残雪の燕岳!景色最高


- GPS
- 10:30
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:35
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3分の2くらいは埋まってました。 朝は満車なので早く来ないとアウトです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
第3ベンチから先はコースに残雪あり。 富士見ベンチから上はほとんど残雪。 合戦小屋でチェーンスパイクを付けました。 付けてない人もいますが下り考えるとあった方が良いです。 |
その他周辺情報 | 第1駐車場には簡易トイレ2基あります。 温泉は有明荘が17時まででNGだったので、山を降りた道沿いにある温泉 山のたこ平 500円に入りました。安いし広いし 良かったです。21時まででした。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
残雪の燕岳に行ってきました。
元々Kさん かずさんと山レコ記事を見て西穂行けるかな?と検討してましたが、西穂は初めてで残雪期は私達には危険と判断。
でもこの時期ならではの綺麗なアルプスも見てみたい…ということで 人も多くコースも滑落の危険が少ない、山小屋もあって 行ったことのある山、燕岳に行くことにしたのでした。
Kさんは家の予定で行けなくなってしまったので、かずさんと八王子を23時過ぎに出発。平日は中々早く出られません…。モンスターでドーピングしながら高速を走り、安曇野インターから下道へ。中房温泉への道はカーブの先が見えず走りにくかったです。
3時に第1駐車場に到着。誰とも行き交わなかったですが駐車場は3分の2くらいは停まっておりました。さすが人気の燕岳ですね。
車中泊(と言っても3時間弱)して起きると駐車場は満車。続々車が来てましたがその後どうしたんでしょう…路駐も厳しそうな道でしたが…。
準備をして7時半に出発。天気が良く、新緑真っ盛りで、鳥も沢山さえずっていて だるい頭をリフレッシュできたので良かったです。
3度目の燕岳ですが合戦尾根は急登と言いながらも段差がですが適当で登りやすいです。私達は花など探しながらいつも通りのマイペースで登りました。第3ベンチ先から残雪が出始め、富士見ベンチから上はコースはほとんど雪となりました。緩んでシャーベットでしたが多くの人が歩いているので山頂まで踏み抜きはほぼありませんでした。
合戦小屋でチェーンスパイクを装着。
それまで数人にしか会わなかったのですが、小屋には多くの人が休んでいて 何となく安心。
スイカはまだでしたが小屋は営業しておりました。
合戦小屋から上は本格的に残雪で、スパイクを付けて正解です。夏道とは違うかな?直登に近い登山道を登って行きます。でもトラバースのような場所がないので軽アイゼンで不安もなく、やはり燕岳は安全登山派にはありがたい山だと思いました。
アルプスの景色は富士見ベンチ先からはちらほら見えて来ますが、合戦小屋から先は格別です。
左は大天井岳から常念岳の稜線が丸見え、槍の勇姿も見えます。右は餓鬼岳・涸沢岳方面、振り返ると有明山越しに安曇野が一望できます。
目指す燕山荘、燕岳も見えて来ますがいつも通り中々近づいて来ないのが不思議です。
上の方は夏道と異なり大天井岳方面がよく見えるコースで足は重いものの、素晴らしい眺めを楽しんで登ることができました。(曇りがちになってしまったことが本当に残念!)
かずさんは合戦小屋付近から急に調子が悪くなり、頭がふわふわして足が重いと言います。寝不足?高山病?心配なのでゆっくり登ってもらいました。土曜の遠方登山はベストコンディションでスタートできないのが辛いところです…
そうして 夏とは異なり燕山荘に大天井岳側から到着。ガスが心配だったのですが、幸運にも槍から裏銀座の山々が一望できます。やった!この景色を見たかったので最高です。残雪のアルプスの美しさは 夏の景色とは異なり また美しいですね。
昨夏歩いた 槍 西鎌 双六 三俣蓮華 鷲 水晶もしっかり確認できました。登った山を眺めるのもまた格別です。
荷物をデポして、燕岳に向かいます。
山荘から見る燕岳は綺麗な姿ですね。
稜線は風が強く寒い!温度計は2度でしたが体感は0度以下でした。駐車場が15度だったので温度差大きいです。ダウンにウィンドブレーカーを着ましたがまだまだ寒さ対策はしっかりしないと危険だと実感しました。
イルカ岩も眼鏡岩も健在。山荘裏のアザラシ?やゴリラの岩も、不思議で面白いです。
山頂からは改めて360度の展望を楽しみました。
裏銀座に少しガスが掛かりましたが、ガスガスにならずに本当に良かったと思います。用意していた燕Tシャツでしっかり写真も撮りました(^^)
お昼は用意して行きましたが すっかり冷えてしまったことや かずさんも調子が上がらないこともあり、燕山荘で暖かいうどんとカレーを頂きました。毎度お世話になりますがスタッフさんの対応も設備も最高の山荘です。素晴らしいです。
そうして名残惜しいながらも、下山しました。
見た感じでは多くの方が山荘、テントでの宿泊で来られていましたね。日帰りよりも多かったのではないかと思います。私達は7時半に出発しましたが花を見たり景色を見たり写真を撮ったりゆっくり休憩したりとマイペース登山だったこともあり、下山は18時になってしまいました。登山道の様子と日の入も考えての下山時間なので予定内ですが、余裕があるなら1泊したいところではありました。
かずさんは途中から元気も戻り一安心。
有明荘の温泉を楽しみにしていたのですが17時までの営業時間でアウト!諦めきれずに電話確認すると山道を降りた所にある 山のたこ平 を紹介されそちらに行くことにしました。旅館と合体したような 山のたこ平 は500円でリーズナブル。21時まで営業しており、地元の方も沢山来ている中々利用し易い施設でした。この辺に来たらまた立ち寄りたいと思います。
前夜からの移動で長い1日でしたが、初めての残雪期の北アルプスを堪能できて大満足となりました。かずさんお疲れ様でした!
この後 たこ平から20分くらいの 道の駅安曇野松川を探して車中泊。
予定なしぶらり二日目に続くのでした。
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