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Yamareco

記録ID: 121307
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山-富士宮口から日帰り

2011年07月10日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
08:15
距離
12.0km
登り
1,458m
下り
1,460m

コースタイム

4:00 五合目
6:50 八合目
7:30 九合目
8:35 浅間大社
8:55 剣ヶ峰
8:55 浅間大社
10:45 九合目
12:15 五合目
天候 五合目〜頂上 晴れるも、下界には雲が見えます。東側で雷鳴あり。
お鉢めぐり  吉田口側は曇りで眺望なし。
頂上〜五合目 一時ガスと小雨。雷が鳴り響いてました。
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場IC→国道138号→国道246号→県道23号→県道152号→富士宮口五合目
いわゆる富士山スカイランです。

御殿場ICから富士宮口までは、往路(午後10時頃)は50分、帰路(昼2時前)は1時間程度でした。
富士宮口の五合目駐車場は、午後11時で半分強くらいの入りです。
その後も続々車がきていました。帰る時(13時)には、8〜9割程度でした。
コース状況/
危険箇所等
○登山道に雪はなく、天気も良かったので特に危険を感じませんでした。
○日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止め、長袖のシャツは必須です。
 帽子は全体にツバがあるもの、若しくは首筋をガードするものが良いでしょう。
○下りはダブルストックが断然楽で、安全ですよ。
○水分は3リットル用意しましたが、飲んだのは1.5リットルでした。
 私は汗かきなので、水分は多めにとるほうですが、2リットルで十分かと思いました。
 でもその日の天候、体調によるので断言はできませんが。
○防寒対策に、ジャージ、ダウンジャケット、レインウエア、防水手袋、ネックウォーマーを用意しました。この日は暖かく、出番はありませんでした。頂上で小屋番の方に聞いた話では、3日に低体温症で亡くなられた方もいたようです。気をつけましょう。

http://accident.fuji3776.net/
予約できる山小屋
八合目池田館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
午前4時前の駐車場。真っ暗です。
2011年07月10日 03:48撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 3:48
午前4時前の駐車場。真っ暗です。
ここからスタートですが、既に2400メートルもあります。富士宮口は頂上まで近くて良いですね。
2011年07月10日 04:01撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 4:01
ここからスタートですが、既に2400メートルもあります。富士宮口は頂上まで近くて良いですね。
すこしづつ夜明けが近づいてます。綺麗のなんのって。
2011年07月10日 04:08撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 4:08
すこしづつ夜明けが近づいてます。綺麗のなんのって。
頂上からはもっと綺麗なのかぁ。ここでも十分綺麗だけど。
2011年07月10日 04:24撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
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7/10 4:24
頂上からはもっと綺麗なのかぁ。ここでも十分綺麗だけど。
富士山の斜面の影が見えたので。
2011年07月10日 04:45撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
1
7/10 4:45
富士山の斜面の影が見えたので。
頂上はまだ見えません。
2011年07月10日 04:49撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 4:49
頂上はまだ見えません。
雲上に顔を出す愛鷹山。
2011年07月10日 05:21撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 5:21
雲上に顔を出す愛鷹山。
神話の世界ですね。
2011年07月10日 06:04撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 6:04
神話の世界ですね。
南の海上には入道雲が湧いてます。
2011年07月10日 07:23撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 7:23
南の海上には入道雲が湧いてます。
九合目から雪が真近に見えます。
そう言えば山小屋の名前は万年雪山荘。
2011年07月10日 07:24撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 7:24
九合目から雪が真近に見えます。
そう言えば山小屋の名前は万年雪山荘。
あっ!頂上が見える。
2011年07月10日 07:57撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 7:57
あっ!頂上が見える。
抜きつ抜かれつして登った方と記念に。
ツアーに参加していたイギリスの若者です。
とても速いのですが、ツアーの皆を待つ関係で、ゆっくりペースですが休憩が少ない私と何度も抜きあいました。頂上でも一緒になり、6合目でも会いました。
2011年07月10日 08:03撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
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7/10 8:03
抜きつ抜かれつして登った方と記念に。
ツアーに参加していたイギリスの若者です。
とても速いのですが、ツアーの皆を待つ関係で、ゆっくりペースですが休憩が少ない私と何度も抜きあいました。頂上でも一緒になり、6合目でも会いました。
もうすぐだ!
2011年07月10日 08:35撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 8:35
もうすぐだ!
浅間大社。まだ閉まっています。
2011年07月10日 08:37撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 8:37
浅間大社。まだ閉まっています。
剣ヶ峰。
2011年07月10日 08:39撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 8:39
剣ヶ峰。
観測所。この階段を登れば日本で一番高い場所です。
2011年07月10日 08:52撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
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7/10 8:52
観測所。この階段を登れば日本で一番高い場所です。
うへへ。2回目の登頂成功!
2011年07月10日 08:55撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
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7/10 8:55
うへへ。2回目の登頂成功!
南アルプスは見えましたが、北側はガスで眺望はありませんでした。
2011年07月10日 09:13撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 9:13
南アルプスは見えましたが、北側はガスで眺望はありませんでした。
吉田口側から。
2011年07月10日 09:33撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 9:33
吉田口側から。
帰りはガスがでてきて、雷鳴が響きます。雷様が太鼓をたたいているような「ドン、ドン」という音です。この音を聞けば、雷様が本当にいるかも!と思います。
2011年07月10日 09:50撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 9:50
帰りはガスがでてきて、雷鳴が響きます。雷様が太鼓をたたいているような「ドン、ドン」という音です。この音を聞けば、雷様が本当にいるかも!と思います。
やっと五合目に帰ってきました。
2011年07月10日 12:14撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 4.0, Panasonic
7/10 12:14
やっと五合目に帰ってきました。
撮影機器:

感想

 一度登れば十分との声も聞きますが、7月が近づいてくると、また登りたくなりました。昨年に初登頂し、今年で2回目の富士山です。昨年も7月10日に登っているので、ちょうど丸一年になります。前回は、「頂上まで登る体力があるか?」、「高山病にならないか?」などと色々心配しましたが、今回はリラックスして登れました。前回は初心者に最適と言われる河口湖口からでしたが、今回は翌日が月曜日なので最短で往復できる富士宮口からの挑戦です。

 自宅から富士宮口五合目までは、3時間弱かかりました。御殿場ICからは50分くらいかかりました。23時過ぎの駐車場は半分くらいの入りでしたが、後から続々と車が来ていたので、最終的には満車近くになったかもしれません。出発は仮眠をとって4時にしました。もう少し早く出発したほうが、涼しくて登りやすいかもしれませんが、睡眠不足は高山病を招くというので、大事をとりました。

 高山病予防のため、ゆっくりと登ります。休憩は極力短くして、とにかく一定のペースを保ちながら歩きます。どこかで、「歌を歌いながら登ると呼吸が深くなり、高山病になりにくい」と聞きましたが、さすがに歌うのは恥ずかしいので、口笛を吹きながら登りました。効果があったか否かはわかりませんが、高山病にはなりませんでした。

 河口湖口から登った時は、軽装備の方や、登山が初めてでは?と思われるような方が大勢いて、「大丈夫かな?」と心配した記憶があります。富士宮口は、公式には八合目から上が未開通ということもあってか、登山に不慣れな方は少ないように見えました。今回は写真にも写っている「KSKK」と書かれたゼッケンをつけたツアーの方々と相前後しながら登りました。ボランティアで子ども達と富士山に登る下見にこられたそうで、感じの良い方々でした。兄貴分のような方が、「もうだめだ、先に行ってくれ」と皆を笑わせながら、楽しそうに登っていました。そのなかにイギリスの若者も交じっており、彼の登るのスピードの速いこと。登山が好きで、母国でも登っていたとのこと。彼はツアー仲間が登ってくるのを待つために、何度も足をとめます。私はゆっくりと休みなく登っていくので、何度も抜きつ抜かれつ相前後して登りました。感じの良い若者でした。

 この一年で体力がついたのか、はたまた富士宮ルートが短いので楽なのかわかりませんが、それほど難儀することもなく頂上に到着しました。昨年は残雪があり、お鉢巡りは諦めたのですが、今年は雪が除けてあり、周回することができました。日本一高い稜線あるきは楽しいですね。南側は晴れているのに、北側はガスで眺望がゼロでした。富士山の大きさを感じます。浅間大社横のトイレで、小屋番をしている方と話する機会がありました。ヒゲをたくわえた優しそうな方で、「富士山って楽しいよ!」と嬉しそうに話をしてくれました。富士山の常連さん達と、頂上で過ごす時間が楽しいらしく、「富士山に2時間半くらいで登る化け物達がいるんだよね」と満面の笑みです。こちらまで楽しくなります。また登りたくなりますね。

 下りは9合目から8合目で雲がでてきました。少し雨があたりましたが、幸いすぐに止みました。ラッキー!ちなみにあのイギリスの若者には、頂上でも、また下山中も2回会いました。富士山を登った仲間という気持ちがわきますね。なんだかまた登りたくなります。

 13時過ぎに帰途についたので、渋滞にもあわず15時半頃に帰宅できました。楽しい一日でした。

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コメント

astro8さん、こんばんは。
富士山お疲れ様です。

コースタイムからみてもおそらく7〜8合目あたりですれ違っていますね。
私もゼッケンを付けた外人さんを覚えています。
ゼッケンを付けた一行はツアーといってもバラバラに登っていましたね。

富士山は登山者が多いので何か特徴がないとすれ違っても判らないですね。
2011/7/13 20:24
MATSUさん、おひさしぶりです。
MATSUさんこそ、お疲れ様です。

わたしも記録を拝見して、すれ違っていたはずだと後からおもいました。
ヤマレコスーパー軍団の皆さんに会いたかったなぁ。

今年は愈々北アルプスに登ろうを思います。
MATSUさんの記録、とても参考になります。
2011/7/14 19:43
プロフィール画像
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