳から本高森山への稜線と中央アルプスの主稜線に囲まれた谷も美しい。
念丈岳から奥念丈岳にかけては、見ごたえあるヴューポイントも結構あるんですけどね…。
念丈岳も綺麗に見えます。
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念丈岳も綺麗に見えます。
立ち枯れの木と南駒ヶ岳。
深南部の雰囲気があります。
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立ち枯れの木と南駒ヶ岳。
深南部の雰囲気があります。
メインルートに復帰しました。
藪漕ぎから解放され、ホッとしました。
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メインルートに復帰しました。
藪漕ぎから解放され、ホッとしました。
念丈岳まで戻ってきました。
藪漕ぎに疲れたので、少しゆっくりしました。
休憩していると、烏帽子岳方面から人が登ってきたので、少しお話ししました。松川ICを10時に出発したとか。どれだけ健脚なんだ、とびっくり!しかも、足元は、トレランシューズではなく、重登山靴でした…。
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念丈岳まで戻ってきました。
藪漕ぎに疲れたので、少しゆっくりしました。
休憩していると、烏帽子岳方面から人が登ってきたので、少しお話ししました。松川ICを10時に出発したとか。どれだけ健脚なんだ、とびっくり!しかも、足元は、トレランシューズではなく、重登山靴でした…。
雲が大分多くなってきましたが、南アルプスが依然としてバッチリ見えていました。
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雲が大分多くなってきましたが、南アルプスが依然としてバッチリ見えていました。
甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳を拡大。
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甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳を拡大。
北岳と間ノ岳を拡大。
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北岳と間ノ岳を拡大。
塩見岳を拡大。
悪沢岳と荒川岳を拡大。
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悪沢岳と荒川岳を拡大。
赤石岳を拡大。
聖岳を拡大。
兎岳や上河内岳もバッチリ分かります。
5
聖岳を拡大。
兎岳や上河内岳もバッチリ分かります。
光岳から池口岳にかけてを拡大。
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光岳から池口岳にかけてを拡大。
名残惜しいですが、下山します。
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名残惜しいですが、下山します。
念丈岳からは急斜面を下る区間もあります。
念丈岳からは急斜面を下る区間もあります。
砂礫地の向こうに見えた安平路山
5
砂礫地の向こうに見えた安平路山
気持の良い快適な道が続きます。
気持の良い快適な道が続きます。
ピンクテープなどの目印もあります。
ピンクテープなどの目印もあります。
少し展望が開けた所から、念丈岳から池ノ平山に続く稜線を見やる。
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少し展望が開けた所から、念丈岳から池ノ平山に続く稜線を見やる。
念丈倶楽部の方々、登山道整備、ありがとうございます!
念丈倶楽部の方々、登山道整備、ありがとうございます!
ちょっとした崩壊地の脇を通過する所もあります。
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ちょっとした崩壊地の脇を通過する所もあります。
上澤の泉。
余りにも気持の良い所だったので、少し休憩しました。
流れる水の音が実に心地よく、流れ落ちる清水が形作る波紋が息をのむほど美しかった。
笹に傷つけられた顔を清水で洗ったら、痛みが取れました。
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上澤の泉。
余りにも気持の良い所だったので、少し休憩しました。
流れる水の音が実に心地よく、流れ落ちる清水が形作る波紋が息をのむほど美しかった。
笹に傷つけられた顔を清水で洗ったら、痛みが取れました。
2158mピーク付近は少し笹が伸びていましたが、道が分からなくなるほどではありません。
2158mピーク付近は少し笹が伸びていましたが、道が分からなくなるほどではありません。
コメツガの林を抜けていく。
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コメツガの林を抜けていく。
砂礫の崩壊地の脇を通過します。
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砂礫の崩壊地の脇を通過します。
崩壊地から見た烏帽子岳から池ノ平山へと続く稜線。
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崩壊地から見た烏帽子岳から池ノ平山へと続く稜線。
立ち枯れの木が美しい草原をゆったり登ると、
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立ち枯れの木が美しい草原をゆったり登ると、
大島山に到着します。
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大島山に到着します。
西側斜面は笹原の草原になっています。
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西側斜面は笹原の草原になっています。
南アルプス方面の眺望もあります。
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南アルプス方面の眺望もあります。
恵那山の山体が目立ちます。
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恵那山の山体が目立ちます。
大島山からは一気に高度を下げます。
それなりの傾斜の斜面なので、登りはそれなりにきつそうです。
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大島山からは一気に高度を下げます。
それなりの傾斜の斜面なので、登りはそれなりにきつそうです。
白砂の崩壊地が中央アルプスらしい。
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白砂の崩壊地が中央アルプスらしい。
白樺の木。
若葉が芽吹いていました。
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白樺の木。
若葉が芽吹いていました。
本高森山に到着。
山頂から一下りした所で、鳩打峠から少しご一緒した4人組に追いつきました。
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本高森山に到着。
山頂から一下りした所で、鳩打峠から少しご一緒した4人組に追いつきました。
マイヅルソウ
本高森山より先もちょっとした登り返しが数ヶ所かありました。
本高森山より先もちょっとした登り返しが数ヶ所かありました。
前高森山の分岐点まで下ってきました。
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前高森山の分岐点まで下ってきました。
登山口へは向かって左手のトラバース気味に下る道を進みます。
登山口へは向かって左手のトラバース気味に下る道を進みます。
ヤマツツジ
展望台からはゆったりとした下りが長く続きます。
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展望台からはゆったりとした下りが長く続きます。
ギンリョウソウ
アカマツ林まで下りてきました。
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アカマツ林まで下りてきました。
登山口まで戻ってきました。
登山口まで戻ってきました。

感想

この週末は晴天が予報されていましたが、梅雨の足音も聞こえてきていました。
そこで、蒼天の絶景を堪能しておこうと、展望の良さそうな念丈岳に登ることにしました。
3月上旬に鳩打峠から烏帽子岳まで登っていたので、高森山登山口から念丈岳を経由して烏帽子岳まで往復する計画としました。

高森山登山口に到着し、準備をしていると、車が二台やってきました。
その車から降りられた方から「どこまで行くの?」と聞かれ、「烏帽子岳まで往復するつもりです」と答えると、「鳩打峠まで一緒に乗っていかないか」と嬉しいお誘いをいただきました。
ありがたく(というより、図々しく)ご一緒させていただくことにしました。
同乗したお二人は念丈倶楽部の方だそうで、ほかの二人と4人で鳩打峠から周回する予定とのことでした。

登山口からそのまま少しの間ご一緒させていただきましたが、小八郎岳への分岐点で先に行かせていただくことにしました。
その後、一人旅となりましたが、快適な道を、途中にある展望地で展望を楽しみながら、快適な道を順調に辿り、念丈岳に10時半前に到着しました。

念丈岳は噂に聞く以上の素晴らしい展望地でした。
何よりも目立つのが南アルプス。甲斐駒ヶ岳から横一列に南アルプスの山々が連なっています。そして、南駒ヶ岳以南の中央アルプスの主稜線、そして中ア主稜線越しに御嶽山や白山も望める絶景が待っていました。
南アルプス方面の展望こそ烏帽子岳(烏帽子岩)に少し劣るかもしれませんが、総合力では念丈岳の方が展望に優れている印象を受けました。
念丈岳は、個人的には、中央アルプス一の展望地だと思います。
遠目に見てそれほど目立つ山容ではありませんが、展望地としては一品です。

念丈岳まで順調過ぎて、そのまま高森山登山口まで下ってしまうと、あまりにも早く下山してしまいそうだったので、奥念丈岳に寄り道してみることにしました。
念丈岳から奥念丈岳までは、片道で、距離にして1.5km未満、登り返しも200mほどと大して距離も標高差もありません。
しかし、笹薮の抵抗を受ける難路でした。少なくともヘタレハイカーの自分は、そう感じました。往復2時間もあれば十分かなと踏んでいましたが、想定以上に時間がかかってしまいました。
もっとも、想定以上に時間がかかっていまった原因としては、想像以上に途中の展望が良かったことも挙げられます。
念丈岳から奥念丈岳の区間は、歩いていて楽しいということは(藪漕ぎ好きの方を除き)ありませんが、随所で趣深い景色を味わうことができます。

念丈岳から高森山登山口までは、よく整備された登山道が続いていました。
念丈倶楽部の方々が登山道を整備されているそうで、頭が下がります。
この日は、最初から最後まで念丈倶楽部にお世話になった一日となりました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

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