【御嶽山】摩利支天 〜熊にも、ヘリにも!〜
- GPS
- 09:25
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,368m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 9:25
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは🅿→御岳ブルーライン→県道20を通りましたが、こちらの方が走り易いです。 黒沢口ルート(6合目)駐車場(無料)休日でも駐車台数には十分余裕があります。 黒沢口ルート(7合目)までは御岳ロープーウェイ(往復2,600円)を使って ショートカットをすることも出来ます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒沢口ルート(6合目)中の湯登山口にトイレ・登山ポストあり。 このルート上での営業中の山小屋は、 7合目・行場山荘 (2135m) 8合目・女人堂 (2463m) 9合目・石室山荘 (2822m) 岐阜側・五の池小屋 (2800m) 各山小屋にトイレ・宿泊施設・食事・売店あり ちからもち/ぜんざい等の名物料理もありますょ! 八合目(女人堂)ー三ノ池ルートは現在通行できますが 渡渉箇所が大小2箇所、崩落箇所が1箇所あります。 気をつけて通行すれば当日は特に危険は無かったです。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉は、帰りの道沿いの『ホテル木曽温泉』に寄りました。 少し離れてますが『せせらぎの四季』もオススメ |
写真
感想
今回は私にとって2度目の御嶽山へ連れて行ってもらいました。
登り始めは木の階段となっており、登りやすい上に高度も稼げました。
ただ朝の小雨で、少し滑りやすくなっていたので 雨の日は注意です⚠
道中に見付けた熊よけの鐘を叩き、軽快に歩いていたその数分後、リーダーの「熊の鳴き声がする」の一言に凍りつきます…
立ち止まり耳を澄ませると、すぐ後ろの茂みからガサガサという物音と「グォオォオ!!グォオォオ!!」という鳴き声が何度も聞こえてきました。
明らかにクマが威嚇している!!! 静かに急いでその場を去りました。
姿は見えなかったものの、あまりに近くで唸り声が聞こえたことが ひたすら怖く、何度も後ろを振り返りながら進みました。
しばらく登り 石室山荘で休憩していると、ちょうどヘリが物資を届けにやってきました。
危ないため山小屋の中から見ることになりましたが、世界で一番 山岳救助ヘリが好きな私は大興奮。(笑)
しかもパイロットの方がこっちに向かって手を振ってくれたとなると、もう 夢のよう…✨
県警ではなかったので気になって後日調べたところ、『岳』に登場する牧さんのモデルになったといわれる篠原さんの勤めていた、東邦航空のものでした。
あの時のパイロットさんは 青木のモデルになった人かもしれない…とか考えるだけで幸せです😚
YouTubeにあげましたので、分かりづらいですがぜひ見てください!!
最後に…
まだ立ち入りは禁止されていますが、ボロボロになった頂上山荘やニノ池を見て まるで3年前から時間が止まっているかのような、そんな気持ちになりました。
あの日どんな気持ちでこの道をかけ、山荘に逃げ込んだのだろうと考えていると 思わず涙がこぼれました。
しかし新しい緑が芽生え、少しずつ山荘の修復作業も進んでいました。
今回の登山で 山の厳しさと雄大さ、命の重さと強さを感じることができました。
王滝口登山道を登った翌週に御嶽山が噴火しました。
あれから3年…
ようやく噴火警戒レベルが『1』に引き下げられました。
現在も二ノ池より上部は立ち入り禁止になっており、まだまだ噴火の爪跡が多く残っています。
しかし新しい緑も育ち 復興に向けた作業も行われていました。
今回は中の湯〜二ノ池経由で摩利支天を目指し、下山は三ノ池方面から女人堂に合流するルートをとりましたが 思った以上に体力を要し そして多くの感情が入り交じった山行となりました。
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