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Yamareco

記録ID: 1179497
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床

㉛寂しかった開山前の斜里岳(旧道↑新道↓)

2017年06月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:16
距離
11.0km
登り
1,069m
下り
1,072m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:33
休憩
0:34
合計
7:07
10:55
13
11:08
11:08
39
11:47
11:49
107
13:36
13:42
60
14:42
15:02
40
15:42
15:42
51
16:33
16:33
33
17:06
17:12
38
17:50
17:50
12
18:02
清岳荘 登山口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 飛行機
(往路)7:00発 羽田空港ー8:45着 女満別空港ー(レンタカー)ー10:40着 清岳荘
(復路)18:20発 清岳荘ー(清里ハイヤー: 3830円)ー19:00着 緑清荘 泊
コース状況/
危険箇所等
<清岳荘〜下二股>清岳荘前の登山口に登山届けの記名帳が置いてある。途中ウォーキングコースへの分岐があるが、そちらは登山道では無い。階段から林道へ降り、沢沿いの登山道へ向かう。沢に出ると徒渉箇所が多数ありハイカットの靴がお薦め。
<旧道〜上二股>沢登りの連続。ほとんど雪渓は残っていない。上二股に携帯トイレブースあり。
<上二股〜山頂>上二股付近に雪渓が在るがすぐ下に水が流れていてスノーブリッジを渡るような危険な感じは無い。胸突八丁から馬の背の残雪は急坂なので良く踏み込みながら登る。特に下山は滑落注意。また、山頂付近の岩はもろいので踏み固められたコース上を歩かないと足元が崩れる。山頂に道標は見当たらず、濃霧に巻かれると下山の道が判りづらい。
<上二股〜熊見峠>比較的緩やかなアップダウンの稜線歩きで眺望が良い。
<熊見峠〜下二股>急な下りが長く下二股まで続くので余力が必要。
その他周辺情報 清岳荘 山バッチ500〜700円 トイレ協力金100円
清岳荘から登山開始。天気の都合で到着日に登ることにした。
2017年06月24日 10:47撮影 by  SO-02H, Sony
2
6/24 10:47
清岳荘から登山開始。天気の都合で到着日に登ることにした。
ハクサンチドリ 鳥が舞うような花の形
2017年06月24日 10:59撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 10:59
ハクサンチドリ 鳥が舞うような花の形
暫くは林道歩き。遅いスタートで誰もいない。
2017年06月24日 11:05撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:05
暫くは林道歩き。遅いスタートで誰もいない。
登山道の横に沢が出てきた。
2017年06月24日 11:10撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:10
登山道の横に沢が出てきた。
徒渉が始まる。沢の中の石は、案外滑りにくい。
2017年06月24日 11:15撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:15
徒渉が始まる。沢の中の石は、案外滑りにくい。
どこの石を渡ろうかな?
2017年06月24日 11:21撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:21
どこの石を渡ろうかな?
雪解けで水量が多いはずだが、ハイカットの靴なら、水が入ることは無かった。
2017年06月24日 11:37撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:37
雪解けで水量が多いはずだが、ハイカットの靴なら、水が入ることは無かった。
下二股を旧道へ進む。ここから沢登りがはじまる。
2017年06月24日 11:50撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:50
下二股を旧道へ進む。ここから沢登りがはじまる。
水蓮の滝
2017年06月24日 11:54撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:54
水蓮の滝
2017年06月24日 11:58撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 11:58
2017年06月24日 12:16撮影 by  SO-02H, Sony
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滝の横を登る。
2017年06月24日 12:19撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 12:19
滝の横を登る。
チシマキンレイカ(タカネオミナエシ)
2017年06月24日 12:23撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 12:23
チシマキンレイカ(タカネオミナエシ)
2017年06月24日 12:32撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 12:32
ミヤマオダマキ 紫と黄色のコントラストが可愛い。
2017年06月24日 12:37撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 12:37
ミヤマオダマキ 紫と黄色のコントラストが可愛い。
ウコンウツギ 鮮やかなクリーム色の花を咲かせる
2017年06月24日 12:38撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 12:38
ウコンウツギ 鮮やかなクリーム色の花を咲かせる
万丈の滝
2017年06月24日 12:51撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 12:51
万丈の滝
対岸の残雪で良かった。
2017年06月24日 13:00撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 13:00
対岸の残雪で良かった。
見晴の滝 やはり横を登る
2017年06月24日 13:05撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 13:05
見晴の滝 やはり横を登る
まだまだ滝登りが続く。
2017年06月24日 13:08撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 13:08
まだまだ滝登りが続く。
オオバナノエンレイソウ 大きな白い花が目立つ
2017年06月24日 13:20撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 13:20
オオバナノエンレイソウ 大きな白い花が目立つ
上二股まで登って来た。奥に携帯トイレブースあり。ここで本日唯一の登山者とすれ違う。
2017年06月24日 13:36撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 13:36
上二股まで登って来た。奥に携帯トイレブースあり。ここで本日唯一の登山者とすれ違う。
上二股からは、雪渓の上を歩く。
2017年06月24日 13:28撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 13:28
上二股からは、雪渓の上を歩く。
踏抜くと下は沢。でも、浅いのでダメージはあまり無い。
2017年06月24日 15:40撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 15:40
踏抜くと下は沢。でも、浅いのでダメージはあまり無い。
桜が、咲いている。
2017年06月24日 13:54撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 13:54
桜が、咲いている。
胸突八丁から、またもや残雪。馬の背までは最後の正念場。よく踏み込まないと滑る。
2017年06月24日 14:04撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 14:04
胸突八丁から、またもや残雪。馬の背までは最後の正念場。よく踏み込まないと滑る。
キバナシャクナゲ 羅臼岳でこの花を見た時も雨だった。
2017年06月24日 14:27撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 14:27
キバナシャクナゲ 羅臼岳でこの花を見た時も雨だった。
チングルマの群生を見つけた。
2017年06月24日 14:35撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 14:35
チングルマの群生を見つけた。
山頂近くの社にお参りするとあら不思議、チラリと眺望が
2017年06月24日 14:39撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 14:39
山頂近くの社にお参りするとあら不思議、チラリと眺望が
エゾノハクサンイチゲ(カラフトセンカソウ)
2017年06月24日 14:40撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 14:40
エゾノハクサンイチゲ(カラフトセンカソウ)
半分崩れている山頂への道。岩はもろくて登山道から外れるとすぐに崩れる。
2017年06月24日 14:41撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 14:41
半分崩れている山頂への道。岩はもろくて登山道から外れるとすぐに崩れる。
ミヤマダイコンソウ  葉っぱが特徴的。
2017年06月24日 14:45撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 14:45
ミヤマダイコンソウ  葉っぱが特徴的。
斜里岳山頂に到着。 向こうに見えるのは東斜里岳と南斜里岳かしら?と思っていたら、ガスに巻かれ下山ルートが解らなくなる。
2017年06月24日 14:47撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 14:47
斜里岳山頂に到着。 向こうに見えるのは東斜里岳と南斜里岳かしら?と思っていたら、ガスに巻かれ下山ルートが解らなくなる。
登って来た方向を思い出して、馬の背まで降りて来た。
2017年06月24日 15:16撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 15:16
登って来た方向を思い出して、馬の背まで降りて来た。
上二股からは新道の熊見峠方面へ
2017年06月24日 15:42撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 15:42
上二股からは新道の熊見峠方面へ
サンカヨウ  大きな葉の上に沢山の白い花を咲かせる。
2017年06月24日 15:48撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 15:48
サンカヨウ  大きな葉の上に沢山の白い花を咲かせる。
眺望が開けて来た。登りは沢ばかりだったので気持ち良い。
2017年06月24日 16:05撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 16:05
眺望が開けて来た。登りは沢ばかりだったので気持ち良い。
2017年06月24日 16:09撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 16:09
2017年06月24日 16:09撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:09
清里町方面と思われる。
2017年06月24日 16:10撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:10
清里町方面と思われる。
熊見峠へ続く稜線
2017年06月24日 16:10撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 16:10
熊見峠へ続く稜線
振り返ると山頂から下山して来たルートが見える。
2017年06月24日 16:10撮影 by  SO-02H, Sony
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6/24 16:10
振り返ると山頂から下山して来たルートが見える。
イソツツジ 小さいけどちゃんとツツジの形をしている
2017年06月24日 16:14撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:14
イソツツジ 小さいけどちゃんとツツジの形をしている
2017年06月24日 16:21撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:21
歩いてきた稜線
2017年06月24日 16:22撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:22
歩いてきた稜線
タカネナナカマド この辺りは紅葉すると真っ赤に色づくのだろう。
2017年06月24日 16:23撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:23
タカネナナカマド この辺りは紅葉すると真っ赤に色づくのだろう。
熊見峠 電波がよく飛びそうなのでここでタクシーを手配。
2017年06月24日 16:29撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 16:29
熊見峠 電波がよく飛びそうなのでここでタクシーを手配。
熊見峠から下二股までは長い急坂を一気に下る。
2017年06月24日 17:10撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 17:10
熊見峠から下二股までは長い急坂を一気に下る。
最後もまた徒渉の連続で気が抜けない。
2017年06月24日 17:27撮影 by  SO-02H, Sony
6/24 17:27
最後もまた徒渉の連続で気が抜けない。
−サロマ湖畔にて−
「あなた、誰?」と言いたげなキタキツネの赤ちゃん。
2017年06月26日 14:40撮影 by  SO-02H, Sony
6
6/26 14:40
−サロマ湖畔にて−
「あなた、誰?」と言いたげなキタキツネの赤ちゃん。
ママの帰りを一人で待っているらしい。
2017年06月26日 14:41撮影 by  SO-02H, Sony
2
6/26 14:41
ママの帰りを一人で待っているらしい。

感想

サロマ湖ウルトラマラソンに同行して、百名山32座目になる斜里岳へ。翌日は天候が悪化しそうだったので、到着した土曜日に急遽登ることにした。11時近い遅い出発だったうえにに開山前のため、途中ですれ違った登山者は一人だけ。上二股だったのでもう少し遅れれば、誰とも合わないところだった。これ程人と会わない登山は初めてだ。
旧道を登っている時は小雨が降っていたが、繰り返す徒渉と沢登りに集中しているとあまり天候は気にならない。沢の水は雪解けで多かったと思うが、石の上を歩けばハイカットの登山靴なら水が入ることも無かった。
胸突八丁から馬の背の残雪は、最後の正念場。足を踏み込みながら登らないと滑る。 山頂付近の社にお参りすると天候が回復してきて、周囲が見渡せるようになった。山頂に着いた時も少し眺望があったが、その後あっという間に濃霧に巻かれ下山の道が見えなくなってしまった。山頂付近には踏跡がたくさんあって、三井ルートへ間違って下ってしまうとまずい。道標も見当たらない為、頂上の標識に対してどの角度から登って来たのか、思い出しながら下山する道を探し出した。
 熊見峠を通る新道は稜線を歩くため、登りの沢歩きとは違って気分転換になった。天候も回復してきて見晴も良くて楽しかった。熊見峠から下二股への下りは、急坂で長く感じた。沢の音はするが、なかなか沢に着かない。
下二股から林道に出るまでは、繰り返す徒渉で最後まで油断はできない。林道に出た時、急に周囲にガスがかかり暗くなり始めたのでちょっと慌てた。日没までにはまだ一時間以上あるはずなのにと思いつつ登山口へ戻ったのは18時だった。

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