月山 信仰の山は特別だった


- GPS
- 06:57
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 607m
- 下り
- 601m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
羽黒山から上がっていくアクセス道路は狭いので対向車には注意が必要です。普通に大型バスが上がってきます。(マイカー規制実験を行う日の連絡が掲示されていました。いづれシーズン規制するんですかね) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所ありません! |
その他周辺情報 | 月の沢温泉 北月山荘 350円 羽黒山方面にアクセス道路を下り手前の十字路を右折して3キロ程です。交差点に月の沢温泉の表示あります。しぶ〜い山間の温泉ですが、一刻も早く下山後にお風呂に入りたかった私たちにはベストの立地の温泉でした。料金もベストですね! |
写真
この神社の材料は頂上本宮が20年ごとの式年遷宮の際の建て替え古材でできており本宮に行けない人には重要な場所とのことです。
撫で兎がありました。なでます。
(かずさんはなぜかアゴ。背中じゃないの?)
兎は月山神なのだそうです。 la
山頂近くで一緒になった方がこの花の名前を聞いていたので伝えたら、ハクサンチャリンと覚えていました(^^;;何度か伝え直したのですが…チャリンも可愛いからイイかな😙・k
感想
8月5日
前日フラフラになりながら鳥海山下山後の秋田にかほ市から月山登山口となる山形県鶴岡市の羽黒山方面から登っていく、月山8合目レストハウスに深夜着。何時だったかは覚えていませんが12時くらいだったのかな。かずさんと交代しながら向かいました。アルプス縦走と違い1座ごとに移動というのは、登山のアップダウンを考えても結構大変ですね。(ということを実感した山旅でした)
月山の登山コースはいろいろありますが、車で行くのならばこの8合目からのコースが距離も11キロくらいなので適当で良いのかなと思います。駐車場は150台で広いですが、土曜ということもあり下山後確認すると満車だったようです。
7時半に登山開始。
準備している時から感じましたが、修験者さんというのか行者さんというのか、信仰で登ってらっしゃる方がとても多いです。月山はそういう山だということは知っていましたが実際の多さに驚きました。服装も修行の服(名前わからずすみません)以外に、白いTシャツパンツなどで登っている方も合わせれば相当の人数の方々とすれ違いました。
登山道は昨日の鳥海山同様に石畳などとても整備されていて歩きやすいです。
初めは弥陀ヶ原という池塘のある湿原を横切って登っていきます。この湿原目当てのツアー客も午後来ていましたね。花などを目当てならそれもありかと思います。
湿原の先の御田原神社には大きな撫で兎があります。背中が撫でられすぎ?でツルツルですが、なぜかかずさんは顎を撫でておりました…。
猫か!
そこから緩めの傾斜の登山道を月山目指して登っていきますが、私が月山見ながらでいいねぇと思っていた山は途中の一の岳であり、月山はオモワシ山に来ないと見えないのでした。(バカだ)
鳥海山ほどではありませんが、月山も花が見事です。湿原以外も登山道の横にはたくさんの花が咲いています。あいにくこの日は晴れ間もありますが、基本曇り、時折ガスってしまう天気だったので、花々を見ながらの登山は楽しかったです。
仏生池小屋には修験者さんを始め結構多くの方が休まれておりました。私たちは帰路にここでオリジナルTシャツをそれぞれ買ったのですが、お互いにワンサイズ小さく、やむなく帰宅後に手放すことになりました。山T好きなんで残念。
振り返ると昨日登った鳥海山が月山の雪渓越しにキレイに見えました。毎度同じですが、自分が登った山を見ながらの登山は嬉しいものです。
特に鳥海山は昨日に苦労して登ったので感慨もひとしおでした。
鳥海山を始めとした遠望は小屋の先までで、その後は雲の中に消えてしまいました。前半戦で見ることができてよかったです。
行者返という急登(急登と言える場所はこのコースの場合ココだけです。)を超えるとモックラ坂という緩やかな尾根に出ます。ここからようやく月山山頂が見えます。雪渓のある少しがれた登山道を他の登山者の方々とともに山頂を目指していきます。ガスが取れれば、遠くの山々の景色が多分綺麗なんだろうなぁと感じさせるような場所でした。
10時45分 月山神社到着!
山頂は神社境内となっており、参拝料(祈祷料)500円を支払わないと中に入ることはできません。私はせっかく来たのだから!とかずさんを誘って参拝させてもらいました。
500円はかかりますが、1組づつ神主さんがお祓いをしてくれて、その後 人間の形の切り絵を渡され 自分の体を全身撫でてから 横の水の入った石鉢に入れるように伝えられました。
(なんか 特別感もあり、悪いものが出て行ってくれるような気がして、嬉しくなりました)
その後奥の小さな神社で参拝しました。
普通狛犬や狐がある場所には、やっぱり兎が2匹祀ってありました。1匹は澄まし顔、1匹は笑っていました。なんかほのぼのな兎です。
(写真撮影禁止です)
神社の裏手に三角点があるとのことで登山道を少し戻って登ってみました。三角点はありましたが、山頂標識はありませんので、やはり神社の入り口が山頂ということになるのでしょうか。
ここでお昼にしましたが残念ながらガスってしまいました。
それから、帰路につき、14時半に下山しました。
下山するまで登山者はひっきりなしでした。
月山を登って修行、信仰の山なんだということが改めて感じることができた気がします。修行の方々は、子供からお年寄りまで本当に沢山の人と行き違いましたが、他のどの山よりも、「こんにちは。ご苦労様です。お疲れ様です」というような挨拶を皆さんがしてくれました。なんというのか、山に対しての気持ちが一体感のように感じる山だったのは間違いありません。
月山神社の参拝の時だけ晴れて、たまたまなんでしょうが、自分にとっては 月山登山は特別感を感じる山旅となりました。
月山は他に羽黒山、湯殿山 で出羽三山となっており、それぞれ 過去 現在 未来 を表していると聞きました。いつか残りの2つも巡ってみたいなと思いましたね。
下山後は、すぐ近くの月の沢温泉北月山荘で汗を流し(近くに温泉があってよかったです)、翌日登る山を 朝日連峰 大朝日岳と決めて、一路登山口方面へ向かったのでした。
かずさん 2座目もお疲れ様でした!
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