記録ID: 1158219
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ハイキング
奥多摩・高尾
奥多摩:大寺山と鹿倉山
2017年06月03日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,552m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 7:14
7:36
61分
大寺山と鹿倉山登山口
8:37
8:41
73分
大寺山
9:54
9:54
48分
鹿倉山
10:42
10:42
36分
大寺山
11:18
11:18
9分
大寺山と鹿倉山登山口
11:27
11:27
101分
ムロクボ尾根・三頭山登山口
13:08
13:08
18分
ヌカザス尾根との合流点
13:26
13:26
29分
糠指山
13:55
13:55
25分
イヨ山
14:20
14:20
30分
三頭山登山口
14:50
小河内神社前バス停
奥多摩:大寺山と鹿倉山
3週連続の山トレとして,奥多摩の地味でマイナーな低山を登ってみることにしました。晴れた休日の奥多摩は,人気の雲取山などはハイカーが多そうなので,あまり人がいないところで1人自分のペースで足腰を鍛えるのが目的です。目的の山は,遠くから頂上付近に白い塔のようなものが見える大寺山(おおでらやま:982m)と,その先にある鹿倉山(ししくらやま:1288m)です。休日は,西側の丹波山村まで行くバスの早い便がないので,奥多摩湖畔の深山橋からのピストンです。
【深山橋〜大寺山】
奥多摩湖駅から鴨沢西行きのバスは普通の混み具合ですが,深山橋で下車したのやはり自分1人だけです。空は雲一つないよい天気で気温も暑すぎず寒すぎず,ハイキング日和です。蕎麦屋「陣屋」の裏側から登山道に入ると,いきなりの急登が続きます。今回はストックを用意してきたので,腕の力も使いながら登っていきます。樹林帯の中を進むので,展望はないものの初夏の強い日差しがさえぎられてそれほど汗をかきません。聞こえるのは鳥のさえずりと下から時折響いてくるバイクの音だけです。
登り始めてからちょうど1時間で木々の間から白く輝くあの塔が見えてきます。大寺山の頂上の平坦な広場にはこの地味や山には場違いなくらい立派な仏舎利塔が立っています。陣馬山の馬のモニュメントと同様,山頂で目にするにはやや違和感のある建築物です。これがもう少し古びていれば東南アジアの古代遺跡のように見えて,もう少ししっくりするかもしれません。この広場の反対側には鹿倉山へ向かう登山道が続いていて,再び樹林帯に入ります。
【大寺山〜鹿倉山】
ここからのルートは上り基調ですが,序盤ほど傾斜はきつくありません。尾根が広がる箇所では踏み後が落ち葉で隠れて見えにくいものの,常に赤テープと左側の谷の位置を意識していれば迷うことはありません(1か所,左に大きくカーブする地点でルートを探すのにやや手間取りました)。短い岩稜を通過してしばらくすると,右側に登山道と並行して平坦な作業道が現れますが,日差しを避けてそのまま木々の間を進みます。すると,10時前に鹿倉山に到着。頂上では葉が生い茂った木々のせいで,眺望は得られません。そこですぐに来た道を引き返すことにします。このまま西へ進んで丹波山村に下り,村内の温泉に入って帰ることも頭に浮かびましたが,少し時間が早すぎます。
【鹿倉山〜大寺山〜登山口】
登山道を引き返すと,木々の間から大寺山の仏塔が見え,その先は御前山(ごぜんやま:1405m)がひときわ高くそびえています。この区間は往路では1時間15分かかりましたが,復路では50分ほどで到着します。そのまま下山を急ぐと,この日初めて1人のハイカーとすれ違います。往路でルートが見つけにくかったカーブも,下りで視野が広くなったせいか問題なく通過します。登山口には11時20分頃に戻りますが,このままバスで帰るのはもったいない気がします。ちょうどこの近くから糠指山(ヌカザス山:1175m)と三頭山(みとうさん:1528m)に通じるムロクボ尾根があるので,今度はここを登ってみることにします。ちょうどペットボトル1本の水分を消費しましたが,あと1本予備があります。
【三頭橋〜糠指山〜小河内神社バス停】
三頭橋を渡ってすぐの目立たないところにムロクボ尾根・三頭山への登山口があります。再びの急登ですが,ほとんど惰性で進んでいきます。ここでも木々が直射日光をさえぎってくれるので,眺望と引き換えに暑さを感じずにすみます。むしろ吹き抜ける風で汗をかいた体が冷やされるくらいです。ヌカザス尾根との合流点まで来ると,ここで三頭山に向かうか下山するかで思案します。三頭山までの標準コースタイムは1時間45分で,そこから鞘口峠(さやぐちとうげ)を経由して「都民の森バス停」に下山することになります。一方,ヌカザス尾根から奥多摩湖へ下山すると1時間50分で,すぐ近くにバス停があります。前日の天気予報に反して,空に暗い雲が広がり雨が降りだしそうな雰囲気もあったのでバス停の近い奥多摩湖へ向かうことにします。それに,バスの便もこちらのほうが多いはずです。糠指山やイヨ山の前後のアップダウンを経て下山を急ぐと,2人のハイカーを追い越し,奥多摩周遊道路沿いの登山口に到着します。時刻は午後2時20分ですが,バス停の時刻を調べていなかったので,とりあえず奥多摩湖上のドラム缶橋を渡ってバス停に急ぎます。小河内神社前バス停には下山してきたハイカーの長い行列ができていますが,運よくすぐにバスが連続して2台やってきて奥多摩駅に向かいます。駅に着くと,ホリデー快速奥多摩号がすでに到着していて乗車すると数分後に発車します。乗り換えなしで自宅の最寄り駅まで帰ることができ,結果的に山中でのルート選択が吉と出ました。
3週連続の山トレとして,奥多摩の地味でマイナーな低山を登ってみることにしました。晴れた休日の奥多摩は,人気の雲取山などはハイカーが多そうなので,あまり人がいないところで1人自分のペースで足腰を鍛えるのが目的です。目的の山は,遠くから頂上付近に白い塔のようなものが見える大寺山(おおでらやま:982m)と,その先にある鹿倉山(ししくらやま:1288m)です。休日は,西側の丹波山村まで行くバスの早い便がないので,奥多摩湖畔の深山橋からのピストンです。
【深山橋〜大寺山】
奥多摩湖駅から鴨沢西行きのバスは普通の混み具合ですが,深山橋で下車したのやはり自分1人だけです。空は雲一つないよい天気で気温も暑すぎず寒すぎず,ハイキング日和です。蕎麦屋「陣屋」の裏側から登山道に入ると,いきなりの急登が続きます。今回はストックを用意してきたので,腕の力も使いながら登っていきます。樹林帯の中を進むので,展望はないものの初夏の強い日差しがさえぎられてそれほど汗をかきません。聞こえるのは鳥のさえずりと下から時折響いてくるバイクの音だけです。
登り始めてからちょうど1時間で木々の間から白く輝くあの塔が見えてきます。大寺山の頂上の平坦な広場にはこの地味や山には場違いなくらい立派な仏舎利塔が立っています。陣馬山の馬のモニュメントと同様,山頂で目にするにはやや違和感のある建築物です。これがもう少し古びていれば東南アジアの古代遺跡のように見えて,もう少ししっくりするかもしれません。この広場の反対側には鹿倉山へ向かう登山道が続いていて,再び樹林帯に入ります。
【大寺山〜鹿倉山】
ここからのルートは上り基調ですが,序盤ほど傾斜はきつくありません。尾根が広がる箇所では踏み後が落ち葉で隠れて見えにくいものの,常に赤テープと左側の谷の位置を意識していれば迷うことはありません(1か所,左に大きくカーブする地点でルートを探すのにやや手間取りました)。短い岩稜を通過してしばらくすると,右側に登山道と並行して平坦な作業道が現れますが,日差しを避けてそのまま木々の間を進みます。すると,10時前に鹿倉山に到着。頂上では葉が生い茂った木々のせいで,眺望は得られません。そこですぐに来た道を引き返すことにします。このまま西へ進んで丹波山村に下り,村内の温泉に入って帰ることも頭に浮かびましたが,少し時間が早すぎます。
【鹿倉山〜大寺山〜登山口】
登山道を引き返すと,木々の間から大寺山の仏塔が見え,その先は御前山(ごぜんやま:1405m)がひときわ高くそびえています。この区間は往路では1時間15分かかりましたが,復路では50分ほどで到着します。そのまま下山を急ぐと,この日初めて1人のハイカーとすれ違います。往路でルートが見つけにくかったカーブも,下りで視野が広くなったせいか問題なく通過します。登山口には11時20分頃に戻りますが,このままバスで帰るのはもったいない気がします。ちょうどこの近くから糠指山(ヌカザス山:1175m)と三頭山(みとうさん:1528m)に通じるムロクボ尾根があるので,今度はここを登ってみることにします。ちょうどペットボトル1本の水分を消費しましたが,あと1本予備があります。
【三頭橋〜糠指山〜小河内神社バス停】
三頭橋を渡ってすぐの目立たないところにムロクボ尾根・三頭山への登山口があります。再びの急登ですが,ほとんど惰性で進んでいきます。ここでも木々が直射日光をさえぎってくれるので,眺望と引き換えに暑さを感じずにすみます。むしろ吹き抜ける風で汗をかいた体が冷やされるくらいです。ヌカザス尾根との合流点まで来ると,ここで三頭山に向かうか下山するかで思案します。三頭山までの標準コースタイムは1時間45分で,そこから鞘口峠(さやぐちとうげ)を経由して「都民の森バス停」に下山することになります。一方,ヌカザス尾根から奥多摩湖へ下山すると1時間50分で,すぐ近くにバス停があります。前日の天気予報に反して,空に暗い雲が広がり雨が降りだしそうな雰囲気もあったのでバス停の近い奥多摩湖へ向かうことにします。それに,バスの便もこちらのほうが多いはずです。糠指山やイヨ山の前後のアップダウンを経て下山を急ぐと,2人のハイカーを追い越し,奥多摩周遊道路沿いの登山口に到着します。時刻は午後2時20分ですが,バス停の時刻を調べていなかったので,とりあえず奥多摩湖上のドラム缶橋を渡ってバス停に急ぎます。小河内神社前バス停には下山してきたハイカーの長い行列ができていますが,運よくすぐにバスが連続して2台やってきて奥多摩駅に向かいます。駅に着くと,ホリデー快速奥多摩号がすでに到着していて乗車すると数分後に発車します。乗り換えなしで自宅の最寄り駅まで帰ることができ,結果的に山中でのルート選択が吉と出ました。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:小河内神社前〜奥多摩駅(バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし(落ち葉でルートが不鮮明ですが,赤テープと尾根のピークに注意していれば問題なし) |
写真
撮影機器:
装備
備考 | [あってよかったもの] 温泉に入らず着替えもしなかったので,汗ふき用のウエットティッシュ [あればよかったもの] コース変更に備えて,下山する可能性のあるすべてのバス停の時刻表。雨が降る雰囲気もあったので,すぐに脱ぎ着できるレイン用ポンチョ。 |
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