利尻山(鴛泊コース往復)

2017年08月17日(木) [日帰り]

• GPS: 12:10
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,570m
• 下り: 1,555m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:05
• 休憩: 1:05
• 合計: 12:10

4:19 利尻山北麓野営場（登山口）
4:30 4:38 甘露泉
8:23 8:24 長官山
8:44 8:48 利尻岳山小屋
9:56 9:56 沓形分岐
10:24 11:02 利尻山北峰
11:22 11:23 沓形分岐
12:34 12:42 利尻岳山小屋
13:01 13:01 長官山
16:11 16:15 甘露泉
16:27 16:28 利尻山北麓野営場（登山口）
16:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

飛行機

写真

8/17 4:41

ツバメオモトの実。ブルーで綺麗。

8/17 4:43

登山ルート唯一の橋は乙女橋。
乙女川にかかるからそんな名前だという(渡辺氏談)。
ではなぜ乙女川なのか、それは聞いてないから分かりません。

8/17 5:48

この辺りから高い木が減ってくる。
北海道の植生は全然違う。

8/17 5:49

ヨツバヒヨドリかな。

8/17 5:49

ヤマハハコ。

8/17 6:42

6合目。
ここまで来ると雲を抜け、下界が広がる。

8/17 7:01

シマリスさんとご対面。
あちらこちらにいた。

8/17 8:03

1100mを超えた辺り。
雲海が素晴らしい。

8/17 8:21

8合目にて記念撮影。
ここから山頂が良く見えるのは大体3回に1回と渡辺氏。
ラッキーだったということか。来年の年賀状候補だ。

8/17 8:31

低山往復なら、ここが登山口といった所か。
8合目とはいえ、先はまだあるな…。

8/17 8:31

東京は例年に無い雨、曇りが続いているらしい。
北海道は全然違う。日差しはあったがカラっとしているから不快では無い。

8/17 8:56

リシリブシ（トリカブト）の綺麗だが危険なお花畑。

8/17 9:13

イワギキョウ。

8/17 9:14

リシリヒナゲシ。
利尻山の9合目〜山頂にかけてしか咲かない固有種らしい。

8/17 10:08

9合目を超える。
ザレていて歩きにくいが、10年程前までは登山道の階段も整備されておらず、かなり登りにくかったらしい。
登山道全体を通し、保全・整備されており非常にありがたかった。

8/17 10:21

山頂まであと少し。

8/17 10:25

登頂！皆よく頑張った。

8/17 10:47

ロウソク岩。
クライミングのゲレンデでもあるらしい。
下から登ると1000mは4ピッチとのこと。
「4ピッチなんて楽勝ですよ。」と渡辺氏。いや、エキストリームすぎでしょ！

8/17 11:47

ミヤマアキノキリンソウ。

8/17 11:49

シュムシュノコギリソウ。

8/17 17:35

下山後の宿はレラモシリから登ってきた利尻山を望む。
じわじわと思い出になりそうな山だった。

撮影機器：

α5000 ILCE-5000 SONY

感想

countryhell

夏休みを利用して利尻山。
ペンション「レラモシリ」に宿泊し、早朝からの鴛泊コース往復。
行程が12時間と長いのもあり、無難にガイドさんにお願いすることに。
ガイドはその道では有名な渡辺敏哉さん。道中、色々とお話が聞けて良かった。
※たまたまではあるが、行きのANAの機内誌の利尻特集にも渡辺さんとレラモシリが掲載されていた。

行程は長いが「まじか！」というような急な岩場やロープは無く進めた。
運が良かったのか、出発が早かったのか、500m〜600m付近は雲があったけれど、後は快晴。山頂からは太平洋と利尻岳、稚内が見通せた。これだけ晴れるのは3回に1回ほどとのこと。

山頂は絶壁なのだが、ガイドの渡辺さんは冬はここからスキーで海岸まで一気に滑り降りるそう。…エキストリームすぎる。「降りる」というより「落ちる」だよこれは。

流石に12時間行程。膝に響いてその日はヘロヘロになったが、渡辺さんは下山後もレラモシリで普通に仕事してたし、翌日は早朝から夕方までシーカヤック、そして翌々日にはまた利尻山にガイドで登るというタフガイっぷりに感服。

道中の花や景色は当然綺麗だったのだが、渡辺さんと登れたのが経験になったかもしれない。息子は利尻山登山より、前日のシーカヤックフィッシングにはまった模様。
山もいいけど海もいいよね。両方楽しめる利尻島。いずれにせよ、いい体験になった。