奥秩父 大洞川荒沢谷〜雲取山〜狼谷下降


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 1:20
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:25
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:25
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
井戸淵以後は、余り人が多く入っていない様子。 狼谷は、下降しやすい沢です。 |
その他周辺情報 | 下山後、大滝温泉へ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
雨具
ザック
行動食
非常食
調理用食材
コッヘル
ガス
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
シュラフ
シュラフカバー
マット
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
ディッセンダー
渓流シューズ(モンベルサワタビ&サワーサンダル)
トポ
ルート図
|
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感想
〔荒沢橋〜菅の平〕
荒沢谷は、入渓直後から水量豊富な大きい淵が迎えてくれます。
最初のうちは、太いワイヤーなど転がっていますが、気にならないぐらいきれいな釜や淵が連続します。
ベンガラ滝は、小さく巻こうとすると、クライムダウンに苦労します。踏み跡をたどった方が賢明です。
なお、魚影はほとんど見ませんでした。(確認できたのは2か所のみ)
〔菅の平〕
しばらくたどって、菅の平に着きます。
結構広いのですが、少し奥の方が、若干開けて明るいです。
薪も多いです。
昔は飯場でもあったのか、茶碗のかけらが落ちていました。
焚き火をして、ジンを飲んで…
〔トラブル〕
夜中、寝ぼけてシュラフのジッパーをあげると、シュラフカバーを噛んでしまい、無理やり取るとジッパーが壊れて閉まらなくなりました。
閉じる金具が広がっていたので、歯で噛んで修正して、何とか閉まるようになりました。
〔井戸淵〕
水線通しは、泳ぎ必須。奥の滝は、シビアな登攀になると思われます。
高巻きは、ゴルジュ手前の左岸の小沢から巻いた方が容易です。
行きは、井戸淵のすぐ手前右岸のルンゼ状の泥壁から狼谷出合まで高巻きしたが、とても急&足元グズグズ。大変危険です。太い丸太をバランスとるのに使おうとしたら、完全に朽ちていて崩れ、当てにはできないです。
踏み跡に出たら、たどっていけば安心ですが、狼谷手前に降りるあたりは急斜面なので気を付けて下さい。
〔大雲沢〕
詰めは、砂利のガレ場で、アリ地獄のようになります。
上部で、露岩が出て傾斜がきつくなるあたりで、右手の尾根に逃げました。
尾根から上は、若木が多少邪魔なぐらいで、藪はありません。
また、登山道のように立派な鹿道があちこち錯綜していました。
少し鹿道を追いましたが、余りに多くて方向が分からなくなりそうなので、稜線の登山道まで直登しました。
〔狼谷〕
人がほとんど入っていませんが、下降は容易です。
狼平からの初めの笹薮も、深くて腿ぐらいまでで、鹿道もあるため気になりません。
笹藪を抜け、沢筋を下って行きます。
途中の小滝をクライムダウンしたり、小さく巻きますが、巻くときは、鹿の踏み跡を追っていけます。
倒木を乗り越えようと上を踏んだら、モナカのようにサクッと潰れました。
〔荒沢谷高巻き道〕
帰りは、右岸の上の方につけられている、高巻き道を利用しました。
ルート図には、狼平から荒沢橋まで3時間40分とありましたが、より早く到着しました。
高巻き道は、不明瞭なところも一部ありますが、テープも多くついていて、トラロープもあり歩きやすいです。
アシ沢では一度沢に下りますが、すぐに高巻き道に戻ります。
桂沢の後は、しばらく沢沿いに下りていき、少ししてから高巻き道に戻ります。
荒沢橋近くの中腹の平地には一斗缶が転がっていたので、昔は林業か何かの作業場か飯場があったようです。
高巻き道が飯場跡?から続いているところを見ると、昔の仕事道だったのかもしれません。
平地からは尾根を下り、荒沢橋の右岸側に出ました。
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