岩木山
- GPS
- 06:21
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・弘前駅前〜弘南バス「枯木平」行〜岳温泉/所要50分、1,010円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース上、積雪はなし(山の上部には残雪あり)。 ○登山口に登山ポストはあったが、中にはなぜかトイレットペーパーが入っていた。 ○嶽温泉 高原の宿「山楽」(内風呂、混浴野天風呂) ・含土類酸性硫化水素泉 ・「岳温泉」バス停前 ・大人400円 ・午前10時〜午後7時(宿泊多数の場合は午後3時まで) ○嶽温泉 田澤旅館 ・津軽そば、ビンビールほか |
ファイル |
(更新時刻:2011/07/27 20:08)
|
写真
感想
東日本大震災後、東北新幹線が復旧したとは言え、被災地の惨状未だおさまらないこの時期に、東北の山へ出かけてよいものかと思いましたが、観光面での影響は東北全土におよび、観光地への誘客も積極的に呼び掛けられているので、結局予定通り出かけることにしました。
現在の臨時ダイヤでは、東京から新青森まで「はやて」で4時間37分かかりました。
そこからさらに弘前まで普通で35分かかるので、東京駅を正午前に出発して、弘前に着いたのは午後5時を回っていました。
途中、津軽平野の車窓から望んだ岩木山の姿が秀麗でした。
本当に「ふるさとの山」という感じです。
翌日、弘前駅前からバスで嶽温泉に向かいました。
本当は、岩木山神社から登るつもりでいましたが、他のヤマレコさんの情報によると、コース上部にはまだまだ雪が残っているようだったので、嶽温泉からのピストンに切り替えました。
岩木山嶽登山道入口には、稲荷神社が鎮座します。
小さな、赤い鳥居をくぐって出発です。
登山道は、ブナ林の樹林帯を進みます。
エゾハルゼミの蝉時雨が鮮烈でした。
このコースは、ほとんど展望は効きませんが、ようやく視界が開けてくると、もう8合目は間近です。
車の音が近づいてきて、やがてリフト乗り場の脇に飛び出しました。
8合目はスカイラインの終点で、大きな駐車場があります。
新しいレストハウスが建っていますが、食堂はなく、カップ麺が自販で食べられる程度です(お湯あり)。
ここから岩木山頂上までは、もうひと踏ん張りです。
リフトが通る山肌の黄緑が、とても鮮やかでした。
その樹林の中を詰めていくと、鳥ノ海の噴火口が現れます。
ここには、まだ雪が残っていました。
頂上へはここから第一、第二おみ坂が続きます。
距離は短いのですが、かなりの急登です。
そして、到着した岩木山山頂。
独立峰だけに、眺めは抜群です。
少し霞んではいるものの、白神山地や津軽半島を目にすることができました。
頂上は岩だらけであまり広くはないのですが、山頂避難小屋があり、これはまだ新しい建物でした。
それにしても頂上は虫が多くて、至る所でぶんぶんと飛び回っています。
割とてんとう虫もいて、気がつくとよく服に取り付いていました。
頂上で昼食を済ませ、再び8合目へ降ります。
食堂前のプレハブ小屋が売店になっており、ここで山バッジを買いました。
後は、ひたすら嶽温泉への下りです。
ピストンなので、残りの行程も予想がつきます。
下り終えての温泉、そしてビールが何よりでした。
結局、この日は終日晴れていて、帰りの電車からも岩木山がよく眺められました。
最後に1枚だけ全景を映し、満ち足りた気分で津軽平野を後にしました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する