晩夏の鹿島槍ヶ岳を柏原新道で往復 まだ秋山には早かった

2017年09月09日(土) [日帰り]

• GPS: 09:54
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,356m
• 下り: 2,405m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:22
• 合計: 9:53

距離 21.0km 登り 2,356m 下り 2,422m

4:02 柏原新道登山口
4:50 4:53 ケルン（柏原新道）
6:34 6:37 種池山荘
7:08 爺ヶ岳南峰
7:17 7:20 爺ヶ岳中峰
7:35 爺ヶ岳北峰
7:53 冷乗越
8:01 8:19 冷池山荘
9:01 布引山
9:39 10:14 鹿島槍ヶ岳
10:38 布引山
11:05 11:16 冷池山荘
11:26 冷乗越
11:45 爺ヶ岳北峰
11:57 爺ヶ岳中峰
12:04 爺ヶ岳南峰
12:24 12:32 種池山荘
13:27 13:28 ケルン（柏原新道）
13:55 柏原新道登山口

天候

晴れ　時折ガス
AM4時の登山口は9℃，日中の稜線上は20℃ぐらいあったかも

アクセス

利用交通機関：

自家用車

AM0時半に登山口に着きましたが正面の駐車スペースは埋まってました。
少し下ったところの駐車スペースに停めました。そっちも出発時点でほとんど埋まってました。

コース状況／危険箇所等

ルートはしっかり整備されているので危険個所はありません。
やっぱり人気の山は歩いてる方が多かったです。

写真

9/9 4:02

2週間前と同じ柏原新道登山口にやってきました。時刻もほぼ同じAM4時。
この時の気温は9℃、さすがに寒かったです。泊まりの場合はしっかりと防寒着が必要ですね。

9/9 4:51

ケルンに着いた時には汗をかいていたので、アウター脱いでTシャツ1枚でこの先は行動しました。
まだまだ暗いです。

9/9 5:07

夜明けが近づいて空が白み始めました。雲に覆われる蓮華岳と月がいい感じ♪

9/9 5:30

こないだ歩いた山々が赤くなってきました。稜線上から見たらもっとキレイなんでしょうね。

9/9 5:46

明るくなったのと同じぐらいで花々も姿を見せてくれました。これは不思議な花ですね〜

9/9 5:46

まだまだ夏山の風景が続いてます。さすがに紅葉を楽しむには早かったようで。

9/9 5:53

先日も同じルートを歩いてますがまたまた花の写真を撮りまくってました。花オンチですけど。

9/9 6:02

中が黄色い目玉おやじを発見しました。

9/9 6:30

朝露に濡れてて生き生きしてるように見えます。

9/9 6:33

種池山荘に到着。ここまでの所要時間もこないだとほぼ同じ。
泊まられたほとんどの方は出発したようでテラスは空いてました。

9/9 6:35

今日も爺ヶ岳目指して進みます！前回は雲がありましたが今日は太陽バッチリ。ダイヤモンド爺。

9/9 6:38

稜線上の花もまだまだ楽しめます。

9/9 7:06

今回は南峰はスルーしました。

9/9 7:17

中峰の頂上から目指す鹿島槍までのルートを確認。ここから針ノ木に向かうよりは楽そうですね。

9/9 7:18

今日は下界に雲が多いです。これぞ雲海な景色でした。

9/9 7:18

今日も槍・穂はしっかりと見えます。向こうも気持ちよさそう。

9/9 7:18

黒部源流の方面もよく見えてました。

9/9 7:21

今日も立山・劔を見ながら歩きます。中峰の山頂は人が多くて騒々しかったので数分で立ち去りました。

9/9 7:27

緑の中に黄色や茶色が混じってきて秋の匂いを感じる部分もありました。

9/9 7:37

しばらくすると進む稜線に雲が上がってきて冷池山荘も隠れてしました。天気が崩れることはなさそうですがちょい不安。

9/9 7:47

そんなことも花を見てれば忘れます。

9/9 7:49

めっちゃ小さい花もありしたが、如何せん名前が憶えれません。

9/9 7:53

乗越に着いた時には山荘は雲から脱出してました。
山荘の東面の崩落がすごい。

9/9 7:53

気持ちいい縦走路を進みます。なぜかハイマツ帯ではテンション上がります。

9/9 8:02

冷池山荘に到着。こっちもほとんど人がいなくてガラガラ〜。

9/9 8:25

山荘から少し離れたところにテン場。西向きに張ればずっと劔を眺めれる絶好のロケーションでした。いつか泊まりに来ます！

9/9 8:25

テントからこんな景色眺めて日本酒で一杯やりたいですね。

9/9 8:27

山荘の先にも花がたくさん咲いてました。

9/9 8:28

ヒマワリ？

9/9 8:30

布引山と鹿島槍の南峰が近くなりました。ルートの両側とも花、花、花！

9/9 8:31

何度見てもこの色は目立ちます。

9/9 8:31

こじんまりとカワイイです。

9/9 8:33

写真ばっか撮ってて全然前に進みません！

9/9 8:35

面白い花も見つけました。そもそも花なのか？

9/9 8:36

ここにも池塘が。そのまわりはもちろん花で溢れてました。

9/9 8:39

黄色が眩しい！

9/9 8:46

布引山が近づくとハイマツ帯に。花が減ってガンガン登ります。
この登りが見た目よりキツくて体力を奪われました。

9/9 9:05

今回のルートで一番辛い登りでしたがなんとか布引山に辿り着きました。

9/9 9:03

ここまで来れば鹿島槍はもう少し。この先もいい感じの縦走路です。

9/9 9:41

さっきより緩い登りが終わって山頂です。
思ってたよりも広かったので人は多かったですがゆったりできました。

9/9 9:41

後立山連峰は八峰キレットから五竜、白馬にまだまだ続く。

9/9 9:42

五竜、白馬をズームで。長い休みがあれば向こうまで縦走したい。

9/9 9:41

遠方に日本海が見えて感動！今まで海が見える山に登ったことがないのです。

9/9 9:42

劔と奥に日本海。能登半島らしき陸地も肉眼では見えました。

9/9 9:41

頸城山塊も近いですね。

9/9 9:42

歩いてきたルートを振り返ると爺ヶ岳と種池山荘。厳しすぎないナイスな縦走路でした。

9/9 9:43

槍と穂高もギリギリ雲から頭だけ出してくれました。

9/9 9:43

薬師は雲もなくてスッキリ見えます。

9/9 9:43

やっぱりずっと眺めてしまう立山と劔。
いずれは劔に行きたいですけどアプローチが遠すぎる、、、
日帰りも厳しそうですし。

9/9 9:46

キレットにも行ってみたいですが最低2泊3日は必要そうなのでいつ行けることやら。

9/9 10:19

ずっと絶景を楽しんでたいですが日帰り山行なので戻ります。歩いてるだけで幸せな気分になる縦走路♪

9/9 10:28

花の多さはイエローカード級です。

9/9 10:28

これは何でしょう？

9/9 10:53

名前は分からずとも、癒されればそれで良し！

9/9 10:57

日差しはまだまだ夏。汗だくで歩いてます。

9/9 11:50

爺ヶ岳まで戻ってきました。やっぱり縦走は楽しい！

9/9 11:55

帰りは山頂に寄らず巻道ショートカット。

9/9 12:09

絵になりますね〜

9/9 12:22

朝よりも色鮮やかに感じました。縦走の満足感がそうさせるのかな？

9/9 12:24

まだ花を撮ってます。このルートはホンマに花の宝庫です。

9/9 12:25

種池山荘の先の池塘にも寄り道してしまいました。

9/9 12:33

十分満足したので下山開始します。

9/9 12:43

下りも花に癒されながら。

9/9 13:20

扇沢の駅と駐車場が見えてきました。もう下界の空気です。

9/9 13:20

針ノ木、スバリもそろそろ見納めです。

9/9 13:27

初めて明るい時間にケルンを通過。土曜なので登って来られる方も多かったです。

9/9 13:55

登山口に帰ってきました。まるで植物園かのようだった山歩きもこれで終了。

9/9 14:05

マイカーはこのスノーシェッド抜けた先のスペースにあるので5分ほど下ります。
週末くる場合は早めに着いたほうがいいですね。

撮影機器：

E-PL2 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル 防寒着 雨具 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 ツェルト カメラ

備考

登り始めのケルンから下山までTシャツ1枚で歩けました。

感想

sanara

2週間前に爺ヶ岳から針ノ木まで歩いた時に見た鹿島槍がカッコよかったので寒くなる前に登ることにしました。都合で泊まりはできないので最短ルートの扇沢からピストンで日帰りしました。
先日すでに秋の風が吹いてたので秋山の様相かなと思ってましたが気温も高くてまだまだ夏山でした。ところどころ黄化した葉やナナカマドの赤い実など秋っぽさもありましたが、高山植物も元気に咲いてて夏の雰囲気を楽しめました。

柏原新道と爺ヶ岳まではこないだも歩いてますが、鹿島槍へのルート上も至る所で花を楽しめる植物園のような感じでした。ルート自体もそれほど厳しくなく、眺望にも優れた名ルートだと思います。山頂からの展望もいいので人気の理由が分かりました。
人が少ない静かな山行を楽しみたいなら針ノ木への縦走路がいいですね。

まとまった休みが取って五竜、唐松へ縦走したくなりました。その時は冷池のテン場で劔を眺めてゆっくりします。