ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1159114
全員に公開
ハイキング
甲信越

初夏の信州足跡繋ぎの旅Part. 2(高ボッチ〜鉢伏山〜JR村井駅へ)

2017年06月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:49
距離
25.8km
登り
1,186m
下り
1,555m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:07
休憩
1:43
合計
9:50
5:18
32
アスティかたおか
5:50
5:55
96
夏道合流点
7:31
7:31
19
牧場境界
7:50
8:08
16
8:24
8:25
4
8:29
8:34
13
見晴らしコース小ピーク
8:47
8:47
23
横峰分岐
9:10
9:17
68
10:25
10:31
4
10:35
11:05
7
山頂展望台
11:12
11:13
11
牧水歌碑
11:24
11:31
27
11:58
12:06
9
12:15
12:16
54
13:10
13:11
23
フランス式階段工
13:34
13:41
73
14:54
15:00
8
JR村井駅
15:08
信州健康ランド
天候 終日晴れ(鉢伏山手前で一時ガス)
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
・往路:塩尻の宿からタクシーでアスティかたおかへ(早朝割増、約11kmで4,000円強)
・復路:JR村井駅までひたすら徒歩…
コース状況/
危険箇所等
・アスティかたおかから高ボッチ山、冬の雪道を登るハイカーは多いものの、ラクに車で行ける高ボッチへ夏道を登る物好きハイカーは希少(アスティかたおかのフロントマン談)。宿の裏手から踏跡が延びるも、途中多数の林道クロス/ショートカットの赤テープ等あり、尾根筋を大きく外さぬよう注意。高ボッチが近付くと、「展望台○○km」の道標が500mおきに出現。このルートは高ボッチ牧場を大回りし、アップダウンも多い効率の悪い道。高ボッチ山頂を真っ直ぐ目指す場合は、有刺鉄線の薄いゾーンを突いて牧場を横断した方がベターで、展望も良好。。
・鉢伏山へ至る車道を進み、牛伏寺への下降点を過ぎると、随所にショートカット道あり、こちらの方が上下とも圧倒的に歩きやすいです。分かりにくい入口には赤テープなど目印あり。
・牛伏寺への下降路は、車道から下り始めて程なく「尾根筋コース」と「日影沢沿い・フランス式階段工コース」に分かれます。歩行距離は尾根コースが0.5km程短いものの、コースのバリエーションや明治の砂防施設(写真/所感の項参照)など見所の多さからみて、沢コースが断然オススメです。
その他周辺情報 JR村井駅から500m、徒歩10分弱のところに「信州健康ランド」あり、日帰り入浴可。(ホテル併設のリゾート型施設のため、日帰りでも税込み2,000円強とかなり割高。JAF割引あり、露天風呂、大広間&食堂など完備)
本日は、高ボッチ山直下のアスティかたおかから出発。本当はここに泊まる腹積もりでしたが、予約が満杯…。塩尻の宿からタクシー移動。
2017年06月04日 05:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:18
本日は、高ボッチ山直下のアスティかたおかから出発。本当はここに泊まる腹積もりでしたが、予約が満杯…。塩尻の宿からタクシー移動。
宿の裏手からスタート。植物園のようになってます。。
2017年06月04日 05:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:20
宿の裏手からスタート。植物園のようになってます。。
「高ボッチ登山道入口」の標識ありました…。
2017年06月04日 05:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:22
「高ボッチ登山道入口」の標識ありました…。
予想に反し、結構踏まれている道のようです。
2017年06月04日 05:24撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:24
予想に反し、結構踏まれている道のようです。
一旦尾根を外れかけましたが、左に舵を切り、ここでメインルートに合流。
2017年06月04日 05:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:34
一旦尾根を外れかけましたが、左に舵を切り、ここでメインルートに合流。
この辺りも、倒木が多くやや分かりにくいです…
2017年06月04日 05:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:35
この辺りも、倒木が多くやや分かりにくいです…
ようやく赤テープ出現。。
2017年06月04日 05:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:37
ようやく赤テープ出現。。
杉林の中にツツジ。
2017年06月04日 05:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:39
杉林の中にツツジ。
真っ逆さまの倒木。。
2017年06月04日 05:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:40
真っ逆さまの倒木。。
朝靄に青空。清々しい時間帯です。
2017年06月04日 05:43撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 5:43
朝靄に青空。清々しい時間帯です。
ここで左からの小路と合流、右へ旋回。左には通せんぼマークの木々?
2017年06月04日 05:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:49
ここで左からの小路と合流、右へ旋回。左には通せんぼマークの木々?
広い尾根路にも朝日が差し込みます。所々クマの掘り返しらしき跡あり、クマ鈴をリンリン鳴らし歩きます。
2017年06月04日 05:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:54
広い尾根路にも朝日が差し込みます。所々クマの掘り返しらしき跡あり、クマ鈴をリンリン鳴らし歩きます。
ヒャー、ここからはハイウェイ!?のような林道に合流!
2017年06月04日 05:57撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:57
ヒャー、ここからはハイウェイ!?のような林道に合流!
赤テープのところから、再び登山道へ。ホッ…。
2017年06月04日 05:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 5:59
赤テープのところから、再び登山道へ。ホッ…。
窪地状のルートを登ります。
2017年06月04日 06:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:01
窪地状のルートを登ります。
ここでまた林道とクロス。道標あり。
2017年06月04日 06:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:13
ここでまた林道とクロス。道標あり。
綿帽子がまるで花のよう。。
2017年06月04日 06:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:14
綿帽子がまるで花のよう。。
再度林道をクロス、山道へ。赤テープなし…。
2017年06月04日 06:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:18
再度林道をクロス、山道へ。赤テープなし…。
古い赤テープあり。。
2017年06月04日 06:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:20
古い赤テープあり。。
このあたり、何度も林道を横切ります…。
2017年06月04日 06:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:20
このあたり、何度も林道を横切ります…。
ショートカットは諦め、林道を素直に歩くことに。朝のお勤め中?のクマと遭遇したくありませんし…。
2017年06月04日 06:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:23
ショートカットは諦め、林道を素直に歩くことに。朝のお勤め中?のクマと遭遇したくありませんし…。
また標識あり。どうやらここがメインルートのようです。
2017年06月04日 06:26撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:26
また標識あり。どうやらここがメインルートのようです。
防火帯でしょうか。左側がスギ植林、右が天然林の見事なコントラスト。。
2017年06月04日 06:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:40
防火帯でしょうか。左側がスギ植林、右が天然林の見事なコントラスト。。
朝靄に建つ巨大鉄塔。
2017年06月04日 06:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 6:42
朝靄に建つ巨大鉄塔。
林道状の道を登り詰め、細い尾根道に。勾配も少し緩まりました(ホッ)…
2017年06月04日 06:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 6:54
林道状の道を登り詰め、細い尾根道に。勾配も少し緩まりました(ホッ)…
牧場内の冬道からはだいぶ外れましたが、有刺鉄線で牧場内には入れないので、やむ無くこのルートを進みます。
2017年06月04日 07:06撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:06
牧場内の冬道からはだいぶ外れましたが、有刺鉄線で牧場内には入れないので、やむ無くこのルートを進みます。
牧場を大回りし、ようやくここで尾根道に復帰。大電波塔も見えてきました!
2017年06月04日 07:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:27
牧場を大回りし、ようやくここで尾根道に復帰。大電波塔も見えてきました!
度重なる迂回ルートに我慢できず、ついにここで鉄線を越え、牧場内へ!(ゴメンナサイ…)
2017年06月04日 07:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 7:31
度重なる迂回ルートに我慢できず、ついにここで鉄線を越え、牧場内へ!(ゴメンナサイ…)
牧場に出ると、いきなり御嶽、乗鞍の大展望!
2017年06月04日 07:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
3
6/4 7:33
牧場に出ると、いきなり御嶽、乗鞍の大展望!
北アルプス方面はまだ雲が多いですねー!
2017年06月04日 07:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 7:34
北アルプス方面はまだ雲が多いですねー!
ようやく、高ボッチの鉄塔広場に到着。一応、山頂に向かいます…。
2017年06月04日 07:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:37
ようやく、高ボッチの鉄塔広場に到着。一応、山頂に向かいます…。
車道からショートカットして山頂遊歩道に出ると、富士山〜諏訪湖と南アの素晴らしい展望のご褒美!
2017年06月04日 07:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 7:39
車道からショートカットして山頂遊歩道に出ると、富士山〜諏訪湖と南アの素晴らしい展望のご褒美!
山頂への長閑なプロムナード。牧場周辺の迂遠でイバラの路が嘘のようです…。
2017年06月04日 07:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:41
山頂への長閑なプロムナード。牧場周辺の迂遠でイバラの路が嘘のようです…。
鉄塔の背後に、槍穂がキレイに見えてきました!
2017年06月04日 07:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
3
6/4 7:45
鉄塔の背後に、槍穂がキレイに見えてきました!
高ボッチ山頂到着。観光客の方にシャッターお願いしました。富士もバッチリ、最高の構図です!
2017年06月04日 07:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
11
6/4 7:48
高ボッチ山頂到着。観光客の方にシャッターお願いしました。富士もバッチリ、最高の構図です!
山頂パノラマその1。これから向かう鉢伏山。結構遠い…。
2017年06月04日 07:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
6/4 7:49
山頂パノラマその1。これから向かう鉢伏山。結構遠い…。
三峰〜蓼科方面。昨日、足跡が繋がりました!
2017年06月04日 07:50撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:50
三峰〜蓼科方面。昨日、足跡が繋がりました!
南八ヶ岳。朝は逆光気味…。
2017年06月04日 07:51撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:51
南八ヶ岳。朝は逆光気味…。
本日のメインはやはりこちら、富士〜南ア方面。
2017年06月04日 07:52撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
6/4 7:52
本日のメインはやはりこちら、富士〜南ア方面。
中ア方面は雲も少なく快晴。。
2017年06月04日 07:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 7:53
中ア方面は雲も少なく快晴。。
御嶽〜乗鞍はやや雲多め…。
2017年06月04日 07:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 7:53
御嶽〜乗鞍はやや雲多め…。
富士山アップ。この大展望にカメラマンも集結。。
2017年06月04日 08:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 8:01
富士山アップ。この大展望にカメラマンも集結。。
高ボッチ駐車場。ここからでも、労せずして北ア大展望が楽しめます。。
2017年06月04日 08:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 8:13
高ボッチ駐車場。ここからでも、労せずして北ア大展望が楽しめます。。
「日本一のシャッターポイント」、ちょっと誇張気味ですが、まんざらでもなさそう…
2017年06月04日 08:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
6/4 8:15
「日本一のシャッターポイント」、ちょっと誇張気味ですが、まんざらでもなさそう…
ここから暫くは退屈な車道歩き…
2017年06月04日 08:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 8:16
ここから暫くは退屈な車道歩き…
鉢伏山頂まで6km。
2017年06月04日 08:24撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 8:24
鉢伏山頂まで6km。
車道歩きは精神的にシンドイので、しばし「見晴らしコース」へ寄り道。
2017年06月04日 08:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 8:25
車道歩きは精神的にシンドイので、しばし「見晴らしコース」へ寄り道。
牛伏寺への下降点着。予定よりも2時間近く早い時刻に辿り着き、再び気力・体力が湧き上がります。
2017年06月04日 09:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:07
牛伏寺への下降点着。予定よりも2時間近く早い時刻に辿り着き、再び気力・体力が湧き上がります。
ここから鉢伏山往復します。間もなく、鉢伏山荘の先で小淵沢からの足跡と接続…!
2017年06月04日 09:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:08
ここから鉢伏山往復します。間もなく、鉢伏山荘の先で小淵沢からの足跡と接続…!
退屈な車道歩きが終わってホッと一息。新緑の気持ち良い小路です。
2017年06月04日 09:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:10
退屈な車道歩きが終わってホッと一息。新緑の気持ち良い小路です。
ヤマザクラでしょうか?
2017年06月04日 09:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:18
ヤマザクラでしょうか?
こちら側、満開です!
2017年06月04日 09:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:18
こちら側、満開です!
一旦車道へ出るも、すぐに再度山道に入ります。
2017年06月04日 09:19撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:19
一旦車道へ出るも、すぐに再度山道に入ります。
ショートカットのサービスもそろそろ終わりでしょうか。ここからは、暫しの車道歩き…。
2017年06月04日 09:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:25
ショートカットのサービスもそろそろ終わりでしょうか。ここからは、暫しの車道歩き…。
本日のラストターゲット、鉢伏山見えてきました。北アルプス方面からガスが押し寄せてます…。
2017年06月04日 09:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:28
本日のラストターゲット、鉢伏山見えてきました。北アルプス方面からガスが押し寄せてます…。
この区間もまだまだショートカットあります。有り難や!
2017年06月04日 09:30撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:30
この区間もまだまだショートカットあります。有り難や!
ここも「美ヶ原ロングトレイル」ですね。帰路の「フランス式階段工」?楽しみです…。
2017年06月04日 09:32撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:32
ここも「美ヶ原ロングトレイル」ですね。帰路の「フランス式階段工」?楽しみです…。
だいぶ日も高くなりましたが、富士山まだ頑張って見えてます!
2017年06月04日 09:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:34
だいぶ日も高くなりましたが、富士山まだ頑張って見えてます!
林道は急斜面を大きく迂回。ここは迷わずショートカット!!
2017年06月04日 09:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:36
林道は急斜面を大きく迂回。ここは迷わずショートカット!!
こちらの方角からは、左から甲斐駒、北岳、仙丈の順に見えてます。右奥には塩見、荒川、赤石の主稜も登場!
2017年06月04日 09:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 9:38
こちらの方角からは、左から甲斐駒、北岳、仙丈の順に見えてます。右奥には塩見、荒川、赤石の主稜も登場!
ガスが薄くなり、鉢伏山スッキリ見えてきました。足跡の残る鉢伏山荘もいよいよロックオン!
2017年06月04日 09:43撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 9:43
ガスが薄くなり、鉢伏山スッキリ見えてきました。足跡の残る鉢伏山荘もいよいよロックオン!
北アはすっぽり雲の中ですが、松本盆地は晴れてますね。
2017年06月04日 09:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 9:45
北アはすっぽり雲の中ですが、松本盆地は晴れてますね。
ここから見るとほぼ扁平な高ボッチ。ずいぶん頑張って歩いてきました。。
2017年06月04日 09:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
6/4 9:54
ここから見るとほぼ扁平な高ボッチ。ずいぶん頑張って歩いてきました。。
鉢伏山登り口。「至・三峰山」の有難い道標あり。ここでついに、分水嶺トレイルと足跡がしっかり接続!!!
2017年06月04日 10:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 10:07
鉢伏山登り口。「至・三峰山」の有難い道標あり。ここでついに、分水嶺トレイルと足跡がしっかり接続!!!
新緑の美林の向こうに、どっしりした山容の三峰山登場。右奥の蓼科山頂は未だ雲の中ですが…。
2017年06月04日 10:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 10:10
新緑の美林の向こうに、どっしりした山容の三峰山登場。右奥の蓼科山頂は未だ雲の中ですが…。
不沈空母のような美ヶ原の稜線が見えてきました。
2017年06月04日 10:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 10:20
不沈空母のような美ヶ原の稜線が見えてきました。
2度目の鉢伏山頂到着。一応自撮りしときます。
2017年06月04日 10:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
4
6/4 10:25
2度目の鉢伏山頂到着。一応自撮りしときます。
あれー、前はあんな立派な展望台なかったです!
2017年06月04日 10:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
6/4 10:27
あれー、前はあんな立派な展望台なかったです!
山頂神社に安全登山の御礼詣り。
2017年06月04日 10:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 10:28
山頂神社に安全登山の御礼詣り。
展望台に登ってみました。風は冷たいですが、確かに南アの眺望がサイコーです!
2017年06月04日 10:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 10:33
展望台に登ってみました。風は冷たいですが、確かに南アの眺望がサイコーです!
帰りは別ルート、歌碑コース経由で下山。美ヶ原がド迫力です!
2017年06月04日 11:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 11:09
帰りは別ルート、歌碑コース経由で下山。美ヶ原がド迫力です!
若山牧水夫妻の歌碑。小生はとても及びも付かぬほど、全国各地に足跡を残されてます…。
2017年06月04日 11:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 11:11
若山牧水夫妻の歌碑。小生はとても及びも付かぬほど、全国各地に足跡を残されてます…。
帰りは車道経由で下山。御嶽が全貌現しました…
2017年06月04日 11:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 11:33
帰りは車道経由で下山。御嶽が全貌現しました…
高ボッチの奥に、中央アも全貌出現。
2017年06月04日 11:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 11:36
高ボッチの奥に、中央アも全貌出現。
牛伏寺(ごふくじ)への下降路に戻ってきました。さあ、ここから再び足跡を松本盆地へと伸ばします!
2017年06月04日 11:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 11:59
牛伏寺(ごふくじ)への下降路に戻ってきました。さあ、ここから再び足跡を松本盆地へと伸ばします!
ここで二又。「フランス式階段工」経由の沢コースはやや遠回りですが、ここは迷わず左へ。
2017年06月04日 12:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:14
ここで二又。「フランス式階段工」経由の沢コースはやや遠回りですが、ここは迷わず左へ。
正面奥、乗鞍もドカッと見えてきました。
2017年06月04日 12:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 12:17
正面奥、乗鞍もドカッと見えてきました。
この小平地は何かの建物跡?
2017年06月04日 12:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:18
この小平地は何かの建物跡?
ウルサイぐらいに道標が建ってます。こちらのルートが「美ヶ原ロングトレイル」の続きなのですね(ちょっと嬉しい…)。
2017年06月04日 12:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:22
ウルサイぐらいに道標が建ってます。こちらのルートが「美ヶ原ロングトレイル」の続きなのですね(ちょっと嬉しい…)。
この斜めの木段コース、意外と歩きやすいです。これもひょっとして「フランス式」??
2017年06月04日 12:29撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:29
この斜めの木段コース、意外と歩きやすいです。これもひょっとして「フランス式」??
木段に咲く小さな花。何だか花までオシャレに見えます…。
2017年06月04日 12:32撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:32
木段に咲く小さな花。何だか花までオシャレに見えます…。
案内書きが笑えます。この辺りは松本市役所の管轄のようですね。松本が近付いたのを実感!
2017年06月04日 12:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:38
案内書きが笑えます。この辺りは松本市役所の管轄のようですね。松本が近付いたのを実感!
地味な素材ですが、「連続3段堰堤」の撮影ポイントだそうです…。
2017年06月04日 12:50撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:50
地味な素材ですが、「連続3段堰堤」の撮影ポイントだそうです…。
造林小屋あり。このあたり、色々な林相改良事業が進んでいて、見学者向け解説も充実!
2017年06月04日 12:52撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:52
造林小屋あり。このあたり、色々な林相改良事業が進んでいて、見学者向け解説も充実!
右側の石橋が水没のため、左の木橋を渡りました。
2017年06月04日 12:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:56
右側の石橋が水没のため、左の木橋を渡りました。
うわぁー、この堰堤は明治時代の建造、今でも現役。歴史遺産並みの価値あり…。
2017年06月04日 12:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 12:59
うわぁー、この堰堤は明治時代の建造、今でも現役。歴史遺産並みの価値あり…。
結局、「フランス式」はこの砂防堰堤のことだと分かりました。てっきり山道の木段のオシャレな造りのことだと思ったのですが…〈汗〉
2017年06月04日 13:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:01
結局、「フランス式」はこの砂防堰堤のことだと分かりました。てっきり山道の木段のオシャレな造りのことだと思ったのですが…〈汗〉
これが本家本元?の「フランス式階段工」のようです。脱亜入欧、明治の先人の知恵ですね。
2017年06月04日 13:06撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:06
これが本家本元?の「フランス式階段工」のようです。脱亜入欧、明治の先人の知恵ですね。
こちら側から見ると、なかなか壮観です!
2017年06月04日 13:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:08
こちら側から見ると、なかなか壮観です!
何と、この階段工は国の重要文化財に指定されています。
2017年06月04日 13:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:10
何と、この階段工は国の重要文化財に指定されています。
ここから長い舗装道歩き。軽登山靴をサンダルに履き替えます!
2017年06月04日 13:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 13:17
ここから長い舗装道歩き。軽登山靴をサンダルに履き替えます!
美しいダムの彼方に、松本盆地と(雲の中ですが)北アルプス。
2017年06月04日 13:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 13:25
美しいダムの彼方に、松本盆地と(雲の中ですが)北アルプス。
牛伏寺の山門。歴史を感じさせる「牛堂」が建ってます。
2017年06月04日 13:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:27
牛伏寺の山門。歴史を感じさせる「牛堂」が建ってます。
美ヶ原ロングトレイルの案内図。分水嶺の一本道かと思いきや、ぐるっと一周歩けるのですね…(小生は止めときます…)
2017年06月04日 13:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:33
美ヶ原ロングトレイルの案内図。分水嶺の一本道かと思いきや、ぐるっと一周歩けるのですね…(小生は止めときます…)
ここが尾根コースとの合流点。地味な登山口ですが、いきなりの急登です…。
2017年06月04日 13:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:35
ここが尾根コースとの合流点。地味な登山口ですが、いきなりの急登です…。
このルートは「中部北陸自然歩道」なのですね。ついに、ゴール地点の村井駅までの距離が出ました!
2017年06月04日 13:50撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 13:50
このルートは「中部北陸自然歩道」なのですね。ついに、ゴール地点の村井駅までの距離が出ました!
県道を横断。旧い道標あり。
2017年06月04日 14:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 14:03
県道を横断。旧い道標あり。
松本ろう学校通過。学校の近くの道路は歩行者専用になってます。有難い…。
2017年06月04日 14:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 14:13
松本ろう学校通過。学校の近くの道路は歩行者専用になってます。有難い…。
振り返ると、本日歩いてきた高ボッチ〜鉢伏の尾根が青々。
2017年06月04日 14:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 14:14
振り返ると、本日歩いてきた高ボッチ〜鉢伏の尾根が青々。
この道標も古いです。右:片丘村、左:牛伏寺とあり、ちょうど本日小生が徒歩で繋いだ区間ですね!
2017年06月04日 14:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 14:25
この道標も古いです。右:片丘村、左:牛伏寺とあり、ちょうど本日小生が徒歩で繋いだ区間ですね!
山の神の石仏群。ちょうど本日は地元の祭礼のようです。今の小生にピッタリ!
2017年06月04日 14:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 14:27
山の神の石仏群。ちょうど本日は地元の祭礼のようです。今の小生にピッタリ!
ついに国道19号線を突破。村井駅まであと少し!
2017年06月04日 14:47撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 14:47
ついに国道19号線を突破。村井駅まであと少し!
ついに、村井駅ゴール!当初計画より1.5時間ほど早いので、地元のコンビニで教えてもらった駅近くの「健康ランド」で入浴・着替えしまーす!
2017年06月04日 14:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 14:54
ついに、村井駅ゴール!当初計画より1.5時間ほど早いので、地元のコンビニで教えてもらった駅近くの「健康ランド」で入浴・着替えしまーす!
健康ランドまで片道500m、徒歩7分。炎天下、疲れた両足には地味に堪えます…。鉢伏山の笹の斜面が遠望でき、遥々歩いてきたことを実感!
2017年06月04日 15:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/4 15:00
健康ランドまで片道500m、徒歩7分。炎天下、疲れた両足には地味に堪えます…。鉢伏山の笹の斜面が遠望でき、遥々歩いてきたことを実感!
本当のゴール、健康ランド到着。お疲れ〜!「おふろ甲子園」決勝進出の由、期待できそうです。。
2017年06月04日 15:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
6/4 15:07
本当のゴール、健康ランド到着。お疲れ〜!「おふろ甲子園」決勝進出の由、期待できそうです。。
帰路のスーパーあずさ車中より、本日歩いた高ボッチ〜鉢伏山の稜線が夕陽に映えてます。変わった形の雲もたなびいてます…。
2017年06月04日 17:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/4 17:13
帰路のスーパーあずさ車中より、本日歩いた高ボッチ〜鉢伏山の稜線が夕陽に映えてます。変わった形の雲もたなびいてます…。

装備

備考 ・水分消費量:ペットボトル500ml×2(ソルティライチ+宿で貰った昼食用お茶:半分弱消費)、ポリタン水200ml(昼食時湯沸かし用)、ガッツギア×1

感想

 信州足跡繋ぎツアー第2日、本日は朝5時前、前泊した塩尻郊外の宿から予約のタクシーでスタート。早朝割増もかかり、気になるメーターをチラ見しながら、運転手さんから北ア方面での一部アジア人ハイカーのマナーの悪さ、本日のコース周辺ではクマの心配は余りないことなどをつらつら聞き、アスティかたおかまで約11kmの道のりを約4,000円強、20分で走破。車の有り難みを実感しながら、朝靄に煙る標高1,000m強の登山口に降り立ちます。
 アスティのフロントの方の電話越しでのお話によると、冬場は高ボッチへの舗装道が閉鎖のため、ここから山頂目指して登る雪山ハイカーも多いものの、林道が開通するとこのルートを登る物好きハイカーはほぼ皆無の由。そこそこのルーファイやクマ除け対策も要りそうで、本日のコース中、実はこの区間が隠れた核心部では、と予想してました。案の定、最初はしっかりしていた踏跡も、なだらかな尾根筋に乗る頃には獣道や林道が交錯して不明瞭に。路傍には木の実を掘り起こしたと思しき小動物の生々しい爪痕も残り、少々ビビってクマ鈴をストックに着けリンリン鳴らしながら、朝靄の樹林帯を黙々と登ります。
 ようやく山頂方面に通ずる林道状の道に乗り、約500mおきに「至る展望台」の標識も出現。有難や、とホッとしたのも束の間、このルートは次第にGPSログの予定コースを左に外れ、有刺鉄線でがっちりガードされた牧場の敷地を大きく迂回。谷筋を乗っ越す際のアップダウンも大きく、すぐ右に大展望が拡がっているはずの広大な牧草地があるのを横目で見ながら、イライラしつつ樹林の道を辿っていきます。
 ついに高ボッチ山頂手前の電波塔が見え、目指す三角点も指呼の間、というところで、いよいよ当方我慢の限界を越え、有刺鉄線の緩くなったポイントで牧場を突っ切ります(牧場関係者の方、申し訳ありません…)。期待に違わず、南面の視界が開けた牧草地からは、未だ白銀の御嶽〜乗鞍が大迫力で登場!電波塔広場の木柵を越すと、程なく山頂に繋がるハイキング道に合流、山頂駐車場方面より見るからに一般観光客風の方々も現れ、つい先程までの地味でヤブヤブの踏跡歩きは何だったのか、という気分に。ともあれ、山頂手前では南ア〜中ア、そして諏訪湖越しに富士山の大パノラマが出現。マイカーでのラクラク登山とは違って、苦労の末に得られた大展望に「ご褒美」感もひとしおです!
 高ボッチは小生初踏破にて、やって来た観光客の方にシャッターをお願いし、居合わせた他のカメラマン各氏とともに暫しのパノラマ撮影を楽しみます。時刻はまだ8時過ぎですが、ふと進行方向を見ると、目指す鉢伏山はまだ尾根の遥か彼方…。先は長い、ここからが本番と気合を入れ直し、山頂駐車場の先から舗装の道を歩き始めます。鉢伏までは6km余り、しかも変化に乏しい車道歩きが長く続き、精神的にキツい区間です。せめて変化を付けようと、右手に分岐する「見晴らしコース」に入り、小さいお子さん連れのご家族や山菜採りのジモティの方々とすれ違いながら、黙々と先を急ぎます。
 奮闘の甲斐あって、当初計画より2時間近く早い時刻に牛伏寺への下降点に到達。いよいよ数年前の足跡が残る鉢伏山へのピストンに取りかかります。有難いことに、ここから鉢伏山荘までは、車の行き交う舗装道の左脇にショートカットを兼ねた踏跡が伸びており、登り基調ながら、疲れた両足には優しい区間です。思い出深い鉢伏山荘の脇を通り過ぎ、山頂へのハイキング道との合流点で、ついに前日開通したばかりの八ヶ岳→霧ヶ峰→三峰→分水嶺トレイルの長大な足跡としっかり線が繋がりました!どうということのない標識の立つ四つ角で、一昨年に烏帽子岳の直下にて北アの足跡が繋がった際のような感慨に一人浸ります。
 それまでガスに隠れていた鉢伏山頂も、いつしか鮮やかな青空の下にたおやかな山容を見せ、不沈空母さながらの美ヶ原もその巨体を現しました。ここからは思い出のフィルムを再生するように、長閑なハイキングコースを進みます。辿り着いた久しぶりの鉢伏山頂は、相変わらずの地味な佇まいながら、少し進んだ神社の先には、かつて木片の残骸が散らばるだけだった展望台が石造りで立派に再建!勇んで台上へのハシゴを登ると、風は大変冷たいものの、高ボッチに勝るとも劣らぬ八ヶ岳〜南ア〜中ア、そして昼前になっても健在の富士の大パノラマ。
 すっかり満足し、展望台の周りに設置されたベンチにて、宿で握ってもらったオニギリ弁当を頬張り、コンロで沸かした温かいお茶を流し込んで、いよいよ計10km余の長い長い下山&足跡延ばしにかかります。帰路は若山牧水の歌碑経由のコースを下って変化を付け、鉢伏山荘でトイレ休憩、利用料金+入山料(各100円)をポストに放り込み、ショートカット路であっという間に牛伏寺下降点に帰着。「フランス式階段工経由」の道標に何だろう、とワクワクしながら、途中の尾根通し/沢筋コースの分岐に差し掛かり、距離は遠回りながら「階段工」を経由する後者を迷わずチョイス。
 かなりの急なつづら折れ斜面を快調に下り、林相改良&砂防堰堤の丁寧な解説板に感心しながら歩を進めると、やがてしっかり河床が石組で補強された日影沢(牛伏川源流)に降り立ちます。当初は人っ子一人いない地味な下山路を想像していたのに、何と複数の親子連れのパーティとスライド。更に、その先の歴史ある砂防施設のスポットではカメラ片手のハイカーや一般観光客の姿も見られ、俄に観光地の賑わいです。とどめはこのエリアのメインディッシュ、小規模な堰堤構造物が階段状に連なるフランス式階段工。未だ現役稼働中のこの砂防建造物は何と国の重要文化財に指定され、明治の産業遺産としての保護運動も展開されている由。
 思いがけない観光名所との遭遇に静かに感動しながらも、下り着いた牛伏寺手前からは再び地獄の車道歩き。堪らず軽登山靴を脱ぎ、持参したサンダルに履き替えて先を急ぎますが、道端に現れた「中部北陸自然歩道」の道標に「村井駅まで5km」の表示…。ゴールまでの残り距離がハッキリしたのは有難いものの、炎天下の住宅街、舗装道路歩きはさすがに心身へのダメージ大。「何の因果で、貴重な休日を潰してこのような愚行を…」と禁断の自問に苛まれつつも、道端のジュース自動販売機で渇いたノドを潤し、時折振り返って背後の鉢伏山頂からの長い道程に自己肯定しながら、ひたすら足跡を前へと伸ばします。
 JR駅が近づき、残る本日唯一のお楽しみ、ゴール後の日帰り入浴スポットを決めるべく、通り沿いのコンビニでレジのおばちゃんに訊ねると、駅から少し歩いたところに「健康ランド」なる日帰り入浴施設がある由。この耳よりの情報に俄に心身の活力を取り戻し、ズンズン歩を進めると、ついに予定より2時間近く早い午後3時前、ゴールの村井駅到着!八ヶ岳山麓からの足跡が、いよいよ松本盆地のど真ん中まで繋がりました。オバチャン情報を頼みに日帰り風呂目指し線路沿いを歩くと、約10分弱で本年の「おふろ甲子園」(そのような大会があるんですね…)決勝にエントリー中という、立派な「信州健康ランド」に到着。さすが甲子園組?だけあり、フロだけで大人2,000円強という立派な値段にたじろぎながらも、受付嬢の「JAF割引効きますよ〜」の一言に背中を押されて、暫しホッコリ、プシュー、プハーの悦楽に疲弊した心身を委ねたのでありました…。
 ともあれ、今回のツアーで日本海→太平洋の「大足跡繋ぎ」の旅も、ついに残る区間は上高地(徳本峠)→松本盆地、八ヶ岳山麓→瑞牆山(ここが意外と難関…)、そして箱根湯本→小田原海岸の3箇所のみに。当初は300名山ゴール後の次なる大目標として意識していたはずが、残る唯一の300山未踏、箱根山の入山規制が未だ解除の見込み立たずで、今後の箱根山の神のご機嫌次第では、足跡繋ぎの方が先に栄光のゴールを迎える可能性も出てきました。寄る年波で段々厳しい山登りや足跡繋ぎをこなす気力・体力も低下しつつあることを実感…今後の目標達成をどう図るべきか、ここが思案のしどころです…。
 本日も、駄文・長文、退屈かつマニアックな山行記録にお付き合い下さり、誠に有り難うございました。。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:917人

コメント

お疲れ様でした!
satonao1jpnさん、二日にわたる長い行程、お疲れさまでした。

凄いですね。有言実行、着々と目標に向けて!
素晴らしいです。

私の地元のマイナーな山をいろいろご紹介頂き、何だか嬉しいですね。
残りの区間の制覇、そして目標達成の大成功をご祈念申し上げます。
2017/6/7 10:20
Re: お疲れ様でした!
trekker_さま:小生のオタッキーかつ駄文レコに、早速の温かいメッセージを頂戴し恐縮至極です。高ボッチ山頂からの展望は「日本一のシャッタースポット」の名に恥じぬ素晴らしいものでしたが、鉢伏山と共にラクに車で登れてしまうため、高山植物など貴重な生態系の保護にも一層気を配る必要がありそうですね。
 貴殿の先週末の八ヶ岳開山祭直前・当日のレコも拝見しました。開山祭に加え、見頃を迎えたツクモグサ等の撮影を狙って、多くのハイカーが押しかけたようですが、貴殿他レンジャーの皆様の植生保護・登山マナー向上へのご尽力、頭の下がる思いです。
 そろそろ梅雨入りも近く、小生も暫しの充電・休養期間入りですが、梅雨が開けたら是非足跡繋ぎの一環で、県境尾根 or 真教寺尾根あたりから赤岳〜阿弥陀岳ルートにチャレンジしたく思います。また八ヶ岳〜霧ヶ峰エリアや北アの片隅で、貴殿とスライドできることを楽しみにしております!
2017/6/7 10:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら