牛形山〜白子森〜鷲ヶ森山〜丸子峠周回
- GPS
- 05:46
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は無いが、足場の狭いトラバースが多く、縦走路も足場が狭い箇所多い。 地元の方の情報で、縦走路分岐、8番の看板付近の木道あたりは熊の巣が近くにあるので大声出してと言われました。 実際、牛形山山頂から降りる時、茂みの中を獣が歩いている音がしたので大声を出したところ、遠くに逃げて行きました。 急なザレ場などにはロープがあるので安心して歩けました。 縦走路は下草が多い所があるが道は明瞭。 |
その他周辺情報 | 夏油温泉に元湯、観光ホテルとある。 今回は観光ホテルを利用。18:00まで利用可/500 |
写真
感想
最近仕事の疲れが中々抜けず、週末も山には行かず家でおとなしくしている日々でした。
なので、連休を取っていたものの日帰りの山行でと思い、東北百名山に入っている牛形山に登ることに。
当初、夏油キャンプ場〜元湯へ降りる周回予定でしたが、地元の方の助言で元湯から回った方がいいとの事。
あと、熊の住処があるから「8番」の木道の所で大声出すようにとの事でした。
天気は道中雨脚が強まったりしたものの、夏油に着くと曇り空。レインウエアは着ずに、元湯から出発。
樹林帯をトラバースした道が多く、所々足場が狭い所も。
ギンリョウソウやチゴユリ、マイヅルソウから始まり、シラネアオイやスミレ類が現れ始め、イワカガミもありました。
綺麗なブナ林から残雪が見えると、草地のトラバース地点に。
そこにもオオバキスミレ、ミヤマダイコンソウ、ノウゴウイチゴ、見上げるとシラネアオイやサンカヨウが咲いていました。
ロープ付きのザレ場を登り進むと、例の「8番」がありました。
登りは特に何もせずそのままするーしました。木道脇にはリュウキンカが咲いていましたが、撮影はパパっと済ませあまり留まらないようにした。
そこから尾根までロープを頼りに急登を登る。その脇にはノウゴウイチゴがたくさん咲いていた。
登りきって尾根に出ると、ガスが晴れて青空が見えていた。天気は期待していなかったのでラッキー!
尾根道にはアカモノとゴゼンタチバナが咲いていた。
山頂は狭いけど、どうせ今日は誰も来ないだろうと思っていたので十分。
焼石方面の残雪残る山容が見えて満足。
ただ、一日ほぼ無風なので暑かった…。
おにぎりでカロリー補給後、分岐まで戻る。
急登を下っていると、二人共はっきり聞こえた、ガサガサ歩く音が。
これは熊だ!と足を止めて茂みを俯瞰しながら様子を伺う。熊の姿を見たこと無いので、遠巻きなら…と思っていたけど、どこにいるのかわからない。でも音はすぐ近くに聞こえる。
例の木道に降りてからのご対面は御免こうむるので、私は大声で「やっほー」してみた。しばらく歩く音が聞こえなくなったが、暫くすると遠くの木が激しく揺れているのに気付いた。大声にびっくりして木に登っているのか?と思ったけど、揺れる木は段々遠ざかって行ったので逃げていったんでしょう。
姿が見えなかったのは残念だけど、安心して降りられた。
「8番」の三叉路を左折し縦走路へ。こっちはあまり歩く人が少ないのか、足場は狭く下草が覆っている所が多い。でも、急斜面にはロープがあるので下りの技術に乏しい私も楽々。でも何回も転んだけど。
縦走路には一箇所残雪が残っていたが、問題なく通行できた。雪に空いた穴の下には、もやしみたいなリュウキンカがあったので、雪がなくなるとそこもリュウキンカがたくさん咲くのかな〜と思った。こちらはまだまだ花シーズンは先かも。
白子森周辺の尾根道にはイブキトラノオやサラサドウダン、ウラジロヨウラクなどが咲いていた。ショウジョウバカマやカタクリの花も残っていてびっくり。
白子森山頂には二体のお地蔵さん。山頂といっても登山道の一部なので休憩できるスペースはないし虫も多い。
白子森から下草が覆う急斜面を一気に降りる。そこからは見晴らしのない道を進み、再び高度を上げていくと、三叉路に出る。ピンクテープがある方が鷲ヶ森山山頂方面で、ピンクテープの無い方は縦走路だ。
鷲ヶ森山山頂は広くて展望がいい場所だったので、ここで休憩することに。ガスってるので何も見えないけど。やはり風がないので虫を払いながら休む。
マイブームのつぶあんコッペパンを食べていると、足元に小さい花を発見。しかもよくみるとたくさんあった。
最初、コメバツガザクラかと思っていたけど、花が末広がりなのでコケモモだろうと確信した。秋に来たら果実が沢山ついているのかな〜。
鷲ヶ森山山頂をあとに再び歩き始めると、途中から雨が降ってきた。木々が覆っているのであまり木にせず歩いてたけど、丸子峠手前あたりから雷までゴロゴロしてきた。
丸子峠から夏油キャンプ場に降りる道から、木々が屋根になってくれないのでJさんの言うようにレインウエアを着てザックカバーを装着。
ズダヤクシュやギンリョウソウがあるが、iphoneは防水じゃないのでここから写真は撮っていない。
キャンプ場手前に二箇所渡渉点があり、雨のためか岩が滑ってわたしは恐る恐る通った。渡渉点を過ぎればすぐにキャンプ場跡。車道に出る。
車道は温泉客の車が通るので端に寄って歩く。
今回、予定通りキャンプ場から登っていたら晴れ間も見れず、山頂では雨に降られていたかもしれないので、助言に従って正解だった。特に登りに使う場合の難所があるという訳では無かったけど、もしかしたら鷲ヶ森山山頂への分岐は見落としていたかも。
雨と汗で濡れた身体は夏油温泉であっためて帰りました!
観光ホテルのお風呂は檜?造りの情緒ある温泉で、白猿の湯、金運の湯、長寿の湯と3つ、少し熱めのお湯があります。露天風呂は外に一旦ホテルの外に出ないといけないので、今回はパス!宿の方がとても感じのいい人でした。機会があったらまた来ようと思います。
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