日本百名山「焼岳」
- GPS
- 06:16
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 874m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:44
これも火山活動の影響?
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
・ 駐車場 新中の湯登山口に15台(無料)駐車可。 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=9167 ・ 登山口までの道路状況 安房トンネル手前から焼岳登山口まではワインディングが続く。 ・ トイレ 焼岳小屋、ウェストン園地公衆トイレ、カッパトイレ、ターミナル公衆トイレ |
写真
感想
(1)
2014年9月27日の噴火で戦後最大の犠牲者を出した御嶽山(おんたけさん、3067メートル)は、現在も入山規制がかかっています。
比較的登りやすく人気の山岳で警戒レベルは1まで下がったみたいですが、また以前のように登れる日が来るのはまだ見通しが立たないようですね。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/312.html
同様に山頂付近まで登ることのできる活火山は、国内では富士山をはじめたくさんあります。
ちょっと前までは草津白根山もお釜まで入れませんでしたよね。
今回登るのは、北アルプスで唯一の活火山であり、日本百名山の焼岳(2455メートル)です。
【焼岳】(標高2455m)
→ 安山岩・デイサイトの成層火山で、約4000年前の噴火で下堀沢溶岩流、約2300年前の最新のマグマ噴火で、焼岳円頂丘溶岩、中尾火砕流が発生した。
→ 山頂の溶岩ドームにはいくつもの火口地形があり、明治以降の噴火は水蒸気爆発で、泥流を生じやすい。
→ 1915年(大正4年)の噴火では泥流により大正池が形成された。
→ 最近では、1962年(昭和37年)に水蒸気噴火が発生し、噴石により2名の負傷者がでている。
と言うことで、2017年06月26日 20:01 時点で、
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
焼岳は北アルプス唯一の活火山です。
直近で長野方面での大きな地震もあったので、火山活動に対する対策も必要かと思います、
過去の噴火事例を見る限り、水蒸気爆発による石などの飛来が考えられます。
ヘルメットなど持っている人は、持参を推奨します。
また御嶽山の事例もありますので、早い時間の下山を予定しているとは言え、ヘッドランプは必ず持参してください。
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とアナウンスしていました。
一応、補足的に ・・・ 、
ちなみに、噴火に関する火山情報は長野県のホームページが参考になるかと思います。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/tozan/kazan.html
↓ 焼岳の情報。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/level/PDF/level_310.pdf
など情報もアナウンスしていたんですが、状況から判断して問題ないだろうと決行。
(2)
そして前夜泊で、まさかの信州健康ランドが激混み。
回数券を新規に購入。
以前はなかったけど、今回のは有効期限がありました。
和食処あずさでほろ酔いセットを戴き就寝。
深夜割増がかかる前にチェックアウト。
コンビニの下調べで下道から向かうます。
ファミマ、ローソン、ファミマ、セブン、セブン、ファミマ、セブン、セブン(波田赤松店)と続きます。
波田赤松のセブンが最終。
登山口にトイレはないので、ここで済ませる。
(3)
スタートから、無茶苦茶歩きやすい整備された登山道でした。
前夜の雨で笹に朝露がついて濡れるのは想定内。
最近、変化に富んだ山行が多いから単調に感じる。
風の影響で雨音が聞こえるものの、樹林帯なんで、全く問題なかったです。
不快感よりも寧ろフィトンチッドの薫り癒される。
若干強くなったので、レインを着る。
この辺りで、天候が回復しそうにないからと断念して下山した人がいた。
この斜面は雨が多少は降るけど、抜ければ晴れますよと教えたけど信じて貰えなかったのが残念。
結果的に自分の言ったとおりになるんだが ・・・ 。
少し広いテントが張れそうな場所から、見上げると山頂が見えました。
少し行くと自分の後方に熊がいたらしい。
写真に撮れなかったのが残念。
2300m地点辺りから、早池峰っぽい雰囲気に。
ガスのにおいがプンプンと!!
バンバン硫黄臭がしてきます。
この辺りから、晴れてきました。
なんとなく鳥海山っぽい雰囲気。
山頂からは、槍穂の展望や上高地も俯瞰できました。
(4)
予想外のいい天気だったので山頂で食事に。
上高地を見下ろしながら下山します。
途中、ヘリが飛んでたけど上高地まで救急車が入ってました。
鎖場や梯子もあり、それなりに楽しめました。
ちょっと距離的に物足りないくらいかな?
(5)
前夜泊のほろ酔いセットも蕎麦でしたが、また上高地で蕎麦を戴く。
山菜きのこ蕎麦(830円)にしてみました。
味は普通。
荷物が店外なので心配。
山菜がちゃんと入って、巻機山の山菜だらけ蕎麦を連想しました。
帰りは、バスで。
中ノ湯の案内所で確認したら外来入浴は1時間待ちなんだとか。
結局、ト伝の湯から1時間あるく。
中ノ湯の後ろ辺りから、ショートカットの登山道あり。
駐車場につくと小雨でした。
(6)
お風呂は、白骨温泉へ。
途中、坂巻温泉やさわんど温泉なんかもあります。
案内所で教えて貰ったのは、コチラ。
↓ バイク庵って聞こえたんだけど、ばいこうあんらしい。
煤香庵
http://www.shirahone.org/facilities-list/day-trip-bathing/baikoan/
入浴料金は、700円です。
鍵番号と同じロッカーを使う方式。
中型ザックが入るくらいのロッカーでした。
貴重品は別途料金を取られないから助かる。
お湯は、肘折温泉の金生舘に似てる感じでした。
ロッカーの都合で順番待ちがありますが、
逆に浴室は混まないのがいい。
(7)
深田久弥の「日本百名山」を帰宅後読み返してみる。
火山であることと笠ヶ岳の展望について書かれていました。
うん、もっとハッキリ笠ヶ岳が見える時に別ルートから登りたいですね。
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