丹沢大岩沢

2017年08月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,158m
• 下り: 1,152m

天候

小雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神ノ川の駐車スペース

コース状況／危険箇所等

4つの堰堤を越えて（左・右・右・右<残置あり>）遡行スタート。
さっそくゴルジュに滝が連続します。そこそこの落差の滝もあります。
大滝は登山大系では20mと書かれていますが、2〜3段に分かれていて、せいぜい10m程度ですが、最初大滝と気づかずに左から高巻きしようとしたところ、岩が脆くてとても登れず、仕切り直して右から行ったところ、1か所悪いところは残置を使ってトラバースしてクリアできました。大滝の後もしばらく滝が続き、二俣の手前でいったんゴーロ状になるものの、二股を右(水流は左の方が多い6：4)に進むとまた滝が出始めます。奥の二俣は滝のある左に進み、ここからは水流がかなり細くなりますが、登りやすい滝が連続して飽きさせません。
水が枯れてくると土まじりの源頭部となり、踏み跡をたどって右に斜面を横切り、尾根上のところに出てわずかの藪漕ぎで大室山山頂に出ます。藪漕ぎはわずかながら、アザミや野バラが多く、少々痛い思いをします。
大室山からは犬越路経由で一般ルートを下山しますが、所々笹が深かったり、アザミが痛かったりします。犬越路からは一般ルートにしてはガレ気味で荒れていますので、転ばぬよう注意して神ノ川に至ります。

写真

8/12 7:46

入渓点付近の登山道
林道から登山道に変わるあたりです。

8/12 7:49

日陰沢の堰堤を越えたところに、登山大系に書いてある作業場跡があります。

8/12 8:04

堰堤を4つ越えて、いよいよ遡行開始です。
さっそく滝が連続します。前半はゴルジュ状で、難しい滝は前半に集中します。

8/12 8:05

5m程度の滝がたくさん現れます。前日の雨のせいなのか、水量も思った以上にあります。

8/12 8:12

滝が連続します。

8/12 8:18

小滝の連続なので、ほとんど登れる滝です。

8/12 8:20

レンズが濡れてしまっていますが、美しい滝です。水もなかなかきれい。

8/12 8:23

それなりに登攀用をのある滝も出てきます。左に下がっているのはワイヤーロープで残置ではありません。

8/12 8:25

小滝も釜があってきれい。

8/12 8:33

これが大滝です。完全にゴルジュですので、奥まで言って登るのは困難です。

8/12 8:57

右側から凹角のようなところを登り、そのあとトラバースで抜けます。トラバース部が悪いですが、残置を使って足場を拾っていきました。

8/12 9:13

大滝の後もまだまだ滝が続きます。

8/12 9:15

子の滝は右から水流沿いを登りました。シャワーに近いです。

8/12 9:19

8/12 9:23

この滝は意外と悪かったです。
左から高巻きますが、途中まで残置ハーケンあるものの、その先は微妙なスラブをトラバースします。滝2つ分をクリアします。懸垂なしで沢に戻れます。

8/12 10:01

せっかくなので水流沿いを行きましょう。

8/12 10:10

二俣です。
水量の少ない右の沢に入ります。

8/12 10:17

すぐに奥の二俣です。
左の滝を登っていきます。

8/12 10:33

奥の二俣からぐっと水量が減りますが、登りやすい滝がこれでもかと連続します。

8/12 10:35

こんな感じ

8/12 10:36

小滝が続々と出てきます。
節理があって登りやすいものが多いです。

8/12 10:39

いよいよ水流が細くなっても、まだまだ滝が続きます。

8/12 10:42

次から次へと

8/12 10:48

壁のように出てきます。

8/12 10:54

どれも見た目と比べて登りやすいです。

8/12 11:01

まだまだ続きます。

8/12 11:05

涸棚っぽくなってきました。

8/12 11:08

まだまだ

8/12 11:11

まだまだ

8/12 11:14

大岩になってきました。

8/12 11:17

名前の通り大岩が続きます。

8/12 11:20

また二俣です。
滝っぽい右に行きます。

8/12 11:26

やはりまだ滝が出てきました。

8/12 11:31

源頭に近づいてきました。
そして少し晴れてきたようです。

8/12 11:43

源頭近く
土が出てきて滑りやすくなります。

8/12 11:49

最後は右に踏み跡があり、これをたどります。

8/12 11:50

ここから若干の藪漕ぎ。すぐに鹿柵が現われ、柵にそって踏み跡をたどります。アザミが痛い。

8/12 11:56

山頂到着

8/12 11:58

山頂付近にマルハダケブキが咲いていました。

8/12 12:18

山頂付近の登山道の様子。

8/12 12:21

山頂からわずかに行くとベンチがありました。

8/12 12:24

登山道は樹林はあるものの、比較的明るい尾根道です。

8/12 12:30

笹がかなり生い茂っているところが多かったです。

8/12 13:09

犬越路の解説

8/12 13:44

大谷沢(大岩沢)の表示がありました。

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

感想

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今シーズン初の沢登り。あまり期待せずに行ったのですが、思いのほか滝が多く、難しすぎず、簡単すぎず、楽しめる沢でした。