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Yamareco

記録ID: 117573
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ハイキング
白山

白山<雪渓だらけ・山頂ピンポイント晴れ>

2011年06月19日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
Bassman その他1人
GPS
10:45
距離
13.3km
登り
1,456m
下り
1,452m

コースタイム

06:45 平瀬道 登山口
08:35 大倉尾根
09:00 大倉山避難小屋
10:15 カンクラ雪渓
11:00 賽の河原
11:15 室堂
12:20 御前峰
13:15 室堂/昼食・休憩
13:55 室堂発
15:30 大倉山避難小屋
17:30 登山口
天候 曇り(昼だけ瞬間晴れ)
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸道/荘川ICを降り、国156号(白川街道)を北上、
県451号に左折。白水湖・大白川ダム方面へ。
この道、途中からすごく細い。
カーブも多く、すれ違いも困難な道幅なので最徐行・安全運転で!
ちなみに、ガードレールが無いけど、落ちると谷底へGO、な箇所多数です。
ダムの手前、登山口周辺に駐車場があります。無料でした。
数十台は停められます。
荘川ICからダム(登山口)までコンビニがありませんでした。
荘川ICからアクセスする場合はご注意。
コース状況/
危険箇所等
登山口までのアプローチは安全運転で。

登山道は全体的に特に危険な箇所はありませんが、
雪渓のトラバースは細心の注意を!
滑り落ちると延々下まで行っちゃいそう。
この雪の量では念のためアイゼンを携行した方が◎です。
避難小屋から室堂までは雪渓にご注意。
室堂から山頂まではメインルートは雪はありません。

帰り、山道(県451号)から国156号に出て、北側に向かうと
すぐに「しらみずの湯」という温泉があります。大人600円でした。
http://shirakawa-go.org/shiramizu/
登山口前、大白川ダムの手前に到着。
登山口前、大白川ダムの手前に到着。
緑のコリドー
それでは参ります。
それでは参ります。
初夏ですな。
青々と生い茂っています。
初夏ですな。
青々と生い茂っています。
大倉尾根付近までくると、周りの山々と肩が並びます。
大倉尾根付近までくると、周りの山々と肩が並びます。
早速雪渓です。
地面にヒビが入っちゃってますけど・・・
このまま面で崩れるそう。
次来る時、この道あるんだろうか・・・
地面にヒビが入っちゃってますけど・・・
このまま面で崩れるそう。
次来る時、この道あるんだろうか・・・
次々と雪渓が出てきます。
次々と雪渓が出てきます。
大倉山避難小屋
若者達も果敢に進みます。
無理して落ちないようにね。
若者達も果敢に進みます。
無理して落ちないようにね。
縦に登って、途中からトラバースします。
着実に、慎重に。
縦に登って、途中からトラバースします。
着実に、慎重に。
距離も長いため、念のためアイゼン装着。
距離も長いため、念のためアイゼン装着。
カンクラ雪渓に到着。
うっすら白山が見えます。
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カンクラ雪渓に到着。
うっすら白山が見えます。
賽の河原より。
だんだん雲が晴れてきたよ〜!?
賽の河原より。
だんだん雲が晴れてきたよ〜!?
雪渓っていうより雪原ですな。
まだまだ雪がたっぷりあります!
雪渓っていうより雪原ですな。
まだまだ雪がたっぷりあります!
ポーズを決めてしまったオッサン達・・・。
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ポーズを決めてしまったオッサン達・・・。
おぉ!見えたぜ室堂!
おぉ!見えたぜ室堂!
室堂に到着!
立派な施設ですね。
室堂に到着!
立派な施設ですね。
高速1000円最終日効果?
それとも梅雨の合間の晴れ効果?
なんにせよ賑わっております。
高速1000円最終日効果?
それとも梅雨の合間の晴れ効果?
なんにせよ賑わっております。
キター!
やったぜ青空!!
これを待ってたのよ!!
キター!
やったぜ青空!!
これを待ってたのよ!!
室堂・山頂の中間地点(っぽい)
室堂・山頂の中間地点(っぽい)
立派な社です。
さすが三霊山の一つですね。
さすが三霊山の一つですね。
着いた!山頂!御前峰
着いた!山頂!御前峰
池が見えます。
おっと!
こっちが山頂みたい。
青空がのぞいて最高!!
おっと!
こっちが山頂みたい。
青空がのぞいて最高!!
剣ヶ峰が見えます。
剣ヶ峰が見えます。
山頂から室堂。
青石には仏様?
ありがたや。
青石には仏様?
ありがたや。
調べなきゃ。
調べなきゃ〜!
昼食も取ったし、さらば室堂!
昼食も取ったし、さらば室堂!
賽の河原より。
もう曇っちゃった。
賽の河原より。
もう曇っちゃった。
調べなきゃ。
調べなきゃ。
きた!雪渓。
下りはもっと怖いぞ〜!
下りはもっと怖いぞ〜!
ここはズリズリ滑らせながら降りました。
登りはすごい時間かかったのに・・・。
下りは数分でした。
ここはズリズリ滑らせながら降りました。
登りはすごい時間かかったのに・・・。
下りは数分でした。
削れちゃってます。
削れちゃってます。
慎重にトラバース。
慎重にトラバース。
ちなみに、ここで滑ると延々下まで流れていきます。慎重に。
ちなみに、ここで滑ると延々下まで流れていきます。慎重に。
調べなきゃ。
調べなきゃ〜。
また出た!
今回のルートで最も緊張する雪渓です。
また出た!
今回のルートで最も緊張する雪渓です。
とにかく慎重に。
もちアイゼン装着。
とにかく慎重に。
もちアイゼン装着。
ここまでくれば少し安心ですな。
ここまでくれば少し安心ですな。
避難小屋まで戻ってきました。
避難小屋まで戻ってきました。
ここ。難所。
2m位の壁になってます。
往路はキックで足場作りましたが、下りは滑り降り(落ち)ました。
1
ここ。難所。
2m位の壁になってます。
往路はキックで足場作りましたが、下りは滑り降り(落ち)ました。
避難小屋から延々降りてきて、足がガクガク。
ようやく登山口まで戻りました。
ん?顔が死んでるな(笑)
撮りなおしだ!
避難小屋から延々降りてきて、足がガクガク。
ようやく登山口まで戻りました。
ん?顔が死んでるな(笑)
撮りなおしだ!
シャピーン!
無事に戻ったぜ。
シャピーン!
無事に戻ったぜ。

感想

ここ最近週末なかなか晴れないながらも瞬間晴れそう、というのと
いよいよ高速の休日上限1000円が終了してしまう、という
二つのモチベーションから、太平洋で動かない前線の影響を
受け難い状態となった北陸方面をチョイス!
雪も踏みたい、ってことから白山へGO!

夜中、愛知を出る際はしっかり雨が降っており、
どうなることかと思ったが、岐阜に入ったあたりから曇りに変わる。
とはいえ、見事な曇天ぶりで非常に不安であった。

東海北陸道・荘川ICで降り、湖沿いに車を走らせる。
途中、大白川ダム方面に左折し、細い道(県451号)を上りはじめるが
とにかくこの道、細い!
今にも落石が転がってきそうな山側と、落ちたらアウトなはずだけど
何でガードレールないの??という谷側のスリリングなコースです。
たまたますれ違いの車もなく、登山口前の駐車場へ到着。

準備運動を行い、早速登山口へ。
地図から避難小屋の前後(登り始めと室堂前)は登りがキツイなぁ〜
と覚悟してましたが、登山口から登り始めると、
グイグイと容赦なく登って行きます。
さすがに体が温まる前は、徐々に慣らし運転したいなぁ、
という感じですが、そんなことお構いなしで標高をアゲてきます。
15分登って→1,2分立ち休憩→30分登って→1,2分立ち休憩
と、徐々に登る時間を増やしてエンジンを慣らす。

尾根に出る前あたりから徐々に雪が出てきた。
一箇所、雪の壁(2mくらい)をつま先を蹴り込んで登るシーンもあり。
いきなり難しいことさせられてしまった。
さておき、特にテンション落ちることもなく、避難小屋に到着。

本格的な雪渓はこの後始まった!
おそらく滑って落ちたら無事ではないだろなぁ、
と思われる箇所を3箇所ほどトラバース。

さすがに長いトラバースはアイゼン装着。
ピッケルは迷ったが、とりあえずストックで対応した。

やはり雪渓は神経を使います。
バランスを取りながらゆっくり足を運ぶので、時間もかかる。
コースタイム的には避難小屋までの時間が好調だったが
その後がそうとう落ちてしまった。
室堂につく頃には、いわゆるガイドブックなどの標準コースタイムで
帳尻が合う形となりました。

避難小屋から急な登りを越え、室堂が見えた際には
おぉ!見えた〜!
という感じで、何だかゴールに着いたような錯覚に(笑)
登山客も沢山いて、賑やかです。
気持ちが緩んだせいか、室堂から山頂までの行程は
すっかりペースが落ちて、グズグズになってしまった。
ゼェハァ言いながら何とか山頂に到着。
天気予報でチェックしていた通り、昼間の瞬間だけ山頂は青空を垣間見た。
何とか青空が出ている間に山頂に立てて良かった。

とりあえず室堂に戻り、昼飯タイムに。
おにぎりとカップの味噌汁で優雅に過ごす。

14時前に室堂を後にし、延々下る。
さすがに登りに比べ、ペースが良いが、やはり雪渓は気を使う。
滑落しないように呼吸を整え、慎重にトラバース。
何箇所か危ない箇所を越え、避難小屋まで到着。

しかし、ここからが下りの恐ろしさを痛感!

ずばり、長い!!

登るときはテンション高くてあまり距離を感じなかったが
下ってみると相当長く感じる。
さすがにフクラハギやらヒザやらに危険信号が・・・。

何とか登山口に辿り着きましたが、疲労困憊。
とはいえ、怪我もなく無事に下山できて良かった良かった。

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コメント

はじめまして
やはり今年は残雪が多そうですね。
もう少し入梅は続きそうですね。私には恵みの雨です
2011/6/21 14:42
>riekoさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
今年は全国的に雪が多かったので、残雪もその分多そうです。
もうすぐ7月というのに、こんなに雪渓を越えるとは思いませんでした。
「恵みの雨」→日焼け対策?? と思いきや、
怪我のリハビリ中→雨天ならばリハビリ専念、ということでしょうか?
早く回復すると良いですね。
無理はなさらぬよう、お大事に
2011/6/21 21:41
Bassmanさん はじめまして
こんばんは、私どもも18−19と同じルートを徘徊しておりました。途中でお会いしてるかもですね?
雪渓怖かったですよね  あの壁みたいなところは登ってはみたものの”これ帰りどうするん?”ですよね。因みに我々のグループのうち2名は横にあった藪を掴んで見事に滑り落ちてました!! 変化に富んで楽しいコースだったと(今は)いい想い出です
またどこかでお会いしましょう
2011/6/21 22:26
>satokunさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
satokunさんの山行記録、拝見させていただきました。
行程を見る限り、確実に避難小屋〜賽の河原の間で
(たぶんカンクラ雪渓の前後)お会いしてますね
雪渓すごかったです。まさかこの時期にこれ程とは。
なにより度肝抜かれたのは、避難小屋より下の「雪の壁」
往路はよじ登れば良かったのですが、復路は落ちました
(笹の藪にしがみつくも、滑り落ちました。同じですね
お互い怪我なく、色々経験できたみたいですね(笑)
いつかどこかでお会いしましょう
2011/6/22 0:52
Bassmanさん はじめまして
一週間前、私も同じ所で「滑る、こける、落ちる」の三段活用を経験しました。私は、下にいる知人に受け止められましたが(笑)。

私も安全登山を心がけたいと思います。
2011/6/22 21:23
>okazumaruさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
やはり、あの「雪壁」ですね
登りはキック&キックでなんとか・・・でしたが、
問題は下りですよね
三段活用 経験しながらも怪我がなくてなによりです。

平瀬道においては、今や一つのアクティビティとなってそう

これからチャレンジする方も
大きく滑り落ちて怪我しないよう注意ですよ〜
2011/6/23 8:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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