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Yamareco

記録ID: 118467
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/山小屋のお風呂めぐり

2011年06月24日(金) 〜 2011年06月26日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
16.7km
登り
1,656m
下り
1,260m

コースタイム

6/24
美濃戸口11:00⇒美濃戸山荘11:55〜12:10⇒行者小屋14:20〜30⇒地蔵ノ頭15:35⇒赤岳天望荘15:40
6/25
天望荘6:40⇒地蔵ノ頭6:45⇒三叉峰7:35⇒横岳7:50〜55⇒大ダルミ8:25⇒硫黄岳8:45⇒夏沢峠9:20〜35⇒箕冠山10:20〜30⇒根石山荘10:40
6/26
根石山荘7:10⇒箕冠山7:15⇒オーレン小屋7:50〜8:30⇒夏沢鉱泉9:00〜10:50⇒桜平ゲート11:10
天候 6/24〜26、3日間とも雨と霧、強風
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【入山】バス・茅野駅〜美濃戸口
【下山】タクシー・桜平〜茅野駅
出発地点の八ヶ岳山荘前、バスの終点です。
2011年06月24日 11:02撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 11:02
出発地点の八ヶ岳山荘前、バスの終点です。
柳川のさわやかな流れです。
2011年06月24日 11:10撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 11:10
柳川のさわやかな流れです。
美濃戸山荘前で一休み。おいしそうなソフトクリーム!?です。
2011年06月24日 12:00撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 12:00
美濃戸山荘前で一休み。おいしそうなソフトクリーム!?です。
南沢の途中に出てくる斜面。雪山の帰りはよくここでシリセードをして遊びました。懐かしいです。
2011年06月24日 12:52撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 12:52
南沢の途中に出てくる斜面。雪山の帰りはよくここでシリセードをして遊びました。懐かしいです。
せっせと登り、白河原に出ます。
2011年06月24日 13:53撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 13:53
せっせと登り、白河原に出ます。
これはヘリポートですね。
2011年06月24日 14:12撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 14:12
これはヘリポートですね。
ガスにけむる行者小屋です。今日は地蔵尾根を更に登ります。
2011年06月24日 14:19撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/24 14:19
ガスにけむる行者小屋です。今日は地蔵尾根を更に登ります。
お目当ての「山小屋とお風呂」。赤岳天望荘のゴエモン風呂です。5年前に一度入りました。いい湯かげんでしたヨ。
2011年06月24日 17:59撮影 by  W31SA, KDDI-SA
2
6/24 17:59
お目当ての「山小屋とお風呂」。赤岳天望荘のゴエモン風呂です。5年前に一度入りました。いい湯かげんでしたヨ。
西からの強風の中を出発。高山植物に励まされます。風なんかに負けるな!。
2011年06月25日 07:27撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 7:27
西からの強風の中を出発。高山植物に励まされます。風なんかに負けるな!。
でも稜線は随時こんな感じでした。
2011年06月25日 07:27撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 7:27
でも稜線は随時こんな感じでした。
三叉峰の標識。杣添尾根が登って来ます。一度ここの尾根も歩いてみたいですね。この後横岳との鞍部で突風にあおられます。
2011年06月25日 07:35撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 7:35
三叉峰の標識。杣添尾根が登って来ます。一度ここの尾根も歩いてみたいですね。この後横岳との鞍部で突風にあおられます。
でも横岳奥ノ院は一時的に風が静かでした。
2011年06月25日 07:48撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 7:48
でも横岳奥ノ院は一時的に風が静かでした。
カニの横ばいです。ガスってます。風も舞ってます。慎重に通過。この後、大ダルミ(硫黄岳山荘)付近でも突風にあおられます。かなりシンドイ思いをします。
2011年06月25日 08:00撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 8:00
カニの横ばいです。ガスってます。風も舞ってます。慎重に通過。この後、大ダルミ(硫黄岳山荘)付近でも突風にあおられます。かなりシンドイ思いをします。
気合を入れて登り、硫黄岳の頂上へ。ケルンがかろうじて見えます。ビュンビュン風に吹かれました。
2011年06月25日 08:45撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 8:45
気合を入れて登り、硫黄岳の頂上へ。ケルンがかろうじて見えます。ビュンビュン風に吹かれました。
樹林帯まで下り、ホッと一息です。夏沢峠の標識。右へ下ると本沢温泉です。
2011年06月25日 09:22撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 9:22
樹林帯まで下り、ホッと一息です。夏沢峠の標識。右へ下ると本沢温泉です。
山のオアシスみたい。一度泊まってみたいですね。
2011年06月25日 09:30撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 9:30
山のオアシスみたい。一度泊まってみたいですね。
その夏沢峠にあった風力発電の風車です。
2011年06月25日 09:32撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 9:32
その夏沢峠にあった風力発電の風車です。
峠を過ぎ、今日の目的の根石山荘へ向かいます。シャクナゲですかね。
2011年06月25日 10:03撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 10:03
峠を過ぎ、今日の目的の根石山荘へ向かいます。シャクナゲですかね。
コマクサ?
2011年06月25日 10:13撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 10:13
コマクサ?
箕冠山の頂上で休憩。根石山荘はもう目と鼻の先です。
2011年06月25日 10:20撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/25 10:20
箕冠山の頂上で休憩。根石山荘はもう目と鼻の先です。
昨日のお昼前に到着し、本当にのんびりくつろぎました。お世話になった根石山荘です。
2011年06月26日 07:08撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 7:08
昨日のお昼前に到着し、本当にのんびりくつろぎました。お世話になった根石山荘です。
強風のため天狗岳を諦め、オーレン小屋へのショートカット道を下ります。いい道です。
2011年06月26日 07:18撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 7:18
強風のため天狗岳を諦め、オーレン小屋へのショートカット道を下ります。いい道です。
右が登山道。左が水切りです。雨が道に流れ込まない処置なんですね。小屋の方々ありがとうございます。
2011年06月26日 07:38撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 7:38
右が登山道。左が水切りです。雨が道に流れ込まない処置なんですね。小屋の方々ありがとうございます。
オーレン小屋まで来ました。
2011年06月26日 07:51撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 7:51
オーレン小屋まで来ました。
個人的には26年ぶりにこの地に来ました。上がってコーヒーまで飲んじゃいました。
2011年06月26日 08:24撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 8:24
個人的には26年ぶりにこの地に来ました。上がってコーヒーまで飲んじゃいました。
長靴なので雨でも快適です。
2011年06月26日 08:32撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 8:32
長靴なので雨でも快適です。
鳴岩川源流の清流です。
2011年06月26日 08:43撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 8:43
鳴岩川源流の清流です。
これもその近く。何か絵になります。
2011年06月26日 08:43撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 8:43
これもその近く。何か絵になります。
例の「沢の発電システム」の看板がありました。
2011年06月26日 08:53撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 8:53
例の「沢の発電システム」の看板がありました。
まず上流の方で水を貯めて、そこからパイプをつたわせて水を送ります。動力を作るのにちょうどいい水の高低差なんだそうです。常時6キロワット分の電力を自由に使えます。
2011年06月26日 08:59撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 8:59
まず上流の方で水を貯めて、そこからパイプをつたわせて水を送ります。動力を作るのにちょうどいい水の高低差なんだそうです。常時6キロワット分の電力を自由に使えます。
これは夏沢鉱泉のお風呂です。余った電力はお湯の保温に使うとの事です。
2011年06月26日 09:26撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 9:26
これは夏沢鉱泉のお風呂です。余った電力はお湯の保温に使うとの事です。
小屋のご主人の浦野さんとしばらくお話ししました。沢の流れを利用した水力発電についていろいろ聞けました。
2011年06月26日 10:10撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 10:10
小屋のご主人の浦野さんとしばらくお話ししました。沢の流れを利用した水力発電についていろいろ聞けました。
ありがとうございました。今度はぜひ泊まりたいです。
2011年06月26日 10:51撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 10:51
ありがとうございました。今度はぜひ泊まりたいです。
名付けて「マイクロ水力発電システム」。これはすごいですね。
2011年06月26日 10:52撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 10:52
名付けて「マイクロ水力発電システム」。これはすごいですね。
もう林道歩きです。桜平へ向かいます。雨は止んでいます。
2011年06月26日 10:56撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 10:56
もう林道歩きです。桜平へ向かいます。雨は止んでいます。
斜面全体が苔むしています。きれいですね。
2011年06月26日 11:00撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 11:00
斜面全体が苔むしています。きれいですね。
上槻木へ下る道が左へ分かれます。長い道のりです。
2011年06月26日 11:00撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 11:00
上槻木へ下る道が左へ分かれます。長い道のりです。
26年前はこの道を上槻木から延々とここまで約4時間登って来ました。今は桜平まで車やタクシーが来ますので、この道を歩く人もいないでしょう。古き良き道ですね。
2011年06月26日 11:01撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 11:01
26年前はこの道を上槻木から延々とここまで約4時間登って来ました。今は桜平まで車やタクシーが来ますので、この道を歩く人もいないでしょう。古き良き道ですね。
茅野駅から八ヶ岳を望みます。たぶん赤岳〜横岳辺りの稜線が見えているのでしょうか。
2011年06月26日 13:14撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 13:14
茅野駅から八ヶ岳を望みます。たぶん赤岳〜横岳辺りの稜線が見えているのでしょうか。
これ絵ハガキでもパンフレットでもありません。茅野駅ホームの駅名標識です。赤岳と横岳ですね。
2011年06月26日 13:20撮影 by  W31SA, KDDI-SA
6/26 13:20
これ絵ハガキでもパンフレットでもありません。茅野駅ホームの駅名標識です。赤岳と横岳ですね。
撮影機器:

感想

6/24(金)
 先週の蓼科山に続き、今週も山に吸い込まれる様な感じで八ヶ岳に来ていました。それも天気が悪いのを承知で金曜日に有給とって3日間行程にしちゃいました。
 美濃戸口から通い慣れた道を歩く。といってもここを歩くのは3年ぶり。時間にも余裕があるので、キッチリマイペースで進み今日は赤岳天望荘まで。何を隠そう今回の山行のテーマは「山小屋とお風呂」です。だからピークハントなどド返しです。なので過去に20回登った赤岳の頂上はパスします。

6/25(土)
 悪天候を納得ずくで山の上にいるとはいえ、梅雨前線と台風5号の影響で半端なじゃない風です。予定通り進むか躊躇する。でも小屋を出ると風は吹いたり止んだり。冬山の風とも違う。よし行けると思った。仮に地蔵を下山するとしても、地蔵上部の足場の悪い中を、向かい風にあおられながら下るのもいやらしい。確かに風は舞っているが極地的に吹き荒れる突風に注意し、ルートを間違えなければ大丈夫と思った。
 何度も行き来した区間でもあり、コースを知ってる強みかな。でも慎重に行きましょう。三叉峰の少し先の風がすざましかった。ちょっとヤバイ程の突風でした。
横風にあおられながらカニの横バイも横岳付近の岩場も手堅く通過。硫黄岳を越え、夏沢峠の樹林帯に入りホッと一息です。「山小屋とお風呂」の2日目は根石山荘。ここもお風呂があるんです。いつも素通りしていたこの山小屋に泊まって見たかった訳です。
 お昼前に着いて小屋でホントにのんびりできました。先を急ぐ為にセカセカ歩いてた時には考えもしなかった事です。その分だけ山がよく見える様な気がしました。明日もどうせ天気悪いもんね。あと、雨の山歩きは長靴いいですね。長靴でも結構歩けるもんです。

6/26(日)
 根石山荘付近は元々風の強い地点である。更に根石岳先の白砂新道分岐付近も河原小場沢からの風が一ヶ所に集まる箇所だ。天候は回復せず相変わらず強風が舞っている。昨日よりも凄いかも。その上今日は雨が加わっている。大事をとって天狗岳はあきらめ桜平に下山とした。
 一応この山行の目的は達成してる訳で、危険を侵してまで頂上にこだわる気持ちもないのでね。天狗岳は過去に17回登っているのでまたの機会で十分です。箕冠山からオーレン小屋へのショートカット道を進み、オーレン小屋へ。この小屋には26年前に泊まった事がある。小屋も新しくなったね。上がってコーヒーを飲む。
 あと途中の夏沢鉱泉は沢の流れを利用した水力発電を実用化している山小屋です。それの観察もかねて鳴岩川の源流を下る。夏沢鉱泉でお風呂に入り、小屋の浦野さんに水力発電の事を少し聞けました。水流の高低差がちょうどいいのだそうで。常時6キロワットの電気を発電しているそうで。一件の山小屋で使う電気としては十分の様ですね。余った電気はお風呂の保温に活用しているそうです。
 夏沢鉱泉でもくつろいだ後は、桜平からタクシーで茅野駅に出る。山は大荒れの天候だったけど、今回のテーマである「山小屋とお風呂」を満喫出来た山旅でした。駅前の茅野市民館で美術展やカラオケ大会を見物して車中の人となる。八ヶ岳の良さを改めて実感です。また来ようと思います。

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