記録ID: 1216314
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無雪期ピークハント/縦走
鳥海山
鳥海山(湯ノ台口コース)
2017年08月06日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:23
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,182m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は上部に30台位駐車可能ですが、満杯の場合は少し下った別の広い駐車場に停めることができます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山コースで、特筆すべき危険個所はありませんが、長大でごつごつした岩場の道が多く、標高差の割にはかなり足への負荷が大きいルートだと思います。 大雪渓までに渡渉が何箇所かありますが、増水時でなければ特に問題ありません。増水時はハイカットの靴でないと浸水するリスクがありそうです。 河原宿の先から始まる大雪渓は、雪渓脇の夏道がほぼ完全に露出しているので、夏道を伝っていく限り、アイゼンは必要ありません。二箇所で大トラバースをしますが、傾斜が緩いので、ツボ足でも大丈夫です。後のトラバース地点には進行方向を示すロープが置かれていますが、最初のトラバース地点にはそれがないので、視界不良時には要注意です。雪渓上をショートカットするのであれば、軽アイゼンがあった方が安全だと思います。 外輪山に出ると、所々で鉄梯子が登場しますが、これまでよりはかなり歩きやすい道に変わるので快適です。七高山手前の分岐から御室小屋までの道はガレた急坂で、慎重に進みます。途中雪渓を横切りますが、足場がしっかりできているので、通過には問題ありません。 新山直下は完全に岩場伝いの道となり、ペンキマークを忠実に追って進みます。七高山分岐方面からは、小屋に下りずに雪渓を伝って直接山頂を目指した方が楽だと思います。山頂は非常に狭いので、休憩には不向きです。 このコースは早々に森林限界に達し、非常に日射しが厳しいので、入念な日焼け止め対策が必須です。大雪渓もあるので、サングラスも必携です。 登山口に登山ポストが設置されていました。 水場は滝ノ小屋と河原宿(融雪水を沢から取水)にあります。御室小屋ではコーラ等の缶ジュースが調達できます。 トイレは登山口、滝ノ小屋、河原宿、御室小屋に設置されています。 携帯電話(au)は通じる場所が多いですが、新山では不通でした。 |
その他周辺情報 | 湯ノ台温泉の鳥海山荘で日帰り入浴ができます(510円)。 |
写真
七高山手前の分岐です。わずかな距離なので、先に七高山に立ち寄るかどうか迷いましたが、ガスがどんどん湧いてきているので、先に新山を目指すことにしました。ここからの急峻なガレ場は慎重に下ります。
撮影機器:
感想
前日に月山に登り、せっかく山形まではるばる遠征してきたのだからと意を決して、東北が誇る名山中の名山・鳥海山に登ることにしました。
前日の運転と登山の疲労が堪えて、登りはペースが上がらず、実に苦しくしんどい行程でしたが、大きな山容を全身で感じ取ることができ、鳥海山は本当に素晴らしい山だということを実感しました。
山頂から周囲の山々の大展望が得られなかったのが非常に心残りなので、いつの日がぜひ別コースから山頂に再アタックしてみたいと心に誓いました。
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