稲村ヶ岳 モジキ谷遡行〜岩本谷下降


- GPS
- 30:23
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
天候 | 8月19日 晴れ時々曇り 8月20日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*入山届は手前の川合の派出所に提出しました。 *モジキ谷・岩本谷ともにバリエーションルートにつき経験者同行必須。 *稲村ヶ岳山荘 1泊2食8000円。冷た〜いビール500円。 |
写真
感想
7月に白子谷を皆で遡行したしたとき、satokunさんに、たまには向かいのモジキ谷に行こうよとお誘い。
車を回収するのが大変なので、稲村小屋で一泊して岩本谷を下降することに…
川合の駐在所で登山届を出して、モジキ谷水取口の駐車スペースから出発。
最初の滝群は、釣り使用のフックスを伝って…
綺麗な滑床を歩きながら、その後の滝は直登。
バリゴヤ谷との二股で小休止。
ここから先は釣り師も入らず沢屋の世界。
両岸がせまって来たら大滝直下はすぐ。
大滝でお昼休憩。
何時も大滝を巻くのは向かいの草付きの壁を登るのだが、今回は支流の三段の滝から。
以前は、最初の滝を巻くのが難しかったが今は明瞭な踏み跡が出来ていて簡単に巻けた。
三段の滝を越えて、左のザレ場をトラバース気味に登るのに、この日最初で最後のザイルを出した。
水量が少なくなった連漠帯を快適に登ってチョックストーンに阻まれる。
昔は流木が倒れ込んでいて、それを利用して登れたのだが…
左から大きく巻いて、涸れ始めた連漠帯を登る。
途中、2m程の滝で爺が行き詰ってsatokunさんにお助けを出してもらうはめに…
最後の門を越えて、石楠花を漕いで右の尾根に上がりバリゴヤからの踏み跡に合流して、稲村ヶ岳頂上直下で登山道に飛び出し山頂でコーヒータイム。
稲村小屋への途中で、翌日のキレットの下り口を確認して小屋へ。
小屋では、ご主人の赤井さんがお湯を沸かしておいてくれて風呂場でお湯を被ってスッキリ!
しばらくすれば、シャワーができるように準備中だとか…
夕食は、恒例の豚の味噌鍋。
冷えたビールをいただき満足満足。
消灯時間後も、satokunさんと飲み続け爆睡 Zzzz…
翌朝、朝食をいただき7時に小屋を出発。
キレットから懸垂で岩溝を下降。
その先はビレイ点が無いので、そのまま進むが下草が膝上まで伸びていて足元が分からない…
岩溝が開けて立木が出て来たので再び懸垂の開始。
途中の懸垂で振られて太ももの外側を打撲するが、その時は大した痛みも感じず下降する。
二つ目の二股を過ぎたところでお昼に。
少し下って、左岸の支流に20mぐらいの滝がかかっているところで小休止。
堰堤手前で左岸上部の林道への踏み跡に入り白倉谷林道に。
林道に出たところで沢装備の解除。
後は林道を下って川迫川に出たら、人人人…
みたらい渓谷の案内所にザックをデポして、爺はビールsatokunさんはコーラ(だったかな?)を買って…
satokunさんは案内所から空身でモジキ谷水取口まで車を取りに…
爺は缶ビールを飲みながら案内所前でのんびり。
satokunさん、ごめんちゃいです (^_-)-☆
satokunさんが戻ってきたので立ちあがった瞬間、打撲したところに痛みが!
下市温泉で汗を流して、橿原の王将で打ち上げ。
satokunさん、いつもいつも車を出していただきありがとうございました。
もう、沢シーズンも終盤。
蛭がいなくなった頃、比良の沢に行きましょうか。
沢登りなんて・・・って思ってたんですがね(笑)
すっかり楽しくなって来てます!(^^)!
以前からjijiさんにお誘いいただいてたモジキ谷からの稲村ヶ岳登頂。日帰りじゃのんびり出来ないということなので稲村小屋に泊まらせていただいての沢登りになりました。登りはガッツリ8時間の遡行。稜線の縦走路に出た瞬間はメッチャ嬉しかった!初級の上とは言え、4〜5か所は”これ落ちたらヤバいよなぁ”的なところがあったし実際足場がずるッとしてドキドキしたこともありましたから(;'∀')
帰りの事はあまり気にしてなかったんですが、jijiさんが『大日のキレットを確認してから小屋に行こう』と言うので何のことかと思ったら翌日はキレットを懸垂下降で下るとか。。。 はぁ? マジですか?? あっこ下れるの???
明日の事は置いといてともかく今日のお宿の稲村ヶ岳山荘へ。何度かテント泊してますが小屋泊りは初めて。管理人の赤井さんも気さくな方。jijiさんと同い年だそう。食事に出て来る野菜は全て自家製。味噌鍋が食べきれないくらいのボリューム。20時に発電機が停まるとランプを点けて頂いて2次会。jijiさん二日酔い大丈夫かいなのペースでウイスキーを空けちゃいました(@_@)
2日目、ガッツリ朝食を食べてキレットに登り返す。 ひょっとしたらキレットのどこかに巻き道か何かが隠れててそこを下るのかと期待する。キレットに着いて一服吹かしたらjijiさんがいきなりザイルを投げ込んで『ほな行きましょか!』。 もうこの時点で覚悟を決めてあとは懸垂下降の連続。まっ、今まで白子谷や高天谷で練習させてもらったので余裕でしたけどね(^^; ”4時間くらいで林道や”って聞いてましたが、7時間かかりました(笑)
林道に着いて沢装備解除してスニーカーに履き替える。いつもは下山後の林道歩きが嫌で仕方ないのに今日は舗装された綺麗な道が心地いい。何時間でも歩けそうな気分でした。これからは林道に感謝の気持ちを忘れないようにします(笑)
これにて今シーズンの沢歩きはお開きと思ってましたが、何やらまだまだあるようでして。。。 足手まといにならないレベルの沢歩きはお供させていただきますね!
jijiさん、今回もご指南ありがとうございました!!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お二人様お疲れさまでした。
行きたかったのですが当方8月に入って膝が思わしくない日が多くて断念。
最近はましになってきました。ヨカッタ。
とは言え丸一日掛かるのですね、、、しかも帰りはキレットから下りるの?!!!
覗くだけでも怖いのに。断念して正解やったかもf^^;
けど、稲村の小屋にはソソラレル〜
9月に入れば寒いのかな〜?お手軽なところがあれば連れてってくださいね!
(水)(日)空けておきまーす^^v
maroっち、おはようさんです。
懸垂で振られて打ち身したとこ、青たん出来て家の階段の下りでも痛いわ
沢を選んだら9月いっぱいまでは楽しめるから、水・日でどこか考えとくね
蛭さえおれへんかったら比良がええんやけど…
いっちゃん こんばんわ。
登りの心配ばかりしてたので、まさか大日のキレットから下山するなんて考えもしませんでした
稲村小屋、赤井さんの人柄と思いやりの溢れるいい山小屋でしたよ
膝の具合良くなったら9月にjijiさん主催で沢歩き行きましょう
コメントありがとうございました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する