電車とバスで行く日帰り富士登山 富士山富士宮口
- GPS
- 05:54
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,413m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
電車とバスで行く日帰り富士登山です。
アクセスが遠いのでどうかなーって思っていた富士宮口ですが、
今年は須走口、吉田口と登ってきたので挑戦してみる事にしました。
須走口と吉田口はCT通りに歩ければ帰りのバスに間に合いますが、
富士宮口はCTより早く歩かないと帰りのバスに間に合わないので、
今までより少しハードルが高いです。
さて電車移動ですが、お馴染みの東京駅5時20分発の沼津行きに乗りまして
三島駅で乗り換え、富士駅で身延線に乗り換えて富士宮駅に到着です。
ここでのバス乗り換え時間は7分です、身延線の列車は一番前に乗りましょう。
(とは言っても2両編成ですが)
富士宮駅はJR東海の駅ですから、
地元の駅からSuicaで乗車した場合は改札口で清算になります。
あらかじめ切符を買っておきましょう。
改札を出て右に進み、ペデデッキに出て最初の階段を降りたら
バスの切符売り場です。
十数人がすでに並んでいましたが、同じ列車で到着したのは自分含め三人かな。
切符売り場で並ぶ事もなかったので時間的には余裕でした。
バスも空いていて、観光バスタイプの車両でしたが半分くらいの乗車率かな。
数分遅れで発車、五合目には定刻より3分ほど早く9:47頃に到着しました。
帰りのバスは
16:30
18:00
19:00
と19時ちょうどまで有りますが、最終バスだと自宅到着が24時過ぎになってしまいます。
青春18きっぷだと日付をまたぐとその分の運賃を払う必要があるので、
18時のバスに間に合うように山高CTよりも少し早いCTの設定にしました。
バスの中で靴紐結んだり日焼け止め塗ったりといった準備はしておきましたので、
バスを降りたら軽く準備運動してすぐに出発です。
毎度の事なんですが五合目で高度に体を慣らす時間は有りません。
保全協力金を払ってバッジを貰い、
総合指導センターで登山計画書を提出して9:57に行動開始します。
第一区間
五合目〜新七合目
設定CT 50分
山高CT 85分
今回タイム 42分
六合目までは直ぐなので、新七合目までを第一区間としました。
最初のうちに貯金をしないと後半は標高が高くなってペースが落ちるので、
CTの設定は結構強気ですが何とか頑張りました。
強気のCTなので貯金はそんなに稼げませんが順調です。
五合目では雲の中でしたが六合目辺りで雲の上に出ました。
頭上には青空、下には雲海が広がって富士山らしいシチュエーション♪
身延線とバスが一緒だったソロのお姉さんがやはり五合目の順応時間無しで
歩いています。僕と同じ日帰り組かな?
スタートは僕の方が早かったんですが、
徐々に差を詰められて新七合目では完全に追いつかれました。
新七合目では3分くらいの小休止、息を整えてすぐに出発です。
第二区間
新七合目〜元祖七合目
設定CT 40分
山高CT 50分
今回タイム 26分
歩きにくいザレ場ですがペース維持して頑張ります。
新七合目での小休止が短かったので再び先行しましたが、
やっぱりお姉さんに追いつかれました、速いなぁー。
で、ちょっとお話ししたらやっぱりお姉さんも日帰りの予定でした。
僕は18時のバス狙いなんだけどお姉さん速いから16時半のバスに乗れちゃうんじゃないの〜?
なんて話してたんですが、「いやいや〜、そんな事ないですよ〜」ってご謙遜。
ちなみに元祖七合目でも小休止、
富士宮口って小屋と小屋の間隔が開いているので、
次の小屋に着いたら小休止って感じで小屋毎に休憩する人が多いと思います。
そして休憩時間を短めにして先行するんですが、
次の小屋までにお姉さんに追いつかれるってパターンが出来上がりました^^
第三区間
元祖七合目〜八合目
設定CT 40分
山高CT 50分
今回タイム 28分
お姉さんが速いのでつられてハイペース。
敵わないな〜って気持ちと負けるもんか〜って気持ちと半々かなー。
まあ、休憩時間を削らないと付いていけないんですが・・
天気は絶好です、眼下に広がる雲海、たまにドカンドカンと音が聞こえるのは
自衛隊の演習でしょうか?雷じゃないよね?
第四区間
八合目〜九合目
設定CT 40分
山高CT 50分
今回タイム 28分
真横に見えていた宝永山が随分と低く見えるようになりました。
風は穏やかですが日差しは強いので、少し暑さを感じます。
ペースを維持したまま九合目まで来ましたが、そろそろお腹が空いてきたので昼御飯にします。
お姉さんは頂上で食べるって言ってたからここで差が広がっちゃうなーなんて思いつつも
空腹には勝てません。
塩気が欲しかったので小屋で売ってたらカップラーメンを食べたかったのですが、
残念ながら有りませんでしたので持参したパンを食べて昼食にしました。
第五区間
九合目〜九合五勺
設定CT 30分
山高CT 35分
今回タイム 28分
偶然にも一区間28分が続きます。
随分と先の方にお姉さんの姿が見えますがとても追いつけそうにありません。
昼食を食べてすぐに出発したのでちょっとお腹が苦しい感じ(汗)
ただし、先週も富士山に登っているので心拍数はさほど上がった感じはしない、
高度には順応しているのかな。
第六区間
九合五勺〜剣ヶ峰
設定CT 60分
山高CT 65分
今回タイム 45分
富士宮口頂上を目前にして足がそろそろ悲鳴を上げてきた。
右足ふくらはぎが攣りそうな感じ(;'∀')
これ以上はこのペースを保つのは限界かなーってところで富士宮口頂上に到着。
休み間もなく剣ヶ峰を目指すが、この足のコンディションでは
馬の背を登るのが精一杯、足元が滑ると無理な体勢になって足が攣りそうになる。
何とか写真撮影待ちの列の最後尾まで辿り着き、並びながら小休止。
撮影を終えたお姉さんが降りてきたので軽く挨拶を交わして見送る、
10分位差がついたのかなー。
最高峰の柱ではガイドの腕章を付けたお兄さんが写真を撮ってくれた、
三度目の剣ヶ峰なので特に感慨深くはないが達成感はやはり格別。
日本で一番高い場所だもんね^^
第七区間
剣ヶ峰〜九合五勺
設定CT 50分
山高CT 45分
今回タイム 43分
再び富士宮口頂上付近まで戻って小休止、
ちょっと足が疲れたので下り始める前にストレッチをしておく。
お菓子をちょっと食べてから下山開始。
少し離れたところで休憩していたお姉さんと同じタイミング(笑)
昼食のタイミングが違っただけで、ここまでは付いてこられたって事かな?
しかし、既に足が残っていないので下りは付いていけないだろうなー。
もうすぐ頂上に着く登りの登山者が多くてすれ違いに苦労、
九合目から頂上までって道幅も狭いところが多いのでペースが上がらない。
ここまでこの時間で進んでこられたから4時半のバスに間に合いそうですねーなんて
お姉さんと話しながら軽快に下って行く。
下りは負荷が掛かるところが違うからか、攣りそうだった足も特に不安を感じない。
お姉さんは下りの岩場は苦手なんて話してたけど嘘でしょ?ってくらいのペースで
ガンガン下っていく。
ちょっとすれ違い待ちで差がついたら後は離される一方で、
気が付いたら遥か下の方でそのうち見失いました。
まあ、ここまで来たら設定タイム通りでも4時半のバスには間に合うので
焦らずマイペースで下って行きます。
第八区間
九合五勺〜九合目
設定CT 20分
山高CT 25分
今回タイム 12分
ちょっと人が多くて流れが滞る個所が出てきました、
待っているといつまでも抜けないのでごめんなさいねと声を掛けながら
端の方から抜かせて頂きます。
第九区間
九合目〜八合目
設定CT 20分
山高CT 30分
今回タイム 22分
お姉さんの姿が見えなくなってしまい、ペースが上がらない。
今にして思えば何とか付いていけるくらいのペースメーカーに引っ張られて
実力以上に速いペースで歩けていたのかな。
第十区間
八合目〜元祖七合目
設定CT 30分
山高CT 35分
今回タイム 16分
相変わらず登ってくる登山者が多い、
この時間になると前日に小屋に泊まった人はもう下山しているので、
下っている人を抜くことは少なくて、登ってくる団体さんに苦労する。
これも富士宮口ならではですね。
第十一区間
元祖七合目〜新七合目
設定CT 30分
山高CT 35分
今回タイム 20分
流石に足が疲れてきた、今日はハイペースだったので膝も疲労が溜まっている感じ。
富士宮口は岩場も多いので、ソールの柔らかいトレッキングシューズだとちょっと不向きかも。
第十二区間
新七合目〜五合目
設定CT 60分
山高CT 55分
今回タイム 40分
4時半のバスは余裕で間に合うのでマイペース、
六合目からは再び雲の中に突っ込む感じでした。
15:47に五合目に到着、
バスの発車まで時間は余裕だったので
家族へのお土産を買ってバスに乗り込みました。
温泉に入ってさっぱりしたお姉さんが途中のバス停から乗ってきました。
15時半のバスに間に合ったんだって!流石です。
バスはちょっと定刻より遅れて富士宮駅に到着、
列車が出るまで1分しか無かったが猛ダッシュで二人ともセーフ!
富士駅から熱海行に乗車、沼津で下りて沼津始発の上野東京ライン小金井行きに乗り換え。
乗換に10分少々時間が有ったので、改札を出てみどりの窓口で普通車グリーン券購入、
駅の売店でビールを2本買いこんで、入線していた電車に乗り込みます。
赤羽まで2時間20分の乗車なので奮発してグリーン車に乗りました。
ベンチシートだと流石にビール飲むわけにはいきませんが、
グリーン車だとビール飲むのが逆に自然な感じ(笑)
鈍行でもグリーン車は車内販売も有るんですね、
足りなくなったおつまみなんか買ったりしていい気分で帰宅の途に就きました。
ここから備忘録
あまり暑くならなかったので水分は少な目、
朝の麦茶の残りと500mlアクエリアスを1本。
ウェアは上が長袖一枚で丁度良かった。
山頂でも寒さは感じなかった。
下はマムートのトレッキングパンツのみ、サポートタイツは履かなかった。
膝痛は下山の時に少し感じた、筋肉痛は翌日から中程度、高度障害無し。
朝の電車がやけに混んでいると思ったら、
今日は東富士演習場で陸上自衛隊の総合火力演習が有ったんですね、
どうりでマニアックな雰囲気のお兄さんたちが国府津で降りたと思ったよw
登っている最中にドカンドカン聞こえたのはやっぱり演習だったんだな。
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