御嶽山［黒沢口より摩利支天山・三ノ池周回］

2017年09月03日(日) [日帰り]

• GPS: 11:27
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,384m
• 下り: 1,364m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 3:09
• 合計: 11:26

距離 14.6km 登り 1,384m 下り 1,382m

5:46 黒沢口六合目・中の湯
6:37 6:43 黒沢口七合目・行場山荘
7:37 8:00 黒沢口八合目・女人堂
9:10 9:24 石室山荘
9:38 9:40 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:52 10:20 二ノ池本館
10:40 10:42 賽ノ河原
11:09 11:15 摩利支天乗越
11:18 11:25 摩利支天乗越展望台
11:44 12:08 摩利支天山
12:24 13:00 摩利支天乗越
13:08 巻道の三ノ池分岐
13:17 13:42 飛騨頂上
13:57 三・四・五ノ池分岐
14:18 14:25 開田頂上（三ノ池避難小屋）
15:14 15:15 大岩(鬼崩レ)
15:50 15:57 黒沢口八合目・女人堂
16:34 16:35 黒沢口七合目・行場山荘
17:12 黒沢口六合目・中の湯
17:12 ゴール地点

天候

晴れ ⇒ 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■黒沢口駐車場
　無料　約30台
■アクセス
【往路】白崩林道　【復路】御岳ブルーライン
　白崩林道は全線舗装ですが、林道に変わりはなく曲がりくねった山道なので、御岳ロープウェイへのメインルート「御岳ブルーライン」経由の方が安心です。
　上信越道・長野IC 2:35 - 2:23 岡谷JCT - 3:52 伊那IC - 4:14 R19神谷入口
　 - 4:26 R19・本橋 - 5:12 黒沢口

コース状況／危険箇所等

■黒沢口登山道
　非常に整備されています。女人堂までの木道＋石の道は適度な段差と　なるようきめ細かな配慮が感じられます。
■三ノ池道（開田頂上〜八合目）
　沢の横断（2ヶ所）ができないこともあるようです。
　下山時に引き返す（登り返す）のは致命的なので、必ず通行可否を女人堂で確認してください。

その他周辺情報

■ホテル木曽温泉
　日帰り湯　￥６００　
　ナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
　濃厚な湯で褐色の析出物が付着しています

写真

9/3 5:32

御嶽山に朝陽が射してきました。
駐車場は余裕です (^^)/

9/3 5:22

黒沢登山口
左はトイレ。右の建物に登山者カードのポストがあります。

9/3 5:32

ヤマハハコ

9/3 5:48

登山道入口

9/3 5:49

旅館中の湯支店
休業中…

9/3 5:51

9/3 5:51

段差の小さな優しい木の階段

9/3 6:04

9/3 6:12

9/3 6:27

八海山山荘

9/3 6:35

オヤマリンドウ？

9/3 6:38

七合目「行場山荘」

9/3 6:41

山荘前の「覚明社」

9/3 6:46

階段は続きます

9/3 6:49

この辺りだけ、岩の上に生えた不思議な木が目立ちました

9/3 7:02

9/3 7:16

時々、石が出てきました

9/3 7:38

八合目「女人堂」

9/3 7:39

乗鞍岳の左に笠ヶ岳、右に槍ヶ岳と穂高連峰

9/3 7:51

乗鞍岳ズームアップ

9/3 7:39

御嶽主峰

9/3 7:53

継子岳

9/3 8:01

9/3 8:02

御嶽神社 八合中社

9/3 8:03

9/3 8:03

ガレ場登り

9/3 8:07

9/3 8:10

9/3 8:20

三笠山刀利天

9/3 8:28

中央アルプス（木曽駒・宝剣岳）
すき間から仙丈・北岳

9/3 8:38

石室山荘が見えます

9/3 9:06

大岩がゴロゴロしていますが、登山道には平らな石が並べられていて歩きやすい道です。

9/3 9:12

あと少し

9/3 9:18

石室山荘の建物内を通過

9/3 9:21

9/3 9:31

九合目

9/3 9:33

中央アルプスの奥に南アルプスも望めます

9/3 9:35

閉鎖された避難小屋

9/3 9:35

「覚明堂」

9/3 9:40

ここから先は規制中のため二ノ池方面へ

9/3 9:46

気象庁の火山観測局（二ノ池東）

9/3 9:50

二ノ池から剣ヶ峰方面も通行止め

9/3 9:46

二ノ池

9/3 9:51

9/3 9:56

建て替え中の二ノ池本館

9/3 9:58

二ノ池

9/3 10:01

二ノ池より剣ヶ峰を望む

9/3 10:06

剣ヶ峰をズームアップ

9/3 10:06

さらにズームアップ
ここに立てるのはいつのことか…

9/3 10:25

二ノ池新館（休業中）

9/3 10:42

賽の河原

9/3 10:46

イワツメクサ？

9/3 10:49

トウヤクリンドウ

9/3 10:55

白竜教会

9/3 10:58

美しい三ノ池

9/3 11:15

摩利支天乗越

9/3 11:16

継子岳
奥の雲上には乗鞍岳？

9/3 11:36

9/3 11:36

シナノオトギリ？

9/3 11:38

オンタデ

9/3 11:38

キキョウ

9/3 11:51

摩利支天山
本日の最高点 2959m

9/3 11:49

剣ヶ峰を望む

9/3 13:12

三ノ池

9/3 13:18

五の池小屋

9/3 13:22

飛騨頂上

9/3 13:42

時間がないので継子岳は諦め三ノ池を周回

9/3 13:45

オンタデ？

9/3 13:45

オンタデ？

9/3 13:52

ヨツバシオガマ

9/3 13:52

9/3 13:52

モミジカラマツ

9/3 13:58

継子岳分岐

9/3 14:12

晴れていたらもっと美しいでしょうね

9/3 14:15

開田頂上

9/3 14:23

朝「女人堂」で通行可能を確認したので、八合目へのショートカット「三ノ池道」へ

9/3 14:31

アルマヤ天の山腹を徐々に下ります

9/3 14:37

9/3 14:44

ジグザグに木の階段を降下
修復されたばかりの箇所もあります

9/3 14:56

沢を横切ります

9/3 14:58

トラバースしていきます

9/3 15:01

再び急降下

9/3 15:09

梯子がなかったら私では通れそうにない…

9/3 15:13

岩壁の下を通過

9/3 15:20

右奥に裏返しにされた「通行禁止」の看板がありました

9/3 15:34

なだらかに下ります

9/3 15:59

女人堂到着で一安心
ここまで誰一人会わず心細かった…

9/3 16:35

アザミ

9/3 17:13

登山口帰着

9/3 17:53

■オマケ
　木曽温泉ホテルで一風呂。濃厚なお湯です。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7i Canon

DSC-HX90V SONY

感想

kharu

私が登山に興味を抱く前の小学生高学年のとき、自身で信州の家族旅行の計画を任された時から御嶽山は登ってみたい山でした。
その時は残念ながらスケジュール的に難しく、諦めたまま10年。
その後学生時代に登山を始めてからも訪れる機会に恵まれず、さらに30年余り。
8月21日に噴火警戒レベルが「1」に引き下げられたものの、入山規制に変更はなく暫くは山頂を踏めない様子なので、長野市に住んでいる間に一度は行っておこうとトライしてみました。
同じ長野県といっても木曽は遠いエリアですが、10年前に開通した「権兵衛トンネル」を使えば中央道経由のアクセスも苦になりません（片側1車線のR19は遅いトラックの後ろについてしまうと延々苦痛が続きます）。

黒沢口登山道は古来修験の道として利用されていたためもあってか非常に整備されており、体力の乏しい方にも登り易いように段差の小さい階段・木段が延々設けられています（榛名山とは大違い！）。
とはいうものの、登山道路のない3000m級の独立峰。
ピークを巡るには時間も掛かり、さらに慰霊の思いもあって足が中々進まなかったため、とりあえず到達可能な最高峰「摩利支天山」と二ノ池・三ノ池を巡るルートとなりました。

流石、3000m級の独立峰だけあって、ガスが掛かる前の午前は多くの山々を望むことができ、心地よい山旅でした。