鳳凰三山トレラン 夜叉神からピストン な、長ぇぇ〜

2017年09月09日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,491m
• 下り: 2,102m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:49

6:41 夜叉神峠登山口
7:11 7:11 夜叉神峠
7:17 7:17 夜叉神峠小屋
7:58 7:58 杖立峠
8:22 8:22 火事場跡
8:46 8:46 苺平
9:02 9:20 南御室小屋
9:55 9:55 砂払岳
9:57 9:57 薬師岳小屋
10:04 10:06 薬師岳
10:20 10:22 鳳凰山
10:40 10:41 鳳凰小屋分岐
11:04 11:05 アカヌケ沢の頭
11:13 11:42 地蔵ヶ岳
11:49 11:50 アカヌケ沢の頭
12:13 12:14 鳳凰小屋分岐
12:29 12:29 鳳凰山
12:48 12:49 薬師岳
12:53 13:14 薬師岳小屋
13:18 13:19 砂払岳
13:41 13:46 南御室小屋
14:08 14:09 苺平
14:23 14:23 火事場跡
14:40 14:43 杖立峠
15:05 15:09 夜叉神峠小屋
15:10 15:30 夜叉神登山口
15:30 ゴール地点

GPS夜叉神小屋（残り2km地点）で電池切れ

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

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夜叉神峠には何度も着ていますが、20分で登ったのは初めてじゃ。

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2時間半くらいで南御室小屋に到着。

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ここは南アルプス天然水が湧く水豊かな場所

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こんこんと清水が湧いています

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水場の周りには、多くの花が咲いていました

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南御室から薬師岳小屋を過ぎ、しばらく登るとやっと稜線にでます。

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やっと出た先は砂払岳。すばらしい稜線の高度感に誰しも高揚しますね

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ここからは極上のトレラン白砂区間。高度2600m以上なのですぐ息があがりますけどね。

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今日はガスが出ていたので、南アルプスの秀峰も隠れては顔を出し、を繰り返します

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北岳。雪渓とバットレスは終始よく見えていました。

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薬師岳から観音岳までは勾配もゆるやかでトレラン可能区間多し。

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観音岳から地蔵岳は急峻の登り返しの連続です。ちなみに鳳凰三山の最高峰はここ、観音岳。2800級です。

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そして特徴的な地蔵岳の山頂、手をあわせて拝んでいるオベリスクの巨岩が見えました！

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地蔵岳が見えてからの登りが長いこと長いこと。このあと巨岩の直下にはりつきます。

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地蔵岳が見えてからの登りが長いこと長いこと。このあと巨岩の直下にはりつきます。

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オベリスクの裏に回りこむと、人一人も通れそうにない細い隙間あり。

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ここをかいくぐると、巨岩の間に出ます

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眼下の愚民どもを睥睨。くっ・・・民よw

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地蔵がたくさんおわすます、賽の河原でしばし休憩。

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山頂を辞去することしばし、ガスがはれ雲海から突き出るオベリスク

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帰路も絶景の稜線トレランが続きますが、足の閉店時刻が迫ってきました。

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…以上の写真は、すべて「やらせ」で走って撮影させていただきました。現実は歩きです。

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薬師岳小屋、なんと2週間前に新装オープンらしいです。

9/9 22:09

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木の香りがあたらしい、素敵なたたずまい。こりゃーチビ太といかねば！

感想

osamuel

フルマラソンの30kmの壁対策には、ロングのトレランによる着地衝撃で半ば強制的に体を慣らさとよい<del>という説を鵜呑みにして</del>ということでまとまった時間の唯一取れる昨日ロングトレランしてきました。

目指すは、トレランが盛んとも聞いたことのある鳳凰三山。一番メジャーなのは青木鉱泉からの周回コースですが、今回はどうしても上記の目的があったのでダメージがありそうな夜叉神峠からのロングコースを選択。登山だと往復タイム15時間越えですw

鳳凰山には、あの道鏡に皇位を簒奪されかけた、女帝孝謙天皇にまつわるこんな言い伝えがあるそうです。

七五八年五月、法皇となられた孝謙天皇が、 遥か東国東国の早川の上流奈良田 （「奈良」を偲んで「奈良田」）に遷居された。天平八年南都に還幸して重祚されたが、それまで七年間奈良田に滞在された。法皇及びその従者は奈良田滞留中に芦安から北の山に登られた。 即ち 現在 の鳳凰山であって、それは法皇山から来たものである。そして今も残っている北御室、南御室、御座石などの 名は、その当時の名残りだと伝え られ て いる。
深田 久弥. 日本百名山（新潮文庫）

一説によると、奈良田だけ甲州方言ではなく、上方奈良のアクセントが微妙に残っているらしい。

夜叉神からの往復は、獲得標高2300m、距離25kmのメガ盛です。このコースの特徴はとにかく長く、細かいアップダウンが連続、そして走れる区間が長い。そしてコースの白眉は薬師岳から始まる稜線。南アルプスのど真ん中、2700mの空中を走る快感はなににも代えがたく、特に薬師岳〜観音岳の稜線は今まで行った稜線の中でももっともご機嫌な部類のひとつです。
すっかり筋肉が破壊されてしまいましたが、よい練習になりました。

出発時刻／高度： 06:41 / 1368m
到着時刻／高度： 15:09 / 1777m
合計時間： 8時間28分
合計距離： 23.62km
最高点の標高： 2809m
最低点の標高： 1358m
累積標高（上り）： 2306m
累積標高（下り）： 1894m