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Yamareco

記録ID: 1160399
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

イワカガミを見に滝子山(寂ショウ尾根〜米背負沢〜大蔵沢林道)

2017年06月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.9km
登り
1,332m
下り
947m

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:30
合計
6:15
7:40
20
8:00
8:00
15
8:15
8:15
5
8:20
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10
10:00
10:00
60
11:00
11:30
5
11:35
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5
11:40
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20
12:00
12:00
20
12:20
12:20
10
13:10
13:10
45
13:55
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路)JR笹子駅より
復路)やまと天目山温泉BSからバス。甲斐大和駅まで360円
   JR甲斐大和駅からの本数は少なくて待ち時間あることも。
コース状況/
危険箇所等
◇寂ショウ尾根 尾根に出るまでの道が分かりにくい。寂梢苑からの踏み跡が薄いので注意。鉄塔に出た後は道迷いの心配は少ないけれど、急勾配で痩せ尾根になるので今度は滑落に注意。岩場はルート間違いによって本来のコースから外れがち。

◇滝子山〜大谷ヶ丸 だいたい尾根通りに進むが、鞍部は広い雑木林になってるので薄い踏み跡をしっかりたどること。

◇米背負峠〜林道 米背負沢は看板もあり沢沿いなので道迷いの心配なし。林道は絶対に車が通らない点では安心だが、落石がひんぱんなので上から音がしたら注意。
笹子駅から出て正面の線路沿い(東方向)へ。吉久保入口で左折して坂を上り、中央道を越える歩道橋を渡って林道へ。
2017年06月04日 07:40撮影
6/4 7:40
笹子駅から出て正面の線路沿い(東方向)へ。吉久保入口で左折して坂を上り、中央道を越える歩道橋を渡って林道へ。
林道をしばらく進み、橋を渡ると右手に細い砂利道が。これが寂ショウ尾根の入口。よく見ると板が立っています。
2017年06月04日 08:18撮影
6/4 8:18
林道をしばらく進み、橋を渡ると右手に細い砂利道が。これが寂ショウ尾根の入口。よく見ると板が立っています。
寂梢…苑、かな?崩し字で読めないデスネ。
2017年06月04日 08:18撮影
6/4 8:18
寂梢…苑、かな?崩し字で読めないデスネ。
廃屋のような寂梢苑を横目に進むと雑木林。
2017年06月04日 08:22撮影
6/4 8:22
廃屋のような寂梢苑を横目に進むと雑木林。
うすい踏み跡をたどって先へ。
2017年06月04日 08:23撮影
6/4 8:23
うすい踏み跡をたどって先へ。
鉄塔まで出れば、あとは尾根沿いです。
2017年06月04日 08:33撮影
6/4 8:33
鉄塔まで出れば、あとは尾根沿いです。
まあ、すごい急勾配なんですけどね。
2017年06月04日 08:35撮影
6/4 8:35
まあ、すごい急勾配なんですけどね。
いったん舗装路にでてこれを横断。
2017年06月04日 08:40撮影
6/4 8:40
いったん舗装路にでてこれを横断。
ここから再度山道へ。
2017年06月04日 08:41撮影
6/4 8:41
ここから再度山道へ。
ふみ跡薄いけど、尾根から外れることはないので安心。
2017年06月04日 08:51撮影
6/4 8:51
ふみ跡薄いけど、尾根から外れることはないので安心。
岩が多くなってきます。
2017年06月04日 09:00撮影
6/4 9:00
岩が多くなってきます。
ヤマツツジもチラホラ
2017年06月04日 09:10撮影
1
6/4 9:10
ヤマツツジもチラホラ
けっこうな痩せ尾根になってきました。
2017年06月04日 09:27撮影
6/4 9:27
けっこうな痩せ尾根になってきました。
いよいよ核心部の岩場に突入。
2017年06月04日 09:35撮影
6/4 9:35
いよいよ核心部の岩場に突入。
なかなか急峻です。
2017年06月04日 09:35撮影
6/4 9:35
なかなか急峻です。
ミツバツツジ
2017年06月04日 10:01撮影
6/4 10:01
ミツバツツジ
右にカーブするところ(1400m付近)が肩になってまして
2017年06月04日 09:58撮影
6/4 9:58
右にカーブするところ(1400m付近)が肩になってまして
そのあたりがイワカガミの群生地です。
2017年06月04日 10:03撮影
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6/4 10:03
そのあたりがイワカガミの群生地です。
正確にはベニバナヒメイワカガミ。どうやら珍しい品種のようですね。
2017年06月04日 10:29撮影
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6/4 10:29
正確にはベニバナヒメイワカガミ。どうやら珍しい品種のようですね。
そろそろ終わりかけでしたが間に合いました。
2017年06月04日 10:30撮影
6/4 10:30
そろそろ終わりかけでしたが間に合いました。
咲いている箇所はこの付近のみで、1500m以上では見られませんでした。
2017年06月04日 10:30撮影
6/4 10:30
咲いている箇所はこの付近のみで、1500m以上では見られませんでした。
浜立山との分岐を過ぎて、ようやく展望が開けます。
2017年06月04日 10:51撮影
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6/4 10:51
浜立山との分岐を過ぎて、ようやく展望が開けます。
ほどなく山頂へ。
2017年06月04日 10:56撮影
6/4 10:56
ほどなく山頂へ。
残念、富士山は雲がかかってますね。
2017年06月04日 10:57撮影
6/4 10:57
残念、富士山は雲がかかってますね。
北側。大菩薩山塊が見えます
2017年06月04日 10:57撮影
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北側。大菩薩山塊が見えます
富士山ないのでこんな記念撮影を。
2017年06月04日 11:18撮影
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6/4 11:18
富士山ないのでこんな記念撮影を。
下山路。東側にしばらく下りてから、大谷ヶ丸への分岐があります。
2017年06月04日 11:34撮影
6/4 11:34
下山路。東側にしばらく下りてから、大谷ヶ丸への分岐があります。
さらに進むと笹子駅との分岐があるので、大谷ヶ丸方面へ。
2017年06月04日 11:41撮影
6/4 11:41
さらに進むと笹子駅との分岐があるので、大谷ヶ丸方面へ。
鞍部は踏み跡が薄く、迷いやすいかもしれません。
2017年06月04日 11:51撮影
6/4 11:51
鞍部は踏み跡が薄く、迷いやすいかもしれません。
登り返しに苦しみながら、道なりに進むと大谷ヶ丸。
2017年06月04日 12:21撮影
6/4 12:21
登り返しに苦しみながら、道なりに進むと大谷ヶ丸。
コメッショイ峠。
2017年06月04日 12:32撮影
6/4 12:32
コメッショイ峠。
沢ルートはこんな感じ。
2017年06月04日 12:37撮影
6/4 12:37
沢ルートはこんな感じ。
やたら揺れる橋を越えて進みます。
2017年06月04日 12:50撮影
6/4 12:50
やたら揺れる橋を越えて進みます。
なお、沢は心地よい雰囲気です。
2017年06月04日 12:51撮影
6/4 12:51
なお、沢は心地よい雰囲気です。
山道終了。ここからは林道です。
2017年06月04日 12:57撮影
6/4 12:57
山道終了。ここからは林道です。
土砂崩れや落石がゴロゴロしており、歩いているそばから石が落ちてくるので気が抜けません。
2017年06月04日 13:02撮影
6/4 13:02
土砂崩れや落石がゴロゴロしており、歩いているそばから石が落ちてくるので気が抜けません。
一ヶ所、南アルプスの展望が開ける箇所があります。
2017年06月04日 13:09撮影
6/4 13:09
一ヶ所、南アルプスの展望が開ける箇所があります。
滝が現れたらそろそろヘッドライトを用意。
2017年06月04日 13:26撮影
6/4 13:26
滝が現れたらそろそろヘッドライトを用意。
大倉隧道。明かりが必要な真っ暗トンネル
2017年06月04日 13:40撮影
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6/4 13:40
大倉隧道。明かりが必要な真っ暗トンネル
天目山温泉で山行終了。バスは1時間に1本くらいです。
2017年06月04日 13:57撮影
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6/4 13:57
天目山温泉で山行終了。バスは1時間に1本くらいです。

感想

滝子山に登ってきました。

ルートはいくつかありますが、ヒメイワカガミが見れるのは南稜のみだっていうので勇気を出して破線ルートに挑戦です。いやあ上級者向けと書かれるのも納得の急勾配でした。ところどころ踏み跡も不明瞭ですし。

とりあえず笹子駅からしばらくは車道歩きで、中央道を見下ろしながら登山口へ。寂ショウ尾根への入口は看板が立っているのでわかりやすい…んですが、文字がね、草書体っぽくて読めないんですよ。

寂梢苑から鉄塔までは雑木林みたいなルートで踏み跡も分かりにくいので道迷い注意です。そこから先はまあ尾根伝いなのでうっかり迷う心配はないでしょうね。
ただし、岩場が始まるとルートファインディングによっては登りにくいルートを取ってしまう可能性はあります。けっこう急峻な岩登りなので、ルート選択は大事です。両手両足で痩せ尾根をよじ登るように進まないといけません。

1400m付近に小ピーク(肩?)のような場所があって、そのあたりがベニバナヒメイワカガミの群生地。普通のコイワカガミのように葉がトゲトゲしてなく、ヒメイワカガミのように丸くもない。ほんのり葉のフチがギザギザしてる、そんな品種らしいです。

滝子山の山頂は意外と広く、360度の展望が得られるとあって、名山なのも納得のロケーション。富士山が見えないのは残念でしたが、ヤマツツジとミツバツツジが競うように咲いていて実に華やかでした。

下山路は、大谷ヶ丸を経てコメッショイ峠から林道に向けて降りるのが楽しかったです。沢沿いの道は、登りはともかく下りだととても快適。涼しげな流れを横目に下り続けるのはホント楽でした。むしろその後の落石ゴロゴロの林道のほうが怖かったくらい。(実際、自分の後ろにコーン!と落ちてきました)

やまと天目山温泉で汗を流し、バスで甲斐大和まで戻って山行終了。なかなか歩きごたえのあるルートでした。

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技術レベル
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体力レベル
3/5
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2/5
体力レベル
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