八ヶ岳(ツクモグサを見に行きました 美濃戸口〜横岳〜硫黄岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
≪2日目≫ 4:55美濃戸‐6:55行者小屋7:05‐8:20地蔵の頭‐9:48横岳‐10:30硫黄岳山荘11:15‐11:30硫黄岳11:45‐13:20赤岳鉱泉13:30‐15:15美濃戸
‐16:30美濃戸口
天候 | 6月11日 雨のち曇り 6月12日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
≪宿泊≫赤岳山荘 テント場 ひとり\500/泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・美濃戸‐行者小屋 森を満喫しながら歩く ・行者小屋‐地蔵の頭 地蔵の頭の直前の急登、くさり、梯子あり、高所で怖さを感じる今回の山歩きで一番ドキドキした場所 ・地蔵の頭‐横岳 岩稜帯、アップダウンあり、くさり、梯子の連続でハード ・横岳‐硫黄岳 横岳からの下りは、くさり、梯子でまだまだ緊張が続くが、その後硫黄岳までは快適な稜線歩き ・硫黄岳‐赤岳鉱泉 八ヶ岳の美しい稜線を見ながら下山 ・赤岳鉱泉‐美濃戸‐美濃戸口 登山道脇のお花に見とれながら下山 |
写真
感想
≪一日目 自宅〜美濃戸 自然の中でテント泊≫
土曜日の午後の13時30分。
急に仕事がキャンセルとなった関係で、テントで一泊をしたいと言い出すだんなさん。
息子も私も「えぇっ〜」
行き先も決めていなかったけれど、とにかく準備、15時出発。
こうして、急遽決まった山での週末が始まります!
せっかくのテント泊なので、ちょっと遠出して八ヶ岳へ行くことにしました。
ツクモグサを見られるといいなぁ。
美濃戸口に到着したのは、夕方18時近く。美濃戸まで車で行けばあっと言う間なのですが、
一時間でも山歩きがしたくて、汗をかきながら赤岳山荘に。
美濃戸でテント泊する登山者はこの日は私達だけ、沢の水の流れの音が心地よい
テント場で、我がファミリー貸し切りキャンプでした!
≪二日目 美濃戸〜横岳〜硫黄岳 ツクモグサとご対面!≫
朝、ワクワクして早起きしてしまう。大人になっても小学校の遠足の時と同じですね(^_^)
美濃戸から行者小屋の間の登山道は、森の香りで一杯。見たこともないぐらいミヤマカタバミがたくさん咲いています。
行者小屋から地蔵尾根を行きますが、久々の高所のハシゴ登りに顔がこわばります。
かなり急な斜面を丁寧に一歩づつ登っていきます。稜線のお地蔵様が見えた瞬間ホッとして緊張がほどけました。
しかしそれもつかの間、これから向かう横岳方面を見て、目が点に、、、。
すごい岩稜帯が続いています。行けるのかな、、(*_*;
思わず足が後ろずさりしてしましたが、登ってみると遠くから見るほど怖くはありません。
ストックをザックにくくりつけ、3点支持しながら、岩の間を進みます。
精神統一しながら、両手両足の力を使い、体全体を使って進んでいきます。
こういう山歩きは結構好きかもしれない。張りきってしまいます。
岩にはパワーがあるのかな、結構厳しいルートなのに疲れはそれほど感じませんでした。
と、その時、横岳の手前の進行方向に向かって左側の斜面に淡い黄色のお花の蕾を発見!
そうなんです。ずっと見てみたいと思っていた“ツクモグサ”でした。
産毛(!?)にくるまっている姿、本当にピュアそのものです。
感激です。
ちなみに、曇りで太陽があたらないとお花は咲かないそうです。
ツクモグサがあったことさえも気づかず通過してしまいそうなぐらい控えめです。
通りかかったリピーター登山者さんによると、今年は少なくて普段の年の3分の1ぐらいですねとのこと。
私にとっては今年が初めて。たった一輪見られただけでも満足、嬉しく思うのですよ。
一輪どころか、あちらこちらに蕾が見られました。小さなツクモグサの姿が可愛くて可愛くて、、見惚れます。
「お母さん〜、遅〜い、早く行くよ〜(--〆)」
お花にうっとり気分の私が、息子の声にせかされ、我にかえります。
そうだった、今日は長距離歩くから、先に進まなきゃね。
それにしても、息子&父さんには、どうして花心というものががないんだろか、、、、。
やっとの思いで越えた横岳、その先には、あの雄大な硫黄岳がどっしりと構えていました。
硫黄岳山荘でお昼ごはん休憩をとり、後半の山歩きスタートです。
八ヶ岳の赤岳、横岳までは、山が似ていますが、硫黄岳はなんだか表情が違います。存在感に圧倒されます。
硫黄岳山頂は荒涼としていて、妙に心を打つ何かを感じます。
別世界にいるのではないかと錯覚してしまいそうです。
360度景色も素晴らしい、何をするわけでもなく時間がアッと言う間に過ぎました。
後ろ髪引かれますが、下山します。尾根を歩いて下りる途中に今日歩いてきた
横岳〜硫黄岳の稜線が見渡せました。あらためてすごい道を歩いたんだなぁと実感しました。
すかさず、息子から「お母さん、もうあんな怖いルートは勘弁してよ!」とクレームもらった〜(>_<)
赤岳鉱泉から美濃戸までの登山道ではお花を楽しみました。
白や黄色の小花が咲き乱れており、美濃戸に近づくほど花の種類が増えていきます。
下向いてキョロキョロしながら写真を撮り楽しんで下山します。
この区間の登山道ですが緩やかな下りで、途中から道幅も広くなり二人横に並んでも平気です。
稜線歩きでは緊張しっぱなしだった息子が、リラックスして、冗談をいいながら、鼻歌を歌い、飛んで跳ねて歩きます。
だんだん気分が乗ってきたようで、なんとなんと最後にはクラスで一番大好きな女の子のお話まで、出てきましたよ〜(^^ゞ
緑とお花に囲まれた登山道を歩いていると、気分良くなりますね。
今回はのんびり穏やかだったり、ハードだったり、山歩きのバリエーション豊かでした。
お花もたくさん見れて、景色も言うことなし、私のお気に入りルート、ベスト10入りに決定です。
相変わらず行動力の凄さに脱帽です(笑)
土曜の午後からテン泊決定、即行動とは。
私だったら、まあいっか・・・となってしまうのですが。
しかも、翌日は12時間行動
そこがslowlife家の良い所、凄いところですね
週末どこへ行こうかと。
八ヶ岳も候補の一つ。
ツクモグサはもちろん、花が多いですし。
行ったことある山は気楽でよいですが、行ったこと無い山を歩くのはそれだけで新鮮です。
遠出するならテン泊したいので、二連休だと決定ですが、天候と仕事次第かも。
いや、そんなこと言ってるから行けないのかも?
newザックのデビューが八ヶ岳も悪くない
slowlifeさん、こんばんは。
柔らかいお毛毛に包まれた、なんて可憐なキュートなお花なんでしょう〜。
私は初めて知りました。やはり標高の高い山にしか咲いていないのでしょうか? 見たくなりました。
「お母さん、もうあんな怖いルート勘弁してよ〜」と
言いながらも、結構楽しかったみたいですね。
これぐらいのスリリングさが病みつきになったりして。
スティックプリンとか・・山で食べやすそうでいいですね。今度買ってきます。
息子さんも頼もしくなられましたが、
ご主人もかっこよくて、一緒に歩いていても鼻高々ですね。 とても画になります。
ps、次回是非slowlifeさんをお願いしま〜す。
まぁ ,言葉も出ないほどすんばらしい行動力には 恐れ入りました
これから益々遠出が増えそうですね
それにしても,ツクモグサ って可愛い花ですね♪♪♪
うっとりする気持ち分かります
私も下を見ながらキョロキョロ歩いているので,子どもたちに置いてきぼりにされます
「あなた達も花に興味をもったら?」と言うと,「お母さん,タンポポあるよ ・・・」
って感じですから
見たかったお花に出会えると,何十倍も嬉しいですね
お疲れさまでした〜
息子さん,本当によく歩かれましたね(パチパチパチパチ)
そう思うと・・・我が家の息子。。。hahaが歩けないだけで,本当はもっと歩けるのかな
良いですねツクモグサ
また見に行きたくなっちゃいます
それにしても、急遽お出かけするとは、なんだか自分と
似ている気がします
その行動力に拍手ですね
繊細だったり、ダイナミックだったり、一日で何通りもの山の楽しみが味わえる場所、八ヶ岳。
todokitiさん、ぜひとも八ヶ岳おすすめですよ〜
今週末なら、これからどんどん開花 するあのツクモグサやキバナシャクナゲ達がお出迎えしてくれることでしょう
お天気&お仕事の都合がつくと良いですね。
おニューのザックのデビューは、さて何処になるのでしょう
ツクモグサを知ったのはヤマレコのユーザーさんの最近のレコなんです。
その姿を見ると、「大丈夫よ〜、私が守ってあげるよ〜」なんて言いたくなってしまうぐらい。
自生地としては八ヶ岳が良く知られているみたいです。
miya162さんもチャンスがあったら、ぜひぜひツクモグサ
スティックプリン、珍しくて話のタネに試してみたんですが、
ゼリーのときのような衝撃の感動は味わえませんでした(>_<)!
そう言えばMY写真、ほとんど撮っていません。
いつも息子ばっかりになってますね
子供は活発ですね、、、
毎回だんだん歩くスピードも上がってくるしなにより疲れ知らず
10時間以上歩いていたのに、最後にハイテンションでおしゃべりや歌 がすごかっです。
何度も替え歌作りを手伝わされました。
その歌とは、
「今日は八ヶ岳、八ヶ岳、、、、天気が悪くても、イェイ、八ヶ岳〜 、、、ぁあ〜、ツ〜クモグサ〜」みたいな感じです。
人に聞かれてたら恥ずかしい〜
onsenさんのツクモグサのレコを読んで、今回の山行きが決まったといってもいいぐらい!
onsenさんは本当に良い時に行かれましたね!
レコに心動かされました。
ツクモグサは、蕾がほとんどでしたが見られて大満足、お花の可愛らしさに、胸がキュ〜ンとしました。
毎年リピートしたくなる方々のお気持ちわかります。
またいつの年か花開いた 頃を狙って、もう一度訪れてみようと思います
slowlifeさん おはようございます
積雪量の少ない南八ヶ岳は、夏山に入ったようですね。
16枚目のかっこいい赤岳は好きなアングルです。
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/upimg/pt/8f921213e6393f039234cc16c480eacf.jpg
野鳥は「イワヒバリ」でしょうか? ライチョウは八ヶ岳では絶滅したようです
Yachoo! http://www.yachoo.org/Book/Show/485/iwahibari/
赤岳は本当にカッコイイ山ですね
alpsdakeさんの春夏秋冬の赤岳いいですね。
もう少し経験積んでから同じアングルで冬景色見てみたいです〜
野鳥はイワヒバリでしたか!
ヒバリのような声でさえずっていたので名前に納得(^_^)
いつも教えてくださってありがとうございます
八ヶ岳行かれてたんですね
私も昨年行きました 結構シンドイ箇所がありましたが、大好きになりました
沢山の綺麗な の中でも、ツクモグサは目がいってしまいます。カワイイ
イワヒバリも目はキリッとしてるけど、可愛いですよね
充実山行、お疲れ様です。
私も八ヶ岳すぐにでも出掛けたくなりました
いつもレコを覗かせてもらってます
八ヶ岳のレコにすっかり のめりこんでしまい、とりあえずコメント させていただきました。
昔(ずぅ〜っと昔ですが)、八ヶ岳山麓の農家で住み込みのバイトをしていたことがあって、毎日白菜やキャベツを刈り取りながら一日中八ヶ岳を見て過ごしました。
そのときから八ヶ岳は私の憧れの山 になっているのですが、残念ながらまだ登山口にも届かない、 なのです。
ただ、文中で私にも共感できたのが、
「こういう山歩きは結構好きかもしれない。張りきってしまいます。」
のくだり。
わかる〜 と、読みながら 悦に入ってましたよ
また覗かせてください。
八ヶ岳って本当に良い山ですね。
朝早くから山歩きを始めたら、かなり多くの野鳥のさえずりが聞こえて聞きました。
あんなのも、こんなのもってpippiさんにたくさんお話したいんですが、
さえずりはどう言葉で表現して良いのやら〜。
動画とも思うのですが、肝心の鳥の姿をとらえるのは写真よりさらに難しいですね。
写真一枚でも思うようにいかないのに〜。
だからこそ、バッチリ野鳥を見られた瞬間、ヤッタ〜、ウキウキの気持ちですね。
八ヶ岳山麓 の農家で野菜の収穫のアルバイトされていたんですか〜
ということは、随分昔から八ヶ岳と馴染みなのですね
登山口に行くまでの広い平野は見渡す限り野菜畑でホントに美しい景色ですね。
稜線、険しい道で緊張しながらも、楽しいですよ。
なんと“張りきってしまう気持ち”を、monsieurさん、わかってくださいましたか〜
八ヶ岳、とっておきの日の山歩きにぜひぜひ!
Slowlifeさん。う〜ぱです。
イワヒバリ撮れてよかったですね。次は、カヤクグリ、ホシガラス狙ってください。夏山ですね〜。
う〜ぱ
イワヒバリ、何羽も見られたのが良かったです。
さえずりがきれいですね。
カヤクグリにホシガラス、次回、八ヶ岳行けたときに、
写真とれるといいなぁ
八ヶ岳は野鳥も花も盛りだくさんで、何度でも行きたくなりますね〜
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