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Yamareco

記録ID: 1212696
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ハイキング
甲信越

守門岳〜雨とガスに巻かれて〜

2017年07月31日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.2km
登り
1,070m
下り
1,075m

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
1:10
合計
6:05
5:55
60
保久礼林道終点駐車場P
6:55
7:05
35
1150m地点(雨宿り)
7:40
7:55
65
大岳
9:00
9:40
5
守門岳
9:45
9:50
130
青雲岳
12:00
保久礼林道終点駐車場P
天候 曇り〜雨〜曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
[往路]米山中野林道駐車場P=長岡=守門岳・保久礼小屋林道終点P
[復路]守門岳・保久礼林道終点P=国道17号=東伏見
コース状況/
危険箇所等
特にない。
その他周辺情報 ■保久礼林道終点駐車場
・30台は停められる広さがある。保久礼小屋にはチェーンがあって、クルマでは行くことができない。小屋に用がなければ、駐車場から右の路をたどり、小屋を経由しないでそのまま小屋の上の登山道を直進する方がベター。
・駐車場はアブが多い。殺虫剤でもなかなか死なずしぶとい。防虫スプレーがあった方がいい。
■巣守神社
守門大岳の頂上には巣守神社の石碑がありました。山麓の長岡市栃堀には巣守神社があり創建は雄略天皇2年とたいへん古い。守門が岳に鎮座する守門大明神の分霊を勧請したのが始まりとのことなので、守門岳の頂上は遠いので、それを勧請したのだろうと思っています。古くから神仏習合し本地仏として毘沙門天が信仰されてきたました。春日山城の城主上杉謙信が帰依した毘沙門天に戦勝祈願したことをに由来して奇祭「裸押合大祭」が奉納されています。
6時まえに駐車場を出ます。すぐにチェーンがかかった車止め。その先、二手に分かれますが、左を取りました。帰りは右手から帰ってきました。保久礼小屋や水場に用がなければ右手が早道。ちなみにここは標高780mと二口登山口よりは250mも高い。
2017年07月31日 05:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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6時まえに駐車場を出ます。すぐにチェーンがかかった車止め。その先、二手に分かれますが、左を取りました。帰りは右手から帰ってきました。保久礼小屋や水場に用がなければ右手が早道。ちなみにここは標高780mと二口登山口よりは250mも高い。
このしっぽのような花が印象的。たくさん咲いていました。オカトラノオでしょうか。クガイソウと似ているのだけれど、クガイソウ(九蓋草)は、傘(蓋)のような葉が輪生しているのが特徴のはず。これは互生の葉なので…。
2017年07月31日 05:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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このしっぽのような花が印象的。たくさん咲いていました。オカトラノオでしょうか。クガイソウと似ているのだけれど、クガイソウ(九蓋草)は、傘(蓋)のような葉が輪生しているのが特徴のはず。これは互生の葉なので…。
ヤマアジサイでしょうか。
2017年07月31日 05:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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ヤマアジサイでしょうか。
下っていくと左手の沢音が大きくなって保久礼小屋。小屋前には水場もあります。中を開けてみましたが、雑然としていました。むろん緊急避難的にはしっかり使えます。
2017年07月31日 05:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 5:57
下っていくと左手の沢音が大きくなって保久礼小屋。小屋前には水場もあります。中を開けてみましたが、雑然としていました。むろん緊急避難的にはしっかり使えます。
登山届のボックスがあってここから登りとなります。階段あらし! それはともかく雨が持ってほしいが…。
2017年07月31日 05:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
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登山届のボックスがあってここから登りとなります。階段あらし! それはともかく雨が持ってほしいが…。
結局、途中で雨に見舞われ10分ほど、雨宿り。そして滑りやすい泥の道をあがって、何も見えない大岳頂上。鐘がありました。誰もいません。こんな日は誰もくるわけがないか。三等三角点がありました。
2017年07月31日 07:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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結局、途中で雨に見舞われ10分ほど、雨宿り。そして滑りやすい泥の道をあがって、何も見えない大岳頂上。鐘がありました。誰もいません。こんな日は誰もくるわけがないか。三等三角点がありました。
守門岳とこの写真の巣守神社。音(おん)が通じていますね。語源は一緒でしょうか。守門岳の神さまを麓の巣守神社に勧請したとありました。巣守神社は奇祭・裸祭りで有名です。
2017年07月31日 07:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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守門岳とこの写真の巣守神社。音(おん)が通じていますね。語源は一緒でしょうか。守門岳の神さまを麓の巣守神社に勧請したとありました。巣守神社は奇祭・裸祭りで有名です。
いったん大きく撓んで、青雲岳(せいうんだけ)を経て守門岳頂上に着きました。なかなか着かないし、白い世界なので先が見えない。やっと着いたという感じ。
2017年07月31日 09:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 9:09
いったん大きく撓んで、青雲岳(せいうんだけ)を経て守門岳頂上に着きました。なかなか着かないし、白い世界なので先が見えない。やっと着いたという感じ。
大岳は三等でもって、こちらは二等ですね。
2017年07月31日 09:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 9:09
大岳は三等でもって、こちらは二等ですね。
こちらも誰も来ない頂上。白い世界。でも飛行機の音が聞こえ、鳥も啼いている。こちらは自撮り(鳥)。
2017年07月31日 09:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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こちらも誰も来ない頂上。白い世界。でも飛行機の音が聞こえ、鳥も啼いている。こちらは自撮り(鳥)。
OST先生によるとノリウツギのように思いますとのことでした。アジサイの仲間だそうです。
2017年07月31日 09:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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OST先生によるとノリウツギのように思いますとのことでした。アジサイの仲間だそうです。
守門岳は有数の好展望地。このように見えるのだ。晴れてればね。
2017年07月31日 09:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 9:41
守門岳は有数の好展望地。このように見えるのだ。晴れてればね。
花。
2017年07月31日 09:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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花。
花。アカショウマだろうか。この種はかなり変種が多いらしい。東北南部以南の分布だから、この地方はいちおう範囲には入る。
2017年07月31日 09:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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花。アカショウマだろうか。この種はかなり変種が多いらしい。東北南部以南の分布だから、この地方はいちおう範囲には入る。
花。う〜ん、ヤマアジサイの花が落ちたもの? それとも、アズキナシか、ゴマギ?
2017年07月31日 09:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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花。う〜ん、ヤマアジサイの花が落ちたもの? それとも、アズキナシか、ゴマギ?
アザミ
2017年07月31日 09:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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アザミ
花。シロバナノクモマニガナ? ニガナの高山種がクモニガナ。その白花種がシロバナクモマニガナだが・・・・。
2017年07月31日 09:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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花。シロバナノクモマニガナ? ニガナの高山種がクモニガナ。その白花種がシロバナクモマニガナだが・・・・。
青雲岳付近の木道。傾いているところもありますが、いい感じ。このあたり低木があったり草原があったり。豪雪地帯で環境は同じだがどうして植生が違うんだろ。
2017年07月31日 09:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 9:53
青雲岳付近の木道。傾いているところもありますが、いい感じ。このあたり低木があったり草原があったり。豪雪地帯で環境は同じだがどうして植生が違うんだろ。
ニッコウキスゲがいっぱい咲いていました。キスゲは、ユリ科。朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」です。はかないですね。ちなみにアサガオなども一日花です。
2017年07月31日 09:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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ニッコウキスゲがいっぱい咲いていました。キスゲは、ユリ科。朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」です。はかないですね。ちなみにアサガオなども一日花です。
すばらしい。
2017年07月31日 09:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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すばらしい。
青雲岳まで戻ってきました。
2017年07月31日 09:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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青雲岳まで戻ってきました。
かわいい池塘がひとつ。晴れていればと思いますが、これはこれで幻想的でよい。
2017年07月31日 09:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 9:57
かわいい池塘がひとつ。晴れていればと思いますが、これはこれで幻想的でよい。
帰路、頂上から右手の木道に外れてみるともうひとつひっそりと池塘が。絵になります。
2017年07月31日 09:58撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 9:58
帰路、頂上から右手の木道に外れてみるともうひとつひっそりと池塘が。絵になります。
カキツバタだそうです。ここだけ咲いていました。水分の供給の関係でまとめて咲いているんだろうか。
2017年07月31日 10:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 10:01
カキツバタだそうです。ここだけ咲いていました。水分の供給の関係でまとめて咲いているんだろうか。
花。アカショウマだろうか。けなげな花です。
2017年07月31日 10:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 10:04
花。アカショウマだろうか。けなげな花です。
花。
2017年07月31日 10:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 10:10
花。
小さいのでコバギボウシなのかも知れない。春に芽を出した直後はウルイと呼ばれて山菜として食べられるらしい。
2017年07月31日 10:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 10:18
小さいのでコバギボウシなのかも知れない。春に芽を出した直後はウルイと呼ばれて山菜として食べられるらしい。
キビタキ小屋の前を経由して戻ります。アルプスにはないいかにも越後の避難小屋という感じですね。
2017年07月31日 11:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 11:34
キビタキ小屋の前を経由して戻ります。アルプスにはないいかにも越後の避難小屋という感じですね。
駐車場まで戻ってきましたが、やはり自分のクルマ一台だけ。結局、今日は貸し切り状態ってか。
2017年07月31日 11:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 11:57
駐車場まで戻ってきましたが、やはり自分のクルマ一台だけ。結局、今日は貸し切り状態ってか。
振り返りましたが、大岳方面は依然、ガスに包まれていました。
2017年07月31日 11:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/31 11:57
振り返りましたが、大岳方面は依然、ガスに包まれていました。
<おまけ>
帰りに「さきたま古墳群」に立ち寄りました。行田は埼玉県名発祥の地なんだそうです。
2017年08月01日 11:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 11:48
<おまけ>
帰りに「さきたま古墳群」に立ち寄りました。行田は埼玉県名発祥の地なんだそうです。
いまは「さきたま古墳群」となっていますが、以前は「埼玉村古墳群」といったんですね。
2017年08月01日 11:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 11:51
いまは「さきたま古墳群」となっていますが、以前は「埼玉村古墳群」といったんですね。
これだけの前方後円墳がや円墳が密集しているところはない。素晴らしい!
2017年08月01日 11:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 11:52
これだけの前方後円墳がや円墳が密集しているところはない。素晴らしい!
丸墓山古墳。日本一の円墳です。ちょっとした登りがいがある山です。
2017年08月01日 11:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 11:53
丸墓山古墳。日本一の円墳です。ちょっとした登りがいがある山です。
丸墓山古墳の説明。スバらしぃー! そしてこの墓の頂上は忍城攻めのときに石田三成が陣を張ったということだそうです。
2017年08月01日 11:58撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 11:58
丸墓山古墳の説明。スバらしぃー! そしてこの墓の頂上は忍城攻めのときに石田三成が陣を張ったということだそうです。
こちらは稲荷山古墳。前方後円墳。前方部と後円部の形がよく分かります。昭和43年に発掘され国宝に指定された「金錯銘鉄剣」が出土しました。前方部は土の採取で失われていましたが、後年、再構築されたとのことです。
2017年08月01日 12:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:02
こちらは稲荷山古墳。前方後円墳。前方部と後円部の形がよく分かります。昭和43年に発掘され国宝に指定された「金錯銘鉄剣」が出土しました。前方部は土の採取で失われていましたが、後年、再構築されたとのことです。
将軍山古墳。こちらは墳丘上には登れませんが、その代り円筒埴輪が置いてあります。また古墳内部が見られるようになっています。
2017年08月01日 12:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:12
将軍山古墳。こちらは墳丘上には登れませんが、その代り円筒埴輪が置いてあります。また古墳内部が見られるようになっています。
6C後半。古墳時代の終わりにあたりますが、それでもこの大きさはすごい。
2017年08月01日 12:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:13
6C後半。古墳時代の終わりにあたりますが、それでもこの大きさはすごい。
チョウが群れ飛んでいたので撮りました。ちゃんとチョウをカメラが追随してくれました。そちらに感動!(笑)
2017年08月01日 12:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:14
チョウが群れ飛んでいたので撮りました。ちゃんとチョウをカメラが追随してくれました。そちらに感動!(笑)
なるほど。前玉神社(さきたま)があって、それがある地域ということで前玉の地となり、そして埼玉郡が置かれ、埼玉県になったということか。
2017年08月01日 12:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:33
なるほど。前玉神社(さきたま)があって、それがある地域ということで前玉の地となり、そして埼玉郡が置かれ、埼玉県になったということか。
その説明です。
2017年08月01日 12:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:46
その説明です。
そしてこれがその前玉神社。神社の社殿は実は浅間塚古墳という古墳の頂上部にあります。
2017年08月01日 12:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:47
そしてこれがその前玉神社。神社の社殿は実は浅間塚古墳という古墳の頂上部にあります。
結構急な神社の参道+それは円墳への登りということに。
2017年08月01日 12:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:49
結構急な神社の参道+それは円墳への登りということに。
電信柱の上にタカが留っていました。望遠じゃないので小さい。誰かが長いレンズで狙っていました。
2017年08月01日 12:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 12:59
電信柱の上にタカが留っていました。望遠じゃないので小さい。誰かが長いレンズで狙っていました。
ここにも埼玉地名の発祥の地の石碑が。
2017年08月01日 14:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 14:11
ここにも埼玉地名の発祥の地の石碑が。
なかなか見ごたえのあるところでした
2017年08月01日 14:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 14:12
なかなか見ごたえのあるところでした
行ってみることをお勧めします。
2017年08月01日 14:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 14:13
行ってみることをお勧めします。
帰りに駐車場に向かうところにあった小さな前方後円墳。
2017年08月01日 14:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 14:14
帰りに駐車場に向かうところにあった小さな前方後円墳。
愛宕山古墳といいました。かわいい古墳の部類に入ります。
2017年08月01日 14:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
8/1 14:15
愛宕山古墳といいました。かわいい古墳の部類に入ります。
撮影機器:

感想

車中泊の朝、駐車場から見上げると守門岳方面は黒い雲が垂れ込めている。
「こりゃー、ダメだわい」と峻巡する自分がいたりします。
でも、全国的には高気圧が覆っているとラジオが言っているので万が一にかけて出発することにしました。
駐車場から下ると道が二手に分かれているので左側の滑りやすい道を行くと、質素な保久礼小屋が現れます。小屋の前には水場がありますが、注意書きがあって生で飲まず必ず煮沸するようになんて書いてあります。
そこからは、階段登りの嵐! 足が短いのでなかなか歩幅が合わない。無心で登ると、キビタキ小屋への分岐が出てきますが、まっすぐ直進して登っていると、今日は曇りのはずだったのににわかに雨が降り出して一時はざーっと降るような始末。
しかたなく暫く雨宿り。
雨が止んだので、またぞろ穴から出てきたモグラのようにてくてく大岳に向かって登ります。登りきるとやがて大岳の広い頂上。石碑があったり鐘があったりしますが、誰もおらず、ただ白いガスが渦巻いているだけ。カミさんにLineで居場所を伝えます。
でもそこからは高山の気もただよういい感じの尾根スジで、高山植物もちらりほらりと出始めます。
大岳からはかなり下るので慌てて地図を見て方向や標高差を確認したりしました。
青雲岳と大岳の鞍部は網張というようですが、特に池塘があるわけでもなく、そこからまた青雲岳への登りへ。
深い樹林の向こうに開けた標柱があらわれたと思うと青雲岳で、かわいい池塘がひとつあったりして、気持ちのよい草原が広がっています。
しばらく木道(これがまた傾いているんだなー)を進み、少したわんだ鞍部をしのぐとやがて守門岳。袴岳ともいうようです。
おそらくこれら大岳・青雲岳・袴岳の総称が守門岳なのでしょうね。
何も見えませんが、遠くを飛ぶ飛行機の音だったり、ほーほけきょと鳴くウグイスの声だったりと、夏休みの静かな頂上といった風情です。
相変わらずガスが巻いている中、ラーメンを食しているとまたまた雨が降ってきます。せっかくのおいしいスープが薄まってしまう!、う〜ん、晴れるのは無理じゃ〜と、食べ終わると写真と撮って頂上を辞去。
同じ道をたどり、青雲岳ではくるときに気がつかなかったもうひとつ、帰途右手方向に池塘があってカキツバタが沢山咲いているのを写真に収めて、一気に下りました。
そういえば、キビタキの清水は、登りでも下りでも立ち寄って飲みましたがとても美味しい水でした。

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