札的沢(札的内沢)本流遡行〜一の沢左股下降


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 726m
- 下り
- 724m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:45
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本流の詰めは脆い岩盤の上にザレとガレが乗った感じであり,今山行では最も神経を使った. 本流は綺麗な所もあり,面白い小滝が多い. 一の沢は滝以外は土砂と砂防ダムしかない. 全体として,沢登りの要素満載だが,自然の造形美のようなものは無く,代わりに土砂と砂防ダムがある,そんな沢行であった. |
その他周辺情報 | 車止めから30分程度で月形温泉に行ける. |
写真
装備
個人装備 |
雨具
ザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ロープ(Φ8mm×50m)
|
感想
今回はすべて直登できたが、ステミングが不得手だと苦戦するかも。
7/28
朝起きると江別から我が家に泊まりに来ているはずのF君がいない.電話をしたら今神戸だという.日程を勘違いしていたとのこと.大丈夫か就活生・・・.しょうがないのでAB君と二人で行く事にする.
昨日先輩から届いた鮒寿司食べて酒飲んだためか,微妙に調子悪いなと思いつつ車止めへ.すると後ろから一台車が来るではないか.平日の,この沢でまさか日程被りとは,すごい偶然である.チラ見してみると何か強そうなおじさん達だ.とりあえず準備してデッパ.
林道跡はよく分からないし,暑いので車止めからさっさと入渓する.沢っていうか,川っていうか,土砂の中を水が流れている感じである.小学校の理科の授業で砂に水を流して川を作ったことを思い出した.歩いていくと砂防ダム.越えても越えても砂防ダム.一の沢出合辺りで例のおじさん達と遭遇.中央労山の方で,山谷の取材?らしい.今日は僕らと逆ルートだそうで,Peakで会うかもなと思いつつ別れる.
砂防ダムはまだ続き,悪態をつき始めると渓相が岩盤質になってきて,小滝を1つ越えると大滝.中々デカイ.右岸も左岸も直登できそうだが,水が多いのか右岸のシャワークライムはやばそう.ザイル出して左岸を行く.こんな高い滝をTopするのは久しぶりなので緊張.水流際を行く.中間部の垂直部で詰まったが,ガバいクラックを見つけて突破.ちょいちょい残置ハーケンがあった.50mザイルでもセカンド確保はギリギリだった.
その後の小滝群は粒ぞろいで面白い.かなりの数が出てくる.どれも直登できる.1個だけお助け紐をもらった.詰めの地図読みは大変容易.
源頭部は脆い岩盤の上にザレとガレが乗っている感じで,スタンスが決まりづらい.ふくらはぎの筋肉を駆使して登って行き,藪帯に逃げる.こんなところに生えていてくれてありがとうって感じだ.稜線に出て笹を漕いで樺戸山着.三角点にはちゃんと樺戸山と書いてあった.
今日はとにかくウシアブ(HUWVでは通称キングアブ)が多い.こいつらさえいなければPeakでお昼寝タイムだったのに・・・.
夏道を歩いて下降点へ.石狩平野が見渡せるいい稜線だ.お花畑を下降して一の沢左股へ.特筆することはなく,20mの滝へ.一見クライムダウン可能そうだったが,折角ザイルあるのでラッペル(懸垂下降,abseilen...名称が英語に統一されていくのは微妙に寂しさを覚える).支点は灌木.
その後も小粒な滝が複数出てくる.どれもつるつるに磨かれた逆層気味の岩盤で,苦戦するものもあったりなかったり.無数の砂防ダムを越え,本流に合流した後も砂防ダムを越え,車止めに着.お疲れ様でした.
下山後は月形温泉へ.のんびり露天に浸かっているとすれ違ったおじさん達と遭遇.山で完全に逆ルートを歩いたのに遭遇しなかったのに下山後に遭遇するとは・・・.不思議なことだ.ついさっき歩いたルートの話で盛り上がったりして,お互い帰途についたのでした.
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