富士山、富士宮口〜剣ヶ峰。下山は御殿場ルート・宝永山経由。日本百名山v3

2011年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:09
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,463m

コースタイム

09:00　五合目出発　→
09:13　六合目・雲海荘　→
10:05　新七合目・御来光山荘　→
10:52　元祖七合目・山口荘　→
11:37　八合目・池田館　11:50→
12:36　九合目・萬年雪山荘　12:45→
13:05　九合五勺・胸突山荘　13:17→
13:49　富士宮口山頂到着!
14:07　日本最高峰・剣ヶ峰に立つ
14:25　富士館前で軽く昼食休憩
14:43　御殿場口より下山開始
15:18　七合九勺・赤岩八合館　15:23→
15:40　七合五勺・砂走館
15:49　七合目・日出館
16:12　宝永山分岐
16:19　宝永山頂
16:30　宝永山火口　16:40→
17:00　六合目
17:09　五合目到着

天候

晴れ・八合目で雨・後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御殿場より富士スカイラインで五合目。ご来光組の帰宅と重なった為一番上の駐車場に駐車できました。
富士スカイラインは7月15日よりマイカー規制開始との事でした。

コース状況／危険箇所等

公式には八合目より上は、残雪の為通行禁止。
でしたが、全ルート残雪無し。案内標識・ロープもほぼ張られていて、山頂へのルートは安全に思いました。
特に危険箇所は無いですが、全体的に落石に注意が必要かと思います。
下山に使用した御殿場ルートの山頂近くは足元は良いのですが上を見上げると落石の恐怖を感じます。
もちろんそう簡単には落ちて来ないのでしょうけど・・・(笑)

写真

7/10 8:37

スタート地点。五合目です。雲の上です。

7/10 8:39

剣ヶ峰まで見ることが出来ます。こう見ると簡単そうに見えるのですが・・・

7/10 9:13

六合目到着。

7/10 9:13

愛鷹山?が下に見えます。

7/10 10:05

新七合目到着!

7/10 10:05

どんどん下界から雲が迫ってきます。

7/10 10:52

元祖七合目!

7/10 11:48

八合目。診療所はまだ開いていません。。。この後、雨が降ってきました。

7/10 11:49

そして通行止め標識。右脇を抜けて進みます。

7/10 12:11

噂の小銭挟み柱?果たしてご利益は!?

7/10 12:24

九合目です。雪が残ってます。

7/10 13:05

九合五勺。あと少し!!

7/10 13:05

近くに見えて遠い山頂・・・苦しい・・・

7/10 13:49

ついに富士宮口山頂到着。でも神社も郵便局も山小屋も全てクローズ・・・残念。

7/10 13:50

剣ヶ峰へ向かいます。

7/10 13:52

山頂の火口は迫力有りますねぇ

7/10 14:09

ついに日本最高峰・富士山剣ヶ峰到達!

7/10 14:11

日本最高峰でパチリ!

7/10 14:16

二等三角点・・・なぜ二等?

7/10 14:30

山頂より下界を望む・・・雲が多いです。

7/10 14:31

ハイシーズン直前で閑散としてました・・・空いてるけどちょっと寂しい・・・

7/10 15:09

下りながら山頂を振り返ります。下っても下ってもなかなか高度が下がらない・・・

7/10 15:40

綺麗な砂走館

7/10 16:09

宝永山へ向かいます。雲海が広がります。

7/10 16:11

それにしても雲が多くて下界が見えない。でも綺麗な雲海。

7/10 16:13

宝永山への道はとても気持ちが良い短い尾根道って感じでした。

7/10 16:16

この景色、独り占めです!
まさに天空へ続く道・・・

7/10 16:19

宝永山頂より・・・富士山を望む

7/10 16:22

宝永山より、今降りてきた富士山を望む。めっちゃ綺麗です!
神秘的で神々しい。
神様、ありがとう!

7/10 17:03

六合目手前から山頂方面を望みます。上も雲が多いです。

7/10 17:03

やっとこさ五合目手前まで下降・・・疲れました!

撮影機器：

DMC-FZ18 Panasonic

u720SW,S720SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

vaiowner

先輩山友の後押しで「今年はまだ無理だろうな〜」と思っていた当面の目標の一つ「富士登山」敢行しました。

本格的に登山初めて4ヶ月ですが、いろいろな山に登っているうちに「行けるかも」って言う気持ちになったのも有りますが・・・
「とりあえず行ける所まで行こう」的な気持ちで富士山に行く事にしました。

残念ながら我が息子・小学校3年生は今回ばかりは日帰りの富士登山は「やめとく〜」と言うことで不参加でしたが、元山岳部の友人N氏が20年振りに山に登りたいとの事で、計3名のアラフォーおじさんチームを結成しました!

五合目で高所順応と言うことで一時間はのんびりしたかったのですが、、、約30分の順応で出発!その代わり?六合目までゆっくり移動。

六合目から本格登山開始です。
新七合目・元祖七合目・八合目付近までは、今までの登山の延長的感覚で難なくこなしました。

しかし・・・八合目で予期せずチームリーダーのK氏が体調不良を訴え離脱・・・
(宝永山経由で下山することに・・・)

ちょっと不安になりつつも残り2人で山頂を目指して出発!

九合目まで・・・ゆっくり無理せず登ります。

ここから先がまさに自分との闘いと言うか、未知の領域突入です。

特に高山病の症状は感じなかったのですが、一歩一歩の足取りがとにかく重い!はじめての感覚です。

九合五勺までゆっくりゆっくり進み何とか到着・・・

ここから山頂までがつらいつらい・・・呼吸を乱さないように究極にゆっくり一歩ずつ登りました。

そしてついに念願の山頂に到着!

山頂に到着した時の達成感と感動はまさに

日本一!

で他の山とは全く違う感覚でした。

そして富士宮口山頂より約20分、日本最高峰の剣ヶ峰へ向かいます。

剣ヶ峰までの砂利道は登り辛く、空気の薄い中大変でしたが、何とか到達!

普段は自分が写る記念写真は写さないのですが今回ばかりは撮影しました(笑)

展望台に行ってみましたが雲が厚く残念ながら眺望は余り良く有りませんでした。

とりあえず頂上富士館前まで戻って昼飯休憩。

時間も結構押せ押せだったので、早々に下山開始。

今まで感じなかった恐らく高山病の一種・頭痛に襲われましたが、まあ軽いので特に支障は有りませんでした。

ルートは御殿場ルートを利用・・・途中、宝永山経由で富士宮口に戻りました。
下り易い道で良かったです。

この頃山頂付近で雷鳴が聞こえて一瞬焦りましたが、方向違いで追いつかれる事は有りませんでした・・・

宝永山はまさに絶景!
神々しい雰囲気で、我々の他に誰も居なかった事もあり「天国」に続いている様な尾根道・山頂でした。

絶対一度は行く価値有りですね。

この時点でほぼ体力使い果たしていたのですが(笑)宝永山火口からちょっとの登りと六合目までの道のりで駄目押しです。

はじめての富士登山を終えて、まず素直に感動です。

やはり日本一の山は甘く無かったけど、ホント理由無く感動しました。
日本で一番高い場所・天空に一番近い場所は自分にとって「特別」な空間でした。

昨年天国に旅立った姉貴の居る場所に少し近付けた気がします(感涙)

また、登ります!