6:32しらびそ峠着<EL.1833m>
左より荒川岳、小赤石岳
看板の右は兎岳、前聖岳。
これから御高山に登る人と会話ができ、見える山について説明する。
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6/12 6:40
6:32しらびそ峠着<EL.1833m>
左より荒川岳、小赤石岳
看板の右は兎岳、前聖岳。
これから御高山に登る人と会話ができ、見える山について説明する。
6:52ハイランドしらびそ<EL.1918m>
へは車で移動。
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6/12 6:52
6:52ハイランドしらびそ<EL.1918m>
へは車で移動。
「ハイランドしらびそ」は南アルプス、中央アルプス、北アルプスの大パノラマが楽しめるレストラン&宿泊施設です。
周りの光害が無く星空の観測にも向いています。
営業期間 4月中旬〜11月中旬。
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6/12 6:55
「ハイランドしらびそ」は南アルプス、中央アルプス、北アルプスの大パノラマが楽しめるレストラン&宿泊施設です。
周りの光害が無く星空の観測にも向いています。
営業期間 4月中旬〜11月中旬。
北側の展望台より南西方向を望む。
手前が伊那山地。左より金森山、小川路峠、曽山。
奥、中央アルプス。左より蛇峠、大川入山、恵那山。
1
6/12 6:58
北側の展望台より南西方向を望む。
手前が伊那山地。左より金森山、小川路峠、曽山。
奥、中央アルプス。左より蛇峠、大川入山、恵那山。
同じく北側の展望台より北西方向を望む。
手前が伊那山地。左より氏乗山、鬼面山。
奥、中央アルプス。左より越百山、南駒ヶ岳、空木岳、駒ヶ岳など。
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6/12 6:58
同じく北側の展望台より北西方向を望む。
手前が伊那山地。左より氏乗山、鬼面山。
奥、中央アルプス。左より越百山、南駒ヶ岳、空木岳、駒ヶ岳など。
東側展望台の説明盤。
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6/12 7:08
東側展望台の説明盤。
東側展望台より北東方向を望む。
左より荒川岳、小赤石岳、大沢岳、中盛丸山、兎岳、前聖岳。
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6/12 7:09
東側展望台より北東方向を望む。
左より荒川岳、小赤石岳、大沢岳、中盛丸山、兎岳、前聖岳。
同じく東側展望台より南東方向を望む。
右より、池口岳、加加森山、光岳、イザルガ岳、易老岳など。
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6/12 7:09
同じく東側展望台より南東方向を望む。
右より、池口岳、加加森山、光岳、イザルガ岳、易老岳など。
同じく東側展望台より方向を望む。
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6/12 7:09
同じく東側展望台より方向を望む。
東側展望台の水準点。1916m
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6/12 7:11
東側展望台の水準点。1916m
7:22 ハイランドしらびそを後にし、左方向へ車で移動。
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6/12 7:22
7:22 ハイランドしらびそを後にし、左方向へ車で移動。
「ハイランドしらびそ」の全景。
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6/12 7:23
「ハイランドしらびそ」の全景。
7:40 南アルプスエコーライン道路沿いのチャートの露頭。
しらびそ高原は秩父帯に属していてチャートの色は灰白色です。
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6/12 7:44
7:40 南アルプスエコーライン道路沿いのチャートの露頭。
しらびそ高原は秩父帯に属していてチャートの色は灰白色です。
クリノメータで岩盤の走行を測ります。
北東へ60°。(北より東方向に60°の走行)
クリノメータは通常の方位磁石で北が赤色。ただしE(東)とW(西)が逆に表示されています。
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6/12 7:41
クリノメータで岩盤の走行を測ります。
北東へ60°。(北より東方向に60°の走行)
クリノメータは通常の方位磁石で北が赤色。ただしE(東)とW(西)が逆に表示されています。
GPS受信記録計により場所の確定が容易になりました。無い頃は、高度計を参考に地図と地形をにらめっこしていました。
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6/12 7:44
GPS受信記録計により場所の確定が容易になりました。無い頃は、高度計を参考に地図と地形をにらめっこしていました。
7:53クレーター駐車場<EL.1810m>
御池山隕石クレーターの総合案内板。
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6/12 7:53
7:53クレーター駐車場<EL.1810m>
御池山隕石クレーターの総合案内板。
クレーターの航空写真を拡大。
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6/12 7:55
クレーターの航空写真を拡大。
地質調査の七つ道具。
・広域地質図 ・岩石ハンマー
・地形図 ・クリノメーター
・スケッチブック ・カバン
・カメラ
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6/12 7:59
地質調査の七つ道具。
・広域地質図 ・岩石ハンマー
・地形図 ・クリノメーター
・スケッチブック ・カバン
・カメラ
8:03クレーター展望台登山口
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6/12 8:04
8:03クレーター展望台登山口
8:12クレーター展望台<EL.1879m>
奥より中央アルプス恵那山方面。
伊那山地。
手前が後で登る御池山登山口。
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6/12 8:12
8:12クレーター展望台<EL.1879m>
奥より中央アルプス恵那山方面。
伊那山地。
手前が後で登る御池山登山口。
クレーターの説明板。
クレーター地形の全容が最もよく見える場所です。
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6/12 8:16
クレーターの説明板。
クレーター地形の全容が最もよく見える場所です。
赤色でクレーターの縁を入れてみました。
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6/12 8:16
赤色でクレーターの縁を入れてみました。
8:35御池山登山道入り口<EL.1804m>
・御池山へ1.0km
・御池へ1.6km
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6/12 8:33
8:35御池山登山道入り口<EL.1804m>
・御池山へ1.0km
・御池へ1.6km
登山道は良く整備されています。
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6/12 8:35
登山道は良く整備されています。
隕石の衝突の衝撃で吹き飛ばされた岩石が転がっています。
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6/12 8:44
隕石の衝突の衝撃で吹き飛ばされた岩石が転がっています。
外斜面の凸凹地形。
クレーターの縁の外側(左)の右側にも縁らしきものがあります。
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6/12 8:48
外斜面の凸凹地形。
クレーターの縁の外側(左)の右側にも縁らしきものがあります。
クレーターの縁(ふち)を歩いていきますが、所々にチャートの巨岩が露頭しています。
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6/12 8:54
クレーターの縁(ふち)を歩いていきますが、所々にチャートの巨岩が露頭しています。
9:07 約30分で御池山頂上に到着。
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6/12 9:07
9:07 約30分で御池山頂上に到着。
御池山頂上二等三角点 1905.6m
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6/12 9:09
御池山頂上二等三角点 1905.6m
頂上より南側を望む。
池口岳、光岳等。
空気の層ができているのがわかりますか。
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6/12 9:10
頂上より南側を望む。
池口岳、光岳等。
空気の層ができているのがわかりますか。
南東方向の気持ちよい尾根。
クレーターが丸く曲がっている地形見えます。
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6/12 9:16
南東方向の気持ちよい尾根。
クレーターが丸く曲がっている地形見えます。
頂上にあるチャートの露頭。
チャートは放散虫などの珪素の殻をもつプランクトンの死がいが海洋プレートの上に積もり固まったもので非常に固い岩石で、秩父帯のチャートの色は灰白色です。
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6/12 9:13
頂上にあるチャートの露頭。
チャートは放散虫などの珪素の殻をもつプランクトンの死がいが海洋プレートの上に積もり固まったもので非常に固い岩石で、秩父帯のチャートの色は灰白色です。
南東方向へ60°の走行。
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6/12 9:20
南東方向へ60°の走行。
山頂で記念写真。9:27御池山発
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6/12 9:25
山頂で記念写真。9:27御池山発
深山小クマ笹の中を御池に向かう。池までは130mほど下がります。
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6/12 9:41
深山小クマ笹の中を御池に向かう。池までは130mほど下がります。
9:46お池着
正式名は「中郷の御池」
昔より雨乞いの儀式が行われていたらしい。
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6/12 9:46
9:46お池着
正式名は「中郷の御池」
昔より雨乞いの儀式が行われていたらしい。
池は一周できます。
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6/12 9:49
池は一周できます。
鹿2匹と遇う。
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6/12 10:02
鹿2匹と遇う。
10:08 池の祠。発
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6/12 10:07
10:08 池の祠。発
途中で御池山がよく見えます。
ショートカットできたかも。
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6/12 10:16
途中で御池山がよく見えます。
ショートカットできたかも。
クレーターの内側の状況。
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6/12 10:36
クレーターの内側の状況。
巨岩が露頭しています。
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6/12 10:26
巨岩が露頭しています。
北東方向へ60°の走行。
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6/12 10:29
北東方向へ60°の走行。
クレーターの内側。
お椀の内側のようになっているのがわかります。
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6/12 10:47
クレーターの内側。
お椀の内側のようになっているのがわかります。
10:55クレーター駐車場着。
道路建設による残土捨て場と思われます。
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6/12 10:55
10:55クレーター駐車場着。
道路建設による残土捨て場と思われます。
いつも持ち歩くカバンは30年前の京都東山知恩院「一澤帆布製」です。
研究所の先生に「カバンだけは良いものをもっているね」と言われたことがあります。
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6/12 10:56
いつも持ち歩くカバンは30年前の京都東山知恩院「一澤帆布製」です。
研究所の先生に「カバンだけは良いものをもっているね」と言われたことがあります。
11:07「ハイランドしらびそ」一旦戻り軽食。
コーヒー 450円
こんにゃく田楽(2本)350円
コーヒーカップは記念に持ち帰れます。
遠くに見える山は池口山。
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6/12 11:12
11:07「ハイランドしらびそ」一旦戻り軽食。
コーヒー 450円
こんにゃく田楽(2本)350円
コーヒーカップは記念に持ち帰れます。
遠くに見える山は池口山。
軽食メニュー
ジンギスカン定食が無くなっています。
1
6/12 11:20
軽食メニュー
ジンギスカン定食が無くなっています。
いいだ五平餅定食(五平餅、山菜そば)
1,150円
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6/12 11:21
いいだ五平餅定食(五平餅、山菜そば)
1,150円
道路脇にある衝撃変成したチャートの巨岩
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6/12 11:52
道路脇にある衝撃変成したチャートの巨岩
隕石による衝撃変成。白い石英脈が変形しています。
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6/12 11:49
隕石による衝撃変成。白い石英脈が変形しています。
泥岩を挟んでいます。
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6/12 11:51
泥岩を挟んでいます。
クレーター内部の地層は隕石衝突時に強い圧力により高角度に立っています。
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6/12 12:02
クレーター内部の地層は隕石衝突時に強い圧力により高角度に立っています。
チャートの状況。
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6/12 12:13
チャートの状況。
下栗に行く途中の工事現場のチャート。
鉄分を含んでいると赤チャートとなります。
赤石山脈の由来となっている石です。
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6/12 12:45
下栗に行く途中の工事現場のチャート。
鉄分を含んでいると赤チャートとなります。
赤石山脈の由来となっている石です。
12:50下栗の里 ビューポイント入り口
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6/12 13:27
12:50下栗の里 ビューポイント入り口
13:07ビューポイント着
サカイ引越センターのCMで有名になりました。
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6/12 13:14
13:07ビューポイント着
サカイ引越センターのCMで有名になりました。
この集落は、太陽が足下から昇ると表現されています。
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6/12 13:08
この集落は、太陽が足下から昇ると表現されています。
ビューポイントに行く途中の転石。
赤チャートで明らかにしらびそ高原とは違います。
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6/12 13:21
ビューポイントに行く途中の転石。
赤チャートで明らかにしらびそ高原とは違います。
ビューポイント入り口の看板。
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6/12 13:26
ビューポイント入り口の看板。
下栗の里
左より聖岳、上河内岳、茶臼岳
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6/12 13:35
下栗の里
左より聖岳、上河内岳、茶臼岳
14:10国道152沿いに「木造校舎見学できます」の看板あり。休校になっている木沢小学校。
1
6/12 14:13
14:10国道152沿いに「木造校舎見学できます」の看板あり。休校になっている木沢小学校。
ここもサカイ引越センターのCMで有名になりました。
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6/12 14:19
ここもサカイ引越センターのCMで有名になりました。
赤チャートの石にはめられた校歌の御影石。
校 歌 岡本利明詩
あしたに仰ぐ聖岳 / 夕べに望む兎岳
けだかく清い山々に / 遠い未来に望みをかけ
深く正しく学ぼうよ / 木沢 木沢
木沢小学校
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6/12 14:20
赤チャートの石にはめられた校歌の御影石。
校 歌 岡本利明詩
あしたに仰ぐ聖岳 / 夕べに望む兎岳
けだかく清い山々に / 遠い未来に望みをかけ
深く正しく学ぼうよ / 木沢 木沢
木沢小学校
20mプールの面影があります。
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6/12 14:22
20mプールの面影があります。
14:39神楽の湯
今度の12月は「湯立て神楽」見学したいものです。
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6/12 14:39
14:39神楽の湯
今度の12月は「湯立て神楽」見学したいものです。
ナトリウム、カルシウム、塩化物温泉。
飲用もできます。
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6/12 14:39
ナトリウム、カルシウム、塩化物温泉。
飲用もできます。
口に含むとしょっぱく、イオウの香りがします。
消化器官に良さそうです。
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6/12 14:55
口に含むとしょっぱく、イオウの香りがします。
消化器官に良さそうです。
七つのお風呂があります。
露天、サウナ、ジェット、低温、水、打たせ湯など。
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6/12 14:49
七つのお風呂があります。
露天、サウナ、ジェット、低温、水、打たせ湯など。
緑色岩の露天風呂。
小生の頭と比較すると岩の大きさがわかります。
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6/12 14:52
緑色岩の露天風呂。
小生の頭と比較すると岩の大きさがわかります。
風呂上がりはノンアルコールビール。
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6/12 16:04
風呂上がりはノンアルコールビール。
遠山郷田舎とうふ1丁148円を2丁土産に購入。
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6/12 16:17
遠山郷田舎とうふ1丁148円を2丁土産に購入。
今回はまたマニアックな内容ですね
そんな場所にクレーターがあることは知りませんでした。
今回は岩石採取が目的なんですか?
私も化石探しは昔やりましたが、地質までは..
御池山クレーターについては、地元の教師で在られる坂本正夫先生が現在まで約30年間調査され、平成15年の国際シンポジウムにおいて日本初のクレーターの存在が確認されました。世界には172箇所のクレーターがありますが、日本では唯一です。ですのでまだ多くの人がクレーターの存在を知りません。
今回の目的は、趣味の地質論文を見ながらの構造確認で、まさに「百聞は一見にしかず。」まずは現場です。
日本列島の構成を頭に入れ、単なる岩ではなく地質構造を見ながらの山行も楽しいものですよ。
地質構造の宝庫、南アルプスに是非また訪れてください。お待ちしております。(山)
こんにちわ。
信毎にクレーターの企画展が出ていましたので
また記録を見に来ました。
以前から「ほんとかな〜」って思っていましたが
日本初のクレーターだったんですね。
投稿ありがとうございます。
今回の山行と飯田美術博物館の企画展「小惑星が衝突した御池山隕石クレーター」が偶然重なったみたいです。
隕石衝突の証拠となった「石英」の実物顕微鏡画像は見たことは無いのでこの機会に見に行こうと思っています。
次回は、南・中央アルプスが雪化粧し御池山の木の葉が落ち、クレーターの様子が良く見える11月中旬頃企画する予定です。
しらびそ高原は展望も良く、キャンプ場に泊まれば奥茶臼山の往復も余裕を持ってできますから、是非山岳会で遊びに来てください。(山)
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