甲武信ヶ岳 十文字峠から周回
- GPS
- 10:00
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,327m
コースタイム
7:15 十文字峠(十文字小屋)
(10分休憩)
8:15 大山
(5分休憩)
9:00 武信白岩直下(登頂禁止)
9:20 尻岩
(5分休憩)
10:25 三宝山(埼玉最高峰)
(10分休憩・おにぎり1つ補給)
11:10 甲武信ヶ岳山頂
(50分休憩・昼食)
12:20 千曲川源流・国師ヶ岳分岐
12:40 千曲川水源地標
13:50 ナメ滝
(10分休憩)
15:30 毛木平駐車場
天候 | 快晴 登山日和です |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
シャクナゲの時期ですから5時で残り10台くらいでしょうか 大型バスも来ますので、路肩に駐車するかたはご注意を |
コース状況/ 危険箇所等 |
十文字峠までは危険な処はありません 大山の手間にちょっとした鎖場がありますが、かわいいものです 三宝山手前の残っていると言えば雪が少々ありました。特別な装備はいりません 甲武信ヶ岳直下の下山道は急ですが問題ない程度です。 それ以降の道はほとんど上高地の遊歩道の感覚です。下りの苦手な私には最高のルートでした。 下山後の温泉はちょっと距離がありますが佐久方面なら「八峰の湯」がお勧めです |
写真
感想
甲武信ヶ岳は4年前に西沢渓谷から登りましたが、今回の目的は十文字峠です。
シャクナゲの季節で駐車場が満杯になる前に到着を目指します。
佐久ICから幾度となく通っている国道141号を南下します。
コンビニは結構ありますから停まりやすいところでどうぞ。
私はいつものおにぎりがおいしい七十一に。
駐車場には5時前に着きましたがシーズンですね続々と車がやって来ます。
昨年痛めた左足を入念に伸ばしていざ出発。
天気は上々です。新緑がほんとに綺麗です。
しばらく登山道を進むと十文字峠と千曲川源流の分岐に差し掛かります。
下りの苦手な私はのぼりは激しく下りは緩やかにをルート
選択の基本にしていますので迷わず左(十文字峠)へ
すると、静かな山に変わります。
みなさん登り返しの少ない右の登山道に向かわれています(フォッ)
30分も歩くとシャクナゲがポツポツ咲いています。
お花好きの方には叱られてしまうかもしれませんが、そんなに興味が
あるわけではありません。でも山に来ると撮ってしまうのはなぜなんだろう?
花の名前も覚えるつもりは無くても代表的なものは自然に覚えてしまいますし。
そうこうしていますとお目当ての十文字峠へ。
…特に何もありません…
名所の響きは山行意欲をかきたてるものですが、もう少し景色があるのかと…
雁坂や大菩薩とは違うようです。
ただ、十文字小屋近辺のシャクナゲは綺麗でした。
少し休んでいざ甲武信へ。
この甲武信という名前も、とても素敵で響きが大好きです。
ここから先は少し手を使って登る箇所も出てきてテンションが上がります。
奥秩父の山々は樹林帯も多く展望があまり期待できないので甲武信までは
ひたすら我慢かと思っていましたら、大山の稜線に出ると一気に視界が開けます。
八ヶ岳が目の前に現れた時は嬉しかったな〜(^^ゞ
ただ少しガスも出てきたので反対方向は●×▲
このコースは5つのピークを越えていくので大山から少し下って樹林帯の中へもぐります。綺麗な新緑の中、テンションが上がったまま進みます。
登れない武信白岩山を左手に見送り、尻岩の大きさを堪能し埼玉の最高峰へ
三宝山が人気のないのは眺望が無いからでしょうね。
ここで一息。甲武信まではすぐそこのはずなのですがシャリ切れです^^;
おにぎりを一ついただきました。
辺りを見回しますと?進行方向右斜めにちょっとした岩があります。
そこに登ってみたらどうでしょう。富士山がガーンと見えるではありませんか(^^)/
思わずシャッターを切り、周りで休んでいる皆さんに「綺麗に富士山が見えますよ」っと珍しく話しかけておせっかいを焼いてしまいました。そのくらい綺麗でした。せっかく来たのですからいい思いは分かち合わねば。
そして4年ぶりの甲武信ヶ岳山頂へ…人・人・人ざっと団体さんも含めて50人は山頂にいたでしょうか?それでも360度眺望は圧巻です。富士山は雲の中からぽっかり顔を出して国師と金峰の間からは甲斐駒、鳳凰そして北岳ですかね?南アルプスも。八もドーンと。雲取、大菩薩方面は雲に覆われていました。
しばらくすると団体さんは甲武信小屋に吸い込まれて行き、ゆっくりとお昼をいただき頂上の眺望を堪能しコーヒーを飲み干して、下山開始です。
下山していくと期待していなかった感じに包まれます。
源流域を過ぎるとなだらかで穏やかな下りが続くのですが、実にこの川沿いの道がいいんです。青森の奥入瀬や上高地の周辺を思わせる雰囲気に何度も足を止めます。
こういうサプライズが山の醍醐味なのかな〜と。この感じはナメ滝の先まで続きます。いつも下山ではひざの痛みに耐えながら歩を進めますが今回は痛むことなく終始笑顔の山行でした。
次回は逆回りもいいかもです。
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