初めてのホンチャン、一ノ倉沢衝立岩中央稜
- GPS
- 13:48
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 2,480m
- 下り
- 2,475m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初6月10日登攀の予定の所、天候が思わしくないとのリーダー判断で予備日を使い1日ずらして11日に変更されましたが、果たして本降りの雨の中前泊地に着いたものの一夜明けると多少風はあるものの晴天。
初めてのホンチャンにわくわくドキドキしながら林道を歩いていくとやがて一ノ倉沢出合に到着し、威圧的な岩壁がドーンと出迎えてくれました。ゲレンデと違ってデカイなぁ、というのが第一印象でした。
雪渓を歩きテールリッジを登り1時間ちょっとで中央稜基部に到着すると、この日大勢いた他のパーティーは殆どが南陵に向かい、ラッキーなことに待ち無しで取り付くことができました。
3人で登攀開始、私は2ピッチ目5ピッチ目8ピッチ目をリードしました。
事前の打ち合わせで聞いてはいたものの、浮き石が多く大きな岩でも手をかけるとグラグラしたり、ロープが落石を誘発しそうになったりと登ることよりも石を落とさないようにすることに神経を遣いましたが、並行して登っているパーティーがいる南陵や中央カンテの方からは時折「ラーク!」という声とガラガラという音が聞こえました。
また、古い支点が多く、それに残置ロープが幾重にも巻かれていてボロボロになっている所がゲレンデとは違うなーと思いました。
最初にリードした2ピッチ目は、上がって間もなく支点がありここでピッチを切っていいものかどうか判断しかねて何度もその先との間を行きつ戻りつしてしまいましたが、もうすこし先に進んだところにあった支点まで行きましたがさらに右側に回り込むようにひと登りしたところにある支点まで行くと3ピッチ目のロープの流れが良くなるようです。でも、あそこまで行ける気がしない、、、次回来たときもたぶんここで切ってしまうだろうな。5ピッチ目は前日の雨のせいかジメジメしていて苔っぽい感じのルートで、支点に巻き付いていた残置シュリンゲがジャックスパローの衣装のようにボロボロで不気味でした。
終了点に着いて食事を摂り、ゆっくり休憩しながら雄大な景色を堪能しました。
懸垂下降を幾度もしたり雪渓や沢を歩いての下山は登りに負けず充実していて、濃〜い1日を過ごすことができました。
仲間と天候に恵まれた最高のホンチャンデビューでした。
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