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Yamareco

記録ID: 1168415
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アルパインクライミング
谷川・武尊

初めてのホンチャン、一ノ倉沢衝立岩中央稜

2017年06月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
chakaran その他5人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:48
距離
12.6km
登り
2,480m
下り
2,475m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:44
休憩
0:04
合計
13:48
3:45
3:46
15
4:01
4:01
37
4:38
4:38
707
16:25
16:25
41
17:06
17:06
17
17:23
17:26
2
17:28
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ倉沢出合に到着。
威圧感たっぷりの山容が出迎えてくれました。
2017年06月11日 04:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 4:17
一ノ倉沢出合に到着。
威圧感たっぷりの山容が出迎えてくれました。
雪渓を歩いているうちに、朝日が稜線を染め始めました。いい天気が期待できそうです。
2017年06月11日 04:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 4:31
雪渓を歩いているうちに、朝日が稜線を染め始めました。いい天気が期待できそうです。
今年は雪が多く、テールリッジまでのアプローチはスムーズだったそうです。
2017年06月11日 04:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
6/11 4:54
今年は雪が多く、テールリッジまでのアプローチはスムーズだったそうです。
登りにも降りにもコイワカガミがたくさん咲いていました。
2017年06月11日 05:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/11 5:01
登りにも降りにもコイワカガミがたくさん咲いていました。
振り返ると山並みの向こうから太陽が登ってきました。
2017年06月11日 05:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 5:08
振り返ると山並みの向こうから太陽が登ってきました。
雲の流れが早い!
2017年06月11日 05:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 5:20
雲の流れが早い!
中央稜基部に到着です。
2017年06月11日 05:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 5:27
中央稜基部に到着です。
1ピッチ目登攀開始。
2017年06月11日 05:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 5:47
1ピッチ目登攀開始。
南陵を登っている人とテラスにいる人が見えます。
2017年06月11日 06:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 6:59
南陵を登っている人とテラスにいる人が見えます。
遥か下に後続パーティーが見えます。
2017年06月11日 07:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
6/11 7:14
遥か下に後続パーティーが見えます。
2017年06月11日 07:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 7:27
2017年06月11日 08:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 8:39
烏帽子岩の下に登っている人が見えます。
2017年06月11日 08:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
6/11 8:50
烏帽子岩の下に登っている人が見えます。
2017年06月11日 08:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 8:50
2017年06月11日 10:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 10:01
マッターホルン状岸壁の横のコルには立派な雪庇が見えます。
2017年06月11日 10:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 10:13
マッターホルン状岸壁の横のコルには立派な雪庇が見えます。
衝立の頭
2017年06月11日 10:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 10:56
衝立の頭
2017年06月11日 10:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 10:59
絶景ビューです。
2017年06月11日 11:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 11:12
絶景ビューです。
一ノ倉沢出合のトイレ辺りが見えます。
随分登ってきたもんです。
2017年06月11日 11:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 11:19
一ノ倉沢出合のトイレ辺りが見えます。
随分登ってきたもんです。
2017年06月11日 11:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/11 11:58
2017年06月11日 12:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 12:03
7回目の懸垂下降は空中懸垂でした。
2017年06月11日 13:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
6/11 13:41
7回目の懸垂下降は空中懸垂でした。
空中懸垂しているメンバーを撮ったけど逆光でした。
2017年06月11日 13:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 13:54
空中懸垂しているメンバーを撮ったけど逆光でした。
ピナクルの下でアプローチシューズに履き替えて下山します。
2017年06月11日 14:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/11 14:16
ピナクルの下でアプローチシューズに履き替えて下山します。
2017年06月11日 14:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 14:35
シャーベッド状の層が厚くアイゼンの効きが悪い急な衝立前沢の雪渓を下ります。
2017年06月11日 14:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/11 14:55
シャーベッド状の層が厚くアイゼンの効きが悪い急な衝立前沢の雪渓を下ります。
2017年06月11日 15:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 15:02
雪渓が消えると沢下りになります。
2017年06月11日 15:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 15:12
雪渓が消えると沢下りになります。
この支点を使って、最後の滝を懸垂下降します。
2017年06月11日 15:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 15:32
この支点を使って、最後の滝を懸垂下降します。
ヌルヌルで足元の悪い滝を懸垂で降ります。
2017年06月11日 15:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 15:54
ヌルヌルで足元の悪い滝を懸垂で降ります。
2017年06月11日 15:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 15:58
2017年06月11日 16:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/11 16:17
本谷のど真ん中に妙な形をしたでかい雪の塊を発見!
2017年06月11日 16:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/11 16:21
本谷のど真ん中に妙な形をしたでかい雪の塊を発見!
仲間にも天候にも恵まれた楽しいホンチャンデビューでした。
2017年06月11日 16:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/11 16:45
仲間にも天候にも恵まれた楽しいホンチャンデビューでした。
林道のコンクリート擁壁にはこんなレリーフがありました。
2017年06月11日 16:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/11 16:49
林道のコンクリート擁壁にはこんなレリーフがありました。
撮影機器:

感想

 当初6月10日登攀の予定の所、天候が思わしくないとのリーダー判断で予備日を使い1日ずらして11日に変更されましたが、果たして本降りの雨の中前泊地に着いたものの一夜明けると多少風はあるものの晴天。
 初めてのホンチャンにわくわくドキドキしながら林道を歩いていくとやがて一ノ倉沢出合に到着し、威圧的な岩壁がドーンと出迎えてくれました。ゲレンデと違ってデカイなぁ、というのが第一印象でした。
 雪渓を歩きテールリッジを登り1時間ちょっとで中央稜基部に到着すると、この日大勢いた他のパーティーは殆どが南陵に向かい、ラッキーなことに待ち無しで取り付くことができました。
 3人で登攀開始、私は2ピッチ目5ピッチ目8ピッチ目をリードしました。
 事前の打ち合わせで聞いてはいたものの、浮き石が多く大きな岩でも手をかけるとグラグラしたり、ロープが落石を誘発しそうになったりと登ることよりも石を落とさないようにすることに神経を遣いましたが、並行して登っているパーティーがいる南陵や中央カンテの方からは時折「ラーク!」という声とガラガラという音が聞こえました。
 また、古い支点が多く、それに残置ロープが幾重にも巻かれていてボロボロになっている所がゲレンデとは違うなーと思いました。
 最初にリードした2ピッチ目は、上がって間もなく支点がありここでピッチを切っていいものかどうか判断しかねて何度もその先との間を行きつ戻りつしてしまいましたが、もうすこし先に進んだところにあった支点まで行きましたがさらに右側に回り込むようにひと登りしたところにある支点まで行くと3ピッチ目のロープの流れが良くなるようです。でも、あそこまで行ける気がしない、、、次回来たときもたぶんここで切ってしまうだろうな。5ピッチ目は前日の雨のせいかジメジメしていて苔っぽい感じのルートで、支点に巻き付いていた残置シュリンゲがジャックスパローの衣装のようにボロボロで不気味でした。
 終了点に着いて食事を摂り、ゆっくり休憩しながら雄大な景色を堪能しました。
 懸垂下降を幾度もしたり雪渓や沢を歩いての下山は登りに負けず充実していて、濃〜い1日を過ごすことができました。
 仲間と天候に恵まれた最高のホンチャンデビューでした。

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