イワカガミを見に滝子山(寂ショウ尾根〜米背負沢〜大蔵沢林道)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 947m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路)やまと天目山温泉BSからバス。甲斐大和駅まで360円 JR甲斐大和駅からの本数は少なくて待ち時間あることも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇寂ショウ尾根 尾根に出るまでの道が分かりにくい。寂梢苑からの踏み跡が薄いので注意。鉄塔に出た後は道迷いの心配は少ないけれど、急勾配で痩せ尾根になるので今度は滑落に注意。岩場はルート間違いによって本来のコースから外れがち。 ◇滝子山〜大谷ヶ丸 だいたい尾根通りに進むが、鞍部は広い雑木林になってるので薄い踏み跡をしっかりたどること。 ◇米背負峠〜林道 米背負沢は看板もあり沢沿いなので道迷いの心配なし。林道は絶対に車が通らない点では安心だが、落石がひんぱんなので上から音がしたら注意。 |
写真
感想
滝子山に登ってきました。
ルートはいくつかありますが、ヒメイワカガミが見れるのは南稜のみだっていうので勇気を出して破線ルートに挑戦です。いやあ上級者向けと書かれるのも納得の急勾配でした。ところどころ踏み跡も不明瞭ですし。
とりあえず笹子駅からしばらくは車道歩きで、中央道を見下ろしながら登山口へ。寂ショウ尾根への入口は看板が立っているのでわかりやすい…んですが、文字がね、草書体っぽくて読めないんですよ。
寂梢苑から鉄塔までは雑木林みたいなルートで踏み跡も分かりにくいので道迷い注意です。そこから先はまあ尾根伝いなのでうっかり迷う心配はないでしょうね。
ただし、岩場が始まるとルートファインディングによっては登りにくいルートを取ってしまう可能性はあります。けっこう急峻な岩登りなので、ルート選択は大事です。両手両足で痩せ尾根をよじ登るように進まないといけません。
1400m付近に小ピーク(肩?)のような場所があって、そのあたりがベニバナヒメイワカガミの群生地。普通のコイワカガミのように葉がトゲトゲしてなく、ヒメイワカガミのように丸くもない。ほんのり葉のフチがギザギザしてる、そんな品種らしいです。
滝子山の山頂は意外と広く、360度の展望が得られるとあって、名山なのも納得のロケーション。富士山が見えないのは残念でしたが、ヤマツツジとミツバツツジが競うように咲いていて実に華やかでした。
下山路は、大谷ヶ丸を経てコメッショイ峠から林道に向けて降りるのが楽しかったです。沢沿いの道は、登りはともかく下りだととても快適。涼しげな流れを横目に下り続けるのはホント楽でした。むしろその後の落石ゴロゴロの林道のほうが怖かったくらい。(実際、自分の後ろにコーン!と落ちてきました)
やまと天目山温泉で汗を流し、バスで甲斐大和まで戻って山行終了。なかなか歩きごたえのあるルートでした。
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