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Yamareco

記録ID: 1255411
全員に公開
沢登り
蔵王・面白山・船形山

船形山大倉川・笹木沢

2017年09月09日(土) 〜 2017年09月10日(日)
 - 拍手
mogu その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
29:22
距離
16.2km
登り
1,145m
下り
1,131m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9日観音寺登山口10:00〜栗畑10:35〜沢下降点11:30/11:55〜大倉川出会14:35〜ゴルジュ16:05〜(トラバース)〜笹木沢出会16:25〜テン場17:10
10日テン場6:40〜鎧滝下9:10/9:45〜鎧滝上10:40〜H980二俣12:55〜(右沢)〜登山道14:15/14:20〜栗畑14:30〜観音寺登山口15:10
天候 両日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
9日山形駅からレンタカーで柳沢小屋先の登山口
10日往路を戻る
コース状況/
危険箇所等
※下降点までは藪漕ぎになりますが左側を目指して下りて行くと沢型が出てくる
※大倉川出会い手前で左岸の尾根を乗り越して大倉川に下りた(急斜面です)
※笹木沢までは大倉川のゴルジュ手前で右岸を上りトラバースして笹木沢に下りられる。
その他周辺情報 ※登山口までの林道状態は良い、車は20台くらい駐められる
※途中の柳沢小屋にトイレと水場有り
※日帰り温泉 天童温泉ゆぴか(\300)
9日
10時観音寺コース登山口から出発
2017年09月09日 10:05撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 10:05
9日
10時観音寺コース登山口から出発
綺麗なブナ林の中を緩やかに登っていく
2017年09月09日 10:25撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 10:25
綺麗なブナ林の中を緩やかに登っていく
栗畑の分岐
2017年09月09日 10:36撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 10:36
栗畑の分岐
楠峰手前の登山道から下降点目指して藪に突入
2017年09月09日 11:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 11:26
楠峰手前の登山道から下降点目指して藪に突入
沢型が出てきました
2017年09月09日 12:09撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 12:09
沢型が出てきました
金吹沢を下降する
2017年09月09日 12:22撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 12:22
金吹沢を下降する
大倉沢手前で滝が出てきた
2017年09月09日 14:40撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 14:40
大倉沢手前で滝が出てきた
左岸の小尾根を乗越大倉沢に下りる
2017年09月09日 14:42撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 14:42
左岸の小尾根を乗越大倉沢に下りる
大倉沢を下降していきます
2017年09月09日 14:55撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 14:55
大倉沢を下降していきます
こんな残骸があった
2017年09月09日 15:10撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 15:10
こんな残骸があった
大倉沢のゴルジュ、右から巻いてトラバースして
2017年09月09日 16:08撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 16:08
大倉沢のゴルジュ、右から巻いてトラバースして
笹木沢に下ります
2017年09月09日 16:31撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 16:31
笹木沢に下ります
笹木沢遡行、倒木に覆われた滝は右を登る
2017年09月09日 16:39撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/9 16:39
笹木沢遡行、倒木に覆われた滝は右を登る
ナメです(写真TUさん)
2017年09月09日 16:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:39
ナメです(写真TUさん)
深い釜を持った小滝、トラロープがあった(写真TUさん)
2017年09月09日 16:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:48
深い釜を持った小滝、トラロープがあった(写真TUさん)
ナメ滝
2017年09月09日 16:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:53
ナメ滝
ブナ林の中ナメが続く、このあたりから焚き火の煙が漂ってきた
2017年09月09日 16:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:53
ブナ林の中ナメが続く、このあたりから焚き火の煙が漂ってきた
あ〜あ、予定していたビバーグ地には概に先行者が・・・(写真TUさん)
2017年09月09日 17:03撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 17:03
あ〜あ、予定していたビバーグ地には概に先行者が・・・(写真TUさん)
明日雨が降らない事が判っていたので、沢ギリギリの場所になんとか4人寝られる場所を確保できました。(写真TUさん)
2017年09月09日 17:47撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 17:47
明日雨が降らない事が判っていたので、沢ギリギリの場所になんとか4人寝られる場所を確保できました。(写真TUさん)
10日
6時40分出発、今日もお天気が良い
2017年09月10日 06:38撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 6:38
10日
6時40分出発、今日もお天気が良い
右側を登る(写真TUさん)
2017年09月10日 06:51撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 6:51
右側を登る(写真TUさん)
ナメ滝
2017年09月10日 07:04撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 7:04
ナメ滝
釣り師松井さんが大物を釣り上げる(写真TUさん)
2017年09月10日 07:22撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 7:22
釣り師松井さんが大物を釣り上げる(写真TUさん)
2017年09月10日 07:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 7:29
7m滝は左から高巻いて
2017年09月10日 07:35撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 7:35
7m滝は左から高巻いて
この滝は3人左から高巻く(写真TUさん)
2017年09月10日 08:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 8:09
この滝は3人左から高巻く(写真TUさん)
石井さんはトライ(写真TUさん)
2017年09月10日 08:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 8:17
石井さんはトライ(写真TUさん)
プチV字谷を越えると
2017年09月10日 08:31撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 8:31
プチV字谷を越えると
7mの滝、ここは濡れたくないと言うので高巻くが大高巻きになってしまった(写真TUさん)
2017年09月10日 08:34撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/10 8:34
7mの滝、ここは濡れたくないと言うので高巻くが大高巻きになってしまった(写真TUさん)
下りたところが鎧滝の下でした〜(写真TUさん)
2017年09月10日 09:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:18
下りたところが鎧滝の下でした〜(写真TUさん)
先行している2パーテー(7人)がいたので下で待つことに、先行者が2段目に上ったので私達も出発。下段の釜をへつります(写真TUさん)
2017年09月10日 09:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:45
先行している2パーテー(7人)がいたので下で待つことに、先行者が2段目に上ったので私達も出発。下段の釜をへつります(写真TUさん)
先行パーティーが中段まで登ったので私達も下段まで登る(写真TUさん)
2017年09月10日 09:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 9:48
先行パーティーが中段まで登ったので私達も下段まで登る(写真TUさん)
先行パーティーが登っている(写真TUさん)
2017年09月10日 09:57撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:57
先行パーティーが登っている(写真TUさん)
鎧滝上から高度感有ります(写真TUさん)
2017年09月10日 10:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 10:29
鎧滝上から高度感有ります(写真TUさん)
2017年09月10日 10:40撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 10:40
鎧滝上に有る滝は左から簡単に登れた(写真TUさん)
2017年09月10日 10:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 10:59
鎧滝上に有る滝は左から簡単に登れた(写真TUさん)
ナメが続く
2017年09月10日 11:03撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 11:03
ナメが続く
小滝
2017年09月10日 11:17撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 11:17
小滝
まだまだ滝が続く(写真TUさん)
2017年09月10日 11:32撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/10 11:32
まだまだ滝が続く(写真TUさん)
ナメが綺麗
2017年09月10日 11:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 11:34
ナメが綺麗
ブナの森の中で休憩中(写真TUさん)
2017年09月10日 11:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 11:56
ブナの森の中で休憩中(写真TUさん)
まだまだ小難しい滝も有ります(写真TUさん)
2017年09月10日 13:00撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 13:00
まだまだ小難しい滝も有ります(写真TUさん)
奥の二俣
2017年09月10日 13:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 13:26
奥の二俣
沢型を忠実に詰めて行くと
2017年09月10日 13:40撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 13:40
沢型を忠実に詰めて行くと
藪漕ぎ無しで登山道に出た〜
2017年09月10日 14:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 14:09
藪漕ぎ無しで登山道に出た〜
下山に寄った山の王
2017年09月10日 14:55撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 14:55
下山に寄った山の王
駐車場に到着〜なんとここで芋煮会やってました
2017年09月10日 14:59撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/10 14:59
駐車場に到着〜なんとここで芋煮会やってました

感想

久し振りにさわねでの山行は船形連峰の中にあって、明るく美しい沢として知られている笹木沢。8月に沢登りが出来なくて泊まりの沢は3ヶ月振りなので歩けるかちょっと心配である。計画・コースは2014年さわねで登っているルートを参考にした。
9日
集合は山形駅、夜行バスで来る2人と私は前泊もう1人はこの後東北を回る予定なので車で来る。レンタカーを借りましたが営業時間がが8時からなので入渓時間が遅くなるのは仕方ない、車で来るメンバーと途中で合流し柳沢小屋の所でトイレ休憩をして観音寺登山口に向かう。登山口には概に10台くらい止まっていた、登山者だと良いんだけど・・・

登山口からブナ林の登山道を登って栗畑分岐を過ぎ、仙台カゴのピークを巻いて楠峰手前から金吹沢下降点に向けて笹藪に突入。鞍部から左に下りて行き源頭に出た、久し振りの沢下降なので慎重に下りて行く。沢自体は大きな滝も無く下りやすいがH750m付近で6mの滝が出てきた。初めはこの滝が大倉沢出合の滝だとは思わずに右岸を巻くつもりで下りたが、その下にも滝が続いていて下が見えないのでいったん戻ってさわねの記録通り左の小尾根を越して大倉沢に下りた。下りた大倉沢と金吹沢の出会いにも滝があったが左岸から簡単に下りられる。大倉沢に入ると平坦な河原歩きになり途中に鉄橋の残骸があったがなんでこんな所にあるのか不思議だ。

下って行くと次のポイントでさわねの記録にもあったゴルジュに突き当たる、ここも記録通り右岸を50mほど登り平坦になったらトラバースして笹木沢に下りた。時間も16時をすぎていたのでさわねの記録に載っていたH650付近のテン場適地を探しながら歩いていくと、沢の中から焚き火の煙が漂ってきて先行者がいることが判って不安が的中。3人バーテーで聞くともう1パーティー4人が先に行ったと教えてもらう、時間も遅いし皆疲れていたのでH700m付近の河原にかろうじて4人寝る場所を整地して露営地としました。沢ギリギリの場所だが明日も天気が良い予報でなので雨の心配が無いのでよかった。

10日
あまり眠れずに夜が明け5時に起床朝食を食べて出発、直ぐに3mの滝があったが左から登ると上部からナメが続く。しばらくナメと小滝が続き天気も良く気持ち良く遡行する、途中で4人パーティーが露営しているところを通りすぎる。登れる滝がほとんどですが登れない滝も左岸を巻いたり懸垂したりして進み、鎧滝手前にある7m滝を巻いたら大高巻きになり下りたところが鎧滝の下だった。ここで後続のグループと一緒になり先頭の3人パーテーが取り付いていた、次の4人パーティーも先に登って貰ったので50分近く待つことになる。鎧滝は大きく3段になっていて、先のグループが2段目まで登るのを待って私達も鎧滝に取り付きます。石井さんリードで一気に滝上まで登りフィクスロープをしてタイブロックで登る。2段目までは何とか登るが3段目はホールドが乏しく冷や汗をかきながら慎重に足を運んで滝上に出た。

滝上の9mナメ滝は左から登り、この後も滝とナメが交互に続きH1000付近の二俣は右沢に入る。ここからは水流の多い方を選択しながら進んでいき藪漕ぎ無しで仙台カゴの西側登山道にあっさりと出られて拍子抜けした。そのまま登山道を歩いて駐車場に戻ると地元の人達が芋煮会をしていたのには驚いた、さらに登山者を迎えに来たのかマイクロバスや貸し切りタクシーが登ってきていて船形山も人気の山なのですね。

今回遡行した笹木沢は天気に恵まれたこともあり、滝とナメが綺麗な明るい渓相で上部はブナの森が広がっていて人気のあるのがよく分かる。それにしても久し振りの泊装備での遡行は疲れました〜それでもやっぱり沢は良いな。

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