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Yamareco

記録ID: 121560
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ハイキング
富士・御坂

富士山・富士吉田口(河口湖口)

2011年07月11日(月) 〜 2011年07月12日(火)
 - 拍手
GPS
23:20
距離
15.8km
登り
1,632m
下り
1,626m

コースタイム

10:05 五合目着
11:00 出発
11:15 泉ヶ滝分岐
11:25 五合目・佐藤小屋
11:35 六合目・里見平星観荘
12:05 六合目・富士山安全指導センター
13:10 七合目・花小屋
14:15 八合目・太子館
15:35 本八合目・富士山ホテル
16:15 八合五勺・御来光館着

2:55 八合五勺・御来光館出発
4:10 吉田口頂上
5:15 お鉢巡り(時計回り)
5:55 富士山山頂(剣ヶ峰)
6:50 下山開始
10:15 五合目着
天候 1日目、曇りのち晴れ
2日目、晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名高速→東富士五胡道路→富士スバルライン→五合目駐車場
7月の平日なので駐車場には余裕有り
また、バス待ちの列も見当たらず
コース状況/
危険箇所等
吉田口五合目には4〜5軒程の大きな売店があり、宿泊も出来るようです。ロッカールームもあるので登山に不要な荷物を預けておく事も出来ます。
登山道には定期的に山小屋があるのでトイレ休憩や飲食類の補給が簡単ですが、標高が高い場所にある小屋程、値段も概ね高くなります。

危険箇所は特に無いのですが、富士山は落石が多いので、休憩中でも頭上には注意。
また七合目や頂上付近は岩場があるので登山靴を用意した方が良いと思います。
後は防寒着。登山中は必要無いですが、御来光待ちなどの夜間はとても寒いので防寒着は必須です。
下山道は山小屋が二ヶ所しかないので、飲料の残量には注意を。
後、下山は登ってきた道や須走口に間違って降りないようにしましょう。下山道二ヶ所目の山小屋を右に行くと須走口に降りてしまいます。
予約できる山小屋
里見平★星観荘
五合目を出発
緩やかな下り道
五合目を出発
緩やかな下り道
泉ヶ滝分岐
右が山頂への登山道
左が佐藤小屋&星観荘経由の登下山道
泉ヶ滝分岐
右が山頂への登山道
左が佐藤小屋&星観荘経由の登下山道
吉田ルート唯一の六合目山小屋、里見平星観荘
下には佐藤小屋
吉田ルート唯一の六合目山小屋、里見平星観荘
下には佐藤小屋
六合目で富士吉田口と合流

六合目で富士吉田口と合流

七合目からは岩場登り
岩場→山小屋→岩場→山小屋の繰り返し

七合目からは岩場登り
岩場→山小屋→岩場→山小屋の繰り返し

七合目を超えると
再び砂利の坂道(たまに岩場)
七合目を超えると
再び砂利の坂道(たまに岩場)
本八合目を超えたあたり
真ん中右の湖は山中湖
本八合目を超えたあたり
真ん中右の湖は山中湖
御来光館から見た影富士
御来光館から見た影富士
吉田口頂上からの御来光
吉田口頂上からの御来光
馬の背とその先の頂上、剣ヶ峰
馬の背とその先の頂上、剣ヶ峰
吉田口&須走口下山道
吉田口&須走口下山道
下山後、河口湖畔のホテルから見た富士山
下山後、河口湖畔のホテルから見た富士山
集めた焼印

感想

初めての富士登山。
前日の予報では晴れのち雨で、雷雨の可能性も有りとの事だったので、少々不安だけど、とりあえず行くだけ行ってみる事に。

当日、河口湖に到着すると富士山は雲の中だったけど、雨が降る可能性は低いとの事で登る事に決定。
まずは富士急行線の河口湖駅の駅前にある平井売店で金剛杖を購入。
{ここの金剛杖は1〜5合目(4は不吉なので無いらしい)までの焼印が既に押してあるので、焼印集める人には丁度良い事を某ブログで知る}

吉田口五合目に到着後は高度順応の為、登山準備しながらゆっくり過ごす。平日でも五合目は多くの観光客でにぎやかで、外国人もたくさん見かける。
1時間弱ほど経った後に出発、すぐに泉ヶ滝分岐となり左へ、分岐からほどなくして五合目佐藤小屋に到着し、焼印を押してもらう。
次の六合目星観荘は上に歩いて1〜2分で着き、こちらも焼印をお願いする。
星観荘の小屋主さんとは少し話をさせてもらったけど、すごく良い人で登山に関するアドバイスをいくつか教えてもらえた。
星観荘の後はいよいよ登り道となり、経ヶ岳(六角堂)を経由後さらに登ると六合目の安全センターとすぐに合流。
泉ヶ滝から直接安全センターに登るのに比べて時間的な差は焼印を押さなければ10〜15分ぐらいだと思うので、余裕がある人はこちらのルートでもいいかと思う。

六合目からはガスも晴れ天気は良好、登山道も先程より緩やかなので歩きやすい。ただ、ここで調子に乗って早足になると、すぐに息切れするらしいのでゆっくり歩く。
頭上の山小屋郡と反対側の富士裾野を眺めながら1時間ちょっとで七合目に到着。
ここから先は岩場登りとなり金剛杖が邪魔になるのだけど、岩場を越えるとすぐに山小屋になり、山小屋を過ぎるとまたすぐ岩場の繰り返しとなるので
焼印を押してもらうたびに杖をいちいち取り出すのは面倒なので、持ち続けるしかないので岩場が登りにくい。
ただ、焼印待ちの間に小休止が取れるので、疲れはあまり感じなかった。

八合五勺までは砂利の登り道となって歩きやすいのだけど、本八合目の手前あたりから空気が薄いのか思うように足が進まない。
それでも登山道で立ち止まらないようにチョコレートやゼリー飲料などを歩きながら補給し、岩場などは段差の少ない場所を選びながらペースを落としつつも進む。

16時15分ようやく本日の宿の御来光館に到着。
平日でも結構繁盛しているようで布団は2人で一枚だったが、接客は丁寧で、特に不満はなかった。
夕食を済ませた後は影富士を見たり、従業員の方と話しをしたりと暇をもてあます事もなかったのだけど、やはり環境が特殊だけにほとんど眠れなかった。

翌日は予定通り3時ちょっと前に出発
平日でも本八合目あたりから頂上まで登山者が連なっており、ヘッドライトの光が天の川のように見えた。
結構寒いのでフリースとレインコートを着込んで登ったが、登り始めればすぐに暖かくなる。
混んでいるとは言っても流れが止まる程の混雑では無かったので、頂上には4時ちょっと過ぎには着き、御来光待ちの状態に。
こうなると一気に寒くなる。当日は風がほとんど無く雨も降ってないけどやはり寒い。
それでも頂上で待つこと数十分、御来光が見えた時はやはり見とれてしまった。
赤い空と雲海の狭間から見える太陽はいつも見てる太陽とは別物に見えて、素晴らしいとしか言えない。来てよかった、登ってよかったと思えた瞬間だった。
余韻覚めやらぬ中、久須志神社で朱印を押してもらった後、最後の焼印を山口屋で押してもらう。

御来光館の朝食弁当を食べ終えてから時計回りでお鉢巡りに行く。
暑いのでレインコートとフリースは脱ぎ、紫外線が強烈なのでサングラスも掛けておく。
馬の背の傾斜は砂利で滑るので結構キツイけど、登りきった先が富士山山頂でそこで記念写真を撮ってもらったのだが、思ったより感動が薄い。
おそらくさっきの御来光が全ての感動をかっさらっていったんだと思う。罪な太陽。
途中でツアーガイドさんの話が聞こえてきたけど、富士山は後200年程で山頂が崩壊するらしい。
色々思いを巡らしながら剣ヶ峰を降り、残り半分のお鉢を巡る。

頂上山小屋で飲料を補給した後は下山開始。これがキツい、人から聞いてはいたけど予想以上。
五合目まで「ひたすら砂利道を下る」ただそれだけなのだが、砂が滑る、埃が舞う、直射日光は照りつけるし、休憩所も少ない。
残り半分程でガスが出てきたので涼しくなったのは幸いだった。

五合目には10時すぎに到着。前日に比べて人が少なく、ガスも気持ち濃いめだったので過ごしやすい。
こけももソフトを食べたり、お土産をいくつか購入して下山。
下山後は河口湖畔のホテルに泊まり、ゆっくり温泉に浸かったり、富士吉田うどんを頂いたりとしっかり疲れを取る事が出来た。

登山を始めて2年目の記念登山として富士山に登ったが、とても充実した登山になったので来年は別ルートで富士山に登る予定。

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