雨乞岳


- GPS
- 06:05
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 768m
- 下り
- 807m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り郡界尾根で、下りはクラ谷、沢谷経由の一般路。 全線特に問題ないが、通常の歩行注意は必要です。 |
その他周辺情報 | 湯の山温泉に日帰り温泉多数。個人的には希望荘が好きです。 |
写真
感想
久しぶりに仲間との山行。「雨乞へ行ったことがない」という意見もあり行先決定。季節的に天候も当てにならないので武平からのピストンとしました。
朝、集合場所の武平トンネル西側駐車場に到着したところ、すでに1名がテン泊にて待っておりました。曰く「夜半に警察車両が来て、その白い乗用車の家族から捜索願いが出ました。明るくなったら捜索ですので、情報がありましたらよろしく」と近くに駐車した車を示し、言ったそうです。遭難のようです。
失礼とは思いましたが白い車を覗くと、車内に雨乞ピストンの計画書がありました。我々と同じルートです。
ただ、仲間のテン泊人物は、過去に、不幸にして遭難死された方のご遺体の発見、通報を二回も行った経験を持つ ”いわくつき人物” で、仲間内では「持っている男」もしくは「呼ぶ男」と言われており、「この人が絡むとよくないなあ」と声には出さずに心で考えながら、「落ちるようなところはないはずなので、道迷いでしょうかねえ。同じルートなので注意して行きましょうか。」と話していたところ、疲れた御様子の男性がこんな時間に下山。「すいません、もしかして・・・・・」、正解でした。携帯電話をなくされ、谷を間違えて下ってしまい、尾根に上がって一晩過ごされて、今、下山だったそうです。
すぐに警察へ「ご無事のようです」の電話連絡。サイレン鳴らして緊急車両2台が来たときは少々驚きました。
でも、無事で何よりでした。当の男性の方が「これって、遭難てことですか?」と困惑されていたのが印象的だったのと、出動された大勢の消防隊の方が、いやな顔一つせず、無事だったことにホッとされていたことに頭が下がる思いでした。
今回は、山行計画をキチンと家族に伝えておくことの重要性、通報のタイミング、道迷いを起こした時の対処方法など、いろいろと考えさせられるような経験でした。
山の方は雨にも降られず、仲間と楽しい時間を過ごしましたが、風が吹けば涼しいんですが、とにかく湿度が高くて、梅雨時の鈴鹿らしい充分に不快で、楽しい山行になりました。
とにかく御無事で何よりでした。
pathoさん、こんにちは
雨乞岳お疲れ様でした。
還暦過ぎても「持ってる男」の力は凄いですね。
今回、無事でよかったです。
この時期の鈴鹿、暑さが伝わってきました。
おはようございます。 ありがとうございます。
本当に無事でよかったです。ご本人は夜間行動は危険だから安全なところで明るくなるのを待ったようですし、ご家族は不測の事態を想定して一刻も早く情報を挙げたようです。
ご家族の方が行程や駐車地の情報までキチンと把握されていたことは、自らを省みて恥じ入るばかりです。いつも自分は「ダイタイこの辺へ行く」程度の情報しか置いてきませんので。反省しました。
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