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Yamareco

記録ID: 122788
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

標高2,090mから 〜双子山、大岳、北横岳と池めぐり〜

2011年07月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:22
距離
8.8km
登り
731m
下り
741m

コースタイム

0516大河原峠-0543双子山-0633双子池(雌池・雄池)<朝食>0728-0827天狗の露地-0927大岳分岐-
0934大岳0956-1004大岳分岐-1120北横岳(北峰)1146-1316亀甲池1333-1356亀甲池分岐(天祥寺原)-1438大河原峠
天候 曇り時々晴れのち一時雨
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◎大河原峠
  公共交通機関のアクセスはありません。
  駐車場は約30台収容できます。無料。
  大河原ヒュッテ、トイレ、売店があります。
  自動販売機(500mlのミネラルウォーターが200円)も。
コース状況/
危険箇所等
◎危険箇所
  特にありません。岩が濡れていなかったので。
  鎖場が1カ所ありますが、触れることなく通過できます。
◎登山ポスト
  大河原峠の大河原ヒュッテ前にあります。
◎温泉
  「河童の湯」(芹が沢から大門街道を車で3分登り、北山小学校の先を右折)
  茅野市民以外の大人400円、同子供200円(従前と同じ)
  今週は利用できました=2011年6〜7月の臨時休業は源泉工事だったとのこと
日の出前の大河原峠から
正面の右端が浅間山
2011年07月18日 04:28撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
2
7/18 4:28
日の出前の大河原峠から
正面の右端が浅間山
大河原峠から千曲市の方向
左奥に北アルプスが連なる
2011年07月18日 04:28撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
2
7/18 4:28
大河原峠から千曲市の方向
左奥に北アルプスが連なる
朝焼けの西空に十六夜の月
2011年07月18日 04:31撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 4:31
朝焼けの西空に十六夜の月
午前4時38分 日の出5分前
(東方向の遠景)
2011年07月18日 04:38撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
1
7/18 4:38
午前4時38分 日の出5分前
(東方向の遠景)
午前4時39分 太陽が見えた
(方位角 N80E ≒ 東微北)
2011年07月18日 04:39撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
1
7/18 4:39
午前4時39分 太陽が見えた
(方位角 N80E ≒ 東微北)
午前4時40分
せり上がる太陽
2011年07月18日 04:40撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
1
7/18 4:40
午前4時40分
せり上がる太陽
午前4時41分 日の出1分前
(東方向の遠景)
2011年07月18日 04:41撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 4:41
午前4時41分 日の出1分前
(東方向の遠景)
午前4時41分
眩しさを増す太陽
2011年07月18日 04:41撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 4:41
午前4時41分
眩しさを増す太陽
午前4時42分
日の出!
2011年07月18日 04:42撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
2
7/18 4:42
午前4時42分
日の出!
午前4時43分 日の出1分後
(東方向の遠景)
2011年07月18日 04:43撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 4:43
午前4時43分 日の出1分後
(東方向の遠景)
朝日を受けて咲く
2011年07月18日 04:43撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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7/18 4:43
朝日を受けて咲く
午前5時のラジオニュースは
「前半を終えて0対0」
復興と「なでしこV」を祈念
2011年07月18日 05:07撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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7/18 5:07
午前5時のラジオニュースは
「前半を終えて0対0」
復興と「なでしこV」を祈念
シナノキンバイ?
雄しべよりも花弁が短い
2011年07月18日 05:16撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:16
シナノキンバイ?
雄しべよりも花弁が短い
強風が吹く中をスタート
朝露に濡れたヤブ漕ぎ
2011年07月18日 05:16撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:16
強風が吹く中をスタート
朝露に濡れたヤブ漕ぎ
雲海の向こうに北アルプス
双子山への道の左後方に
雲海の向こうに北アルプス
双子山への道の左後方に
2011年07月18日 05:44撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:44
双子山からの山稜は草原
2011年07月18日 05:46撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
1
7/18 5:46
双子山からの山稜は草原
北横岳と蓼科山の間に
中央アルプスの山々も
2011年07月18日 05:47撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:47
北横岳と蓼科山の間に
中央アルプスの山々も
拡大すると
木曽駒ケ岳が見える
2011年07月18日 05:47撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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7/18 5:47
拡大すると
木曽駒ケ岳が見える
タチツボスミレ?
2011年07月18日 05:47撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:47
タチツボスミレ?
双子山から
2011年07月18日 05:51撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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双子山から
双子山から
2011年07月18日 05:53撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:53
双子山から
虫の卵でしょうか
2011年07月18日 05:58撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:58
虫の卵でしょうか
双子山から
2011年07月18日 05:59撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:59
双子山から
双子山から
2011年07月18日 05:59撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 5:59
双子山から
2011年07月18日 06:00撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 6:00
双子池への下り しっとりと
2011年07月18日 06:12撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 6:12
双子池への下り しっとりと
双子池 右手の雌池を覗く
2011年07月18日 06:33撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 6:33
双子池 右手の雌池を覗く
双子池ヒュッテの前で朝食
2011年07月18日 06:48撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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7/18 6:48
双子池ヒュッテの前で朝食
朝食の間に日が差した雄池
2011年07月18日 07:14撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:14
朝食の間に日が差した雄池
雄池の畔に咲くアヤメ
2011年07月18日 07:15撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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7/18 7:15
雄池の畔に咲くアヤメ
水を汲んで沸かす人もいた
2011年07月18日 07:17撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:17
水を汲んで沸かす人もいた
風は完全に止んだ 大岳へ
2011年07月18日 07:28撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:28
風は完全に止んだ 大岳へ
いきなり急登が始まる
2011年07月18日 07:31撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:31
いきなり急登が始まる
シラベ(=シラビソ)
2011年07月18日 07:33撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:33
シラベ(=シラビソ)
大岳までシャクナゲが目立つ
2011年07月18日 07:35撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:35
大岳までシャクナゲが目立つ
コメツガの樹林を登る
2011年07月18日 07:36撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:36
コメツガの樹林を登る
半ば朽ちたような木橋も
2011年07月18日 07:37撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:37
半ば朽ちたような木橋も
やがて溶岩台地に
岩の端にゴゼンタチバナ
2011年07月18日 07:59撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:59
やがて溶岩台地に
岩の端にゴゼンタチバナ
爽やかな青空が広がった
2011年07月18日 07:59撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 7:59
爽やかな青空が広がった
登りはさほど苦にしない人
2011年07月18日 08:03撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 8:03
登りはさほど苦にしない人
南東方向に雨池が現れた
2011年07月18日 08:03撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 8:03
南東方向に雨池が現れた
2011年07月18日 08:18撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 8:18
2011年07月18日 08:19撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 8:19
一気に視界が広がり
2011年07月18日 08:26撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 8:26
一気に視界が広がり
天狗の露地に至る
2011年07月18日 08:28撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 8:28
天狗の露地に至る
梯子が連なる岩の間を登る
2011年07月18日 09:12撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:12
梯子が連なる岩の間を登る
立派な道標は大岳分岐
2011年07月18日 09:27撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:27
立派な道標は大岳分岐
大岳から南八ヶ岳を望む
2011年07月18日 09:35撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:35
大岳から南八ヶ岳を望む
眼下に佇む雨池
2011年07月18日 09:35撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:35
眼下に佇む雨池
大岳から北 双子山の方向
2011年07月18日 09:37撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:37
大岳から北 双子山の方向
大岳から南 南八ヶ岳
2011年07月18日 09:39撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:39
大岳から南 南八ヶ岳
大岳から西 北横岳
2011年07月18日 09:39撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:39
大岳から西 北横岳
北横岳ヒュッテが見える
2011年07月18日 09:40撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:40
北横岳ヒュッテが見える
大岳から東 奥秩父の方向
2011年07月18日 09:41撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:41
大岳から東 奥秩父の方向
大岳の標柱越しに北横岳
2011年07月18日 09:48撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:48
大岳の標柱越しに北横岳
大岳山頂のタカネニガナ
2011年07月18日 09:50撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:50
大岳山頂のタカネニガナ
シャクナゲ越しに蓼科山
2011年07月18日 09:52撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:52
シャクナゲ越しに蓼科山
大岳山頂のハイマツの中に
2011年07月18日 09:53撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:53
大岳山頂のハイマツの中に
コケモモの花
2011年07月18日 09:54撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 9:54
コケモモの花
中央の標柱が大岳
2011年07月18日 10:13撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 10:13
中央の標柱が大岳
北横岳へ岩稜を進む
2011年07月18日 10:14撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 10:14
北横岳へ岩稜を進む
? 調査中
2011年07月18日 10:35撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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? 調査中
北横岳が近づき樹林を登る
2011年07月18日 10:42撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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北横岳が近づき樹林を登る
正面に北横岳ヒュッテ
2011年07月18日 11:01撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:01
正面に北横岳ヒュッテ
七ツ池には記念撮影の人も
2011年07月18日 11:02撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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七ツ池には記念撮影の人も
本日唯一の「鎖場」だが
下から撮ると難所でもなく
2011年07月18日 11:13撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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本日唯一の「鎖場」だが
下から撮ると難所でもなく
中央が縞枯山、左が雨池山
その間に縞枯山荘の三角屋根
2011年07月18日 11:16撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:16
中央が縞枯山、左が雨池山
その間に縞枯山荘の三角屋根
祝 なでしこジャパン世界一
背後は別名・女の神山
2011年07月18日 11:22撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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祝 なでしこジャパン世界一
背後は別名・女の神山
北横岳から南 南八ヶ岳
2011年07月18日 11:23撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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北横岳から南 南八ヶ岳
北横岳から西 遠く北アも
2011年07月18日 11:24撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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北横岳から西 遠く北アも
北横岳から北 志賀高原方向
2011年07月18日 11:24撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:24
北横岳から北 志賀高原方向
北横岳から東
2011年07月18日 11:25撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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北横岳から東
隣の蓼科山
肩越しに北アルプスの山々
2011年07月18日 11:26撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:26
隣の蓼科山
肩越しに北アルプスの山々
ズームインすると
槍ヶ岳の影もくっきりと
2011年07月18日 11:26撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:26
ズームインすると
槍ヶ岳の影もくっきりと
雲が流れて南八ヶ岳の姿が
2011年07月18日 11:27撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:27
雲が流れて南八ヶ岳の姿が
北横岳から亀甲池へ下る
2011年07月18日 11:55撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 11:55
北横岳から亀甲池へ下る
2011年07月18日 12:18撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 12:18
イワカガミ
2011年07月18日 12:31撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 12:31
イワカガミ
亀甲池に到着
2011年07月18日 13:17撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 13:17
亀甲池に到着
水底の石が亀甲状だから?
2011年07月18日 13:20撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 13:20
水底の石が亀甲状だから?
亀甲池を後に天祥寺原へ
2011年07月18日 13:34撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 13:34
亀甲池を後に天祥寺原へ
蓼科山を望む爽快な草原を
2011年07月18日 13:42撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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7/18 13:42
蓼科山を望む爽快な草原を
本日の最低海抜 滝ノ湯川
2011年07月18日 13:55撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 13:55
本日の最低海抜 滝ノ湯川
雨 再び濡れたヤブ漕ぎに
2011年07月18日 14:06撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 14:06
雨 再び濡れたヤブ漕ぎに
道端で
2011年07月18日 14:10撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 14:10
道端で
道端で
2011年07月18日 14:11撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 14:11
道端で
大河原ヒュッテの屋根が
2011年07月18日 14:37撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
7/18 14:37
大河原ヒュッテの屋根が
撮影機器:

感想

8月の休暇に向けた雑用もあって、三連休の後半2日間を使って2週連続で北八ヶ岳方面に出かけました。
大河原峠から近い双子山で日の出を迎える計画でしたが、痛恨の寝坊。朝日は大河原峠で見ることに。
午前4時半すぎ。雲海に浮かぶ山々がほのかに赤みを帯びています。そして、東の地平が輝き始めます。

西の空を見上げると、十六夜の月が鎮座して陽光に正対しています。雄大な天体ショーの趣があります。
この朝は、なでしこジャパンがW杯決勝を戦う朝でした。5時のニュースを聞くと、「前半を終えて0対0」。
「よしっ」と気合を入れてスタート。ヤブ漕ぎを続け、朝露に塗れた緩斜面を登るうちに服はびしょびしょです。

台風の影響でしょうか、強い風が吹いています。温度計は22℃を示していますが、長袖でも肌寒いほど。
双子山の頂上は草原が広がり、風に傾いた草が大きな音を立てています。帽子の紐を締め直しました。
360°の眺望。東は奥秩父、北西は北アルプス、南西は北横岳と蓼科山の間に中央アルプスが現れます。

見通しのきく下り勾配を3、4分も進めば針葉樹林帯に。木々が風を遮ってくれて、静かで落ち着きます。
景色は変化に富みます。苔生したコメツガが日本庭園の一画のような風情を醸し出し、同行者が「まぁ〜」。
大岳や北横岳の頂上は風が強いはず。パンは残して、双子池で蕎麦だ--。そう思うのは、単に空腹だからか。

初志貫徹。朝食は双子池で蕎麦にしました。まったりとしている間に陽が差し始め、のどかな時が流れます。
気がつけば風も収まり、テンションは上々。いきなりの急登でコメツガ林を抜け、シャクナゲが咲く溶岩台地へ。
下りが苦手な同行者の個別事情を酌んだ時計回りルート。本人は垂直の梯子も難なく登り、カメラにVサイン。

視界が開けると、そこは「天狗の露地」。爽快。ただし、佐久平の方から少しずつ雲が広がってきます。
大岳までは大きな岩の間を進みます。途中の午前9時、定時ニュースを知らせる携帯の音。どうなっただろう。
意を決してチェックすると、新聞、通信各社の速報メールが殺到していて、「PKで米に3-1勝利」。?→??→!!!

心なしか足取りが軽くなります。復興支援のレプリカジャージを着て登った甲斐がありました。一気に大岳へ。
雲が広がり始めたのは残念でしたが、頂上は爽快。南八ケ岳も雨池も蓼科山も、そして北横岳も見えました。
次の目的地、北横岳までは大岳の緩やかな岩稜を下り、登りに差しかかるあたりから針葉樹林に包まれます。

頂上が近づき、左下に七ツ池が姿を現しました。南には縞枯山と雨池山、縞枯山荘の三角屋根も見えます。
進行方向に切り立つ岸壁は登らず、右へ回り込むと鎖場です。ただし、鎖には触れないまま通り過ぎました。
そこから2、3分で北横岳の山頂です。前の週に登った蓼科山の左後方に北アルプス。槍も見えています。

昨日の今ごろは快晴だったはず。口惜しさを覚えつつ絶景を堪能し、「また来よう」。亀甲池へ向かいます。
1時間30分、445mの下りは危険ではないものの、単調さを否めません。そこで道沿いの草花を楽しみました。
幽玄と言われる亀甲池。池畔の大きな岩に腰掛け、周囲に迫る山を見上げます。ひたすら静かな午後です。

一息ついて天祥寺原へ。蓼科山を正面に仰ぐ平坦な一本道が続きます。途中、枯れた滝ノ湯川を渡ります。
このあたりの標高は1,990m前後。行程中で最も低い一帯のはず。この時期、涼しい山歩きは最高の贅沢です。
大河原峠に着くと、ヒュッテの方が見ず知らずの私たちに「おかえりなさい」と声をかけてくれました。

おいしいパン屋さんに寄り、「河童の湯」(すぐ横が滝ノ湯川の下流だった!)で汗を流して昼の部は完了です。
故あってガスが使えなくなったその夜は、山行用のストーブで料理をつくり、改めて汎用性に感服した次第。
翌朝は仕事に間に合うよう早めに起床。時折強い雨が降る中央道を走りながら、次回8月に思いを馳せました。

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