皇海山

2017年07月28日(金) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 6.0km
• 登り: 796m
• 下り: 802m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:11
• 合計: 4:19

7:11 皇海橋
8:36 8:41 不動沢のコル
9:25 9:31 皇海山
10:12 10:12 不動沢のコル
11:25 11:25 皇海橋
11:30 ゴール地点

雨で道が濡れていましたがそれでも全体的には歩きやすい登山道でした。
不動沢のコル手前でロープが続き急登となりますが危険を伴うほどではありませんでした（個人の感想です）

天候

曇り〜雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日に武尊山下山後老神温泉に宿泊
源泉賭け流しの温泉で疲労回復

早朝宿泊地を出発⇒皇海橋駐車場（所要時間1時間30分）

コース状況／危険箇所等

20km近くある皇海橋までの林道が大変です
落石が頻繁に起きている道で自分も道中何度も車を止めて落石した岩をどかしました
登山道はマーキングや標識が充実していて、安心して歩くことができます

その他周辺情報

老神温泉に宿泊
昭和の感じがする温泉街ですが、とてもくつろげました

写真

7/28 6:42

栗原川林道
まず登山口までの移動が大変でした
悪路を1時間以上走ります
しかも道のあらゆるところに落石がありました
途中何度も車を止めて落石をどかしながら進みました
先日登山客が通った道に落ちているということは少なくとも24時間以内に落石がおこったということです。
それも複数個所あります。

7/28 7:10

皇海橋駐車場のトイレ小屋
綺麗なトイレです
トイレ小屋だけでなく、入山届けや周辺の山パンフレットなどがありました。

7/28 7:10

皇海橋駐車場
私以外の車はありませんでした

7/28 7:12

皇海山登山道入り口

7/28 7:12

皇海山登山道のはじめはゆるやかで歩きやすい道です

7/28 7:17

皇海山山頂入り口
表示版がたくさんあり、迷うことはありません

7/28 7:21

皇海山登山口（皇海橋）から山歩きの魅力は常に横を流れている沢の音です。高度を上げるにつれて流れが細くなっていく変化を長めながら歩きます

7/28 7:26

樹林帯の中を歩きます

7/28 7:34

山頂にいたるまでマーキングのテープがたくさんありました
注意を喚起する看板も同様にたくさあります
とても親切な登山道です

7/28 7:38

登山前半は渡渉を繰り返します
どこも浅い沢ですが、大雨のあとなどは注意が必要です「

7/28 7:52

綺麗な沢の流れと苔
この山登りのキーワードは「沢の音」です
はじめは大きな流れの音
沢と沢ヶ合流する音
登るにつれてその音は静かになっていきます

7/28 8:07

登山道の周囲は笹原が広がっていました

7/28 8:13

ここから急勾配になるという看板表示
水が流れている急坂を登っていきます

7/28 8:20

先日の武尊山と同様1700mあたりから霧雨となりました
足もとはもともと水が流れている道です
道自体はあまり滑らないのですが石や岩が不安定なものがいくつもありました

7/28 8:23

傾斜が急になるなか沢の上流を登っていきます

7/28 8:37

不動沢のコル
鋸山との分岐となります
ここから山頂まで1時間程度です
ガスっていてい視界はよくなかったですが晴天だと見晴らしがよさそうです

7/28 8:51

1900m近くなりますます雨が強くなり、視界が悪くなってきました

7/28 9:16

鎖はないのですがロープが何箇所かありました
雨のためロープに水と泥を含んでいました

7/28 9:25

山頂が見えてきました

7/28 9:25

皇海山山頂（2143m）
天候に関係なく見晴らしはないです

7/28 9:28

悪天候と平日ということもあり山頂はだれもいませんでした

7/28 9:29

皇海山山頂の様子
雨が強くなってきたのですぐに下山しました

7/28 9:35

皇海山名物の青い胴剣

7/28 10:08

不動沢のコルまで戻りました

7/28 10:19

笹原と樹林帯の登山道1
緑が美しかったです

7/28 10:26

足もとには沢が流れています

7/28 10:40

笹原と樹林帯の登山道2

7/28 10:43

こちらの地点がちょうど距離的には中間点となります
ただ、登山なのでここから山頂までと登山口まででは登る大変差が全然違います

7/28 10:51

沢のながれや小さな滝の流れを何度も足を止めて眺めました。

7/28 11:24

登山道入り口にもどりました

7/28 11:30

皇海橋駐車場のトイレ小屋
山バッジの販売場所も掲示されています

7/28 12:11

栗原川林道を車でくだります
皇海山登山はこの林道移動も含めて山行と考えた方がよいです
ご覧のようにたくさんの落石が散らばっています

7/28 12:11

栗原川林道は崖がせり出しているところがほとんどです
いつ落石が起きてもおかしくない状況です
先週の大雨で7月17日までは通行止めだったそうです
ここを走行する時は事前の確認（沼田市役所）をした方がよさそうです

撮影機器：

AQUOS PHONE Xx mini 303SH SoftBank シャープ

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

yoshi-nobu

武尊山と皇海山という二日続けての百名山登山でしたが二日とも1700mほどから雨が強くなるという同じ展開でした。

皇海山は皇海橋までの林道の長さと悪条件に苦戦しました。砂利道や細い道の登山道は何度も走行しましたが、ここまでの道ははじめてです。車高の低い車は避けた方がよいです。皇海山登山は林道の走行（往復2時間以上）とセットで考えるべきです。

ただ、皇海山は沢の流れにそって登る前半と前半に引き続き笹原と樹林帯に囲まれて登る後半のどちらも案内常識が充実していて道迷いの心配はありませんでした。道端に花があまりないのも特徴的でした。

景色は味わえませんでしたが、登山者もほとんどいない静かな山で心をが休まる登山を満喫できました