㉛寂しかった開山前の斜里岳(旧道↑新道↓)
- GPS
- 07:16
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,072m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
飛行機
(復路)18:20発 清岳荘ー(清里ハイヤー: 3830円)ー19:00着 緑清荘 泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<清岳荘〜下二股>清岳荘前の登山口に登山届けの記名帳が置いてある。途中ウォーキングコースへの分岐があるが、そちらは登山道では無い。階段から林道へ降り、沢沿いの登山道へ向かう。沢に出ると徒渉箇所が多数ありハイカットの靴がお薦め。 <旧道〜上二股>沢登りの連続。ほとんど雪渓は残っていない。上二股に携帯トイレブースあり。 <上二股〜山頂>上二股付近に雪渓が在るがすぐ下に水が流れていてスノーブリッジを渡るような危険な感じは無い。胸突八丁から馬の背の残雪は急坂なので良く踏み込みながら登る。特に下山は滑落注意。また、山頂付近の岩はもろいので踏み固められたコース上を歩かないと足元が崩れる。山頂に道標は見当たらず、濃霧に巻かれると下山の道が判りづらい。 <上二股〜熊見峠>比較的緩やかなアップダウンの稜線歩きで眺望が良い。 <熊見峠〜下二股>急な下りが長く下二股まで続くので余力が必要。 |
その他周辺情報 | 清岳荘 山バッチ500〜700円 トイレ協力金100円 |
写真
感想
サロマ湖ウルトラマラソンに同行して、百名山32座目になる斜里岳へ。翌日は天候が悪化しそうだったので、到着した土曜日に急遽登ることにした。11時近い遅い出発だったうえにに開山前のため、途中ですれ違った登山者は一人だけ。上二股だったのでもう少し遅れれば、誰とも合わないところだった。これ程人と会わない登山は初めてだ。
旧道を登っている時は小雨が降っていたが、繰り返す徒渉と沢登りに集中しているとあまり天候は気にならない。沢の水は雪解けで多かったと思うが、石の上を歩けばハイカットの登山靴なら水が入ることも無かった。
胸突八丁から馬の背の残雪は、最後の正念場。足を踏み込みながら登らないと滑る。 山頂付近の社にお参りすると天候が回復してきて、周囲が見渡せるようになった。山頂に着いた時も少し眺望があったが、その後あっという間に濃霧に巻かれ下山の道が見えなくなってしまった。山頂付近には踏跡がたくさんあって、三井ルートへ間違って下ってしまうとまずい。道標も見当たらない為、頂上の標識に対してどの角度から登って来たのか、思い出しながら下山する道を探し出した。
熊見峠を通る新道は稜線を歩くため、登りの沢歩きとは違って気分転換になった。天候も回復してきて見晴も良くて楽しかった。熊見峠から下二股への下りは、急坂で長く感じた。沢の音はするが、なかなか沢に着かない。
下二股から林道に出るまでは、繰り返す徒渉で最後まで油断はできない。林道に出た時、急に周囲にガスがかかり暗くなり始めたのでちょっと慌てた。日没までにはまだ一時間以上あるはずなのにと思いつつ登山口へ戻ったのは18時だった。
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