梅雨明け山開きの初回はお気に入りの女峰山。西参道の登りは発汗多く、2ℓ飲み干すほどでかなりバテバテ。唐沢小屋から太腿の痙攣も出たので芍薬甘草湯2包と味噌汁で凌ぐ。過去の黒岩尾根の登り九回の西参道からの所要時間の平均は5時間なので今回の6時間は最悪のペースである。ただ、2013年8月の志津泊の時も志津に着くまで8時間50分と同じ所要時間だったので、暑さと重さを考慮すればそれほど遅くもない感じ。普段、軽量で日帰りしている横着さをちょっと反省した。 南から霧が上がって山頂からの眺めは×だったが石楠花がたくさん残っていたのが有難かった。 志津小屋は三回目だが毛布を借り、また、サンダルもあるので便利。3シーズンのイスカ280gは程よい暖かさ。夜中の1時に外に出て満天の星を楽しんだ。 21日は明るくなるまで待って5時に出て男体山に7時着。八合目あたりから展望が開け、石楠花も沢山開いていた。山頂まで誰にも会わなかったが、四合目までの下りで23人とすれちがったので中宮祠ルートは結構賑わっているようだ。 もう一つの狙いは坂東33観音の18番立木観音の拝観。秘仏・吉祥天、6mの立木観音と頼朝寄進の四天王、五大明王堂と天井の竜の三箇所を案内してもらった。自分はそれほど信仰心はないが、鎌倉時代に幕府の版図であった坂東に散在する33観音が定められ、それらを徒歩で巡拝する人たちがいたことに驚きを感じている。鎌倉から中善寺湖まで8日はかかるはずだもの。 下界は暑いが山頂の涼風に吹かれ、夜は涼しく、星も石楠花もきれいで、人を見かけない静かな歩きだったので大満足の2日間であった。20日16.0km,登り2070mを所要8時間50分−休100分=歩行7時間10分。難度(EK41.2÷9=★4.6→頑張り度5.7/h)×0.6=☆3.4。★+☆=8.021日9.9km,登り710mを所要4時間54分−休45分=歩行4時間09分。難度(EK23.2÷9=★2.6→頑張り度5.6/h)×0.6=☆3.4。★+☆=6.02日間で25.9km.登り2780m(EK64.4)を歩行11時間19分
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