唐櫃越〜沓掛山〜明智越〜嵐山（やっと登れた自宅の裏山）

2017年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.8km
• 登り: 1,090m
• 下り: 1,069m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:50

8:15 山田分かれ
8:45 8:45 丁塚
9:20 9:20 日の出展望台
9:30 9:30 あたご参拝所
9:45 9:45 沓掛山
11:35 11:35 南篠橋
11:50 11:50 JR馬堀駅
12:30 12:30 文覚寺
13:05 13:05 峯の堂跡
13:30 13:45 土用の霊泉
15:00 15:00 落合橋
15:15 15:15 六丁峠
15:30 15:40 化野念仏時
15:45 15:45 二尊院
16:05 阪急嵐山駅

天候

快晴、最高気温25℃

アクセス

利用交通機関：

電車

【スタート地点】　自宅のすぐ裏山から登山開始。
【ゴール地点】　　阪急嵐山駅から阪急電車で帰宅。

コース状況／危険箇所等

【危険箇所】
　無いと思います。

【その他】
　設置されている看板標識は様々で、統一性が有りません。
　『山と高原地図』を参考に歩いたのですが、送電網の巡視路や、
　マタギ道と思われるものが所々で交錯しており、この地図には
　すべては記載されていません。思い込みで歩いてしまうと、
　低山特有の道迷いを起こし、とんでもない方向に行ってしまう
　可能性もあるかと思います。

その他周辺情報

【上桂】　サークルＫ、セブンイレブン（いずれも山田口）
【馬堀】　ローソン（駅前）
【嵐山】　嵐山温泉、その他土産屋や食事処色々

写真

6/4 8:14

前回に引き続き、今回のスタート地点も自宅のすぐ裏山。阪急上桂駅から西に向かう道の先が、唐櫃越(からとごえ)の登り口になっています。上桂駅から登り口に向かう途中のサークルKで、昼食とお菓子を購入。

6/4 8:15

しばらくは住宅街の中を抜けます。この少し先から上り坂になっています。

6/4 8:21

道の脇には、これから向かう先の案内板もありました。

6/4 8:27

住宅街を抜けると、まずは竹林の中を行きます。余談ですが京都市のこの辺り一帯は竹林をセールスポイントとしています。西京区のゆるキャラも竹をモチーフにしています。

6/4 8:28

竹林の出口で、お地蔵様に遭遇。

6/4 8:30

その先が開けており、墓地となっていました。

6/4 8:31

墓地内の坂を登りきったところから、本格的なトレッキングコースとなっていました。

6/4 8:33

以外にも竹林ではなく、普通の雑木林でした。

6/4 8:33

コンビニで購入したグミでエネルギー補給しながら歩きます。

6/4 8:35

しばらく行くと、道の脇に害獣除けのネットが設置されていました。そして信じられないことに、そのネットには、ヘビの人形がくくりつけられていました。

6/4 8:36

害獣除けネットに侵入していないにもかかわらず、警報機が作動。一体なんなんだ。

6/4 8:42

『山と高原地図』を参考に歩いたのですが、この地図には記載されていない分岐に遭遇。ここは寄り道せず、野鳥遊園方面に直進しました。

6/4 8:44

基本的には雑木林なんですが、時折、竹林の中を行くこともありました。

6/4 8:58

またも地図に記載されていない分岐に遭遇。標識が設置してくれるのはいいんだけど、統一性がないので少々混乱します。

6/4 9:09

野鳥の観察施設もあるようです。道の途中に、施設全体の見取り図を示した看板が設置されていました。

6/4 9:25

実際のところ、野鳥もしばしば見かけました。撮影にトライ、成功写真がこちら。何という鳥なんだろう？

6/4 9:11

所々に展望台がありました。この日は快晴なこともあり、眺めが非常によかった。

6/4 9:03

京都タワーもこの通り。くっきりと見えました。

6/4 9:19

ここにも展望台が。『日の出展望台』という愛称だそうです。

6/4 9:19

桂坂から伏見、向日市、長岡京一帯が一望できました。自宅の裏山で、こんな景色が広がっているとは思いもしませんでした。

6/4 9:22

南の方面をズームアップ。遠くうっすらと山が見えました。これは生駒が見えているはず。

6/4 9:49

しばし歩くと、このような看板がつるされていました。つまり、この巻き道の上が、沓掛山だということなんでしょうね。ボーっとしていたら、通り過ぎてしまうところだった・・

6/4 9:49

巻き道の脇を登る。踏み跡もありました。

6/4 9:45

沓掛山登頂おめでとう。自宅のすぐ裏手にある高い山なんで、長らく気になっていたんですが、やっとこさ登る機会を作ることができました。

6/4 9:45

三角点もありました。

6/4 10:15

先を行くと、いったん林道に降ろされます。

6/4 10:17

ここはきちんとした舗装路でした。

6/4 10:34

舗装路の終わりからは、砂利道の林道となっていました。

6/4 10:41

大会が開催されていたのか、ゼッケンを付けたトレランナーたちに遭遇しました。

6/4 10:56

開けたところからは、裏愛宕が見渡せました。また眼下には保津峡も見渡せました。

6/4 10:56

ズームアップ。川下り楽しそう。

6/4 10:58

西の方面の山々もズームアップ。これは蓬莱山、だと思う。

6/4 11:00

案内板に従い、登山道に復帰します。

6/4 11:06

地図によると、この辺りが『みずき山』のはず。しかし道なりに行ったところ、どうやらピークを外してしまったようです。思い返してみると、途中に分岐らしいものもあったような・・・残念！

6/4 11:16

亀岡方面に向かって下ります。

6/4 11:27

害獣除けのゲートを通りました。ちゃんと閉めたよ。ちなみにこの辺りで野猿に遭遇。距離が離れていたからよかった。

6/4 11:29

ゲートを抜けると、馬堀の住宅街が広がっていました。

6/4 11:33

川を渡って、JR馬堀駅に向かいます。

6/4 11:32

汽笛の音が聞こえたので、何かと思えばトロッコ列車でした。終点の『トロッコかめおか駅』のはず。大学院生の時に、会社見学のついでの観光で乗りました・・・かれこれもう10年近く前のことですが。

6/4 11:50

JR馬堀駅です。10年前と変わらず、小さい駅だった。

6/4 11:56

馬堀駅から、さらに西に向かって歩きます。

6/4 12:07

この辺りで・・・

6/4 12:07

『山と高原地図』の赤線に沿って、右折して路地に入ります。ただし初見では絶対にわかりません。実際のところ、通り過ぎてしまいました。

6/4 12:09

山陰本線の高架をくぐります。

6/4 12:09

電車をパチリ。

6/4 12:10

農道をひたすら真っ直ぐ歩きます。

6/4 12:17

一番目の橋。これは普通の橋でした。

6/4 12:23

二番目の橋には欄干がありませんでした。増水時の対策か？

6/4 12:23

清流がきれいだった。川遊びをしている人もいました。

6/4 12:28

橋を渡ってまっすぐ行ったところの坂道を上ります。

6/4 12:39

坂道を登り切り、しばらく歩いた先にお寺があります。この裏手が、明智越えの入り口でした。途中案内板などはありませんでしたが、素直に歩くだけで辿り着けました。

6/4 12:41

トレッキングコースに入ると、いきなり地図に記載が無い分岐がありました。ここは左を選択。

6/4 13:06

坂を20分ぐらい登ったところで、尾根を縦走します。

6/4 13:32

『土用の霊泉』に到着。『ここからの京都の景色は最高』とあります。

6/4 13:18

看板の案内のとおり、なかなかの景色でした。

6/4 13:08

午前中に歩いた、みずき山の林道も見えました。

6/4 13:23

京都の風景をおかずに、おにぎりを食べる。

6/4 13:36

今回は保津峡の方面に下りました。『電波塔』の方面に行くと、愛宕山の水尾分かれと合流するらしい。いつか行ってみたい。

6/4 14:10

下る途中、開けた地点からは、愛宕山の中腹の集落が見えました。

6/4 14:23

舗装路に合流。

6/4 14:40

この橋は渡らず、左側の坂を上ります。

6/4 14:59

清滝川に架かる、落合橋。これを渡ると、つづら折りの長い上り坂です。

6/4 15:13

つづら折りを登り切った峠です。時間にすると15分も登っていないんですが、体感時間としてはそれ以上。

6/4 15:30

坂を下ると、化野念仏寺（あだしのねんぶつじ）の鳥居のちょうど正面に出ます。

6/4 15:33

鳥居本の街並みを歩いて、嵐山に向かいます。

6/4 15:56

嵐山に到着。家族へのお土産を購入してから、阪急電車で帰宅しました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

装備

個人装備

ザック ランニング用スニーカー 帽子 デオドランド類 財布 鍵 携帯電話 三角巾 ガーゼ 絆創膏 テーピング マキロン ムヒ 日焼け止め 虫よけスプレー 冷却シート サバイバルシート ナイフ・マルチツール 耐風ライター ガムテープ 電池(単4) 時計(コンパス・ 高度計付き) ヘッドランプ カメラ トイレットペーパー ゴミ袋 地図

感想

mogeru

京都市の上桂に移り住んで早1年、
その間ずっと気になっていた自宅の裏山の、
唐櫃越〜沓掛山を歩いてきました。

この日は快晴なこともありましたが、
途中、雑木林が開けた場所からの展望は、
西は比良山地、南は生駒山地など、
まさか自宅の裏山から見れるとは、
思ってもいなかった山々が望めました。

今回は、沓掛山の西の麓の馬堀に一旦降り、
そこから桂川の対岸に渡ってから、
明智越を経由して嵐山まで歩きました。

この道が、かの明智光秀も歩き、
歴史の大きな転換点に結びついたと思うと、
一歩一歩踏みしめる感覚も、
普段とは違ったものになりました。