湘南アルプス(高麗山〜八俵山〜浅間山)


- GPS
- 03:23
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 305m
- 下り
- 305m
コースタイム
1105八俵山-1128浅間山(一等三角点)-1138湘南平1148-1216舗装道路-1225島崎藤村邸-1232鴫立庵-
1249めしや大磯港1315-1330大磯駅
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険カ所】 ・特にありませんでした。 【飲食店】 ・大磯漁港の「めしや大磯港」 今回、初めて立ち寄りました。近海物の昼定食が安くて美味。 開店1年の由ですが、大人気。品切れになり次第受付終了。 ・うなぎ「國よし」 由緒正しき鰻店。美味。家計に余裕があった頃は通いました。 |
写真
感想
未明に帰宅して朝方就寝。夕方、恩師の奥さまを囲む会。うーむ、時間は限られている。
逡巡したけれど、せっかく山歩きを再開したところ。ジョギングも最近は低調だからなあ。
そんな思いから、散歩がてら出かけてみるか、と。行き先は電車に乗ってから決めました。
大磯駅を通るとき、東京寄りに見えるのが高麗山です。実は3月12日に歩く計画でした。
ヤマレコユーザーの方から隣駅に近い吾妻山を薦めていただき、二つ一緒にと考えました。
両駅間を走る山行計画も作成済みでしたが、今回はリハビリなのでハーフポーションです。
JRの線路沿いに1kmほど歩くと、旧東海道。地下をくぐって線路の反対側が旧大磯宿。
化粧坂(けわいざか)の松並木と呼ばれたそうですが、連想するような大木はありません。
さらに1km近く歩き、高麗神社に着きます。高麗山を背にした境内は、厳かな佇まいです。
登山口は、拝殿の奥。右へ進めば女坂、左は男坂。「ショートカットできるから」と左へ。
女坂よりも急な登りなのでしょう。女坂と再合流するまでの10分あまりで汗が滲みます。
湿度も高いはずですが不快ではない。岩肌も覗く眼前の斜面でカタツムリを見つけました。
合流点から傾斜が緩くなった道を5分ほど。石段を上り切った高麗山に眺望はありません。
さらに5分あまり先の八俵山からは大島が見える日もあるそうですが、あいにく曇天です。
それでも樹林帯は興味が尽きません。ツバキ、アラカシ、タブノキ、キブシ、ミズキ……。
アジサイが美しい。同じヤマアジサイでも実にさまざまな花の色があり、彩り鮮やかです。
標高181.3mながら一等三角点がある浅間山。ここも眺望はありませんが、ツツジが見ごろ。
「ツツジは終わりかなあ」「そうかしらね」と半ば諦めていただけに、得をした気分でした。
しっとりとした尾根の右手、木々の間からピラミダルな山が霞んで見えました。大山です。
ドクダミが咲く一帯を抜けると湘南平。一気に視界が広がります。すぐさま展望台の上へ。
北に丹沢、北西には富士山、南東に湘南海岸。晴れていれば360°の視界が圧巻でしょう。
心地よい風を感じ、しばし景色を堪能。大磯漁港の方角を指さしながら、「昼はあそこで」。
色とりどりの花が美しい坂を下りながら、反時計回りのルートで正解だったと思いました。
東小磯へ抜ける道は枝から幹の感じで逆進すると迷いそう。あの男坂も下るのは厄介かも。
東海道線の線路を再びくぐると、南東方向へ斜めに伸びる小径があります。惹かれました。
車が通れるぐらいに幅員が広がった角に、古風な民家が1軒。案内板に「島崎藤村邸」と。
時間があれば、と思いながら歩いていると「鴫立庵」。妻が「西行の、よね」。また来よう。
結局のところ食欲を優先させた私は、大磯漁港へ。1年前に開店した食堂が目当てです。
近海モノの定食に舌鼓を打ち、腹ごなしに周辺を散策しながら、大磯駅までは20分弱。
純然たる山歩きではなくても、花も団子も味わうことができる、こんな時間も好きです。
鎌倉から湘南にやって来ました
紫陽花がとても綺麗です。紫や薄青・・・見ているだけで癒されます。
あと私はツユクサが好きなのですが、今年はまだ見ていません。
Rheingoldさんのお写真を拝見しただけでも嬉しくなってしまいました
標高がなくても、眺めが良くて、色々な植物に出合えて、お食事も楽しめる・・・
高山だけが
「時間がないけど歩きたい」という方にも良いですね。
う〜ん、やっぱりRheingoldさんのレコです。
写真を拝見した後、感想を読むと、何故かホッとする様な、和む気持ちになります。
また、楽しみにしてますネ
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