阿弥陀岳南稜 アブがいなけりゃいい山なのに


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 減れ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中央稜線を下山したが地図にはない。 P3取り付きにワイヤーが張られている。固定のリングなども2ヶ所にあった。 美濃戸口分岐への標識の書き方で、歩いてきた稜線が御小屋尾根かと錯覚するよう表現で悩んだ。 |
写真
今回は6月のヤマレコで記録を書いた飯豊石転び沢で出会った群馬の妙義山のふもとに住むごえもんさんとのコラボになった。妙義山でトレーニングしているだけあって体の動きやバランスがいい。人柄もいい。相性がよさそうなので楽しい山ができそう。今回は期待の一発。結論から言えば、やはり私の目に狂いはなかったね。
えー、実はここで私は足を踏み外して体ごと左の谷側に落ちたのだ。腕だけ道の土を握っていて、足はそれなりにスタンスをとっていたと思うが、見ていたごえもんさんは驚いただろう。わりと落ち着いていたが、ヤバヤバでした。でもずるずると落ちるような雰囲気はなかったが・・・
一緒に下って車でバス帝まで送ればいいか、ということでわれわれと一緒にくだることにした。
感想
開山祭の折に赤岳に登り、阿弥陀岳の南稜線を眺めたら、P3とP4の得意な姿が登高意欲をいたく刺激されてしまい、飯豊で出会った群馬のごえもんさんを誘っていくことにした。
この山のよさは写真にも書いたけれど、赤岳を裏から見る光景にあるだろう。権現も立派な山だとわかった。
P3そのもは、若い人で山をそれなりにやるひとなら問題はないだろう。
実は今回このコースを歩いたのはわれわれと松本の男女二人のパーティ(たぶん夫婦だと思うけれど)だけ。松本の男性は61歳で山を始めて15年という。300名山をやりたいといっていた。ガッツもあるし奥さんも山が好きらしい。P3は怖かったと言っていた。
中年から山を始めて、のめりこむ人たちの怖さは、ちゃんと人について教わらないで自己流でやることの怖さだ。
今回のP3について、私はいつものメンバーを登らせることについて、ごえもんさんと話をした。やはりザイルがいるだろうと彼も言う。ここをノーザイルで登ることは可能だけれど、やはり安全を確保できるならば、そうすべきだと思う。
ごえもんさんは60mのザイルを持っている。たいしたものだ。
松本の女性はよく登ったと思う。ここはやはり一般ルートではない。あのルンゼで滑ったり、岩が動いたりして落ちたら、やはり怖い事故になるだろう。
ヤマレコに10月に登った人のレポートがあったが、すごい勇気だと思う。
久しぶりの岩場であって、緊張することはないけれど、やはりバランスとか敏捷性が衰えてきていることを感じた。
やはり安全第一が鉄則だろう。
ごえもんの登りを見ていてうらやましかった。かつて自分ももう少し若いころはあのように腰が立って岩場でも登っていたのだろうと思う。今ではそういうつもりでいても、ずっこけてしまうこともあるので、本当に要注意だ。
阿弥陀も二十歳のころの冬に登っているのだが、どこを登ったか定かではない。
ザイルを使って4人くらいで登ったので、この南稜だと思っているのだが、記録もなく残念だ。
この山は名前がすきだ。
そんなわけで、飯豊の感動にくらべると薄いのはなぜだろうか、と考える。
アブのせいかもしれない・・・
ごえもんにだいぶ助けられたと思う。感謝感謝。
あっ、それからわれわれは中央稜線を歩いていたつもりが、実は御小屋尾根コースだったという笑い話がおまけについた。これも反省材料だろう。
次回があれば、きっと中央稜線を探したいと思う。それにしてもあの上の分岐の道標はおかしい。
YouTubeに投稿したから見てください。
コメント
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hagure1945様 こんばんは。
友達リストへの承認ありがとうございます。
おかげで、アップの対応も早くなりました。
南陵コース制覇ですか。hagure1945様が行うと
とても簡単そうで、驚くばかりです。
御小屋尾根経由で阿弥陀岳を登ったおり、
南陵や中央稜?は進入禁止みたいな標示があったので、
どうも腰がひけて行けません。
何かあったときは、こっぴどく批判されそうで???
日記の方も興味深く拝読させていただきました。
益々、濃い山行になりそうですね。
また、一緒に歩ける時を楽しみにしております。
この週末は穂高でしょうか?
天候に恵まれ、良い山行日和になりますように。
今度秋の季節に、佐久近辺のいい山をご一緒したいものです。初冬の浅間山、ぜひ案内してください。みんなで行きましょう。AOさんとは、もう一度登りたいです。でも空眺めて山にいけちゃうからうらやましいですよ〜。穂高・槍縦走大冒険、あのメンバーですからね、どうなるでしょう。とてもにぎやかだと思うのですが。でも歩行中は緊張して無口かも・・・ビデオ楽しみにしてください。
南稜線、一緒に行きましょう。ただしアブのいない時期にね!
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